2回目の観劇で、開眼しました。
 『ナルシス・ノアールII』若作りまっつに必要なものは、前 髪 であると!!

 ああ誰か、少しも早くまっつに伝えてください、前髪をざんぱら揺らして踊るべきですと。
 キラキラ若者スマイル☆が 痛々しいさわやかな、「歌う若者A」。←役名
 「飛びだそう~~!!」の台詞が裏返っていたり、 いたたまれない初々しい、「青春の輝き」。←場面名

 何故にまっつがこの場面、この役……。
 単に「光と影」に出ないから、必然的にこの役割が回ってきたんだよな。なんて雑な扱い。

 ああ、そして、3回目の観劇にて。

 楽しくなった(笑)。

 どうしよう、この場面楽しい。
 このたるいショーの中で、いちばん楽しいかも(笑)。

 当時の星組3番手のマリコさんは、中卒の研9。(まつださんは研16で、中卒ではありません)
 それくらい若いマリコさんでも、「うわ、大変だな」と思える、タカラヅカならではのトンチキロック。
 イケイケでバリバリで昭和な、素晴らしい場面。
 1941年生まれ(Wiki参照)の岡田先生が想像するところの「若者」らしい、トンデモ衣装に身を包んだ雪っこたちが「いぇ~い♪」で「ヘイヘイヘイ♪」「青春って素晴らしい♪」と激しく歌い踊る。
 色彩もデザインも常識を超えた素敵衣装の若者たちのなか、たぶんいちばんマシっちゅーか大人っぽい格好をさせてもらっているのは、せめてもの気遣いでしょうか。>まっつ

 このあらゆる意味で「無理してる」「アウェイ」感ゆんゆんのまつださんが……素敵。

 あのクールな人が、テンション上げて。
 無表情がデフォな人が、大口開けて。
 大人っぽさが持ち味の人が、若者ぶって。

 客席がぽかーんとしていても困惑半端なくても、負けずにアクセルを踏む。

 その全霊あげて取り組んでる感、らしくないことを真正面から挑んでる感が、もう、もう……たまりません。

 やっぱ、「はじめて見る贔屓」ってのは、強いわ。
 苦手分野だろうと似合ってなかろうと、「こんなまっつ滅多に見られない」なら、それだけで十分商品価値がある。お金を出して見たいと思わせる。

 たーのーしーいー。
 若作りまっつ素敵。
 無理しまくりまっつかわいい。

 髪型も工夫してるっぽいしな。ま、時間たっぷりあるから髪型いじれるんだろうし。
 このままもっと髪をラフに下ろして、揺らして踊ってくれたら最高。

 タカラヅカって素敵なところだ。
 つくづくそう思いまっつ。

 ご当地ジェンヌ紹介で投げキスしてキザるまつださんに惚れ惚れしつつ。

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