実は星組初日を控えた時期にUPしていたりする。前公演を消化しないと、次へ進めない。

 『天使のはしご』のキャスト感想、続き。

 ヒロインのパパ@みきちぐ、ママ@じゅんこさんって……!!
 もお、これだけでおなかいっぱい(笑)。
 あああ、みきちぐかっけー。あの落ち着き、あの包容力。
 そしてじゅんこさんの安定感あふれる仕事ぶり。必要な役割を、華々しく演じてくれる。

 2回目の観劇時、わたしは上手最前列におりまして。
 フィナーレがすごかった。
 目の前が、英真&美稀!! めちゃかっこつけて踊りまくるナンバー、ナニこの夢の並び……ってゆーか、胸やけしそう……(笑)。

 てゆーか、すでに英真くみちょがくみちょでなくなっていることがショック……。ずーっと組長って呼んできたもんなあ。専科からの特別出演なんだね……。

 ヒロインの姉妹たち、みんなそれぞれかわいい。
 リディアちゃんが棒読み風なのは、わざとなのかな? そーゆー役だから?

 最初、ジェーン役が誰かわからなかった。配役はおろか、出演者名までチェックしていないのはいつものこと、組替え組のほとんどはバウに出演しているとわかっていても、ジェーンが誰か思い至らない。
 わたしはどうも、りりか嬢の顔がおぼえられないらしく、いつも消去法で彼女だとわかるようになる。
 ふつうにうまいけど、この地味な娘さんは誰かしら。上級生にこんな人、いたっけ。星の中堅以上なら、おぼえていそうなもんだけど……。
 途中からりりかちゃんだと気づき、その大人っぽさにびびる。ふつーに上級生だと思ってた……。
 性格の良さそうな素朴なお嬢さんではあるが、美貌という印象がないため、ビングリー@みやるりがジェーンの美しさを讃えるたびに違和感。それに、ビングリーよりずーっと年上に見えるナリ……。まあこれは、ビングリーにも問題はあるのか。

 姉妹の中では、やっぱヒロインのリジー@はるこがぶっちぎりで生気にあふれる美少女でした。正しいよな、これは。

 てゆーか姉妹たちの年齢設定はどうなんだろう。
 リジーの親友、シャーロット@コロちゃんが「もう27歳だもの」と言っていたので、びっくりしたんだが。
 リジーって若い娘だと思っていた。しかし、親友が27歳だと彼女もそれくらいだよねえ。ため口ばりばり「もうっ、そんなことゆーと、親友やめるわよ!」みたいな会話してたから、同世代だよなあ。
 リジー27歳、ジェーンは三十路とか? するとビングリーさんやダーシーさん@すずみんは30代半ばとか?
 リジーがダーシーさんの叔母@柚長に「ハタチにはなってない」てなことを言われるくだりがあったと思うが、リジーははっきりと年齢を答えなかった。ほんとにそれくらいの若さなのか、若く見られたから本当の年を誤魔化したのか。
 つか、30前後のジェーンが美女としてモテモテな世界観でいいのか、時代的に?

 勝手なイメージで、リジーがハタチ前後、ダーシーさんが20代半ばかと思って見ていたので、シャーロットのみが違和感。
 27歳と19歳でも親友になることはもちろん可能だが、それなら断りを入れるのが作者の務めだろう。
 「年は離れているけど親友」とリジーに言わせるとか、「あなたはまだ若いから理解できないでしょうけど」とシャーロットに言わせるとか。
 もしくは、年齢差のある友人同士だとわかる喋り方にするとか。
 テレビなら本当にそれぞれの年齢の女優が演じるから、説明は不要だろうけど、ここはタカラヅカ。老いも若きもみんな若く美しい女性が演じているんだ、解説が必要なところはしっかり解説しないと。

 って、単にわたしがいろいろ見落としているだけなのか。

 まいけるがおっさん役でびっくり。ついこの間まで子役専科だったのに。
 小柄な男の子って、子役の次はおっさんや老人役になっちゃって、青年役が回ってこないもんなんだなあ、とタカラヅカの法則を再確認する。
 しかしおっさんまいけるかっけー。
 そしてナニより、アルバイトでヒゲなしで踊っているときがめちゃかっけー。

 汐月くんは相変わらず目を引くイケメン。なんかくるくる回ってたっけ。
 しかし、男子たちは概ね見せ場なしのモブだよなあ。まあ、スズキケイにしたらまだ、マシな方か。

 麻央くんは痩せて欲しいと今回も思う。咲ちゃんもホタテも痩せて格好良くなってるんだから、麻央くんだって出来るはずじゃあ……と考え、りんきらが痩せてなかった……ゆうきくんも痩せてはいないよなあ、と、各組にいるデビュー当時ぷくぷくスターくんたちを思い出してみる。
 麻央くんとりんきらは、スリムスターになる日が来るのだろうか。
 そいで、麻央くんはも少しうまくなってくれると、なおいいんだがなあ。歌と芝居もだが、今回はダンスも目に付いた。
 フィナーレでピックアップで踊る場面にて、他のメンバーがぴたっと振りを決めているところで、ひとりだけ手探りなのか場が持たないのか、手をわなわな揺らしている姿に、首を傾げた。なにをやってんだろう、あれは。
 もう研5なんだし、美貌か実力か、どちらか希望ナリ。や、一観客の身として。


 『天使のはしご』は感動巨編でも稀代の名作でもないけれど、ふつうに楽しい、とてもタカラヅカ的なかわいいお話。
 ダーシーさん主役バージョンとして、またいつか観てみたかったのにな。
 すずみん、辞めちゃうのか……。

 わたしが「贔屓の組替えにより、星担になる」と決めて観に行った最初の公演から、すずみんはすずみんだったよなあ。
 あのころのすずみんは、ゆーひくんにとても似ていた。
 スタイルの残念なゆーひくんと、スタイルのいいきりやんのいる舞台に、月組から組替えになった贔屓が立っていて、とても複雑なキモチになったっけ。
 名古屋のどっかの会場にて、贔屓とすずみんが上になり下になり、やってたんだよねええ。
 あれから、もう9年経つのか。

 切ないな。

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