「雪組の壮一帆」と再会するために・その2。
2013年1月12日 タカラヅカ 年寄りの自分語り。
壮くんについてだらだらと。
壮くんが雪組にいた頃、わたしは彼が苦手だった。
苦手なんだと、気づいた。
芝居のうまいヘタは好みによるところが大きいので、あくまでもわたし個人の基準で、壮くんの芝居が苦手だった。大根だと思った。
ディディエ@『Romance de Paris』なんか、どうしようかと思ったよ……樹里ちゃんをさしおいて、なんでこの、大事な3番手格の役をやってるんだ、そしてぶちこわしているんだと。
全公演観るスタンスはそのあたりから出来ていたので、壮くんの主演舞台も主要舞台も、全部観てきたけど、彼の芝居には感情移入できずに困ったなあ。
だけど、彼を嫌いになりたいわけではなく。
なんというか、「壮一帆」とのつきあい方を模索していた。
わたしは彼と気が合わない。でもわたしは「苦手」「目について困る」相手のことは、なにかスイッチが入ると一気に好きになる場合が多い。
ほんとーに苦手な人はマジに目に入らないので、かえって気にならないんだ。
こんだけ気になるってことは、うまくスイッチが入ってなくて、噛み合っていないんだろう。
さて、どうやったら壮くんとうまくつきあえるのかなあ。
全ツ『ベルばら』で、壮一帆の愛で方に開眼した。
空気読まない芝居に苛々するんじゃなく、笑い飛ばせばいいんだ!……てな。
そして、ここでの気づきは、次の『タランテラ!』にて爆発する。
http://koalatta.blog48.fc2.com/blog-entry-339.html 肯定の輝き。-壮一帆万歳-@タランテラ!
壮くんが好き。
彼を想うだけで泣ける。
……そんな状況に(笑)。
そして、壮くんのキャラクタごと、「ジャンル壮一帆」ごと好きになったとき、彼は当時わたしの贔屓組だった花組へやってきた……。
組替えが発表になったとき、心配しました。
花組にはオサ様がいる。彼は気まぐれな天才、芝居が合わない人は相手役でも2番手でも、無意識にスルーして、自己完結した芝居をする。
壮くんも空気読まない人だし、オサ様はナチュラルボーンだし、どうなるんだ?!
……いやあ、血は水よりも濃い、ってほんとだねえ。
壮くんは、花組の子だった。
雪組にいたときあんなに舞台クラッシャーだったのに、花組の舞台には驚愕するほどなじんだ。星組育ちのまとぶんが1年以上経っているのにまだなじめずにいるっつーに、えりたんはするっと自分の居場所を確保した。
そして彼は、オサ様との相性が良かった。あの人を選ぶ芸風のオサ様と合うなんて……!
壮くんは、花組で花開いた。
雪にいたときヘタレリーマンの挫折専科だったのに、花ではドSキャラというステキ芸風も確立した。
キムシンのミューズ(笑)として、代表作、当たり役にも恵まれた。
えりたんえりたん! 大好きだー!
いつもいつも、わたしを救ってくれる人だ。
演技巧者ではないかもしれない。でも、彼は他の誰でもない、「壮一帆」という力で、わたしをすくい上げてくれる。
キムくん卒業カウントダウン中、『タカラヅカスペシャル2012』でびーびー泣きながら、『タランテラ!』を思った。
帰ったら、『タランテラ!』を観よう。明日、キムくんと別れるために東宝へ遠征する。その前日、『タランテラ!』を観よう。
あのころの雪組に会おう。
あのころの雪組。
コム姫の雪組。トドロキの遺伝子を残した組。
コム姫がいて、まーちゃんがいて、かっしーはいなくなっちゃったけど、代わりに水しぇんがいて、壮くんがいて、キムくんがいて、ハマコがいた。
壮くんは、ずいぶん変わった。
大人になった。
傍若無人に暴れ回っていたえりたんじゃない。
友人とも話していたんだ……「だって、キャリエールが演じられたんだよ!」「あの壮くんのままだったら、キャリエールができるわけなかったよ」と。
その友人とは『DAYTIME HUSTLER』の頃、壮くんの大根さを共に嘆いたもんだった。空気読まなさ具合にさじを投げたもんだった。
だけど、彼は変わった。
えりたんは、彼の持つ輝きはそのままに、ひとつ上位のえりたんに、クラスチェンジしていた。
以前、雪組にいた頃の壮くんが、苦手だった。
質実剛健な雪組では、彼の芸風は悪目立ちした。
今、大人になったえりたんは、どんな風に雪組になじむのだろうか。
それが楽しみだ。
ラストにひとつ、過去記事。
http://koalatta.blog48.fc2.com/blog-entry-214.html ある殺人計画-すべては愛のために。-@ベルサイユのばら
えりたん愛(歪みアリ)の詰まった二次創作。
オスカル@水しぇん、アンドレ@えりたん、アラン@ヲヅキ。
アラン×オスカル、つまりはヲヅキ×水しぇんです。
空気読まないえりたんアンドレがほんっとにツボに入ってなあ。大好きゆえに、書かずにいられなかった。
ヲヅキアランも大好き、いちばん好きなアランだ。ヲトメな水しぇんオスカルも好きさ~~!!
てことで、未だにお気に入りのSS。自画自賛(笑)。
壮くんについてだらだらと。
壮くんが雪組にいた頃、わたしは彼が苦手だった。
苦手なんだと、気づいた。
芝居のうまいヘタは好みによるところが大きいので、あくまでもわたし個人の基準で、壮くんの芝居が苦手だった。大根だと思った。
ディディエ@『Romance de Paris』なんか、どうしようかと思ったよ……樹里ちゃんをさしおいて、なんでこの、大事な3番手格の役をやってるんだ、そしてぶちこわしているんだと。
全公演観るスタンスはそのあたりから出来ていたので、壮くんの主演舞台も主要舞台も、全部観てきたけど、彼の芝居には感情移入できずに困ったなあ。
だけど、彼を嫌いになりたいわけではなく。
なんというか、「壮一帆」とのつきあい方を模索していた。
わたしは彼と気が合わない。でもわたしは「苦手」「目について困る」相手のことは、なにかスイッチが入ると一気に好きになる場合が多い。
ほんとーに苦手な人はマジに目に入らないので、かえって気にならないんだ。
こんだけ気になるってことは、うまくスイッチが入ってなくて、噛み合っていないんだろう。
さて、どうやったら壮くんとうまくつきあえるのかなあ。
全ツ『ベルばら』で、壮一帆の愛で方に開眼した。
空気読まない芝居に苛々するんじゃなく、笑い飛ばせばいいんだ!……てな。
そして、ここでの気づきは、次の『タランテラ!』にて爆発する。
http://koalatta.blog48.fc2.com/blog-entry-339.html 肯定の輝き。-壮一帆万歳-@タランテラ!
壮くんが好き。
彼を想うだけで泣ける。
……そんな状況に(笑)。
そして、壮くんのキャラクタごと、「ジャンル壮一帆」ごと好きになったとき、彼は当時わたしの贔屓組だった花組へやってきた……。
組替えが発表になったとき、心配しました。
花組にはオサ様がいる。彼は気まぐれな天才、芝居が合わない人は相手役でも2番手でも、無意識にスルーして、自己完結した芝居をする。
壮くんも空気読まない人だし、オサ様はナチュラルボーンだし、どうなるんだ?!
……いやあ、血は水よりも濃い、ってほんとだねえ。
壮くんは、花組の子だった。
雪組にいたときあんなに舞台クラッシャーだったのに、花組の舞台には驚愕するほどなじんだ。星組育ちのまとぶんが1年以上経っているのにまだなじめずにいるっつーに、えりたんはするっと自分の居場所を確保した。
そして彼は、オサ様との相性が良かった。あの人を選ぶ芸風のオサ様と合うなんて……!
壮くんは、花組で花開いた。
雪にいたときヘタレリーマンの挫折専科だったのに、花ではドSキャラというステキ芸風も確立した。
キムシンのミューズ(笑)として、代表作、当たり役にも恵まれた。
えりたんえりたん! 大好きだー!
いつもいつも、わたしを救ってくれる人だ。
演技巧者ではないかもしれない。でも、彼は他の誰でもない、「壮一帆」という力で、わたしをすくい上げてくれる。
キムくん卒業カウントダウン中、『タカラヅカスペシャル2012』でびーびー泣きながら、『タランテラ!』を思った。
帰ったら、『タランテラ!』を観よう。明日、キムくんと別れるために東宝へ遠征する。その前日、『タランテラ!』を観よう。
あのころの雪組に会おう。
あのころの雪組。
コム姫の雪組。トドロキの遺伝子を残した組。
コム姫がいて、まーちゃんがいて、かっしーはいなくなっちゃったけど、代わりに水しぇんがいて、壮くんがいて、キムくんがいて、ハマコがいた。
壮くんは、ずいぶん変わった。
大人になった。
傍若無人に暴れ回っていたえりたんじゃない。
友人とも話していたんだ……「だって、キャリエールが演じられたんだよ!」「あの壮くんのままだったら、キャリエールができるわけなかったよ」と。
その友人とは『DAYTIME HUSTLER』の頃、壮くんの大根さを共に嘆いたもんだった。空気読まなさ具合にさじを投げたもんだった。
だけど、彼は変わった。
えりたんは、彼の持つ輝きはそのままに、ひとつ上位のえりたんに、クラスチェンジしていた。
以前、雪組にいた頃の壮くんが、苦手だった。
質実剛健な雪組では、彼の芸風は悪目立ちした。
今、大人になったえりたんは、どんな風に雪組になじむのだろうか。
それが楽しみだ。
ラストにひとつ、過去記事。
http://koalatta.blog48.fc2.com/blog-entry-214.html ある殺人計画-すべては愛のために。-@ベルサイユのばら
えりたん愛(歪みアリ)の詰まった二次創作。
オスカル@水しぇん、アンドレ@えりたん、アラン@ヲヅキ。
アラン×オスカル、つまりはヲヅキ×水しぇんです。
空気読まないえりたんアンドレがほんっとにツボに入ってなあ。大好きゆえに、書かずにいられなかった。
ヲヅキアランも大好き、いちばん好きなアランだ。ヲトメな水しぇんオスカルも好きさ~~!!
てことで、未だにお気に入りのSS。自画自賛(笑)。
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