美形で、背が高くて、歌える、ってことは。@新人公演『Shall we ダンス?』
2013年11月26日 タカラヅカ かなとくん、新公主演おめでとー!
新人公演『Shall we ダンス?』にて。
他のなにをさておいて、とてもシンプルに、美形で背が高くて歌える、新人スターが、新公主演しているということに、感動した。
えーと、めっちゃ稀少な事例じゃないですか?
美形。
背が高い。
歌える。
この3つを備えている若手スターって。
このうち2つまでなら、いくらでもいるし、ひとつしか備えてなくても平気で新公主演していたりするのが現状じゃないですか。
コネクションがどーのとかの裏の事情はともかく、劇団が現在重要視しているのって、第一が「身長」なのかな。
背が(ある程度)高いこと。
美貌はあとからどーにでもなる。元の顔立ちがどうあれ、スターとして磨かれればみんなきれいになるし。
ある程度の身長があって舞台映えすること。それがいちばん重要。
美貌も実力も、あとからなんとでもなる……そういう考え方?
美貌はともかくとして、歌唱力の軽視はひどい。
現在の「歌」劇団で、歌唱力を武器にしているスターの少ないこと。路線スターは歌ヘタが当たり前、音痴でなければ万々歳、という。
身長に比べて、歌なんかどーでもいー、と思っているんだろうなあ。
きれいで歌のうまい子だってもちろん劇団にはいるけれど、概ね身長が足りない。そーゆー子は新公主演できずに終わっている。
今ブレイク中の星組の礼くんだって、身長があればもっと早くに新公主演できただろう。
いい悪いではなく、それが現状。
劇団がまず舞台上での見栄え重視なら、それはそれで仕方ない。背の高い新人スターたちが、少しも早く実力を付けることを祈るのみ。
そんななかで。
劇団が求めるだけの背の高さ、見栄えの良さを持っていて。
しかも、研5の段階でぷくぷくまるまるしたオンナノコではなく、ちゃんと男役の外見をしていて、派手な美形顔で。
その上、歌が歌える、ってナニその稀少種!! 劇団全組見回してもちょー少数派ですよ、保護対象ですよ!!
歌が歌える、ってことは、舞台の上でちゃんと声を出せる、芝居として喋れるってことです。
歌ウマと芝居巧者はイコールではないけれど、ヅカヲタ経験上、一定レベル以上の歌を歌えるのに、台詞声は素人、って人は思い当たらない。(反対に、芝居が文化祭レベルの人は歌も大変なことになっている場合が多い)
芝居がうまくなくても、「声」をきちんと操作出来る人は、最低限「舞台人」としての格好は付くからさー。
正直かなとくんは、歌ウマというほどの歌声を今回披露していなかったと思うし、芝居だってまだまだだと思う。
でも、研5で初主演、今まで新公ですら番手付きの役はしたことない、って子がここまでやれれば充分でしょう!って出来だし。
なんかとてもシンプルに、感動したのですよ。
新公主演として舞台に立っている子が、「美形で、背が高くて、歌えている」ことに。
こんな新公観るの、いつぶりだ……?
そりゃ、最後の新公主演をしているときのれおんくんだとか咲ちゃんだとか、このレベルをクリアしている子はいたけれど、彼らは路線人生ど真ん中を何年も何年も歩いて、主演を何度も何度も経験して磨かれた結果の新公で、それに見合うだけの結果を出していたわけで。
劇団推しのスター様たちはどーしても、主演を重ねるに従って観ている側の期待値が上がり、ハードルが上がるもんで、彼らがある程度出来たからって、あんまりストレートな感動になりにくいのだわ。
そんな背景も踏まえつつ。
ずっと脇役ばかりだった、組ファン以外には無名の下級生が、こうして晴れの舞台を与えられ、場に相応しいだけの結果を出してくれたことに、感動するのです。
大劇場の舞台の中心に立っている子が、美形で、背が高くて、しかも歌えてるんですよ!!
すげーー!!
なんかとても基本的過ぎて、真っ先に感動するところがソコなの?!というセルフツッコミはあるんだけど、だってだって、ほんとにめずらしいんだもの、こんな新公主演スター!!
劇団推しスター様たちに対してハードルが上がっているように、これから先かなとくんが主演総ナメする扱いを受ければ、彼へのハードルも上がって行くと思う。
でも今の段階では、ほんとにただもううれしい。
もっといい役を演じるかなとくんが観たかった。がっつり芝居し、歌を歌うかなとくんが観たかった。
主役を演じるかなとくんが、観たかった。
わたしが知る範囲で、彼は学年と経験のわりに歌が歌えて芝居が出来る下級生なんだもの! そして、背が高くて美形なんだもの! 真ん中で観てみたいよ! いっつも脇役ばっかなんだもん!
望みが叶った。
それだけで、感動できる舞台。
「劇団のやること」に対する、わたしの基本値が低すぎるのかもしんないけど。
今回のキャスティングは、とてもうれしい。
新人公演『Shall we ダンス?』にて。
他のなにをさておいて、とてもシンプルに、美形で背が高くて歌える、新人スターが、新公主演しているということに、感動した。
えーと、めっちゃ稀少な事例じゃないですか?
美形。
背が高い。
歌える。
この3つを備えている若手スターって。
このうち2つまでなら、いくらでもいるし、ひとつしか備えてなくても平気で新公主演していたりするのが現状じゃないですか。
コネクションがどーのとかの裏の事情はともかく、劇団が現在重要視しているのって、第一が「身長」なのかな。
背が(ある程度)高いこと。
美貌はあとからどーにでもなる。元の顔立ちがどうあれ、スターとして磨かれればみんなきれいになるし。
ある程度の身長があって舞台映えすること。それがいちばん重要。
美貌も実力も、あとからなんとでもなる……そういう考え方?
美貌はともかくとして、歌唱力の軽視はひどい。
現在の「歌」劇団で、歌唱力を武器にしているスターの少ないこと。路線スターは歌ヘタが当たり前、音痴でなければ万々歳、という。
身長に比べて、歌なんかどーでもいー、と思っているんだろうなあ。
きれいで歌のうまい子だってもちろん劇団にはいるけれど、概ね身長が足りない。そーゆー子は新公主演できずに終わっている。
今ブレイク中の星組の礼くんだって、身長があればもっと早くに新公主演できただろう。
いい悪いではなく、それが現状。
劇団がまず舞台上での見栄え重視なら、それはそれで仕方ない。背の高い新人スターたちが、少しも早く実力を付けることを祈るのみ。
そんななかで。
劇団が求めるだけの背の高さ、見栄えの良さを持っていて。
しかも、研5の段階でぷくぷくまるまるしたオンナノコではなく、ちゃんと男役の外見をしていて、派手な美形顔で。
その上、歌が歌える、ってナニその稀少種!! 劇団全組見回してもちょー少数派ですよ、保護対象ですよ!!
歌が歌える、ってことは、舞台の上でちゃんと声を出せる、芝居として喋れるってことです。
歌ウマと芝居巧者はイコールではないけれど、ヅカヲタ経験上、一定レベル以上の歌を歌えるのに、台詞声は素人、って人は思い当たらない。(反対に、芝居が文化祭レベルの人は歌も大変なことになっている場合が多い)
芝居がうまくなくても、「声」をきちんと操作出来る人は、最低限「舞台人」としての格好は付くからさー。
正直かなとくんは、歌ウマというほどの歌声を今回披露していなかったと思うし、芝居だってまだまだだと思う。
でも、研5で初主演、今まで新公ですら番手付きの役はしたことない、って子がここまでやれれば充分でしょう!って出来だし。
なんかとてもシンプルに、感動したのですよ。
新公主演として舞台に立っている子が、「美形で、背が高くて、歌えている」ことに。
こんな新公観るの、いつぶりだ……?
そりゃ、最後の新公主演をしているときのれおんくんだとか咲ちゃんだとか、このレベルをクリアしている子はいたけれど、彼らは路線人生ど真ん中を何年も何年も歩いて、主演を何度も何度も経験して磨かれた結果の新公で、それに見合うだけの結果を出していたわけで。
劇団推しのスター様たちはどーしても、主演を重ねるに従って観ている側の期待値が上がり、ハードルが上がるもんで、彼らがある程度出来たからって、あんまりストレートな感動になりにくいのだわ。
そんな背景も踏まえつつ。
ずっと脇役ばかりだった、組ファン以外には無名の下級生が、こうして晴れの舞台を与えられ、場に相応しいだけの結果を出してくれたことに、感動するのです。
大劇場の舞台の中心に立っている子が、美形で、背が高くて、しかも歌えてるんですよ!!
すげーー!!
なんかとても基本的過ぎて、真っ先に感動するところがソコなの?!というセルフツッコミはあるんだけど、だってだって、ほんとにめずらしいんだもの、こんな新公主演スター!!
劇団推しスター様たちに対してハードルが上がっているように、これから先かなとくんが主演総ナメする扱いを受ければ、彼へのハードルも上がって行くと思う。
でも今の段階では、ほんとにただもううれしい。
もっといい役を演じるかなとくんが観たかった。がっつり芝居し、歌を歌うかなとくんが観たかった。
主役を演じるかなとくんが、観たかった。
わたしが知る範囲で、彼は学年と経験のわりに歌が歌えて芝居が出来る下級生なんだもの! そして、背が高くて美形なんだもの! 真ん中で観てみたいよ! いっつも脇役ばっかなんだもん!
望みが叶った。
それだけで、感動できる舞台。
「劇団のやること」に対する、わたしの基本値が低すぎるのかもしんないけど。
今回のキャスティングは、とてもうれしい。
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