役替わりのみなさん覚え書き。@ME AND MY GIRL
2013年5月23日 タカラヅカ 今さらだけど、『ME AND MY GIRL』の話。
去年の『フットルース』が心に刻まれすぎていて、「梅芸でタカラヅカ」ってだけで心がヒリヒリする。
なにかっちゃー去年を思い出して。
しあわせの記憶は、振り返ると切ない。
『フットルース』もプレゼント企画いろいろだったなあ。
と、入口で手渡されたノベルティを見て、なつかしく思い出した。
ええ。
あのときもたしか、コマつんグッズばっかり、集まったんだっけ。
今回も、コマくんグッズがダブりました……(笑)。
わたし、どんだけコマつん運あんねん。
コマくんカードどコマくん缶バッチ、ふたつずつget。
まさか2年連続コマ尽くし(笑)。
、てことで、Bバージョンの話。
お目当ては、コマくんです。
パーチェスター@コマ。
配役が発表になったときは正直「コマくんの得意分野、想像が付く」と思った。コマくんのコメディセンスは周知のことだったし。
コマつんは少年役者でもあるけど、愉快なおっさんもふつーに得意だよね。
勝手に「パーチェスターだから、こんなもん」と思っていただけに、登場した瞬間から、驚いた。
ほら、ちょろっと上の方を横切るじゃん?
あれだけで、「え?」と二度見した(笑)。
パーチェスター……?
パーチェスターって、おっさんぢゃなくてもいいのか!!
まさかの若者。
ヒゲなし、たよりなさそーなぼんぼん弁護士。
絶対こいつ二代目だ、山野先生@『BJ』的立場だ!(笑)
コマのパーちゃんが『ME AND MY GIRL』という作品に合っているかどうかは、わからない。いわゆる「『ミーマイ』のパーチェスター」ではなかったから。
ただ、パーチェスターのキャラがチガウだけで、ずいぶん現代的というか、クラシック感が薄れたなと。
そして、まさおくんの持ち味的に、こういうさらっとした感じの方が、作風としては合っているのかなとも思った。
まさおの視界を妨げないパーチェスターだなー。つか、とても「タカラヅカ」の、パーチェスターという気がした。ミュージカルのキャラクタというより、タカラヅカの男役スターがやっているパーチェスター。
強すぎない分、妄想をかき立てられる、よいにーちゃんでしたよ、コマパーちゃん(笑)。
役替わりのヘザーセット@マギーはもお、もおっ、カッコイイ!!
なにあのロマンスグレー!!
「セバスチャン」「ギャリソン」と呼びたくなる、完璧な執事ぶりだわ!←なんとなく、執事というとセバスチャンかギャリソン……(笑)。マギーはギャリソンかなああ。
ジャッキー@みやるりは、なんかもー、すごい良かった!!
美女でありながら、微妙なうさんくささというかヲカマ臭がしていて、ナイスジャッキー!
わたしにとってジャッキーはヲカマ風味でなくてはならないので、違和感ナイ美女では物足りないのだ(笑)。
配役が発表されたとき、いちばん心配したのは、実は、脚。
全ツですでに女装しているから、今さらみやるりが女装しても新鮮味はないし、なによりあの鶏ガラ脚を見せられてもなー、と肩を落とした。
いやいやいや、んなこたぁない、素敵な脚線美じゃった。
あの見ていて痛々しい、正視に耐えないゴボウ脚から、短期間でこれだけきれいな脚にするんだから、ジェンヌってマジすげえ。
ジェラルド@かちゃは、センターパーツかわいー。ヘタレ青年は得意分野だよなー。もともと見た目が幼いかわいこちゃんだからなー。
しかし彼は、いろいろと難しいなと、また思った。
隣に立つジャッキーがサイズ的にジェラルドと余り変わらないだけに、ジェラルドの小顔さが違和感。
ふつー、女子より男子の方が顔は大きいじゃん。ジェラルドの顔が小さすぎて、みやるりがどうというわけではなく、他の女性キャラすべて合わせても、なんか不思議なバランスに見えた。
かちゃを男役として違和感なく置くためには、周囲の娘役を全員彼より小顔にしなきゃいけないんだわ……それってなんつー難題。
サリー@ちゃぴがますますかわいくて、どうしようかと。
この子を見ているだけで泣ける。
ビル@まさおくんは……わたしほんと、ビルって役、好きじゃないんだよなあ。
おちゃらけているところは役として苦手、紳士になってからなら好き。
まとぶんビルとどっちがより苦手か、見ながらしみじみ考えてしまった。……ええ、まとぶんピル苦手だったさ……Mr.YUも好きじゃなかったもんでなー。
わたしは『ミーマイ』という作品自体が好きではないのだけど、もしも贔屓が出演するとなったら悲嘆に暮れていたと思うけど、今回ちょっと考え直した。
もしも贔屓がビル役なら、たのしいのかもなと。
『ベルばら』嫌いだけど、贔屓がアンドレだと楽しい、みたいなもんで。
作品は好きじゃなくても、その役を演じる贔屓を眺める、というだけなら、愉しみ方はチガウ。
だってタカラヅカは、所詮は「スター」を観に行くものだ。作品が良いに越したことはないけれど、どんな駄作でも、好みに合わなくても、ご贔屓が出ていればリピートするし、それなりに楽しめる。反対に、贔屓が出ていない作品は、作品力が大きくものを言う。駄作だとリピート出来ない。
ビルはタカラヅカのスターが演じる必要のない役だと思うけれど、だからこそ、「タカラヅカのスター」だと到底することのない下品な動き、滑稽な表情、くだらないギャグをやる姿を見られる。
他では見られない、はじめて見るご贔屓の姿、を見られるわけだから、その点において、たのしいのかも。
ご贔屓なら、それがどんな姿であっても、ナニをしても、ひたすら楽しいんだもの。
だから主演のファンにとって、『ミーマイ』もビルも、素晴らしいものなのかもしれない。
かなしいかな、わたしはいつもトップスター様のファンにならないので、……つーか、好きになる人はトップになってくれないので(笑)、『ミーマイ』といえば「贔屓が出るとしたらモブ」「せいぜいバターズビー卿」という前提で考えちゃうから、「作品苦手。贔屓に出て欲しくない」になっちゃうんだよな。(花組『ミーマイ』演目発表時)
ただ、わたしの好き嫌いは、「贔屓が出演するかどうか」によっても大きく変わる。
なにしろ贔屓が出ていればフタ桁観劇前提だ。
1回観て楽しい作品と、20回観て楽しい作品はチガウ。
『ミーマイ』は1回観る分はちゃんと楽しい。役替わりも含めて2~3回までならまだ、大丈夫かな。
ほんとに、贔屓中心脳なんだなあ、わたし。
去年の『フットルース』が心に刻まれすぎていて、「梅芸でタカラヅカ」ってだけで心がヒリヒリする。
なにかっちゃー去年を思い出して。
しあわせの記憶は、振り返ると切ない。
『フットルース』もプレゼント企画いろいろだったなあ。
と、入口で手渡されたノベルティを見て、なつかしく思い出した。
ええ。
あのときもたしか、コマつんグッズばっかり、集まったんだっけ。
今回も、コマくんグッズがダブりました……(笑)。
わたし、どんだけコマつん運あんねん。
コマくんカードどコマくん缶バッチ、ふたつずつget。
まさか2年連続コマ尽くし(笑)。
、てことで、Bバージョンの話。
お目当ては、コマくんです。
パーチェスター@コマ。
配役が発表になったときは正直「コマくんの得意分野、想像が付く」と思った。コマくんのコメディセンスは周知のことだったし。
コマつんは少年役者でもあるけど、愉快なおっさんもふつーに得意だよね。
勝手に「パーチェスターだから、こんなもん」と思っていただけに、登場した瞬間から、驚いた。
ほら、ちょろっと上の方を横切るじゃん?
あれだけで、「え?」と二度見した(笑)。
パーチェスター……?
パーチェスターって、おっさんぢゃなくてもいいのか!!
まさかの若者。
ヒゲなし、たよりなさそーなぼんぼん弁護士。
絶対こいつ二代目だ、山野先生@『BJ』的立場だ!(笑)
コマのパーちゃんが『ME AND MY GIRL』という作品に合っているかどうかは、わからない。いわゆる「『ミーマイ』のパーチェスター」ではなかったから。
ただ、パーチェスターのキャラがチガウだけで、ずいぶん現代的というか、クラシック感が薄れたなと。
そして、まさおくんの持ち味的に、こういうさらっとした感じの方が、作風としては合っているのかなとも思った。
まさおの視界を妨げないパーチェスターだなー。つか、とても「タカラヅカ」の、パーチェスターという気がした。ミュージカルのキャラクタというより、タカラヅカの男役スターがやっているパーチェスター。
強すぎない分、妄想をかき立てられる、よいにーちゃんでしたよ、コマパーちゃん(笑)。
役替わりのヘザーセット@マギーはもお、もおっ、カッコイイ!!
なにあのロマンスグレー!!
「セバスチャン」「ギャリソン」と呼びたくなる、完璧な執事ぶりだわ!←なんとなく、執事というとセバスチャンかギャリソン……(笑)。マギーはギャリソンかなああ。
ジャッキー@みやるりは、なんかもー、すごい良かった!!
美女でありながら、微妙なうさんくささというかヲカマ臭がしていて、ナイスジャッキー!
わたしにとってジャッキーはヲカマ風味でなくてはならないので、違和感ナイ美女では物足りないのだ(笑)。
配役が発表されたとき、いちばん心配したのは、実は、脚。
全ツですでに女装しているから、今さらみやるりが女装しても新鮮味はないし、なによりあの鶏ガラ脚を見せられてもなー、と肩を落とした。
いやいやいや、んなこたぁない、素敵な脚線美じゃった。
あの見ていて痛々しい、正視に耐えないゴボウ脚から、短期間でこれだけきれいな脚にするんだから、ジェンヌってマジすげえ。
ジェラルド@かちゃは、センターパーツかわいー。ヘタレ青年は得意分野だよなー。もともと見た目が幼いかわいこちゃんだからなー。
しかし彼は、いろいろと難しいなと、また思った。
隣に立つジャッキーがサイズ的にジェラルドと余り変わらないだけに、ジェラルドの小顔さが違和感。
ふつー、女子より男子の方が顔は大きいじゃん。ジェラルドの顔が小さすぎて、みやるりがどうというわけではなく、他の女性キャラすべて合わせても、なんか不思議なバランスに見えた。
かちゃを男役として違和感なく置くためには、周囲の娘役を全員彼より小顔にしなきゃいけないんだわ……それってなんつー難題。
サリー@ちゃぴがますますかわいくて、どうしようかと。
この子を見ているだけで泣ける。
ビル@まさおくんは……わたしほんと、ビルって役、好きじゃないんだよなあ。
おちゃらけているところは役として苦手、紳士になってからなら好き。
まとぶんビルとどっちがより苦手か、見ながらしみじみ考えてしまった。……ええ、まとぶんピル苦手だったさ……Mr.YUも好きじゃなかったもんでなー。
わたしは『ミーマイ』という作品自体が好きではないのだけど、もしも贔屓が出演するとなったら悲嘆に暮れていたと思うけど、今回ちょっと考え直した。
もしも贔屓がビル役なら、たのしいのかもなと。
『ベルばら』嫌いだけど、贔屓がアンドレだと楽しい、みたいなもんで。
作品は好きじゃなくても、その役を演じる贔屓を眺める、というだけなら、愉しみ方はチガウ。
だってタカラヅカは、所詮は「スター」を観に行くものだ。作品が良いに越したことはないけれど、どんな駄作でも、好みに合わなくても、ご贔屓が出ていればリピートするし、それなりに楽しめる。反対に、贔屓が出ていない作品は、作品力が大きくものを言う。駄作だとリピート出来ない。
ビルはタカラヅカのスターが演じる必要のない役だと思うけれど、だからこそ、「タカラヅカのスター」だと到底することのない下品な動き、滑稽な表情、くだらないギャグをやる姿を見られる。
他では見られない、はじめて見るご贔屓の姿、を見られるわけだから、その点において、たのしいのかも。
ご贔屓なら、それがどんな姿であっても、ナニをしても、ひたすら楽しいんだもの。
だから主演のファンにとって、『ミーマイ』もビルも、素晴らしいものなのかもしれない。
かなしいかな、わたしはいつもトップスター様のファンにならないので、……つーか、好きになる人はトップになってくれないので(笑)、『ミーマイ』といえば「贔屓が出るとしたらモブ」「せいぜいバターズビー卿」という前提で考えちゃうから、「作品苦手。贔屓に出て欲しくない」になっちゃうんだよな。(花組『ミーマイ』演目発表時)
ただ、わたしの好き嫌いは、「贔屓が出演するかどうか」によっても大きく変わる。
なにしろ贔屓が出ていればフタ桁観劇前提だ。
1回観て楽しい作品と、20回観て楽しい作品はチガウ。
『ミーマイ』は1回観る分はちゃんと楽しい。役替わりも含めて2~3回までならまだ、大丈夫かな。
ほんとに、贔屓中心脳なんだなあ、わたし。
コメント