わーん、もう日本物やだーー!!

 100周年公演ラインアップがいろいろ発表になりました。
2013年末
花組
 らんとむDS
 みりおDS

 バウ 『New Wave! -花-』 だいもん、あきら、キキ
2014年1月
月組
 梅芸 『風と共に去りぬ』  まさお、トド
 バウ 『New Wave! -月-』 みやるり、とし、ちなつ、たまきち
2月
宙組
 中日 『ロバート・キャパ』『シトラスの風II』 かなめ、みりおん
 DC・青年館 『翼ある人びと―ブラームスとクララ・シューマン―』 まぁくん
3月
雪組
 全ツ 『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』 ちぎ
 DC・青年館 『心中・恋の大和路』 えりたん、あゆっち

 『JIN』『若き日の唄は忘れじ』『若き日の唄は忘れじ』『心中・恋の大和路』『一夢庵風流記 前田慶次』って、どんだけ日本物尽くしなのよー。
 100周年だからこそ「日本物の雪組」再確認はいいけど、そんなら時代を変えろー!!
 唯一『一夢庵風流記 前田慶次』だけチガウけど、「ちょんまげ」なのは一緒じゃん、平安以前を混ぜろ~~!
 ついでにいうと、あゆっちは日本物似合わないんだってばー、丸顔に日本髪は鬼門なんだってばー! 『JIN』の花魁がどんだけ悲しいことになっていたか、何故学習しないんだ劇団……。

 そして、ちぎくんはどこまで女役……。
 2013年4月から、2014年3月まで、女役だけなのか……。そりゃDSやるけどさ、DSってのはイベントで、「公演」ぢゃないんだもんよ、劇団発行の「ステージアルバム」に載らないのよ? 『CONGRATULATIONS 宝塚!!』だけが救いか……。

 なんでこう極端なんだろうなあ。もっとバランス良く配分出来ないのかよ。

 そして、雪担として演目に肩を落としてます。
 『ベルばら』キライだし。また観ることになるのかと。
 『心中・恋の大和路』は名作です。泣けます。ガチに大泣き出来ます。ただ、『若き日の唄は忘れじ』と直近で観たい演目じゃありません。
 『若き日の唄は忘れじ』だって名作だよ、泣けるよ、でも中日と全ツで直近で同じ面子で観たいわけじゃない、と同じ。

 どんだけうまいステーキでも、毎食食わされたらありがたみが薄れるっつーことですな。

 まっつはたぶん『心中・恋の大和路』だろうなあ……。
 ラストでまるまる1曲「この世にただひとつ」を歌えるキャラが、まっつ以外に思いつかないので……。
 98年のコウちゃん主演バウでは、ハマコが熱唱していた。2番手のケロは歌がアレな人だったんで無理だったけど、まっつならたぶんこの歌が回ってくるんじゃあ……。主役とヒロイン、ふたりきりの場面にかぶせて歌うわけだから、誰が歌ってもいいんだし。
 ハマコの学年(新公学年だった)でいいなら、あすくんというテもありだろうけどさー。
 あの曲を誰が歌うかで、振り分けが決まりそう……。

 『心中・恋の大和路』の2番手役、八右衛門はいい役です。主役の忠兵衛がアホでヘタレのダメンズな分、その親友の八右衛門は何拍子も揃ったイケメンです。めっちゃカッコイイ大人の男です。この役を演じるケロに惚れ直したもんだ。

 しかし……。
 今んとこわたし、八右衛門を演じるまっつは見たくないです。
 ケロと同じ役は、見たくないのです。
 くそー、複雑なのよーー。

 ならいっそ『ベルばら』、毒殺シーンのあるまつドレ!! ……てのはイベント感覚でアリだけど、メインが九州の全ツにまっつの居場所があるとは思えないっす。
 まっつは全ツだと扱いの下がる人だから、劇団の思惑的に「次世代」売りの場にはいないだろうなあ、という後ろ向きな予想(笑)。
 なんつーんだ、『REON!!』と『天使のはしご』の振り分けに劇団の描く「次世代」がはっきり現れていたような感じでさ。
 てゆーかあの劇団が、まっつに『ベルばら』でタイトルロールやらせるはずがない(笑)。
 もしもまっつがアンドレだったら九州まで遠征しますけども。……お財布にやさしいDCと東京で済むだろうなあ。


 えりたんを「トップスターだよなあ!」と思うのは、どんな演目が来ても「えりたんに合わない!」とは思えないところ。
 秘剣村雨!の文四郎も、ダメ男の忠兵衛も、かぶき者の慶次も、「えりたんなら大丈夫!」と思わせてしまう……。
 だからこそ彼は、「トップスター」なんだよな。


 楽しみなのは、まぁくんDC!
 『月雲の皇子』の久美子せんせ来たね~~! 新作楽しみ~~。

 あと、バウ公演。
 「ショースター育成」の必要性を、今ごろ気づいたのかな、劇団。
 過去に『ハロー!ダンシング』というダンスのWSはやってるけど、「スター育成」公演じゃなかったんだよね。部分的にスター候補生も使っていたけど、名目がダンス職人とか別格さんをメインにした公演だったから。
 劇団がガチに「トップスターにする!」と決めた若手に、「ショーの真ん中」を経験させなきゃカンパニーとしてじり貧になる、って今ごろ気づいたんや……。
 昔は放っておいてもスターは育ったのかもしんないけど、今の若い子は、機会を作って道を整備してあれこれあてがってあげないと、いろんなことが身につかないんすよ……。
 「かつての花組、月組の名場面の再現」「古今東西の名曲に乗せて歌い踊る」と演目紹介にあるので、新公主演したスターが、場面ごとに「トップスターの役をやる」のかなあ? そうやって「真ん中力」を磨くのかなあ?
 大劇場の真ん中で輝けるショースターの存在はマジ必要なので、よい公演にして欲しいっす。
 個人的に、だいもんが出演者に入っているのがうれしい! オサ様の名曲歌ってーー!!


 最後に。
 植爺、働き過ぎ。

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