人とか演出とか。@ロミオとジュリエット
2013年6月4日 タカラヅカ 『ロミオとジュリエット』初日の感想あれこれ。
パリス@みっきー、久しぶり。初演で「みっきーがこんなに大きな役を」と胸熱だったことを思い出す。3年ぶりなんだね、こちらも初演と同じ役なんだね……と思いつつも、……なんか、別の人でした。
あれ? パリスってこんな人だっけ?
みっきーパリスはちくわ付きロココなお貴族様カツラで、見た目からしてユーモラスに登場。
再演雪組からパリスは「変な人」「見た目からありえない人」になっていたけれど、初演では「気取り屋のまぬけ」「空気読めない人」ではあっても、見た目からコメディアンではなかった……よね?
初演パリスはビジュアル的にはふつーにイケメン、でも言動が「気取り屋のまぬけ」で、とてもタカラヅカ的だったような。だってタカラヅカだもん、二枚目は多い方がいいと思うんだが。
やっぱ雪組以降のパリス像が、イケコのイメージするパリスなのかな。
見た目からしてみょーな姿で、お笑い担当一直線。
パリスがというか、仮面舞踏会の演出がよりわかりやすく……わたし的にはちょっとやりすぎで興ざめな感じになってたんだけど。
ロミオとジュリエットが素顔同士で出会うところからスタート、って、「マスクの下の瞳」ちゃうやん!というか、どうにもドラマティックさが減ったなあと。なんかやたら接触してるよねえ。まず目が合って、仮面付けてえんえん踊って、バタバタしたあとまた踊って……って。恋に落ちるまで長ぇ。
惹かれ合うふたりをわかりやすく演出したんだろうけど、そこまで補助輪付ける必要あるのかなあ。んなもんなくても、十分運命のふたりだとわかるのに。
パリスとティボルトの追いかけっこにしろ、ドタバタ感が増して、せっかくの美しい画面と音楽の邪魔になっている……と、わたしには思えた。
仮面舞踏会の「どこを見たらいいのかわからない! 目がいくつあっても足りない!」感が大好きなんだけど、それはただドタバタすればいいってもんぢゃないと思うの……。
柚長のフラメンコの唐突さと、はじまりの仰々しさに比べて拍子抜けのあっけなさもバランス悪い……。
というか、仮面舞踏会の余興って必要なのか?
初演に引き続きのキャスティング、キャピュレット夫人@ころちゃんがいい!
さらにバージョンアップしている感じ。美しさと「現役」感、肉食ぶりと迫力の歌声。
てゆーかこの人、キモチ悪くない?
ついころちゃん注視しちゃったんだけど、ティボルト絡みだとひとりであふんあふん悶えてて、どーしたもんかと(笑)。
「俺はティボルト」を歌い出す前あたり? 今までなら薔薇を2階から落としてたんだけど、その演出がなくなった代わり、ひとりでくねくね悶えてる……だ、大丈夫か。
キモチ悪いっつーか、そこを通り過ぎて一気に愉快になるレベル(笑)。あのやり過ぎ感、たまらんわー。
ロレンス神父@エマさんはまた演技変わってるんだなあ。今まででいちばんおだやかな気がする。
てゆーか月組に出演していたときの「保父さん感」はすごかったもんな。幼い子どもをあやし、守る感じ。
れおんくん相手だとそんなことをする必要がないので、そして「星組組長」としてのお笑い感も出す必要がないのか、ほんとに控えめな、されど頼り甲斐のある大人。
組長のお笑い感、って変かもしれないけれど、エマさんが星組長だったときは彼のキャラクタは固定されていたというか、本人も周りもその「キャラ」への期待があって、そのニュアンスにこだわった芝居をしていた気がする。
カタチばかりの専科さんだけど(星にしか出てないじゃん。例外は『ロミジュリ』だけ、ってソレやっぱ星つながりな感じ)、組を離れることでニュートラルな芝居もするようになったのかなあ。
と、勝手にそんなことを考える。
大公@まさこは、危惧していたよりずーーっと歌えてた!!
銀橋ひとり渡りするランクのスターさんで、全組合わせていちばんの音痴認定だったので(笑)、どうなることかとマジに心配していた。
もちろんうまくはまったくないし、あちこちハズしてるわハズれ防止かみじかく切っているわで、ハラハラしてたまらないんだけど、それでもキャラで押し切った感じ。
だって、格好いいんだもん。
あのビジュアル、でかい身体、でかい声。それで帳消しにする感じ。
しかし大公役の「譲れないライン」って、歌ウマということではなく、でかいってことだったのか……。
ミュージカル『ロミオとジュリエット』の最初のソロを歌う人なのに……(笑)。
まだモブのみなさんを観る余裕がなくて、誰がどこにいるのかよくわかんない。
赤チームが目に付くのはもう癖かなあ。あー、はるこちゃん好みだわー。
フィナーレがカッコ良くてイイ!!
月組のフィナーレは何故あんなことに……。
フィナーレのシュウ・シオツキはひどいですよ。ええほんとにひどいですよ。
金髪ポニテひるがえして踊るとか、ひどすぎるっ。
どんだけ格好いいんですか、目を奪うんですか、ええいけしからん!(笑)
本編の青チームでも、初演まんまの髪型で目立ちまくってるくせに、フィナーレでもやるか! ひどい! 素敵過ぎる!!
そしてなんつってもこのフィナーレが素晴らしいのは、『ロミジュリ』で、正しく「タカラヅカ」のデュエットダンスがある。……そんな当たり前のことに、感動する。
一夫一婦制ですよ、やっぱ。一ロミオ一ジュリエット制ですよ、やっぱ。
はー、ねね様のショートカットかわいい、チラ見えするおみ足がやばい。
『ロミジュリ』大好きだー。
パリス@みっきー、久しぶり。初演で「みっきーがこんなに大きな役を」と胸熱だったことを思い出す。3年ぶりなんだね、こちらも初演と同じ役なんだね……と思いつつも、……なんか、別の人でした。
あれ? パリスってこんな人だっけ?
みっきーパリスはちくわ付きロココなお貴族様カツラで、見た目からしてユーモラスに登場。
再演雪組からパリスは「変な人」「見た目からありえない人」になっていたけれど、初演では「気取り屋のまぬけ」「空気読めない人」ではあっても、見た目からコメディアンではなかった……よね?
初演パリスはビジュアル的にはふつーにイケメン、でも言動が「気取り屋のまぬけ」で、とてもタカラヅカ的だったような。だってタカラヅカだもん、二枚目は多い方がいいと思うんだが。
やっぱ雪組以降のパリス像が、イケコのイメージするパリスなのかな。
見た目からしてみょーな姿で、お笑い担当一直線。
パリスがというか、仮面舞踏会の演出がよりわかりやすく……わたし的にはちょっとやりすぎで興ざめな感じになってたんだけど。
ロミオとジュリエットが素顔同士で出会うところからスタート、って、「マスクの下の瞳」ちゃうやん!というか、どうにもドラマティックさが減ったなあと。なんかやたら接触してるよねえ。まず目が合って、仮面付けてえんえん踊って、バタバタしたあとまた踊って……って。恋に落ちるまで長ぇ。
惹かれ合うふたりをわかりやすく演出したんだろうけど、そこまで補助輪付ける必要あるのかなあ。んなもんなくても、十分運命のふたりだとわかるのに。
パリスとティボルトの追いかけっこにしろ、ドタバタ感が増して、せっかくの美しい画面と音楽の邪魔になっている……と、わたしには思えた。
仮面舞踏会の「どこを見たらいいのかわからない! 目がいくつあっても足りない!」感が大好きなんだけど、それはただドタバタすればいいってもんぢゃないと思うの……。
柚長のフラメンコの唐突さと、はじまりの仰々しさに比べて拍子抜けのあっけなさもバランス悪い……。
というか、仮面舞踏会の余興って必要なのか?
初演に引き続きのキャスティング、キャピュレット夫人@ころちゃんがいい!
さらにバージョンアップしている感じ。美しさと「現役」感、肉食ぶりと迫力の歌声。
てゆーかこの人、キモチ悪くない?
ついころちゃん注視しちゃったんだけど、ティボルト絡みだとひとりであふんあふん悶えてて、どーしたもんかと(笑)。
「俺はティボルト」を歌い出す前あたり? 今までなら薔薇を2階から落としてたんだけど、その演出がなくなった代わり、ひとりでくねくね悶えてる……だ、大丈夫か。
キモチ悪いっつーか、そこを通り過ぎて一気に愉快になるレベル(笑)。あのやり過ぎ感、たまらんわー。
ロレンス神父@エマさんはまた演技変わってるんだなあ。今まででいちばんおだやかな気がする。
てゆーか月組に出演していたときの「保父さん感」はすごかったもんな。幼い子どもをあやし、守る感じ。
れおんくん相手だとそんなことをする必要がないので、そして「星組組長」としてのお笑い感も出す必要がないのか、ほんとに控えめな、されど頼り甲斐のある大人。
組長のお笑い感、って変かもしれないけれど、エマさんが星組長だったときは彼のキャラクタは固定されていたというか、本人も周りもその「キャラ」への期待があって、そのニュアンスにこだわった芝居をしていた気がする。
カタチばかりの専科さんだけど(星にしか出てないじゃん。例外は『ロミジュリ』だけ、ってソレやっぱ星つながりな感じ)、組を離れることでニュートラルな芝居もするようになったのかなあ。
と、勝手にそんなことを考える。
大公@まさこは、危惧していたよりずーーっと歌えてた!!
銀橋ひとり渡りするランクのスターさんで、全組合わせていちばんの音痴認定だったので(笑)、どうなることかとマジに心配していた。
もちろんうまくはまったくないし、あちこちハズしてるわハズれ防止かみじかく切っているわで、ハラハラしてたまらないんだけど、それでもキャラで押し切った感じ。
だって、格好いいんだもん。
あのビジュアル、でかい身体、でかい声。それで帳消しにする感じ。
しかし大公役の「譲れないライン」って、歌ウマということではなく、でかいってことだったのか……。
ミュージカル『ロミオとジュリエット』の最初のソロを歌う人なのに……(笑)。
まだモブのみなさんを観る余裕がなくて、誰がどこにいるのかよくわかんない。
赤チームが目に付くのはもう癖かなあ。あー、はるこちゃん好みだわー。
フィナーレがカッコ良くてイイ!!
月組のフィナーレは何故あんなことに……。
フィナーレのシュウ・シオツキはひどいですよ。ええほんとにひどいですよ。
金髪ポニテひるがえして踊るとか、ひどすぎるっ。
どんだけ格好いいんですか、目を奪うんですか、ええいけしからん!(笑)
本編の青チームでも、初演まんまの髪型で目立ちまくってるくせに、フィナーレでもやるか! ひどい! 素敵過ぎる!!
そしてなんつってもこのフィナーレが素晴らしいのは、『ロミジュリ』で、正しく「タカラヅカ」のデュエットダンスがある。……そんな当たり前のことに、感動する。
一夫一婦制ですよ、やっぱ。一ロミオ一ジュリエット制ですよ、やっぱ。
はー、ねね様のショートカットかわいい、チラ見えするおみ足がやばい。
『ロミジュリ』大好きだー。
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