『CASANOVA』感想。
 初日の帰り道で書いたメモより。
 基本箇条書き、順不同(思いついたまま)、まとまりなし。


 おー、歌のミュージカルだあ。
 歌がいっぱい。
 というか。
 歌多いな。長いな。

 長い歌の場面が終わりました、さあ次は物語パートがスタート……しない、また歌かーー!! 物語は? 物語はどこ?
 物語少ないなヲイ。

 みりお様は歌ウマだからイイ。
 美しい上に歌ウマってすごい。タカラヅカすごい。
 歌ばっかでも、長くても、うまいからいいのか。きれいだからいいのか。

 とはいえ、ちなっちゃんの歌は長かった。3回くらい、「ここで終わりだな」と拍手の準備して、その都度「まだ歌うんかい!」となった。
 ちなっちゃんが妖しい美女で歌ウマで、たっぷり聴かせてくれるのはうれしいんだが、予想の3倍は長かった(笑)。

 カレーくんが歌えたらなあ……。
 歌メインの作品になると、ただもう「歌えない」だけで弱点になってしまう。
 カレーくんの役はたぶん、歌ウマさんが演じていたら、すごくおいしい役だろうな。ショーヴラン系だから。
 真の悪人のいない舞台での、悪い役。この人がいないと主人公は自由自在に好き勝手やって、ただでさえ乏しい起承転結がさらに平坦になる。
 ストーリーがなくても気にすんな、キャラ物だからキャラクタに見せ場があれば良し、という作りである以上、悪役はどーんと「黒いですよ!」と見せ場を盛り上げてくれないと。
 あきらとのデュエット場面とか、この歌、本当はもっとかっこいいんだろうな、と想像した。
 ……あきらもなあ、歌はなあ。

 でも、カレーくんもあきらも、彼ら比では歌うまくなってる!

 でもってカレーくんは納得の美貌。華があるってこういうことさ!と、苦手分野はさておき華やいでる。
 てゆーかカレーくんとちなっちゃんカップルいい。このふたりがすれちがうのわかる、共通言語なさそう(笑)。でも、想い合ってるのもわかる、言語以外のとこでかみ合うんだろう(笑)。

 あきらもいい役でよかった……言うなればパリス伯爵だけど、ちゃんと男前だもん。じゅりあ様が一目惚れしてくれるくらいの!


 仙名さんがかわいい。
 めっちゃかわいい。
 ポスター詐欺(笑)。
 もっとセクシーなのかと思った。

 仙名さんが活き活きしているのを観て、切なくなった。
 わたしが彼女に求めたものは、彼女の魅力とは別のところにあったのかなあ、とか。
 まあそれはまたいずれ。
 とにかく今は、仙名さんがかわいい。

 べーちゃんがかわいい。
 大人で気品があって、でも姫君ではなく侍女で。
 庶民タイプと言われたべーちゃんが、今はこんなに品のあるお姉さんになって、誠実さがにじみ出ていて愛しい。
 マイティとのラブいシーン観たかったなあ。

 じゅりあ様が美しい。
 つか、いっくんじゅりあ様好きだよね、ドリーム持ってるよね、そのへん期待してたよ、美しくてハッピーエンドのじゅりあ様をありがとう。

 華ちゃんかわいい、モブでもかわいい。……あれ、モブじゃなくて役あるのか。見せ場ないな、もったいない。
 でもとにかくかわいい。


 モブにすごく好みの男前がいる……え、あれ聖乃くん? あんな顔だった? ニヒルな笑いがツボ。

 モジャモジャでも男前なマイティすごいな。この調子で出ずっぱりなの? ずっとみりお様と一緒なの? ……と思ったら後半あんま出て来なかったような?


 ……って、人の感想だけ書き殴ってあったんだけど、どの人を取ってもかっこいい、かわいい、美しいしか書いてない。ナニこのアタマ悪い感想メモ。

 でもそれって、すごく幸せなことじゃないかい?
 タカラヅカを観た感想が、どの人を観てもどの場面を観ても、ひたすら「かっこいい、かわいい、美しい」って……。

 良い「タカラヅカ」だね、『CASANOVA』。

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