主演とヒロイン。@新人公演『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』
2013年5月10日 タカラヅカ 新人公演『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』の主演は咲ちゃん、ヒロインは夢華さん。
正直言って、このふたりが新公主演する意義を、わたしは感じられません。
咲ちゃんはこれで5回目の主演っすか。
『ソルフェリーノの夜明け』『ロジェ』『ロミオとジュリエット』『JIN-仁-』……こんだけやってたらもう、主演しなくてもいいだろうと思ってます。
真のスターは新公主演1回でも真ん中力や技術、そして人気を得ることができるはずで、そーじゃなかったら、回数重ねるごとに難しくなっていく気がする……。昨今のタカラヅカ。
観客は「スター誕生!」というイベントが好きなのであって、「いつも同じ人がいつも主役」「応援してもしなくても、魅力があってもなくても、その人しか主役にならない」とわかっていると、ときめかないんだよなー。
それで伸び悩んだスターさんが山ほどいるのに、まだくり返すのか、劇団よ。
咲ちゃんはもっと出し惜しみした方が良かったよ。
『JIN-仁-』で初主演、今回が2回目の新公主演だったら、どんなに良かったろう……。
足りないまま真ん中をやらせすぎて、ちゃんと実力が付いてきた頃には「スター誕生!」のときめきはまったくなくなっているという。
もったいないなあ、なんでこんないびつな育て方をするんだろう、と首をかしげつつ。
すごくきれいだった、フェルゼン@咲ちゃん。
登場するなり、「うわっ、少女マンガだ!!」と思った。
アラン役より衛兵隊役より、王子様が似合うんだ!!
今まで咲ちゃんって、体格の良さもあってカッコイイ系男っぽい系が合うみたいなイメージがあったけど(不良役ばっかやらされてたし)、実は王子様タイプなんだ!
キラキラ系なんだ!
いやその、ロミオもやってたけど、当時はまるぷくさんで、今ほどきれいじゃなかったし。いやその、今もまだまだ痩せて欲しいけど。
登場するなり「王子様キターーッ! タカラヅカキターーッ!」と思わせてくれるのは、貴重。
金髪巻き毛にパステルカラーの宮廷服が似合うキャラクタは素晴らしいっす。
『ベルばら』は型芝居、歌舞伎だから、とても大変そうだった。植爺芝居での主演は2回目なのに、やっぱり手こずっていた……そりゃそうだよなー……現代の若者にコレやれって言ってもなー。
フェルゼンという役はもともとアタマがオカシイので、型芝居や姿の美しさを愛でるのみで、それ以上はちょっと、なんとも言えないっつーか。
キャラ勝負だよね、咲ちゃんのあったかいキャラクタがにじみ出てて、やさしい風合いになっていたと思う。
ただ、なにしろアタマがオカシイ役なので、ふつーの人が演じても、脚本のおかしさはどうしようもないなと。
トップスターが力尽くでねじ伏せる役だもんなー。えりたんみたいな「ファンタジー」さがないために、いろいろキツイ部分はあった。でもそれ、咲ちゃんのせいちゃうし! 植爺のせいだし!
外見含め、ワタさんのフェルゼンを思い出した。
丸顔フェルゼンだからかなあ?
夢華さんは何故、今さら新公ヒロインなんだろう。
本公演でヒロインを、トップの役を演じた人が、何故今さら新公ヒロイン?
おかしいじゃん。
新公は下級生のお勉強の場であり、適性審査の場でもある。
大劇場の真ん中で1公演ヒロイン演じたんだから、お勉強も適性審査も済ませているでしょうに。
1公演トップ娘役をやって、向いていないと判断したなら新公ヒロインする必要はないし、1公演まるまるヒロインやってそれでもまだ経験値が足りないっていうなら、ソレもうヒロインの適性ナイってことだよ、たかが1回限りの新公ヒロやったからってどうにもならんわ。
心から、劇団がナニをしたいのかわからない……。
1公演まるまるヒロインやった人、トップ娘役ポジをやった人ですから、もちろん、うまいです。
問題ないです。
そんなの、最初からわかってる。
これっぽっちの役割の新公ヒロインも出来ないような人だったら、さらに未熟なときに1公演まるまるヒロイン見せられた客の立場はどうなるんだっつー。
うまくて当たり前。
問題は、だから、ナニ? ってこと。
夢華さんも、あのわけわかんない役替わりヒロインなしで、今ここではじめて新公ヒロインだったら良かったのにね。
ちゃんとうまくて、体型も整ってきて、その上でだったら、疑問もないのにね。
ただの脇役として出演していたバウ公演『インフィニティ』で、カーテンが閉まるまで、無邪気な笑顔で床に這いつくばるよーに客席へと手を振っていた夢華さんは、ふつーに下級生の女の子で、ふつーにかわいかった。
楽しそうで、幸せそうで。
舞台が好きなんだな、歌が好きなんだな、そう思える、ふつうの若いタカラジェンヌだった。
あの笑顔のまま、ふつうの下級生スターとして歩んでこられたら、良かったのに。
わけのわかんない抜擢はせずに。
劇団ってわかんない……。
アントワネットという役は、出番もないし二重人格だしで、型芝居や姿の美しさを愛でるのみで、それ以上はちょっと、なんとも言えないっつーか。
わたしの周囲では、「夢華さんは痩せてきれいになった」と言われているのだけど、わたしにはよくわからない。
ジュリエットやってたときの方が、かわいかったなあ。お肌ふわふわで。
ジュリエットという役は、女の子をとびきりかわいく見せる役だしなー。それに比べてアントワネットときたら、ちっとも魅力がわからない役だしなー。
うまかった、ちゃんと出来ていた、という以外に、特に感想がないっす……。
わたしは横顔スキーです。
ジェンヌさんは横顔で判断します。
夢華さんは横顔が好みじゃないもので、それで点数辛いんですよ……。すんません、いちばんアタマ悪いとこで判断しちゃう人間で。
高い鼻と、デコとアゴが重要評価ポイント。
おでこがなだらかなラインを描き、アゴが細く首筋までシャープなラインであること。
そして、でかくて高い鼻があれば、最強。
……けっこー難しいんだ、この好みって(笑)。
アゴのラインは、大人になると余分な肉が落ちることで好みになってくることがある。
しかしデコのカタチと鼻の大きさは、持って生まれたものだよなあ。
夢華さんには是非、シャープなアゴのラインを期待したい。
ふつーにうまい人だもんな。
でもやっぱり、劇団のやり方がわけわかんない。
悪いのは劇団で、夢華さんのせいではないのだとしても、すっきりしないわー。
正直言って、このふたりが新公主演する意義を、わたしは感じられません。
咲ちゃんはこれで5回目の主演っすか。
『ソルフェリーノの夜明け』『ロジェ』『ロミオとジュリエット』『JIN-仁-』……こんだけやってたらもう、主演しなくてもいいだろうと思ってます。
真のスターは新公主演1回でも真ん中力や技術、そして人気を得ることができるはずで、そーじゃなかったら、回数重ねるごとに難しくなっていく気がする……。昨今のタカラヅカ。
観客は「スター誕生!」というイベントが好きなのであって、「いつも同じ人がいつも主役」「応援してもしなくても、魅力があってもなくても、その人しか主役にならない」とわかっていると、ときめかないんだよなー。
それで伸び悩んだスターさんが山ほどいるのに、まだくり返すのか、劇団よ。
咲ちゃんはもっと出し惜しみした方が良かったよ。
『JIN-仁-』で初主演、今回が2回目の新公主演だったら、どんなに良かったろう……。
足りないまま真ん中をやらせすぎて、ちゃんと実力が付いてきた頃には「スター誕生!」のときめきはまったくなくなっているという。
もったいないなあ、なんでこんないびつな育て方をするんだろう、と首をかしげつつ。
すごくきれいだった、フェルゼン@咲ちゃん。
登場するなり、「うわっ、少女マンガだ!!」と思った。
アラン役より衛兵隊役より、王子様が似合うんだ!!
今まで咲ちゃんって、体格の良さもあってカッコイイ系男っぽい系が合うみたいなイメージがあったけど(不良役ばっかやらされてたし)、実は王子様タイプなんだ!
キラキラ系なんだ!
いやその、ロミオもやってたけど、当時はまるぷくさんで、今ほどきれいじゃなかったし。いやその、今もまだまだ痩せて欲しいけど。
登場するなり「王子様キターーッ! タカラヅカキターーッ!」と思わせてくれるのは、貴重。
金髪巻き毛にパステルカラーの宮廷服が似合うキャラクタは素晴らしいっす。
『ベルばら』は型芝居、歌舞伎だから、とても大変そうだった。植爺芝居での主演は2回目なのに、やっぱり手こずっていた……そりゃそうだよなー……現代の若者にコレやれって言ってもなー。
フェルゼンという役はもともとアタマがオカシイので、型芝居や姿の美しさを愛でるのみで、それ以上はちょっと、なんとも言えないっつーか。
キャラ勝負だよね、咲ちゃんのあったかいキャラクタがにじみ出てて、やさしい風合いになっていたと思う。
ただ、なにしろアタマがオカシイ役なので、ふつーの人が演じても、脚本のおかしさはどうしようもないなと。
トップスターが力尽くでねじ伏せる役だもんなー。えりたんみたいな「ファンタジー」さがないために、いろいろキツイ部分はあった。でもそれ、咲ちゃんのせいちゃうし! 植爺のせいだし!
外見含め、ワタさんのフェルゼンを思い出した。
丸顔フェルゼンだからかなあ?
夢華さんは何故、今さら新公ヒロインなんだろう。
本公演でヒロインを、トップの役を演じた人が、何故今さら新公ヒロイン?
おかしいじゃん。
新公は下級生のお勉強の場であり、適性審査の場でもある。
大劇場の真ん中で1公演ヒロイン演じたんだから、お勉強も適性審査も済ませているでしょうに。
1公演トップ娘役をやって、向いていないと判断したなら新公ヒロインする必要はないし、1公演まるまるヒロインやってそれでもまだ経験値が足りないっていうなら、ソレもうヒロインの適性ナイってことだよ、たかが1回限りの新公ヒロやったからってどうにもならんわ。
心から、劇団がナニをしたいのかわからない……。
1公演まるまるヒロインやった人、トップ娘役ポジをやった人ですから、もちろん、うまいです。
問題ないです。
そんなの、最初からわかってる。
これっぽっちの役割の新公ヒロインも出来ないような人だったら、さらに未熟なときに1公演まるまるヒロイン見せられた客の立場はどうなるんだっつー。
うまくて当たり前。
問題は、だから、ナニ? ってこと。
夢華さんも、あのわけわかんない役替わりヒロインなしで、今ここではじめて新公ヒロインだったら良かったのにね。
ちゃんとうまくて、体型も整ってきて、その上でだったら、疑問もないのにね。
ただの脇役として出演していたバウ公演『インフィニティ』で、カーテンが閉まるまで、無邪気な笑顔で床に這いつくばるよーに客席へと手を振っていた夢華さんは、ふつーに下級生の女の子で、ふつーにかわいかった。
楽しそうで、幸せそうで。
舞台が好きなんだな、歌が好きなんだな、そう思える、ふつうの若いタカラジェンヌだった。
あの笑顔のまま、ふつうの下級生スターとして歩んでこられたら、良かったのに。
わけのわかんない抜擢はせずに。
劇団ってわかんない……。
アントワネットという役は、出番もないし二重人格だしで、型芝居や姿の美しさを愛でるのみで、それ以上はちょっと、なんとも言えないっつーか。
わたしの周囲では、「夢華さんは痩せてきれいになった」と言われているのだけど、わたしにはよくわからない。
ジュリエットやってたときの方が、かわいかったなあ。お肌ふわふわで。
ジュリエットという役は、女の子をとびきりかわいく見せる役だしなー。それに比べてアントワネットときたら、ちっとも魅力がわからない役だしなー。
うまかった、ちゃんと出来ていた、という以外に、特に感想がないっす……。
わたしは横顔スキーです。
ジェンヌさんは横顔で判断します。
夢華さんは横顔が好みじゃないもので、それで点数辛いんですよ……。すんません、いちばんアタマ悪いとこで判断しちゃう人間で。
高い鼻と、デコとアゴが重要評価ポイント。
おでこがなだらかなラインを描き、アゴが細く首筋までシャープなラインであること。
そして、でかくて高い鼻があれば、最強。
……けっこー難しいんだ、この好みって(笑)。
アゴのラインは、大人になると余分な肉が落ちることで好みになってくることがある。
しかしデコのカタチと鼻の大きさは、持って生まれたものだよなあ。
夢華さんには是非、シャープなアゴのラインを期待したい。
ふつーにうまい人だもんな。
でもやっぱり、劇団のやり方がわけわかんない。
悪いのは劇団で、夢華さんのせいではないのだとしても、すっきりしないわー。
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