ナイルの流れのように絶え間なく押し寄せて。@2016年公演ラインアップ発表
2015年6月16日 タカラヅカ ちょ……っ。
マジか……!
噂はあったし、タカラヅカに向いている題材だとは思う。ちぎくんは剣心のイメージに合う。
が。
ツッコミたいことがあり過ぎる……(笑)。
『るろ剣』は大昔、ジャンプ連載時にリアルタイムで読んでました。
……90年代か……マジ大昔だな……。
ゆえに、いろいろ思うことがある。
第一に。何故、イケコ?!
人間、向き不向きがあるだろう。イケコと少年ジャンプはそぐわない……。興味ナイ・向いてない題材を、重鎮年配者に無理にやらせんでも、いくらでも興味ありそう・向いているキャリアそれなりの若めの演出家がいるのに……。
大作だからイケコなんだろうな。
クリエイティブな観点からではなく、経営者視点で。
「大きな仕事は、いちばんエライ人にさせるべき」……「エライ人=賞取り実績のある、功績のわかりやすい人」。
植爺ではなくイケコ、というところに、劇団にも時間は流れ、権威は移り変わっているのだなあ、と感慨深いっすが……しかし、イケコか……。
そして、『るろ剣』というと、ヅカをよく知らない人にも「『るろ剣』のアニメってたしか、タカラヅカの人よね」と言われるつらさを思い出す。ある意味黒歴史っちゅーか……。
なんで涼風さんが突然アニメ声優やってたのか、当時もうアニヲタ卒業していたわたしには、そのへんの事情はまったくわかりません。
ただ、アゴが落ちるくらいヘタだったので、原作ファン・アニメファンに申し訳なくて申し訳なくて、実際原作ファンに責められたし、いろんなところで「声優がヘタ」とフルボッコだったし、うああ、今追い出してもアタマ抱える……。
現役時代の涼風さんは素晴らしいスターだったと思うけれど、ただシンプルに、声優初仕事は「主役をやっていい実力はなかった」と思います。
ということで、テレビアニメは見てません。涼風さんでなくても、声優がへたっぴだと見られないの。最近では『ノブナガン』の主人公がヘタ過ぎて無理、と作品には惹かれたけれど泣く泣く離脱、『電波教師』の主人公の妹役がヘタ過ぎて2話で脱落した。
大人の事情で使わなきゃならんヘタな人は、台詞の少ない脇役でお願いします……主役はヘタでなくなってからにしてください、たのんます。
ってこれは、声優だけの話じゃないけど。
涼風さんはそののちうまくなったみたいで、ずいぶんあとから見たアニメ『ブラック・ジャック』でふつーに声優さんっぽくやってたんで、『るろ剣』も「また見てみるかー」という気になった。
うん、ふつーは経験積めばうまくなるんだから、うまくなってから主役はやるべきだよなー……すべてのジャンルに思う。
てなことはともかく、第二に。
もう日本物ヤダーー!!
雪組日本物多すぎだろ。それならなんでバウを日本物にしたんだ。
博多座が日本物で本公演が日本物でバウが日本物で、次の本公演も日本物って。ヘタすりゃ1年間日本物しかしない組子もいるわけだ……ひどい。
しかもブーツ履いてファンタスティックな飛鳥モノでも、豪華絢爛平安絵巻でもなく、地味なちょんまげ物ばかり1年間連続っすよ。
なんでここまで偏らせるんだろう。
日本物続きではなく、他の組のようにずーーーーっと洋物だけやっている組で、ひさしぶりの日本物なら、受け取り方も違ったのに。
せっかくの大作でメディアミックスで祭りで、わくわくなのに、「またか……(がっかり)」感がつきまとうのを、残念に思う。
てなことは置いておいて。
新作はうれしい。未知はうれしい。まだ見ぬモノを楽しみにできる、そのことがうれしい。
2016年 公演ラインアップ【宝塚大劇場・東京宝塚劇場】<2016年2月~5月・雪組公演『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』>
2015/06/16
6月16日(火)、2016年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、宝塚大劇場・東京宝塚劇場公演の上演作品が決定いたしましたのでお知らせいたします。
雪組
■主演・・・早霧 せいな、咲妃 みゆ
ミュージカル
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』
~原作 和月伸宏「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」(集英社ジャンプ・コミックス刊)~
脚本・演出/小池修一郎
和月伸宏氏原作の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」は、1994年4月に週刊少年ジャンプにて連載開始後、シリーズ売上累計5900万部を超える大ヒットコミックで、アニメや実写映画も次々と大ヒットを重ね、今や世代を超えて多くの人に愛される作品です。宝塚歌劇が、小池修一郎脚本・演出により、この作品の初のミュージカル化に挑みます。
幕末に伝説の人斬りとして恐れられ、明治維新後は“不殺”を誓った剣客・緋村剣心を主人公に、個性的な登場人物達により繰り広げられる歴史活劇をお楽しみください。
マジか……!
噂はあったし、タカラヅカに向いている題材だとは思う。ちぎくんは剣心のイメージに合う。
が。
ツッコミたいことがあり過ぎる……(笑)。
『るろ剣』は大昔、ジャンプ連載時にリアルタイムで読んでました。
……90年代か……マジ大昔だな……。
ゆえに、いろいろ思うことがある。
第一に。何故、イケコ?!
人間、向き不向きがあるだろう。イケコと少年ジャンプはそぐわない……。興味ナイ・向いてない題材を、重鎮年配者に無理にやらせんでも、いくらでも興味ありそう・向いているキャリアそれなりの若めの演出家がいるのに……。
大作だからイケコなんだろうな。
クリエイティブな観点からではなく、経営者視点で。
「大きな仕事は、いちばんエライ人にさせるべき」……「エライ人=賞取り実績のある、功績のわかりやすい人」。
植爺ではなくイケコ、というところに、劇団にも時間は流れ、権威は移り変わっているのだなあ、と感慨深いっすが……しかし、イケコか……。
そして、『るろ剣』というと、ヅカをよく知らない人にも「『るろ剣』のアニメってたしか、タカラヅカの人よね」と言われるつらさを思い出す。ある意味黒歴史っちゅーか……。
なんで涼風さんが突然アニメ声優やってたのか、当時もうアニヲタ卒業していたわたしには、そのへんの事情はまったくわかりません。
ただ、アゴが落ちるくらいヘタだったので、原作ファン・アニメファンに申し訳なくて申し訳なくて、実際原作ファンに責められたし、いろんなところで「声優がヘタ」とフルボッコだったし、うああ、今追い出してもアタマ抱える……。
現役時代の涼風さんは素晴らしいスターだったと思うけれど、ただシンプルに、声優初仕事は「主役をやっていい実力はなかった」と思います。
ということで、テレビアニメは見てません。涼風さんでなくても、声優がへたっぴだと見られないの。最近では『ノブナガン』の主人公がヘタ過ぎて無理、と作品には惹かれたけれど泣く泣く離脱、『電波教師』の主人公の妹役がヘタ過ぎて2話で脱落した。
大人の事情で使わなきゃならんヘタな人は、台詞の少ない脇役でお願いします……主役はヘタでなくなってからにしてください、たのんます。
ってこれは、声優だけの話じゃないけど。
涼風さんはそののちうまくなったみたいで、ずいぶんあとから見たアニメ『ブラック・ジャック』でふつーに声優さんっぽくやってたんで、『るろ剣』も「また見てみるかー」という気になった。
うん、ふつーは経験積めばうまくなるんだから、うまくなってから主役はやるべきだよなー……すべてのジャンルに思う。
てなことはともかく、第二に。
もう日本物ヤダーー!!
雪組日本物多すぎだろ。それならなんでバウを日本物にしたんだ。
博多座が日本物で本公演が日本物でバウが日本物で、次の本公演も日本物って。ヘタすりゃ1年間日本物しかしない組子もいるわけだ……ひどい。
しかもブーツ履いてファンタスティックな飛鳥モノでも、豪華絢爛平安絵巻でもなく、地味なちょんまげ物ばかり1年間連続っすよ。
なんでここまで偏らせるんだろう。
日本物続きではなく、他の組のようにずーーーーっと洋物だけやっている組で、ひさしぶりの日本物なら、受け取り方も違ったのに。
せっかくの大作でメディアミックスで祭りで、わくわくなのに、「またか……(がっかり)」感がつきまとうのを、残念に思う。
てなことは置いておいて。
新作はうれしい。未知はうれしい。まだ見ぬモノを楽しみにできる、そのことがうれしい。
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