キャスト感想覚え書き。@新人公演『ルパン三世―王妃の首飾りを追え!―』
2015年1月24日 タカラヅカ 新人公演『ルパン三世―王妃の首飾りを追え!―』、キャスト感想いろいろ。
えーちゃんがこわい、えーちゃんがこわい、えーちゃんがこわい……(笑)。
誰だ、えーちゃんに悪役(←)やらせたの!!
ジャンヌ@えーちゃんが、ものごっつーこわかった。
いやあ、えーちゃん全開! こっええええ。
悪役といっても、かわいげのある悪党役なんだけど。
えーちゃんが演じるとマジ悪役。冷酷。悪の女王。こえええ。
本当の悪役なら、あんなにこわくても問題ないというか、かえって記憶に残らないかも。
味方側の「悪ぶってるけどほんとはいい人」の役割だったりするから、その容赦ない冷酷さに震撼。
いやはや、ええもん見ました(笑)。
美人はあれくらい冷たくても絵になるね。悪でもステキだね。こわいけど。(まだ言う)
その相棒、レトー@まからくん。
あ、ふつーだ。
って、ナニを期待してるんだ自分(笑)。
『心中・恋の大和路』、『一夢庵風流記 前田慶次』新公とトリッキーな役割が続いたので、はたして「ふつーの二枚目」を演じるとどうなるのか。レトーは悪党だけど、主役チーム側の優男ポジション。少女マンガにもタカラヅカにも、ありがちなキャラクタ。
今までそういうありがち二枚目を演じたことのない、個性派くんはどう出るのか……それを楽しみにしておりましたの。
えーと、ふつうでした。
ふつーにうまい。へたじゃない。まだ研3なら、十分うまい。
が、舞台で眺める分には学年関係ないじゃん? 首から学年章ぶらさげてるわけじゃなし。だから新公らしいうまさの他は……二枚目に、見えない、というところに足を引っ張られる感じ。
台詞で「イケメン」と言い切られている役なんだから、少女マンガ的甘さや美貌が必要な役なのよ。まからくん、うまいけど、学年からすれぱかなりうまいけど、美貌という点では……学年相応?
本来の顔立ち云々の話じゃない。や、まからくんの素顔認識してないんですが、わたし。
舞台の上で、美形であること、って、やっぱ技術だと思うのね。
持って生まれた顔立ちだけじゃなくて、技術で「イケメン」に見せる。
まからくん、『大和路』でも『前田』でも「うまい!!」ということは見せつけてくれたけれど、タカラヅカのもうひとつの重要なスキル、「美しさ」という課題がどーんと立ちはだかってきたかなあ。
……なんてのも、彼が学年のわりにちゃんと「うまい」から、ワガママに「もっと!」と求めてしまうのだ。
ロアン枢機卿@おーじくん……本役さんとすげー印象チガウ役……(笑)。
おーじくんの方が正しいんじゃないかな……あくまでも「物語の中の人」って感じ。きちんと作られた、芝居として成立した感。バカな男の役なんだけど、きちんと役割を果たしている立体感がある。
本役さんはアレ、「芝居」としてはチガウと思うの……素人っぽいというかなあ。ヒメとふたり、悪のりが過ぎているというか。
きんぐはそこがかわいいんだけどな。(きんぐに甘い)
マリー・ルゲイ@ありちゃんが、肉厚。や、身体の大きさぢゃなくて(笑)。
女優としての存在感が、気持ちいいの。
そしてなんつっても、歌。
歌詞がはっきり聞こえる。
ヒメの金切り声は、キャラとしてはアリだと思うし楽しいんだけど、せっかくの「ストーリーに関係している」歌詞が聞き取れないのはマイナスだと思う。
ありちゃんはきちんと芝居しながらも、しっかり歌で「聴かせる」。
その技術の高さ。
聴いてて気持ちいいっすよ。
わたしのお気に入り翼くんは、研2の陽向春輝くんと組んで、銭形@あすくんの部下コンビ。
「ニコイチ」の面白さを狙った役だから、個性を出す必要はないんだろうけど……研2の子と差もなくまとまっちゃってるのはなんだかな。や、陽向くんがよくついていってるんだろうけど。
翼くんは「小物」をやるとほんとに小物になっちゃうというか、埋没してしまう。
わざとなのか、そう指導されているのか。
新公で専科さん系の役をやるたび「うまい」と言われるけれど、本公演その他ではモブにまざって「うまさ」が目立つことはない。
抜擢を受ける子ってやっぱ、モブだとしても「あの子かっこいい」とか目に留まる・人の口に上るんだよなあ。
『Shall we ダンス?』ムラ公演にて、代役の探偵助手役でナレーターも務め、そのうまさと存在感で一躍名を馳せたであろうホタテマンが、東宝公演で本来のモブ役に戻ったとき、どこにいるのかわからなくなった……あの感覚を思い出す。
うまいんだよ、それはたしかなんだよ、ソロで役割を与えるときちんと見せてくれるんだよ……でも、それ以外だと埋没してしまう。
そういう人も必要で、「オレ様スター様」な人だけでは芝居は成り立たない……わかっちゃいるが、ちょっと寂しい。
いやほんと、ただわたしが翼くんを好きだという、それだけのタワゴトです。このままモブの人になってしまっては、スター制度のタカラヅカでは実力があったとしても役も台詞もろくにもらえず、結果「わたしが」活躍する翼くんを見られないから残念、という、あくまでもわたし中心の考え方です。
セラフィーナ@彩みちるちゃん、うまいなーー!
わたしが観た貸切公演で、抽選のお手伝いで出て来たときは、ガチガチに緊張してたけど、素で喋るときとお芝居とではこんだけチガウのか!!
あやうげのない芝居で、研2とは思えない。
イメージ的に本役さんにかぶるので、もっと娘役さんらしい繊細さがあればもっとステキかなと。……本役の有沙ちゃんが娘役というより女役さん風味なので、そこは踏襲しなくていいぞってことで(笑)。
えーちゃんがこわい、えーちゃんがこわい、えーちゃんがこわい……(笑)。
誰だ、えーちゃんに悪役(←)やらせたの!!
ジャンヌ@えーちゃんが、ものごっつーこわかった。
いやあ、えーちゃん全開! こっええええ。
悪役といっても、かわいげのある悪党役なんだけど。
えーちゃんが演じるとマジ悪役。冷酷。悪の女王。こえええ。
本当の悪役なら、あんなにこわくても問題ないというか、かえって記憶に残らないかも。
味方側の「悪ぶってるけどほんとはいい人」の役割だったりするから、その容赦ない冷酷さに震撼。
いやはや、ええもん見ました(笑)。
美人はあれくらい冷たくても絵になるね。悪でもステキだね。こわいけど。(まだ言う)
その相棒、レトー@まからくん。
あ、ふつーだ。
って、ナニを期待してるんだ自分(笑)。
『心中・恋の大和路』、『一夢庵風流記 前田慶次』新公とトリッキーな役割が続いたので、はたして「ふつーの二枚目」を演じるとどうなるのか。レトーは悪党だけど、主役チーム側の優男ポジション。少女マンガにもタカラヅカにも、ありがちなキャラクタ。
今までそういうありがち二枚目を演じたことのない、個性派くんはどう出るのか……それを楽しみにしておりましたの。
えーと、ふつうでした。
ふつーにうまい。へたじゃない。まだ研3なら、十分うまい。
が、舞台で眺める分には学年関係ないじゃん? 首から学年章ぶらさげてるわけじゃなし。だから新公らしいうまさの他は……二枚目に、見えない、というところに足を引っ張られる感じ。
台詞で「イケメン」と言い切られている役なんだから、少女マンガ的甘さや美貌が必要な役なのよ。まからくん、うまいけど、学年からすれぱかなりうまいけど、美貌という点では……学年相応?
本来の顔立ち云々の話じゃない。や、まからくんの素顔認識してないんですが、わたし。
舞台の上で、美形であること、って、やっぱ技術だと思うのね。
持って生まれた顔立ちだけじゃなくて、技術で「イケメン」に見せる。
まからくん、『大和路』でも『前田』でも「うまい!!」ということは見せつけてくれたけれど、タカラヅカのもうひとつの重要なスキル、「美しさ」という課題がどーんと立ちはだかってきたかなあ。
……なんてのも、彼が学年のわりにちゃんと「うまい」から、ワガママに「もっと!」と求めてしまうのだ。
ロアン枢機卿@おーじくん……本役さんとすげー印象チガウ役……(笑)。
おーじくんの方が正しいんじゃないかな……あくまでも「物語の中の人」って感じ。きちんと作られた、芝居として成立した感。バカな男の役なんだけど、きちんと役割を果たしている立体感がある。
本役さんはアレ、「芝居」としてはチガウと思うの……素人っぽいというかなあ。ヒメとふたり、悪のりが過ぎているというか。
きんぐはそこがかわいいんだけどな。(きんぐに甘い)
マリー・ルゲイ@ありちゃんが、肉厚。や、身体の大きさぢゃなくて(笑)。
女優としての存在感が、気持ちいいの。
そしてなんつっても、歌。
歌詞がはっきり聞こえる。
ヒメの金切り声は、キャラとしてはアリだと思うし楽しいんだけど、せっかくの「ストーリーに関係している」歌詞が聞き取れないのはマイナスだと思う。
ありちゃんはきちんと芝居しながらも、しっかり歌で「聴かせる」。
その技術の高さ。
聴いてて気持ちいいっすよ。
わたしのお気に入り翼くんは、研2の陽向春輝くんと組んで、銭形@あすくんの部下コンビ。
「ニコイチ」の面白さを狙った役だから、個性を出す必要はないんだろうけど……研2の子と差もなくまとまっちゃってるのはなんだかな。や、陽向くんがよくついていってるんだろうけど。
翼くんは「小物」をやるとほんとに小物になっちゃうというか、埋没してしまう。
わざとなのか、そう指導されているのか。
新公で専科さん系の役をやるたび「うまい」と言われるけれど、本公演その他ではモブにまざって「うまさ」が目立つことはない。
抜擢を受ける子ってやっぱ、モブだとしても「あの子かっこいい」とか目に留まる・人の口に上るんだよなあ。
『Shall we ダンス?』ムラ公演にて、代役の探偵助手役でナレーターも務め、そのうまさと存在感で一躍名を馳せたであろうホタテマンが、東宝公演で本来のモブ役に戻ったとき、どこにいるのかわからなくなった……あの感覚を思い出す。
うまいんだよ、それはたしかなんだよ、ソロで役割を与えるときちんと見せてくれるんだよ……でも、それ以外だと埋没してしまう。
そういう人も必要で、「オレ様スター様」な人だけでは芝居は成り立たない……わかっちゃいるが、ちょっと寂しい。
いやほんと、ただわたしが翼くんを好きだという、それだけのタワゴトです。このままモブの人になってしまっては、スター制度のタカラヅカでは実力があったとしても役も台詞もろくにもらえず、結果「わたしが」活躍する翼くんを見られないから残念、という、あくまでもわたし中心の考え方です。
セラフィーナ@彩みちるちゃん、うまいなーー!
わたしが観た貸切公演で、抽選のお手伝いで出て来たときは、ガチガチに緊張してたけど、素で喋るときとお芝居とではこんだけチガウのか!!
あやうげのない芝居で、研2とは思えない。
イメージ的に本役さんにかぶるので、もっと娘役さんらしい繊細さがあればもっとステキかなと。……本役の有沙ちゃんが娘役というより女役さん風味なので、そこは踏襲しなくていいぞってことで(笑)。
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