「鼻の君」との再会。@New Wave! -宙-
2015年4月3日 タカラヅカ 強いデジャヴを感じたのは、りくくんだ。
『New Wave! -宙-』を観ながら、「わたしこれ知ってる!」という思いに記憶をぐらぐら揺すられた。
知ってるって……初観劇ですがな、初日ですがな。前もって観ることなどできません。スカステも見てないから、お稽古場映像も知らないし。
でも、びんびんに強い既視感。
それが発動するのは、りくくんセンター場面。あっきーセンターで脇にいるときは発動しない。
衣装でも曲でも場面でもなく、蒼羽りくセンターに反応している模様。
バウのショーで、センターにいるりくくん。真ん中で、場面を率いているりくくん。
文化祭か!!
観る予定のなかった音楽学校文化祭、大劇ロビーで必死の形相の音校生からチケット買って……いや、お金は受け取ってもらえなかったから、タダでもらったことになるな……わけもわからず飛び込んだバウホール。
階段上がりセンターの良席で、ショーの最中に周囲に頭を下げつつ着席した。
舞台では、ダンスコンサートの真っ最中。
わたし好みの「鼻」をした少年が、センターで踊っていた。
目が合った。
そりゃ合うだろ、終演まで30分もない頃に入ってくる、しかも段上がりセンターの客。
なんの準備も心構えもなく成り行きで飛び込んだから、なにもわからない。ただ、センターで踊る少年を観る。
大きな、特徴ある鼻の男の子。
わたし好みの、美形。
それからずっと、やたら目が合う気がした……ってだからそれは単に段上がりセンターマジック。
他はともかく、このときの文化祭といえば、「鼻の君」。センターで華やかに踊る、りくくんだった。
そうか、りくくんセンターって、あれ以来なんだ。
文化祭でセンターだからって、入団してから路線になれるわけじゃない、それを言ったら月組のゆりやくんだって文化祭では王子様踊ってた。花組の仙名さんだって、センターで誰より男前に踊ってた。
あの日、突然「鼻の君」。彼以外見えない! てな出会い。
いろんな記憶がスライドショーみたいにカシャカシャめぐって、思ったことは、りくくん、やめないでね! ……だった。ってナニよそれうがち過ぎ。
わたしにとってのスタート地点の記憶と重なったからって、それがゴールになるわけないのに、むしろリスタートだろうに、この悲観的な脳みそときたら。
センターで場面を任されているりくくんは、立派な男役スターで、なんとも頼もしかった。
喋らず歌わないりくくんはほんと最強だ。
かっこよさと美しさは宙組の配役事情からすれば十分よくやっていると思う。宙組の事情ってつまり、ショーのお勉強機会が他組に比べて格段に低く、動く背景率は高いってやつ。
技術は上がっているのだと思う。
が、スターとしての「華」は、変わっていない気がした。
それは文化祭時からスターに必要な華を持っていたということだし、同時に、入団してからさらに大きくなるわけではなかったのかなあ?という疑問でもある。
や、単に、わたしのファーストインプレッションが強烈だったため、スタート時がやたら強く印象づけられていて、今が鈍感になっているだけかもしんない。ちゃんと華も成長しているのかもしれない。
でもなんか……「変わらない」記憶に、胸がひりひりする。なにかと感傷過多なんですよ、過ぎた時間を思うと苦しい。
今回もわたしは段上がりセンター座席……文化祭のときより後方だけど……にいて、必然的にセンターにいるりくくんと「目が合う」ような錯覚をおぼえる。
「鼻の君」にとってのこの9年間は、本名で踊っていたあの頃彼が望んだ通りの、イメージした通りの時間だったのかなあ。
りくくんはもちろんかっこよかったです。
いやあ、大人になったんだなあ、と思った。
ただこれは、わたし側の勝手な問題で。
レオタード姿と本名思い出しちゃったせいか、なんか、変に気恥ずかしくてね。
スーツでキザってるとか、派手衣装でオラオラゆってたりすると、照れくさかったのだわ。
で、ああ、あの小さかったすみれちゃんがこんなに大きく……てな、親戚のおばちゃんめいた心持ちになってだね……。
照れた。
切なくなったり、照れくさくなったり。
なにやってんだろね。
今の宙組で好みの顔って、りくくんとあっきーなのね。好みの鼻、ともいう(笑)。わたしは鼻スキー。大きなかぎ鼻系が大好物。
好きな顔の男ふたりがセンターで並んでて、じゃれたり絡んだりしてくれて、なんて俺得な舞台なの……! 神様ありがとう!
りくくんにはぜひぜひもっともっとかっこよくなって、ずっとずっとわたしをわくわくさせて欲しい。
『New Wave! -宙-』を観ながら、「わたしこれ知ってる!」という思いに記憶をぐらぐら揺すられた。
知ってるって……初観劇ですがな、初日ですがな。前もって観ることなどできません。スカステも見てないから、お稽古場映像も知らないし。
でも、びんびんに強い既視感。
それが発動するのは、りくくんセンター場面。あっきーセンターで脇にいるときは発動しない。
衣装でも曲でも場面でもなく、蒼羽りくセンターに反応している模様。
バウのショーで、センターにいるりくくん。真ん中で、場面を率いているりくくん。
文化祭か!!
観る予定のなかった音楽学校文化祭、大劇ロビーで必死の形相の音校生からチケット買って……いや、お金は受け取ってもらえなかったから、タダでもらったことになるな……わけもわからず飛び込んだバウホール。
階段上がりセンターの良席で、ショーの最中に周囲に頭を下げつつ着席した。
舞台では、ダンスコンサートの真っ最中。
わたし好みの「鼻」をした少年が、センターで踊っていた。
目が合った。
そりゃ合うだろ、終演まで30分もない頃に入ってくる、しかも段上がりセンターの客。
なんの準備も心構えもなく成り行きで飛び込んだから、なにもわからない。ただ、センターで踊る少年を観る。
大きな、特徴ある鼻の男の子。
わたし好みの、美形。
それからずっと、やたら目が合う気がした……ってだからそれは単に段上がりセンターマジック。
他はともかく、このときの文化祭といえば、「鼻の君」。センターで華やかに踊る、りくくんだった。
そうか、りくくんセンターって、あれ以来なんだ。
文化祭でセンターだからって、入団してから路線になれるわけじゃない、それを言ったら月組のゆりやくんだって文化祭では王子様踊ってた。花組の仙名さんだって、センターで誰より男前に踊ってた。
あの日、突然「鼻の君」。彼以外見えない! てな出会い。
いろんな記憶がスライドショーみたいにカシャカシャめぐって、思ったことは、りくくん、やめないでね! ……だった。ってナニよそれうがち過ぎ。
わたしにとってのスタート地点の記憶と重なったからって、それがゴールになるわけないのに、むしろリスタートだろうに、この悲観的な脳みそときたら。
センターで場面を任されているりくくんは、立派な男役スターで、なんとも頼もしかった。
喋らず歌わないりくくんはほんと最強だ。
かっこよさと美しさは宙組の配役事情からすれば十分よくやっていると思う。宙組の事情ってつまり、ショーのお勉強機会が他組に比べて格段に低く、動く背景率は高いってやつ。
技術は上がっているのだと思う。
が、スターとしての「華」は、変わっていない気がした。
それは文化祭時からスターに必要な華を持っていたということだし、同時に、入団してからさらに大きくなるわけではなかったのかなあ?という疑問でもある。
や、単に、わたしのファーストインプレッションが強烈だったため、スタート時がやたら強く印象づけられていて、今が鈍感になっているだけかもしんない。ちゃんと華も成長しているのかもしれない。
でもなんか……「変わらない」記憶に、胸がひりひりする。なにかと感傷過多なんですよ、過ぎた時間を思うと苦しい。
今回もわたしは段上がりセンター座席……文化祭のときより後方だけど……にいて、必然的にセンターにいるりくくんと「目が合う」ような錯覚をおぼえる。
「鼻の君」にとってのこの9年間は、本名で踊っていたあの頃彼が望んだ通りの、イメージした通りの時間だったのかなあ。
りくくんはもちろんかっこよかったです。
いやあ、大人になったんだなあ、と思った。
ただこれは、わたし側の勝手な問題で。
レオタード姿と本名思い出しちゃったせいか、なんか、変に気恥ずかしくてね。
スーツでキザってるとか、派手衣装でオラオラゆってたりすると、照れくさかったのだわ。
で、ああ、あの小さかったすみれちゃんがこんなに大きく……てな、親戚のおばちゃんめいた心持ちになってだね……。
照れた。
切なくなったり、照れくさくなったり。
なにやってんだろね。
今の宙組で好みの顔って、りくくんとあっきーなのね。好みの鼻、ともいう(笑)。わたしは鼻スキー。大きなかぎ鼻系が大好物。
好きな顔の男ふたりがセンターで並んでて、じゃれたり絡んだりしてくれて、なんて俺得な舞台なの……! 神様ありがとう!
りくくんにはぜひぜひもっともっとかっこよくなって、ずっとずっとわたしをわくわくさせて欲しい。
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