キャスト感想覚え書き。@Ernest in Love
2015年1月9日 タカラヅカ 『Ernest in Love』について、思いつくままにダラダラ語り。
初演月組版の方が好きなのに、あちこちおぼえているのが花組版なのは、観た順番が月→花だからか。
レインはくるくる踊らなきゃいけないわけで、踊るのは花組版のさおたさん仕様で月組版の光樹さんは踊ってなかったっけ? 記憶が薄い。
モブを眺めていた記憶が強く、農民のだいもんが濃かったことをおほえてる。つーか、同じ場面を観ると甦るのな、あああたしここでだいもん見てたな、と。最前列の隅っこで、真ん中はかぶってよく見えず、モブのだいもんが目の前だったんだ(笑)。なんて偏った視界と記憶。
当時のわたしのだいもんのおぼえ方というか見つけ方は、「すずみさんに似た、濃い顔芸の子」。表情の大きさで目に付いた。そして、顔の形というか大きさというか全体バランスというか、すずみんと共通項を見いだしていた。
だいもんの印象が強いため、月組版のモブについてはナニもおぼえていない。
そのくせ牧師様は月組越リュウで、やたらとうさんくさくてエロかったことしかおぼえてない。
さて、ヒロインのグウェンドレン@かのちゃんは、ふつうにかわいくやっていた。
みりおくんとの並びをはじめて見るわけだが、みりおくんのようにスター人生長い人は過去にさまざまな主演公演を経験してきており、相手役もさまざまなので……ぴんとこない。
かのちゃんがどうこうではなく、みりおくんの固定相手役なのだということが、まだわたしには実感に至ってない。
これから先、ずーっとずーっと、かのちゃんがみりおくんの相手役になるのか……。
実感がわかないのは、かのちゃんだからではなく、今の花組の体制自体にかもしれない。
わたしみたいな少し前の花組を「花組らしい」と認識している層には、みりおくん・かのちゃん・キキくん・みれいちゃんを「花組の看板スターです」と差し出されると違和感がある。
組替えも新体制も否定するわけではなく、それがタカラヅカだと理解もしているが、なにしろアタマが固いので柔軟に変化を受け入れられない。
かのちゃんはかわいいし、歌はそこそこ歌えるし(『エリザベート』のエトワールは無理だったにしろ)、これからキャリアを積めばいい娘役スターさんになるのだろう。
お披露目初日だからか、みりおくんとふたりして余裕がなさそうで、見ていて肩が凝る感じだった。……コンビで似た印象を持つってのは、相性いいのかも。
反対にみれいちゃんは、あまりテンパっている印象がなく……こちらは「固い」という感想。緊張で固くなっている、という固さじゃなくて、頑固とか、そっち。
揺るがない意志があって、それは組や立場が変わっても変わらないわよという、強い主張を感じた。あー、この子強いわー、ぜんぜん負けてない……というか、引く気がない(笑)。
おもしろいな。
や、勝手な感想なので、みれいちゃんがどんな子なのか、さっぱりわかってませんが。セシリィという個性的な役なので、それが本人のキャラにも反映して見えたのかもしれない。
ブラックネル夫人@まりんには、違和感がない。
存在にも、女役だということにも、実力にも。
えーと、まりんって組替えつーか専科異動してたような? ずーーっと花組で、当たり前に花組にいて、専科異動して、でも花組に出て、当たり前に花組にいる、ような?
星組のエマさんもだけど、「〇組専科」みたいな専科さんを作る意味がわからない。組に置いておけない事情があるけれど、組の公演には必要ってことですか?
専科さんの扱いの不透明さ・謎さが、専科という立場を一般ファンから遠ざけている一端かもなあ。贔屓が専科異動になったらショック受けるもの、一般的に。「己の腕一本で闘うフリーランス」とは、到底思えないあたり……。
『エリザベート』にて、わたしの中でまりん株が下がっていたため、けっこう下のラインからスタート。下がる……というのはチガウかな。わたしの好みではなかったというだけで、あれはあれでアリな演技だったのだろう。友人たちは「娘のエリザベートの人間性を、父親の人間性で表現しているのだ」と解釈していた。前回の『エリザベート』という作品には正しくマッチしたマックス像である、と。
ただわたしは、友人たちほど蘭ちゃんシシィに興味がなく、マックス単体で見てしまったため、「あれはナイわー」という感想になった。
そうやって構えて見てなお、違和感ないブラックネル夫人ぶりだったのだから、やっぱうまい人だよなあ。
歌唱力でタキさん以上の人をヅカで探すのは難しいと思う。だからもちろん初演のタキさんの方がうまいんだけど。
ただわたし、タキさんが苦手だったもんで、タキさんじゃないというだけでまりんブラックネル夫人がありがたいです。
しかし、「いつもの花組」のまりんが「花組生徒ではなく」、「えーと、どこの組だっけ?」というポスターメンバーたちが「花組」なんだよね。
みりおくんの新生花組は、スタートしたばかり。
この違和感も今だけのモノ、次に見るときはきっともうしっくりきているはず。
そう思って、今の感想を記しておく。
それにしても、今回いろんなところでびっくが目立ってたなあ。
ハンドバッグの妖精たち(とゆーのか?)センターで微笑むびっくは、すごすぎた……いろんな意味で。
ガイコクのステージに、ふつーにいそうだよ、ああいうグラマラスな女性スター。
初演月組版の方が好きなのに、あちこちおぼえているのが花組版なのは、観た順番が月→花だからか。
レインはくるくる踊らなきゃいけないわけで、踊るのは花組版のさおたさん仕様で月組版の光樹さんは踊ってなかったっけ? 記憶が薄い。
モブを眺めていた記憶が強く、農民のだいもんが濃かったことをおほえてる。つーか、同じ場面を観ると甦るのな、あああたしここでだいもん見てたな、と。最前列の隅っこで、真ん中はかぶってよく見えず、モブのだいもんが目の前だったんだ(笑)。なんて偏った視界と記憶。
当時のわたしのだいもんのおぼえ方というか見つけ方は、「すずみさんに似た、濃い顔芸の子」。表情の大きさで目に付いた。そして、顔の形というか大きさというか全体バランスというか、すずみんと共通項を見いだしていた。
だいもんの印象が強いため、月組版のモブについてはナニもおぼえていない。
そのくせ牧師様は月組越リュウで、やたらとうさんくさくてエロかったことしかおぼえてない。
さて、ヒロインのグウェンドレン@かのちゃんは、ふつうにかわいくやっていた。
みりおくんとの並びをはじめて見るわけだが、みりおくんのようにスター人生長い人は過去にさまざまな主演公演を経験してきており、相手役もさまざまなので……ぴんとこない。
かのちゃんがどうこうではなく、みりおくんの固定相手役なのだということが、まだわたしには実感に至ってない。
これから先、ずーっとずーっと、かのちゃんがみりおくんの相手役になるのか……。
実感がわかないのは、かのちゃんだからではなく、今の花組の体制自体にかもしれない。
わたしみたいな少し前の花組を「花組らしい」と認識している層には、みりおくん・かのちゃん・キキくん・みれいちゃんを「花組の看板スターです」と差し出されると違和感がある。
組替えも新体制も否定するわけではなく、それがタカラヅカだと理解もしているが、なにしろアタマが固いので柔軟に変化を受け入れられない。
かのちゃんはかわいいし、歌はそこそこ歌えるし(『エリザベート』のエトワールは無理だったにしろ)、これからキャリアを積めばいい娘役スターさんになるのだろう。
お披露目初日だからか、みりおくんとふたりして余裕がなさそうで、見ていて肩が凝る感じだった。……コンビで似た印象を持つってのは、相性いいのかも。
反対にみれいちゃんは、あまりテンパっている印象がなく……こちらは「固い」という感想。緊張で固くなっている、という固さじゃなくて、頑固とか、そっち。
揺るがない意志があって、それは組や立場が変わっても変わらないわよという、強い主張を感じた。あー、この子強いわー、ぜんぜん負けてない……というか、引く気がない(笑)。
おもしろいな。
や、勝手な感想なので、みれいちゃんがどんな子なのか、さっぱりわかってませんが。セシリィという個性的な役なので、それが本人のキャラにも反映して見えたのかもしれない。
ブラックネル夫人@まりんには、違和感がない。
存在にも、女役だということにも、実力にも。
えーと、まりんって組替えつーか専科異動してたような? ずーーっと花組で、当たり前に花組にいて、専科異動して、でも花組に出て、当たり前に花組にいる、ような?
星組のエマさんもだけど、「〇組専科」みたいな専科さんを作る意味がわからない。組に置いておけない事情があるけれど、組の公演には必要ってことですか?
専科さんの扱いの不透明さ・謎さが、専科という立場を一般ファンから遠ざけている一端かもなあ。贔屓が専科異動になったらショック受けるもの、一般的に。「己の腕一本で闘うフリーランス」とは、到底思えないあたり……。
『エリザベート』にて、わたしの中でまりん株が下がっていたため、けっこう下のラインからスタート。下がる……というのはチガウかな。わたしの好みではなかったというだけで、あれはあれでアリな演技だったのだろう。友人たちは「娘のエリザベートの人間性を、父親の人間性で表現しているのだ」と解釈していた。前回の『エリザベート』という作品には正しくマッチしたマックス像である、と。
ただわたしは、友人たちほど蘭ちゃんシシィに興味がなく、マックス単体で見てしまったため、「あれはナイわー」という感想になった。
そうやって構えて見てなお、違和感ないブラックネル夫人ぶりだったのだから、やっぱうまい人だよなあ。
歌唱力でタキさん以上の人をヅカで探すのは難しいと思う。だからもちろん初演のタキさんの方がうまいんだけど。
ただわたし、タキさんが苦手だったもんで、タキさんじゃないというだけでまりんブラックネル夫人がありがたいです。
しかし、「いつもの花組」のまりんが「花組生徒ではなく」、「えーと、どこの組だっけ?」というポスターメンバーたちが「花組」なんだよね。
みりおくんの新生花組は、スタートしたばかり。
この違和感も今だけのモノ、次に見るときはきっともうしっくりきているはず。
そう思って、今の感想を記しておく。
それにしても、今回いろんなところでびっくが目立ってたなあ。
ハンドバッグの妖精たち(とゆーのか?)センターで微笑むびっくは、すごすぎた……いろんな意味で。
ガイコクのステージに、ふつーにいそうだよ、ああいうグラマラスな女性スター。
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