だから、アイツがキライだ。…ツンツン兄上。@JIN-仁-
2012年10月27日 タカラヅカ 実際に幕が上がるまでは、仁先生@キムくんと、恭太郎さん@まっつの絡みを期待していたわけですよ。
『JIN-仁-』において。
江戸へタイムスリップしてきた仁が最初に出会い、助ける相手が恭太郎。
で、6年ののち、原作では恭太郎さん、死んじゃうじゃないですか。仁は必死に彼を助けようとするけれど。
キムくんの腕の中で絶命するまっつ、を期待した(笑)。
恭太郎の話をどこまで書いてもらえるかわかんないにしろ、最初と最期はアリかなー、と。
わたし、まっつヲタやって何年か経つわけだけど、贔屓の死に芝居を、見たいことがナイの。
蘭寿さんとか、死に芝居が十八番と言われているけれど、それは超路線育ちゆえ。
死はオイシイエンタメなので、スターしか尺を取って描かれない。
脇人生だと、死ぬ場面なんか与えてもらえないもの。
舞台上で死ねるとしたら、モブまで皆殺しになる作品でなきゃ無理。
ってことで、『愛と死のアラビア』の上演が決まったときに、贔屓の死に芝居が見られる、と期待した(笑)。演出家的にそこぐらいしか、期待できることなくってなー(笑)。
なのに、死ななかったんだもん。
その他大勢でどっかーんと皆殺し、も、なかったから。
長い時間を掛けて、脇からじわじわと真ん中寄りになってきた今、よーやく「モブまで皆殺し」以外で贔屓の死に芝居が見られるかもしれない!と、ワクテカした。
ドラマでは違うけど、原作では死んでるし。
キムくんの腕の中で、を見られるかもしんない?!
えーと。
キムまつを期待してました。
仁×恭太郎を。
や、かけ算がまずいとしてもだ、恭太郎は仁先生を敬愛しているんだし、仁せんせも恭太郎に親しみを持っているし、てな、ごくふつーに良い人間関係を。
ところが、フタを開けてみるとだ。
仁先生、恭太郎に興味なし。
勝@みっちゃんは「ふたりの弟子」と龍馬@ちぎと恭太郎を等しく扱っている。大物なのは天才なのは龍馬の方、恭太郎は天才ではないただの優等生だと、わかってもいる。
だけど勝様からすりゃ、ふたりともかわいい教え子。
勝先生はとても平等に、ふたりの弟子を思ってくれている。このへん、正しい感覚だと思うし、いい人だ、人情家だと思う。
なのに仁先生ときたら。
勝せんせが恭太郎のことも等しく話題にしているのに、「龍馬さんが?!」としか言わない。龍馬のことにしか、反応しない。
「こいつ(龍馬)とおいらたち(勝と恭太郎)はいずれ敵味方になるかもしれねぇな」→「おふたり(龍馬と勝)が戦うことになるなんて!」
「あいつ(龍馬)はどうなる? 都には恭太郎も勤めている。先生はふたりの命を救ってくれ」→「定められた命を守ることが云々(龍馬を守る決意へ)」
勝せんせが「龍馬と恭太郎」というたびに「龍馬」単体にすり替えて受け取ってる(笑)。
もっと直接的に言われたときは、恭太郎のことにも反応するけど、そうでなかったらごく自然にスルーするっぽい。
龍馬暗殺は歴史的事実だから、ってのがあるにしろ、歴史に残っていない恭太郎だっていつ死ぬ運命かわかんないのに、「龍馬を助ける」ことしか、仁のアタマにはない。
仁せんせひどいわー、恭太郎は眼中になしか(笑)。
最初に恭太郎の治療をし、命を救ったのは仁せんせだけど、そもそもあれ、仁せんせを助けようとして斬られたんですけど? 仁に斬りかかった刺客を防いだために隙だらけになって、もうひとりの刺客に斬られたんですけど?
仁せんせ、そのへんまったくわかってないけど。
恭太郎が助けなかったら、仁はあそこで斬られて即ゲームオーバーだったんですが?
仁せんせのアタマには、龍馬さんしかないみたいです。
おかげで、キムくん最後の公演なのに、キムまつ萌えがナイという……。
ちぇっ。
最初の、恭太郎を助けるとこだけですかー。
でもあれ、ただ「医者として」治療しているだけで、関係性のない場面だから萌えにはつながらないんだよなー。
サイトーめ(笑)。
トップスター演じる主人公が愛情関係を持つのが、恋人であるヒロインと、親友である2番手のみ、ってのは、正しいです。タカラヅカとして。
だから、仁せんせが咲さん@みみちゃんLOVEで龍馬LOVEなのは、いい。それで正しい。
ただ、勝手に寂しがっているのです、ええ(笑)。
てなもんで、キムまつを期待していたもんで。
まさかのちぎまつに、びびる(笑)。
ちょ……っ、恭太郎さん、龍馬好き過ぎですがなーーっ!!
人生歪めるほど、龍馬LOVEですか。
龍馬の方は、一貫して恭太郎のこと、好きでいるんだよね。
龍馬が仁の前に登場する最初の場面でも、「わしは恭太郎の恩人になんちゅうことを」と言っている。
この台詞だけでも、友だちだってわかるよね。
茜ちゃん@さらさちゃんとデートする恭太郎をからかうにしろ、酒の席に誘うにしろ、恭太郎への好意を隠してない。
自分と敵対することになっても、それが恭太郎の選んだ道ならばと責めもしない。
あの愛情の寛く大きい龍馬に、直接的にラブコールされて、その都度恭太郎さんはツンツンしてきたわけですか。
で、ツンツンする恭太郎さんに、それでもへこたれず愛情表現してきたわけだ、龍馬さん。
出会ったばかりの仁を吉原へ連れて行く龍馬だ。「悪い癖」と勝先生に言われるくらい、日常的におせっかいで助平ならば、間違いなく、恭太郎相手にも、やっている(笑)。
恭太郎はもちろん完全拒絶だろうなあ(笑)。
龍馬と恭太郎の日常を想像するだけで、ニラニラが止まりませんわ。
「坂本さん」にだけツンツンする兄上が、デレるのは最後の最後。
命がかかった土壇場になって、「坂本さん好きじゃあああ」と自分の心に膝を折る。
龍馬を斬ることが出来ず、崩れ落ちる。
でもって恭太郎さん。
「使えぬ男め、どけっ」と高岡さん@咲ちゃんに隅へ追いやられるわけだけど、そこで終わりじゃないんだよね。
「龍馬を殺せない」だけなら、使命と本心の葛藤で答えが出ないなら、そのままうずくまっていればいい。
なのに恭太郎は、龍馬を守るために刀を握る。
それまで仲間だった侍たちへ、斬りかかる。
ほら、恭太郎さん、剣の達人設定じゃないですか。
他の侍たちに1対1で負けるわけないんですよ、一応。
その彼が斬られるのは、龍馬を助けようとしてなんだよね……。
高岡と斬り結んでいる龍馬を助けようとして、別の侍に斬られてるの。
龍馬も、自分を斬ることが出来ずに泣き崩れた姿と、そののち龍馬を守ろうと立ち上がり、自分を助けようとして斬られる恭太郎を、人生の最期に見ているわけだ。
仁せんせは途中退場っていうか、乱闘の最中にわけわかんないことになってるからねー。
龍馬の最期に見たモノは、自分のために戦う恭太郎、自分のために斬られる恭太郎なんじゃないかっていう。
……それなら、良かったね。
龍馬にとって恭太郎は、どんな立場でも変わらぬ友人だったわけだし。その友人が、敵のまま死んでいくのと、なによりも友情を取った、真の友だったのだとわかって死んでいくのでは、まったくチガウだろう。
恭太郎さんは、龍馬を守りたかったわけで、その死を目の当たりにしてどん底かもしんないけどなー(笑)。自分のことめちゃくちゃ責めそうだよなー。
でも恭太郎さんは、その方が萌えだよなー(笑)。
いやあ、まさかの龍馬×恭太郎。
かけ算であってもなくても、えーらいこっちゃ。
ごっつぁんです。
『JIN-仁-』において。
江戸へタイムスリップしてきた仁が最初に出会い、助ける相手が恭太郎。
で、6年ののち、原作では恭太郎さん、死んじゃうじゃないですか。仁は必死に彼を助けようとするけれど。
キムくんの腕の中で絶命するまっつ、を期待した(笑)。
恭太郎の話をどこまで書いてもらえるかわかんないにしろ、最初と最期はアリかなー、と。
わたし、まっつヲタやって何年か経つわけだけど、贔屓の死に芝居を、見たいことがナイの。
蘭寿さんとか、死に芝居が十八番と言われているけれど、それは超路線育ちゆえ。
死はオイシイエンタメなので、スターしか尺を取って描かれない。
脇人生だと、死ぬ場面なんか与えてもらえないもの。
舞台上で死ねるとしたら、モブまで皆殺しになる作品でなきゃ無理。
ってことで、『愛と死のアラビア』の上演が決まったときに、贔屓の死に芝居が見られる、と期待した(笑)。演出家的にそこぐらいしか、期待できることなくってなー(笑)。
なのに、死ななかったんだもん。
その他大勢でどっかーんと皆殺し、も、なかったから。
長い時間を掛けて、脇からじわじわと真ん中寄りになってきた今、よーやく「モブまで皆殺し」以外で贔屓の死に芝居が見られるかもしれない!と、ワクテカした。
ドラマでは違うけど、原作では死んでるし。
キムくんの腕の中で、を見られるかもしんない?!
えーと。
キムまつを期待してました。
仁×恭太郎を。
や、かけ算がまずいとしてもだ、恭太郎は仁先生を敬愛しているんだし、仁せんせも恭太郎に親しみを持っているし、てな、ごくふつーに良い人間関係を。
ところが、フタを開けてみるとだ。
仁先生、恭太郎に興味なし。
勝@みっちゃんは「ふたりの弟子」と龍馬@ちぎと恭太郎を等しく扱っている。大物なのは天才なのは龍馬の方、恭太郎は天才ではないただの優等生だと、わかってもいる。
だけど勝様からすりゃ、ふたりともかわいい教え子。
勝先生はとても平等に、ふたりの弟子を思ってくれている。このへん、正しい感覚だと思うし、いい人だ、人情家だと思う。
なのに仁先生ときたら。
勝せんせが恭太郎のことも等しく話題にしているのに、「龍馬さんが?!」としか言わない。龍馬のことにしか、反応しない。
「こいつ(龍馬)とおいらたち(勝と恭太郎)はいずれ敵味方になるかもしれねぇな」→「おふたり(龍馬と勝)が戦うことになるなんて!」
「あいつ(龍馬)はどうなる? 都には恭太郎も勤めている。先生はふたりの命を救ってくれ」→「定められた命を守ることが云々(龍馬を守る決意へ)」
勝せんせが「龍馬と恭太郎」というたびに「龍馬」単体にすり替えて受け取ってる(笑)。
もっと直接的に言われたときは、恭太郎のことにも反応するけど、そうでなかったらごく自然にスルーするっぽい。
龍馬暗殺は歴史的事実だから、ってのがあるにしろ、歴史に残っていない恭太郎だっていつ死ぬ運命かわかんないのに、「龍馬を助ける」ことしか、仁のアタマにはない。
仁せんせひどいわー、恭太郎は眼中になしか(笑)。
最初に恭太郎の治療をし、命を救ったのは仁せんせだけど、そもそもあれ、仁せんせを助けようとして斬られたんですけど? 仁に斬りかかった刺客を防いだために隙だらけになって、もうひとりの刺客に斬られたんですけど?
仁せんせ、そのへんまったくわかってないけど。
恭太郎が助けなかったら、仁はあそこで斬られて即ゲームオーバーだったんですが?
仁せんせのアタマには、龍馬さんしかないみたいです。
おかげで、キムくん最後の公演なのに、キムまつ萌えがナイという……。
ちぇっ。
最初の、恭太郎を助けるとこだけですかー。
でもあれ、ただ「医者として」治療しているだけで、関係性のない場面だから萌えにはつながらないんだよなー。
サイトーめ(笑)。
トップスター演じる主人公が愛情関係を持つのが、恋人であるヒロインと、親友である2番手のみ、ってのは、正しいです。タカラヅカとして。
だから、仁せんせが咲さん@みみちゃんLOVEで龍馬LOVEなのは、いい。それで正しい。
ただ、勝手に寂しがっているのです、ええ(笑)。
てなもんで、キムまつを期待していたもんで。
まさかのちぎまつに、びびる(笑)。
ちょ……っ、恭太郎さん、龍馬好き過ぎですがなーーっ!!
人生歪めるほど、龍馬LOVEですか。
龍馬の方は、一貫して恭太郎のこと、好きでいるんだよね。
龍馬が仁の前に登場する最初の場面でも、「わしは恭太郎の恩人になんちゅうことを」と言っている。
この台詞だけでも、友だちだってわかるよね。
茜ちゃん@さらさちゃんとデートする恭太郎をからかうにしろ、酒の席に誘うにしろ、恭太郎への好意を隠してない。
自分と敵対することになっても、それが恭太郎の選んだ道ならばと責めもしない。
あの愛情の寛く大きい龍馬に、直接的にラブコールされて、その都度恭太郎さんはツンツンしてきたわけですか。
で、ツンツンする恭太郎さんに、それでもへこたれず愛情表現してきたわけだ、龍馬さん。
出会ったばかりの仁を吉原へ連れて行く龍馬だ。「悪い癖」と勝先生に言われるくらい、日常的におせっかいで助平ならば、間違いなく、恭太郎相手にも、やっている(笑)。
恭太郎はもちろん完全拒絶だろうなあ(笑)。
龍馬と恭太郎の日常を想像するだけで、ニラニラが止まりませんわ。
「坂本さん」にだけツンツンする兄上が、デレるのは最後の最後。
命がかかった土壇場になって、「坂本さん好きじゃあああ」と自分の心に膝を折る。
龍馬を斬ることが出来ず、崩れ落ちる。
でもって恭太郎さん。
「使えぬ男め、どけっ」と高岡さん@咲ちゃんに隅へ追いやられるわけだけど、そこで終わりじゃないんだよね。
「龍馬を殺せない」だけなら、使命と本心の葛藤で答えが出ないなら、そのままうずくまっていればいい。
なのに恭太郎は、龍馬を守るために刀を握る。
それまで仲間だった侍たちへ、斬りかかる。
ほら、恭太郎さん、剣の達人設定じゃないですか。
他の侍たちに1対1で負けるわけないんですよ、一応。
その彼が斬られるのは、龍馬を助けようとしてなんだよね……。
高岡と斬り結んでいる龍馬を助けようとして、別の侍に斬られてるの。
龍馬も、自分を斬ることが出来ずに泣き崩れた姿と、そののち龍馬を守ろうと立ち上がり、自分を助けようとして斬られる恭太郎を、人生の最期に見ているわけだ。
仁せんせは途中退場っていうか、乱闘の最中にわけわかんないことになってるからねー。
龍馬の最期に見たモノは、自分のために戦う恭太郎、自分のために斬られる恭太郎なんじゃないかっていう。
……それなら、良かったね。
龍馬にとって恭太郎は、どんな立場でも変わらぬ友人だったわけだし。その友人が、敵のまま死んでいくのと、なによりも友情を取った、真の友だったのだとわかって死んでいくのでは、まったくチガウだろう。
恭太郎さんは、龍馬を守りたかったわけで、その死を目の当たりにしてどん底かもしんないけどなー(笑)。自分のことめちゃくちゃ責めそうだよなー。
でも恭太郎さんは、その方が萌えだよなー(笑)。
いやあ、まさかの龍馬×恭太郎。
かけ算であってもなくても、えーらいこっちゃ。
ごっつぁんです。
コメント