わたしが劇場の客席にいるときって、なにかと発表あるよな。
 そう言ったら、「3日に1度はどこかの劇場にいるんだから、不思議でもなんでもないんじゃないの?」と友人に返されてギャフンなキモチになったことがありましたが。
 ライトなヅカファンになったわたしは、もう3日に1度生活は送ってないんだが(笑)、それでもやっぱ、劇場でモバタカメール受け取ってる確率高い気がする。

 突然「タカラヅカが観たいわ!」と言い出した母を連れて花組『カリスタの海に抱かれて』『宝塚幻想曲』を観劇している幕間に、月組の公演ラインアップと、宙組『王家に捧ぐ歌』前夜祭の発表を知る。

 今年ラストを飾る月組本公演は、景子先生+稲葉先生の2本立て。
2015年 公演ラインアップ【宝塚大劇場・東京宝塚劇場】<11月~2016年1月~2月(予定)・月組公演『舞音-MANON-』『GOLDEN JAZZ』>
2015/03/24
3月24日(火)、2015年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、宝塚大劇場・東京宝塚劇場公演の上演作品が決定いたしましたのでお知らせいたします。   
月組
主演・・・龍 真咲、愛希 れいか

Musical
『舞音-MANON-』

~アベ・プレヴォ「マノン・レスコー」より~
脚本・演出/植田 景子
フランス恋愛文学の最高峰の一つであり、バレエやオペラ作品としても人気の高い、アベ・プレヴォ作「マノン・レスコー」。将来を嘱望されるエリート青年が、自由奔放に生きる美少女マノンに魅せられ、その愛に翻弄されるドラマティックなラブストーリーを、20世紀初頭のフランス領インドシナに舞台を置き換え、アジアンテイストの香り溢れるミュージカルとして描きます。
フランス海軍将校シャルルは、駐屯先であるコーチシナ(現ベトナム南部)のサイゴンで、金持ちの男達の心を次々に捕えては、自由気儘に豪奢な暮らしをしていることから舞音(マノン)と呼ばれる混血の美少女と出会う。二人は激しい恋におちるが、彼女への愛ゆえにシャルルの人生の歯車は狂い始め・・・。
ニューヨーク在住の韓国人作曲家ジョイ・ソン氏、そして、振付にハンブルクバレエ団ソリスト大石裕香氏と、アジア系女性アーティストをクリエイティブスタッフに迎えて創り出すエキゾティックなオリジナルミュージカル、アジア版「マノン」にご期待下さい。

グランドカーニバル
『GOLDEN JAZZ』
作・演出/稲葉 太地

数ある音楽の中でも、リズミカルな旋律で私たちの心を揺さぶるジャズ。ルーツであるアフリカ音楽から現代に至るまでのジャズの変遷を辿りながら、バラエティに富んだ数々の場面で構成するショー作品です。龍真咲を中心とした月組の個性溢れるメンバーが、様々な角度からジャズの魅力をお届け致します。

 いなばっち、大活躍だなー。
 今年の本公演は、9公演。そのうちショー付き2本立て公演は、6公演。
 6つしかないショーの演出家は、三木、藤井、稲葉、齋藤、中村B、稲葉……稲葉くん、2回。
 うち1回は台湾公演上演前提作品だしさー。
 すっげー期待されてるよな。

 まさおさんでジャズ、ということに首をかしげるっちゅーか不安をおぼえたりもするが(笑)、スーツで踊りまくるとしくんとまんちゃんを想像してうっとりし、なによりちゃぴの活躍を思って胸躍る。

 そーいやいなばっち、草野せんせ大好きな人だっけ。
 作品解説が、草野せんせを彷彿とさせる……。

 まさお氏はなんつっても芝居に期待ですな。
 だってさ、景子たんだよ?

 まさおVS景子せんせ、って、なにその異種格闘技戦!!

 月組ってほんと、景子作品に当たってない組なのね。
 近年の景子たん作品と言えば、2006年『THE LAST PARTY』、2007年『HOLLYWOOD LOVER』しかない。これは月組というより、ゆーひくんありき。
 第一8年前じゃ、今活躍しているほとんどの生徒が「まだ入団していない」か「下級生過ぎてなにもしていない」時期。
 まさおはどっちの公演にも出てないし、まさおが出ていた景子たんの大劇場作品は2003年の『シニョール ドン・ファン』まで遡るし、当時のまさおは研3、新公でももちろんモブ。まさお節もまったくない、きらきらの下級生。
 あの新公ディーラー役で、すげー鼻息荒くやる気あふれる芝居をしていたことは、今でもよーーっくおぼえているけども。
 景子作品があれだけって……。

 昔のまさおは美貌と実力の人だった。抜擢が遅かった分、脇扱いされている若手にしては、歌と芝居が出来る人、という認識だった。
 美形で実力あるのに、どうして新公で役がつかないの、下級生のみりおくんが番手役をやっているのに、どうして副組長の役しか回ってこないの……そう、じりじりしていたなあ。なつかしい。
 だけど、今のまさおは他のナニより唯一無二の個性の人になっている。
 なんとも不可思議な「まさお節」の持ち主として。

 あのまさお節は、景子せんせの趣味に合うとは、到底思えないっ!!(笑)

 大歌舞伎まさお節と景子せんせのこだわり耽美作品。
 いやまさに、VS。ゴングがカァ~~ンって鳴るキモチ。

 楽しみ過ぎる(笑)。


 ついでに。
 作品タイトルや内容から、人事を想像するのはヅカファンの醍醐味のひとつだと思っておりますが。
 このタイトルだと、まさお氏の治世は安泰のようですな。
 ……ちゃぴの方が不安になる。
 ちゃぴは月組観るときの視点のひとつ、この子が見たくて行く面も大きいのよーー!!

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