愛の力を信じてる。@ロミオとジュリエット
2012年6月23日 タカラヅカ 結局2日連続月組『ロミオとジュリエット』観てきました。ほんとわたしこの作品が好き。あああ、楽しい~~!!
てゆーか、泣きすぎて疲れた(笑)。
再演を面白いなあと思うのは、どの組の『ロミジュリ』でも、耳に残るというか、心に刺さる台詞(歌詞)がチガウこと。
月組『ロミジュリ』では、雪組とはチガウ「言葉」が胸の奥で反響した。
それが、「物語は同じでも、別モノ」ということなんだろう。
とゆーことで、主役についてあれこれ。
わたしにはこう見えた、と。
ロミオ@まさおの、孤独感パネェ。
「世界の王」からみんなでわいわいやったあと、ひとりになったときの、孤独っぷり。
あ、ほんとに「友だち」ぢゃないんだ。
たしかに友だちだし、仲はいいのかもしれないけど、ほんとのとこ、ロミオは誰にも心を許していない。
ほんとに仲のよかったれおんロミオとも、仲間たちとチガウ次元に生きるキムロミオとも違う。
まさおロミオはほんとうに、「友だちがいない」。
引かれた境界線。それは、ロミオ自身の問題。中2病的な孤立感。
大人から見るとなんだソレでも、本人にとっては「世界」に等しい大問題。
ロミオは孤独。友だちはいない、心を許せる相手はいない。
たぶんそのことに、ロミオ自身が気づいてない。彼はベンヴォーリオ@マギー、マーキューシオ@みやるりを「親友」だと思っているし、「自分には友だちが多い」と思っている。
だから、みんなでわいわいやったあと、何故こうも虚しくなるのか、孤独になるのかが、わからない。
僕は怖い……気づいてない、誰も信じられないからこその恐怖だと。
そんなロミオが、哀れで。切なくて。
「僕は怖い」でだーだー泣く。
ひとりぼっちのロミオだから、弾丸娘ジュリエット@ちゃぴとの出会いが救いになる。
「ついに出逢えた」……そう歌う、説得力。
そうだね。やっと、出逢えたね。
ひとりぼっちだったロミオ。これでようやく、はじめて、「ひとり」ではなくなった。
ジュリエットの言動のひとつひとつに喜んだりどきっとしたり、振り回されているロミオ。
ジュリエットがナニかひとりごと言ってる……えっ、それって僕のことっ?!(ぱあぁあっと破顔)ばふっばふっとしっぽ振りながらはしご登って「恋人と呼んで!!」。
「どうやってここへ? 見つかったら殺される」……いちおー周囲を見回すけど、顔は「うれしい・たのしい」、しっぽぷるぷる振っているまま。
わくわくしたまま「月に誓おう」「誓うのはやめて」「えっ……!!(がーん)」「月は姿を変える、あなたの愛も変わる」なーんだ、そんなことか、かわいーなーもおおおっ、「変わらない愛をふたりで育てよう」。
一喜一憂ぶりが、もおっ、もうっ。地団太。かわいすぎる。てゆーか、泣ける。
少年の恋。
幼さゆえに、「世界」を閉ざしてた少年が、恋をした。
少年の世界は開かれる。愛によって。少女によって。
ロレンス神父@エマさんに結婚式を挙げたいと頼む場面で、敵同士の結婚などあり得ないと言う神父に、ロミオは歌う。
「愛ゆえに人は、変わることが出来る」
愛の力を、信じている。
ロミオ自身が、そうだから。
誰も信じられなかった、心を開けなかったロミオが、ジュリエットによって変わった、から。
幼いロミオは、ただ素直に信じている。自分がそうなんだから、他人もそうだと。
浅はか。愚か。
なんて幼い。自分だけが世界のすべて、他人のことなんて想像の範囲外。
神父はたぶん、わかっている。気づいている。ロミオの幼さ、彼の論理の無力さ。
それでも、信じたくなったんだ。
この幼い……それゆえに純粋な愛に、賭けてみようと。
ロミオと神父の「愛の為に」で、ここまで泣いたのははじめてだ。
てゆーか、泣きすぎて疲れた(笑)。
再演を面白いなあと思うのは、どの組の『ロミジュリ』でも、耳に残るというか、心に刺さる台詞(歌詞)がチガウこと。
月組『ロミジュリ』では、雪組とはチガウ「言葉」が胸の奥で反響した。
それが、「物語は同じでも、別モノ」ということなんだろう。
とゆーことで、主役についてあれこれ。
わたしにはこう見えた、と。
ロミオ@まさおの、孤独感パネェ。
「世界の王」からみんなでわいわいやったあと、ひとりになったときの、孤独っぷり。
あ、ほんとに「友だち」ぢゃないんだ。
たしかに友だちだし、仲はいいのかもしれないけど、ほんとのとこ、ロミオは誰にも心を許していない。
ほんとに仲のよかったれおんロミオとも、仲間たちとチガウ次元に生きるキムロミオとも違う。
まさおロミオはほんとうに、「友だちがいない」。
引かれた境界線。それは、ロミオ自身の問題。中2病的な孤立感。
大人から見るとなんだソレでも、本人にとっては「世界」に等しい大問題。
ロミオは孤独。友だちはいない、心を許せる相手はいない。
たぶんそのことに、ロミオ自身が気づいてない。彼はベンヴォーリオ@マギー、マーキューシオ@みやるりを「親友」だと思っているし、「自分には友だちが多い」と思っている。
だから、みんなでわいわいやったあと、何故こうも虚しくなるのか、孤独になるのかが、わからない。
僕は怖い……気づいてない、誰も信じられないからこその恐怖だと。
そんなロミオが、哀れで。切なくて。
「僕は怖い」でだーだー泣く。
ひとりぼっちのロミオだから、弾丸娘ジュリエット@ちゃぴとの出会いが救いになる。
「ついに出逢えた」……そう歌う、説得力。
そうだね。やっと、出逢えたね。
ひとりぼっちだったロミオ。これでようやく、はじめて、「ひとり」ではなくなった。
ジュリエットの言動のひとつひとつに喜んだりどきっとしたり、振り回されているロミオ。
ジュリエットがナニかひとりごと言ってる……えっ、それって僕のことっ?!(ぱあぁあっと破顔)ばふっばふっとしっぽ振りながらはしご登って「恋人と呼んで!!」。
「どうやってここへ? 見つかったら殺される」……いちおー周囲を見回すけど、顔は「うれしい・たのしい」、しっぽぷるぷる振っているまま。
わくわくしたまま「月に誓おう」「誓うのはやめて」「えっ……!!(がーん)」「月は姿を変える、あなたの愛も変わる」なーんだ、そんなことか、かわいーなーもおおおっ、「変わらない愛をふたりで育てよう」。
一喜一憂ぶりが、もおっ、もうっ。地団太。かわいすぎる。てゆーか、泣ける。
少年の恋。
幼さゆえに、「世界」を閉ざしてた少年が、恋をした。
少年の世界は開かれる。愛によって。少女によって。
ロレンス神父@エマさんに結婚式を挙げたいと頼む場面で、敵同士の結婚などあり得ないと言う神父に、ロミオは歌う。
「愛ゆえに人は、変わることが出来る」
愛の力を、信じている。
ロミオ自身が、そうだから。
誰も信じられなかった、心を開けなかったロミオが、ジュリエットによって変わった、から。
幼いロミオは、ただ素直に信じている。自分がそうなんだから、他人もそうだと。
浅はか。愚か。
なんて幼い。自分だけが世界のすべて、他人のことなんて想像の範囲外。
神父はたぶん、わかっている。気づいている。ロミオの幼さ、彼の論理の無力さ。
それでも、信じたくなったんだ。
この幼い……それゆえに純粋な愛に、賭けてみようと。
ロミオと神父の「愛の為に」で、ここまで泣いたのははじめてだ。
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