真ん中の明るさを持つ。@新人公演『ルパン三世―王妃の首飾りを追え!―』
2015年1月20日 タカラヅカ ひとこ、新公初主演おめでとー。
ってことで、『ルパン三世―王妃の首飾りを追え!―』新人公演に行ってきました。
ひとこくんはなにしろ抜擢され続けた人なので、なんかもうかなり「観てきた」気がするんだけど、まだ研4なんだよねえ。
そして、抜擢され続けてきただけに、「あれ? まだ新公主演してなかったっけ??」的なハードルの高さがある。
たとえば、ひとこくんが銀橋センターでソロ歌ってた新公にて、その後ろの本舞台で、上級生のかなとくんは、台詞もろくにないモブ役やってたり、したわけですよ。
かなとくんは路線外、ひとこくんは御曹司候補、ってことで、はっきり区別して育てられていたわけです。
スターにはスターの重責がある。
出来て当たり前、輝いて当たり前。
大変だとは思うけれど、がんばれー。
てなもんですが。
ひとこには、持って生まれた明るさがある。
重責背負ってるよーには、見えないんだなこれが(笑)。
『ルパン三世』のルパン役。
本役コピー以前に、アニメのコピー必須という、変わった役どころでの主演。
初主演としては及第点、問題ない出来、だったと思う。
最初はちょっと固かったかもだけど、あとになればなるほど調子を上げてくる。
男役声はまだまだだけど、聞きやすい声で芝居がよく「動く」し、歌も歌えてる。
でもなんつっても、ひとこのいちばんの武器はこの素直な明るさだと思った。
あっけらかんと明るい。
でも、乾いてない。
しっとりした、やわらかさがある。
ある意味、ふてぶてしい(笑)。
最後、「ルパン三世のテーマ」を歌いながらの銀橋にて、なんかもうつくづくと、この子、好きやわー、と思った。
や、もともと好きですよ? オサファンがあのテの顔、好きにならないはずないぢゃないですか! 友人のオサファンもソコ(顔!)に食いついてたし。
でもわたし、ショタの気がナイもんで、少年に興味ないんです。好きな顔だけど、ガキすぎる、もっと育ってからだな、わたしの食指が動くのは、的な感覚で眺めておりましたのよ。
それでもなお、思う。
好きやわー……。
この、舞台の上からまっすぐに届く光。明るさ。
矢印が見えるの。まっすぐ、すとんと。
届く。こちらまで。
前回は不利だったよなあ、辛抱役のちぎくんの役でさあ。銀橋ソロも、それほどうまく聞こえなかった。
そうか、抑える役じゃなくて、素直に客席に向かって明るさを発揮していい役だと、こんな「届く」んだ。
真ん中向きの持ち味。
真ん中で、発散するのが気持ちよさそう。
そういう部分が、技術を超えたところにある。
ルパンとしての「アニメコピー」、下級生としての「本役コピー」を押さえつつも。
なんか後半、チョーシこいてましたよ?(笑)
コピーなんだけど、それは型のみにして、あとは自分のキャラでやりきったような。
オリジナルの役作りというより、本人のキャラ。
作ってないよね、漏れてるだけだよね、でもその素直な明るさは、ルパンとしてはともかく、「タカラヅカの真ん中」としてアリなキャラだから、問題なし。
そんな感じ(笑)。
まだ子どもだからわたしの琴線には触れないんだけど、このまま大人になってくれたら、どんな男になるのか、楽しみです。はい。
ってことで、『ルパン三世―王妃の首飾りを追え!―』新人公演に行ってきました。
ひとこくんはなにしろ抜擢され続けた人なので、なんかもうかなり「観てきた」気がするんだけど、まだ研4なんだよねえ。
そして、抜擢され続けてきただけに、「あれ? まだ新公主演してなかったっけ??」的なハードルの高さがある。
たとえば、ひとこくんが銀橋センターでソロ歌ってた新公にて、その後ろの本舞台で、上級生のかなとくんは、台詞もろくにないモブ役やってたり、したわけですよ。
かなとくんは路線外、ひとこくんは御曹司候補、ってことで、はっきり区別して育てられていたわけです。
スターにはスターの重責がある。
出来て当たり前、輝いて当たり前。
大変だとは思うけれど、がんばれー。
てなもんですが。
ひとこには、持って生まれた明るさがある。
重責背負ってるよーには、見えないんだなこれが(笑)。
『ルパン三世』のルパン役。
本役コピー以前に、アニメのコピー必須という、変わった役どころでの主演。
初主演としては及第点、問題ない出来、だったと思う。
最初はちょっと固かったかもだけど、あとになればなるほど調子を上げてくる。
男役声はまだまだだけど、聞きやすい声で芝居がよく「動く」し、歌も歌えてる。
でもなんつっても、ひとこのいちばんの武器はこの素直な明るさだと思った。
あっけらかんと明るい。
でも、乾いてない。
しっとりした、やわらかさがある。
ある意味、ふてぶてしい(笑)。
最後、「ルパン三世のテーマ」を歌いながらの銀橋にて、なんかもうつくづくと、この子、好きやわー、と思った。
や、もともと好きですよ? オサファンがあのテの顔、好きにならないはずないぢゃないですか! 友人のオサファンもソコ(顔!)に食いついてたし。
でもわたし、ショタの気がナイもんで、少年に興味ないんです。好きな顔だけど、ガキすぎる、もっと育ってからだな、わたしの食指が動くのは、的な感覚で眺めておりましたのよ。
それでもなお、思う。
好きやわー……。
この、舞台の上からまっすぐに届く光。明るさ。
矢印が見えるの。まっすぐ、すとんと。
届く。こちらまで。
前回は不利だったよなあ、辛抱役のちぎくんの役でさあ。銀橋ソロも、それほどうまく聞こえなかった。
そうか、抑える役じゃなくて、素直に客席に向かって明るさを発揮していい役だと、こんな「届く」んだ。
真ん中向きの持ち味。
真ん中で、発散するのが気持ちよさそう。
そういう部分が、技術を超えたところにある。
ルパンとしての「アニメコピー」、下級生としての「本役コピー」を押さえつつも。
なんか後半、チョーシこいてましたよ?(笑)
コピーなんだけど、それは型のみにして、あとは自分のキャラでやりきったような。
オリジナルの役作りというより、本人のキャラ。
作ってないよね、漏れてるだけだよね、でもその素直な明るさは、ルパンとしてはともかく、「タカラヅカの真ん中」としてアリなキャラだから、問題なし。
そんな感じ(笑)。
まだ子どもだからわたしの琴線には触れないんだけど、このまま大人になってくれたら、どんな男になるのか、楽しみです。はい。
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