2019年2月8日 宝塚花組『CASANOVA』初日
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 お楽しみの『CASANOVA』初日観劇。

 ポスターがすっごく小粋で、わくわくしてました。
 みりお様が美しくて、仙名さんがコケティッシュで。
 生田せんせの新作! オリジナル! まさかの大劇場一本モノ! いっくんファンなので、それだけでもうれしい。
 題材もカサノヴァ! 稀代の色男役とは、美形のみりお様に相応しい。

 わたしにとっての「カサノヴァ」は、トド様のひとり芝居。プレイボーイのペテン師の生涯をトド様ひとりで演じきったヤツ。
 トド様はすごかったけど、ぶっちゃけ作品はキライだった。や、太田せんせと気が合わなくてな。彼の作品は大体苦手。
 もっと面白く出来る題材なのに、なんでこんなことになってんだ、と歯がみした。

 シメさんの卒業公演だった『カサノヴァ・夢のかたみ』(イケコ作)は、記憶がほとんどない。観ることは観たんだけどな。おぼえていることは「え、こんな作品で退団なの?」って不満に思った、自分の感想のみ。
 わたしと連れは当時星組をシメさん目当てで観ていたので、「シメさんの卒業作品ならば、ものすごく素晴らしい名作であるはず!」と観る前からめっちゃハードル上げまくっていた。ヅカ初心者だったので、「トップスターの退団公演=劇団が力を入れまくる、超感動名作」だと思い込んでいたこともあり。
 「え、こんなん?」って、拍子抜けした……うーむ、ヅカヲタとして一段ステップアップした公演だな。
(一般的に、トップ退団公演は駄作が多いとされています。ファンは感動作や名作を求めるよりも、そのスターとの別れを惜しむことを第一にするので。制作意図が通常とは違う)

 シメさんのカサノヴァ……どんな話だったんだろう。あやかちゃんのドレスがきれいだったことと、マリコさんの役が面白かったことしか覚えてない……。


 だから、いっくんのカサノヴァに期待。
 太田せんせのは好きじゃなかったし、イケコのはおぼえてない……まあたぶん、好みではなかったんだろう。
 いっくんの作品は性に合うというか、大抵楽しめるからなー。

 あ、そーいやロビーのサイン会が開催されてなかった。

 大劇場初日って、ロビーが演出家のサイン&撮影会会場になってるよね?

 特にいっくんは、サインや写真撮影を求める人ですげー大行列になってロビー大混雑、「あの人数、開演までに全員サインもらえるのかしら……」とエスカレーターに乗りながら心配するのが常、じゃなかったっけ?
 今回はそういう騒ぎがなかった。
 時間の関係かな。もっと早くに入れば、サイン会やってたとか? 開演5分前くらいに入ったから、サイン会は終了したあとだったのかも。

 それともあれは雪組だったからか?
 『伯爵令嬢』『ドン・ジュアン』で雪組ファンのハートを鷲掴みにしていたから、『ひかりふる路』ではファンが押し寄せた?

 ……『ラスト・タイクーン』の花組だったら、たしかにまあ、それほどファンは喜ばないか……。
(いっくんスキーだけど、『ラスト・タイクーン』は駄作だと思う……ただ、だいもんファンには楽しい作品だった・笑)


 てな前振りで、感想自体は他日欄へ。

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