『ブラック・ジャック 許されざる者への挽歌』の、配役が出ました……。

 集合日は1月3日だったんだよね? なのに公式沈黙したままで、「集合日、別の日だっけ?」と首をかしげたよ。
 つまり、脚本が出来てなかったのか……マサツカ……。

 公式に発表できる配役すらない状態で集合日を迎えた場合、生徒さんたちはナニをして過ごしているのかなあ。自主稽古? 先に発注してある歌だけ稽古とか?

 2日のブランクののち、発表された配役は……不安感を、煽りました(笑)。
主な配役
ブラック・ジャック 未涼 亜希

*~*~*
医師連盟理事長 麻樹 ゆめみ/バイロン侯爵 夢乃 聖夏/五条ミナ 早花 まこ
カテリーナ 大湖 せしる/エリ 沙月 愛奈/ベンリー・キッチンジャー/青井 透真 かずき
ペロリー・クリキントン 雛月 乙葉/運転手、ゴンチャロフ、郵便屋 大澄 れい
ピノコ 桃花 ひな/山野 真那 春人/カイト 彩風 咲奈
トラヴィス 帆風 成海/ガートルード 舞園 るり/白田、中沢 煌羽 レオ
セバスチャン 悠斗 イリヤ/マトマラン大臣、小沢 大樹 りょう
赤井 愛 すみれ /大沢 花瑛 ちほ/川田 天月 翼
黒田 桜路 薫/ピノコの影 妃華 ゆきの/山田 真地 佑果
渋井 彩月 つくし/大統領、海田 叶 ゆうり

 ベンリー・キッチンジャーって! ペロリー・クリキントンって! マトマラン大臣って!

 忘れてたよ……そうだった、原作ってそーゆーセンスのマンガだった……。
 時代が時代だもんなあ。

 手塚マンガはもちろんソレでいいけど、ソレをタカラヅカに持ってくるのはなかなか冒険というか、危険度が高いんぢゃ……?

 ぶっちゃけ、スベると目も当てられないよ? で、ヅカとそのテの世界観って親和性が低く、スベる確率めちゃ高いよ?という。

 また、日本人名の多さも、危険信号。
 タカラヅカはファンタジーなので、「現代」「リアル」が苦手。
 現代日本の劇団でありながら、宝塚歌劇団がもっとも苦手とするジャンルは、「現代日本」。
 いちばん苦手なことを、苦手なセンスで手を出す……って、大丈夫なのか。

 心からガクブルしました。

 頼むよマサツカせんせ……。
 まつださんの最初で最後の主演芝居かもしれないんだからさー。

 それと、BJの影役がない!! のも大きいですなー。

 つまりそんだけ、幻想的ではない、ということ。
 ピノコの影という役があるけど、単に舞台上にピノコが2箇所に必要な場面があるとか、そーゆー意味では?と思うし。
 主人公の心理を表すBJの影がずっと舞台にいた初演は、その分ファンタスティックだったんだよな。

 それがナイってことはさらに現実的で、現代日本で、しかもベンリー・キッチンジャーでペロリー・クリキントンでマトマラン大臣で……あああ、こわい、こわすぎるーーっ!!(笑)

 や、ハズすなら、スベるなら、半端なくとことん極めてくれ!!と思っているので、いいんですが(笑)。

 ピノコ@桃ひなちゃんは意外でした。
 身長ではなく、マサツカせんせのお気に入り度重視かあ。いや、ほんとマサツカだわ(笑)。
 良い役になりますように。


 いろいろ悩ましいです。

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