2019年2月18日 花組 舞空瞳 組替え発表
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組替えについて
2019/02/18
このたび、下記の通り、組替えを決定しましたのでお知らせいたします。   
花組
舞空 瞳・・・2019年4月29日付で星組へ組替え
※2019年7月12日からの星組宝塚大劇場公演『GOD OF STARS-食聖-』『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』から星組生として出演する予定です。

 や、純粋にびっくりしました。
 このタイミングの組替え発表。
 ちなっちゃんの組替えが発表になって間もないじゃん。
 組替えってのは各組のバランスを変化させるために行うわけだから、多くの場合いろんな組の複数の人たちの異動が一度に発表される。
 単独でぽつんと発表される人は、そういう「全体構想」からはずれた、「独立した目的があっての異動」なんだろう。どういう理由か、劇団が正式におしえてくれることはまずないけど。

 星組といえば、つい先日トップコンビの退団発表があったばかりだ。
 単独で路線娘役が席の空く組へ異動するってのはつまり、そういうことだろう。
 次期トップ娘役が、1作前に組替え。現トップコンビのサヨナラ公演には、組子として出演する。
 よくあるパターンだ。
 ぱっと思い返すだけでも、みゆちゃんも真彩ちゃんもこのパターンだ。他の組はみんな生え抜きの組子がトップ娘役になっているし、トップコンビ同時退団でトップ娘役の組替え就任の例で思い出すのが雪組になるのは必定。
 組替え就任の場合の最近のお約束みたいなもんなのに、発表のタイミングだけが異例。

 みゆちゃん真彩ちゃん……と考えて。
 どうしてこのタイミングでの発表かわかった。
 なるほど、ちなっちゃんと一緒には、発表できないわ、たしかに。

 ちなっちゃんの組替え発表は、1月11日の花組次期トップ娘役発表と同時だ。花組新体制の発表であると同時に、1月29日に控える月組2番手みやるりの退団発表より前に、公表する必要があったんだろう。
 そして、このときにひっとん組替えは発表できなかった。星組ムラ公演が終わり、現トップコンビが退団発表をしたあとでなければ、組替えがあることを公表できない。
 直近の例から、学習したんだな、劇団。

 直近の同事例。
 「そろそろ退団が見えてきたな」とヅカファンなら大抵予想しているトップコンビと、「準備万端、いつでもトップになれます」という実力と人気のある2番手のいる組に、「現2番手と相性ばっちり、次のトップコンビになります!」と言わんばかりの路線娘役が組替えで来たら、どうなるか。
 ああ、トップコンビは次で退団するんだな。……丸わかりです。
 丸わかりだと、どうなるか。
 いくら「そろそろだな」と思っていたって、ご贔屓の退団は来て欲しくない、そんな現実認めたくない、それがファン心理。
 そこにあからさまに「次でサヨナラ、劇団は次の時代の準備に入ってます」とやられたら、ファンは傷つく。
 傷ついたトップファンが、次期コンビを認めず、攻撃しはじめる。
 理屈ではなく、感情の問題だから、どうしようもない。
 真彩ちゃん組替えが発表になった途端の、次期叩きスタートは熾烈を極めた。

 100年間タカラヅカは代替わりすることで続いてきたのだから、いつもと同じことをやっているだけ、なんだろうけど、今は時代がチガウ。
 トイレの落書きしか吐き出す場がなかった時代と同じように無神経に発表するのは、自殺行為やわ。
 今までと同じじゃダメだ、と劇団は学習したんだ。

 それで、発表の順番に気を使い出した。
 ちなっちゃんの組替えを教えて、次にみやるり退団教えて、紅さんとキサキちゃんの退団発表してから、ひっとん組替え発表して。
 順番間違えたら、今以上にファン心理が荒ぶる。


 そーゆーことか、そりゃそーだよなあ、と納得はしたものの、やっぱり突然の組替え発表は驚くわ。
 公演中やん。新公前やん。

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