役替わり大変。@ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-
2012年11月20日 タカラヅカ 『ベルばら』は鬼門、植爺は天敵。
『ベルばら』はよその庭のお話、わたしには関係ないわ、お休み期間だわ……。
そう思っていたくせに。
雪組の主な配役が出てから、手のひらを返している残念な人がここにいますよ。
『ベルばら』に興味むくむく。
ただしそれは、「うれしいわ、楽しみだわ」というよりは、「頼むよ、これ以上変なことにしないでくれ、酷いことはしないでくれ」というマイナス面での興味っつーか自衛本能による情報収集欲求なんですが。
「オスカルとアンドレ編」と「フェルゼン編」はまったく別モノなので、「オスカルとアンドレ編」がどうだからといって無関係なはずが、同時発表の同年上演となると植爺のアタマの中でつながっていそうで、気になるのですよ。同年上演だったあの「外伝」はそれぞれリンクしていたしな。
特出トップさんたちがいる間、組子アンドレの中の人はどうなるの? とかな。
なんなの、この玉突き役替わり。
アンドレ@みりお → トップ特出
ベルナール@みやるり → みりお
ジェローデル@たまきち → みやるり
アルマン@とし → たまきち
シャロン@星那 → とし
衛兵隊士@ → 星那
なんつーかもお、準トップは大変だな。と、心から思う。
ふつーなら、大きな役を役替わりでやるときは、もうひとつは比重の低い役だ。いい役でも出番が少ないとか。だって、大変だもん。
しかし、なにしろ準「トップ」様なので、比重の低い役はできない。
オスカルでもアンドレでもなければ、その次にいい役をやらなくてはならない。
これから先も、準トップ様はずーーっと「トップの役」と「トップの次にいい役」をやり続けなければならないんだろうな。どんな演目でも。どんなに難しい役でも過酷な役でも、いかなるときも。
で、周囲もまた、準トップ様が「次にいい役」をやるために、玉突きになるのもデフォルトになるのな。
……他組トップ特出なんて、滅多にないことだから次は通常の役替わり、まさみりが「トップの役」と「トップの次にいい役」を交代でやるだけに収まるんだろう、とはいえ。
ひどいなと思う。
どんだけ酷使するんだ、まさみりを。
これは月組だからであって、雪のときは玉突きにはならないだろうなあ。玉突きはキャストへの負担が大きいからなあ。
いや、アンドレはならなくても、オスカルは2番手だから玉突きになるかも?
そして、この玉突き配役のおかげで、月組の番手がよくわかった。
トップまさお、準トップみりお、3番手みやるり、4番手たまきちなんだね。
バウなどの他公演番手によって察しはついているけれど、本公演でここまでびしっと示されると、びびるわ。
たまきち、すごいなあ……。
『ラストプレイ』の新公で突然2番手に抜擢され、難しい大人の役を見事に演じきった……のに、当時、わたしの知る限り誰ひとり彼を「大型スター現る!!」と思っていなかった、のが嘘のようだ。
スター誕生!が大好きなヅカファンが、誰も食いつかなかった……みんな「よい別格候補の若手が登場したわね」ってあたたかくスルーした。見た目も芸風も、あまりにも「新進スター」「路線のキラキラ若手」の枠をはずれていて。
劇団、本気なんだなあ。マカゼに続け、ってことなのか……。でもたまきちくん、マカゼ氏とは致命的に、顔がチガウんだがな……マカゼはなにをさておき、「ヅカ顔」だもんよ……。
ところで、トップ特出に伴う必然の役替わりの他、どさくさにまぎれて、別の役替わりも混ざってないかい?
ひびきち・ゆうき・ちなつの役替わりはナニ……?
学年と実力からすればひびきちだけど、そーゆーのは抜きにして、ゆうきくんに少しでもいい役を与えなければならないルールが月組にはあるため、とか? いやその、今までのゆうきくんの立ち位置的に。
トップと準トップの役替わりだけでも大変な上に、トップ特出があってさらに大変、なのにさらにさらにそーゆーところとまったく無関係なところでも役替わりしているとか……月組っていったい。
この上、新公もあるわけだしね。役替わりって当人もだけど関わる他の役もみんな大変なわけだし、どんだけえーらいこっちゃなんだろう。
他の組の他のスターたちが、自分の役だけをみっちりやって仕上げてくる中、月組はコレが通常営業って。
いやはや。
大変だなあ。
みんなどうか健やかに、舞台を務めてください。
そして。
退団者……。
あーちゃんが、ついに……。
彼女がガチにヒロインやっていた新進娘役スター時代を知る者として、時代の移り変わりを感じます。
あーちゃんは「ヒロイン役者」であり、脇の女役ではなかったので、学年が上がると役の幅の狭さが出ていろいろ苦しいところはあったけれど、「ヒロイン役者」ってのは貴重な才能だった。
ヒロイン・姫系のまま、上級生になるとどうなるか、という、娘役の新しいカタチを見せてくれた人だ。
さみしいことだ……。
ゆめちゃんは何故。
早すぎる。
彼女こそ、ガチにヒロイン系狙いっつーイメージのある娘さんなので、人生を決める判断が早いのかなあ。トップコースから今現在ちょっと遠ざかったかな、という状況だから? 今現在、であって、こっから先はわかんないと思うけど、……ゆめちゃんまだめっちゃ若いもんなあ。転身を考えるなら今、になるのかな。
文化祭でヒロインを演じていた姿をはっきりおぼえている子なので、眺めてきた時間分、もう決断しちゃうのか、という寂しさが大きいです。
あの文化祭で、主役やってた和海くんも、2番手だったレイラもなかなか役がつかないでいるしなあ。あのお芝居、大好きだっただけに切ないわ……。
あまりらも同期だよね。この月組で初舞台踏んだのが、ついこの間のことのよう。
あちょうさんはこれからさらにいい男になるだろうに。
つーか、月組に立役は必要なんだってば。いつまでも組長だけに担ってもらうわけにはいかんでしょう。
ピーター役での専科さんからのかわいがれっぷり(CSにて)とか、長くフェアリーやる資質十分。
オフのほわほわ話とか聞くにつれ、ほんとステキなジェンヌさんなのに。
……しかし、『ベルばら』で退団か……本人たちは有名作での退団は一生の記念だからいいだろうけど、ファンはきついだろう……。
いや、それはわたしだけの思いで、人様はちがうのかもしれんが。
『ベルばら』はよその庭のお話、わたしには関係ないわ、お休み期間だわ……。
そう思っていたくせに。
雪組の主な配役が出てから、手のひらを返している残念な人がここにいますよ。
『ベルばら』に興味むくむく。
ただしそれは、「うれしいわ、楽しみだわ」というよりは、「頼むよ、これ以上変なことにしないでくれ、酷いことはしないでくれ」というマイナス面での興味っつーか自衛本能による情報収集欲求なんですが。
「オスカルとアンドレ編」と「フェルゼン編」はまったく別モノなので、「オスカルとアンドレ編」がどうだからといって無関係なはずが、同時発表の同年上演となると植爺のアタマの中でつながっていそうで、気になるのですよ。同年上演だったあの「外伝」はそれぞれリンクしていたしな。
特出トップさんたちがいる間、組子アンドレの中の人はどうなるの? とかな。
なんなの、この玉突き役替わり。
アンドレ@みりお → トップ特出
ベルナール@みやるり → みりお
ジェローデル@たまきち → みやるり
アルマン@とし → たまきち
シャロン@星那 → とし
衛兵隊士@ → 星那
なんつーかもお、準トップは大変だな。と、心から思う。
ふつーなら、大きな役を役替わりでやるときは、もうひとつは比重の低い役だ。いい役でも出番が少ないとか。だって、大変だもん。
しかし、なにしろ準「トップ」様なので、比重の低い役はできない。
オスカルでもアンドレでもなければ、その次にいい役をやらなくてはならない。
これから先も、準トップ様はずーーっと「トップの役」と「トップの次にいい役」をやり続けなければならないんだろうな。どんな演目でも。どんなに難しい役でも過酷な役でも、いかなるときも。
で、周囲もまた、準トップ様が「次にいい役」をやるために、玉突きになるのもデフォルトになるのな。
……他組トップ特出なんて、滅多にないことだから次は通常の役替わり、まさみりが「トップの役」と「トップの次にいい役」を交代でやるだけに収まるんだろう、とはいえ。
ひどいなと思う。
どんだけ酷使するんだ、まさみりを。
これは月組だからであって、雪のときは玉突きにはならないだろうなあ。玉突きはキャストへの負担が大きいからなあ。
いや、アンドレはならなくても、オスカルは2番手だから玉突きになるかも?
そして、この玉突き配役のおかげで、月組の番手がよくわかった。
トップまさお、準トップみりお、3番手みやるり、4番手たまきちなんだね。
バウなどの他公演番手によって察しはついているけれど、本公演でここまでびしっと示されると、びびるわ。
たまきち、すごいなあ……。
『ラストプレイ』の新公で突然2番手に抜擢され、難しい大人の役を見事に演じきった……のに、当時、わたしの知る限り誰ひとり彼を「大型スター現る!!」と思っていなかった、のが嘘のようだ。
スター誕生!が大好きなヅカファンが、誰も食いつかなかった……みんな「よい別格候補の若手が登場したわね」ってあたたかくスルーした。見た目も芸風も、あまりにも「新進スター」「路線のキラキラ若手」の枠をはずれていて。
劇団、本気なんだなあ。マカゼに続け、ってことなのか……。でもたまきちくん、マカゼ氏とは致命的に、顔がチガウんだがな……マカゼはなにをさておき、「ヅカ顔」だもんよ……。
ところで、トップ特出に伴う必然の役替わりの他、どさくさにまぎれて、別の役替わりも混ざってないかい?
ひびきち・ゆうき・ちなつの役替わりはナニ……?
学年と実力からすればひびきちだけど、そーゆーのは抜きにして、ゆうきくんに少しでもいい役を与えなければならないルールが月組にはあるため、とか? いやその、今までのゆうきくんの立ち位置的に。
トップと準トップの役替わりだけでも大変な上に、トップ特出があってさらに大変、なのにさらにさらにそーゆーところとまったく無関係なところでも役替わりしているとか……月組っていったい。
この上、新公もあるわけだしね。役替わりって当人もだけど関わる他の役もみんな大変なわけだし、どんだけえーらいこっちゃなんだろう。
他の組の他のスターたちが、自分の役だけをみっちりやって仕上げてくる中、月組はコレが通常営業って。
いやはや。
大変だなあ。
みんなどうか健やかに、舞台を務めてください。
そして。
退団者……。
2012/11/20
月組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(月組)
花瀬 みずか
華央 あみり
愛風 ゆめ
天翔 りいら
2013年3月24日(月組 東京宝塚劇場千秋楽)付で退団
あーちゃんが、ついに……。
彼女がガチにヒロインやっていた新進娘役スター時代を知る者として、時代の移り変わりを感じます。
あーちゃんは「ヒロイン役者」であり、脇の女役ではなかったので、学年が上がると役の幅の狭さが出ていろいろ苦しいところはあったけれど、「ヒロイン役者」ってのは貴重な才能だった。
ヒロイン・姫系のまま、上級生になるとどうなるか、という、娘役の新しいカタチを見せてくれた人だ。
さみしいことだ……。
ゆめちゃんは何故。
早すぎる。
彼女こそ、ガチにヒロイン系狙いっつーイメージのある娘さんなので、人生を決める判断が早いのかなあ。トップコースから今現在ちょっと遠ざかったかな、という状況だから? 今現在、であって、こっから先はわかんないと思うけど、……ゆめちゃんまだめっちゃ若いもんなあ。転身を考えるなら今、になるのかな。
文化祭でヒロインを演じていた姿をはっきりおぼえている子なので、眺めてきた時間分、もう決断しちゃうのか、という寂しさが大きいです。
あの文化祭で、主役やってた和海くんも、2番手だったレイラもなかなか役がつかないでいるしなあ。あのお芝居、大好きだっただけに切ないわ……。
あまりらも同期だよね。この月組で初舞台踏んだのが、ついこの間のことのよう。
あちょうさんはこれからさらにいい男になるだろうに。
つーか、月組に立役は必要なんだってば。いつまでも組長だけに担ってもらうわけにはいかんでしょう。
ピーター役での専科さんからのかわいがれっぷり(CSにて)とか、長くフェアリーやる資質十分。
オフのほわほわ話とか聞くにつれ、ほんとステキなジェンヌさんなのに。
……しかし、『ベルばら』で退団か……本人たちは有名作での退団は一生の記念だからいいだろうけど、ファンはきついだろう……。
いや、それはわたしだけの思いで、人様はちがうのかもしれんが。
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