娘役という枠。@『ロミオとジュリエット』主な配役決定
2012年4月9日 タカラヅカ 月組『ロミオとジュリエット』の配役が出た。
いやそのわたし、『ロミジュリ』大好きで。
作品が好きなので、どの組で上演してくれてもうれしいし、「この作品は*組のものよ、他の組なんか認めないわ!」とか「**役は**ちゃんだけのものよ、他の人なんか見たくないわ!」てなキモチは一切ありません。
もちろん初演も再演も外部も観ているので、それぞれの違いを比べることはあるけれど、それはどれかを貶める意味ではなく、純粋に違うモノを違うと思っているだけ。
ほんと、ただ楽しみなんだ。
また、タカラヅカの『ロミジュリ』を観られること。
(ケータイ電話の活躍する、外部『ロミジュリ』は再演されてももう観に行かないと思う・笑)
で。
宇月くんに役がないって、どーゆーこと?!
としくんのベンヴォーリオが見たかったんだよー。あうあう。
で。
ヴェローナ大公@ゆうまくんって、どーゆーこと?!
ちょ……っ、95期、この4月に研4になったばかりの少年ですがなっ。……見た目おっさんだけど(笑)。
いやあ、すごいねー。新公でえんえんおっさんだーのじじいだーのをやってはいても、いちおー研4なわけで、上の学年のおにーさま方を差し置いて、白髪まじりの大公閣下を演じることになろうとは……。
甥のマーキューシオ@みやるりは6期も上ですよ……。ゆうまくんがランドセル背負って小学校に入学したとき、みやるりにーさんは学ラン着ているわけですよ。
ランドセルの小学生が伯父さんで、学ランの中学生が甥かあ……。あるいは、高校生の伯父さんに、大学出てリーマンやってる甥、かあ……。ふふ……ふ。(ナニか萌えるらしい)
ピーター@あちょうさん、にも引っかかりましたけどね……そうか、ハウルじゃなくて美城れん路線で決めるのか……。
愛と死はどっちもガタイ良しで肉弾戦って感じだし。
てゆーか、死ってビジュアル枠じゃないんか……マカゼはそれだけで演じたと思ったんだが。
雪、月と路線枠であってビジュアル度外視か……。いやその、咲ちゃんもたまきちもスタイル良しさんだが、顔はいわゆる「死」のビジュアルぢゃないよねってことで。
ベンヴォーリオがマギーだと、ベンひとりでモンタギュー圧勝、長年争わなくても、最初から終わってね?ってイメージっす……(笑)。
そーいやとしくんって、イケコのとき役付悪いよなあ。歌ウマ好きのイケコなのに、としくんは好みではないのか。
今回の配役で、ヅカの『ロミジュリ』ファンとしていちばんの注目は、乳母のキャスティングだった。
試行錯誤の結果、乳母役は専科枠に落ち着いたのか。
初演星組で、れみちゃんの乳母に感動、涙したけれど、違和感はぬぐえなかった。
きれいな顔の娘役が、きれいな顔のまま、胴布団つめて滑稽な老け役をやる。
「娘役」の枠を取り払うことは出来ないし、かといって海外ミュージカルの役を勝手に改ざんすることも出来ない。
半端さが、どうしてもあった。
再演雪組では、男役のコマが乳母を演じた。男役ならば、どれだけ外見をくずしてもいい。「娘役」という縛りがないためだ。だから、胴布団の他、頬に丸くチークを入れ、おてもやんしてわかりやすく道化を演じた。
おてもやんメイクは不評だったのか、すぐになくなったけれど、イケコ的に「乳母」ってのはそこまでやっちゃう役なんだろう。
乳母としての外見、キャラ立てはOK。しかし、男役だと、ソプラノで歌えなかった。
雪組新公さらさちゃんは、歌えたけれど乳母という役には小さかった。娘役という枠の中から出られずに終わった。
うわー、ジレンマ。
娘役がやるとチガウし、男役だと合うけど歌えない。
だけど、『ロミジュリ』という作品で、女性キャラで2番目にいい役が、この乳母なんだ。
娘役2番手がやるだろう比重の役なんだ。
海外ミュージカルは役がなく、その点ではタカラヅカに合わない。
『ロミオとジュリエット』は内容がとてもタカラヅカ的な作品で、役に関しても、「名前のある役」は少ないけれど多数が「かっこいい」姿で長時間舞台にいることができる分、マシだと思っている。
だから、乳母役が、タカラヅカと合わない最大のネックだと思っていた。
そっか。
ついに、専科枠になったか。
娘役の枠と作品との齟齬、両方を守ることにしたんだね。
専科さんは、娘役ではない。
どんだけくずした外見でもいい。
そして、歌唱専科さんなら歌声もばっちりだ。
娘役にヒロイン以外、路線の役がない。娘役にはつらい結果になったけれど、大きな意味では「タカラヅカの娘役」というものを守ったのだと思う。
……また、「タカラヅカの娘役」の限界も、知らしめたか。乳母のような役は、できない、と。
や、作品ファンであり、圭子ねーさまファンなので、圭子ねーさまの歌が聴けるのはうれしいです。
たのしみです、新しい『ロミオとジュリエット』。
いやそのわたし、『ロミジュリ』大好きで。
作品が好きなので、どの組で上演してくれてもうれしいし、「この作品は*組のものよ、他の組なんか認めないわ!」とか「**役は**ちゃんだけのものよ、他の人なんか見たくないわ!」てなキモチは一切ありません。
もちろん初演も再演も外部も観ているので、それぞれの違いを比べることはあるけれど、それはどれかを貶める意味ではなく、純粋に違うモノを違うと思っているだけ。
ほんと、ただ楽しみなんだ。
また、タカラヅカの『ロミジュリ』を観られること。
(ケータイ電話の活躍する、外部『ロミジュリ』は再演されてももう観に行かないと思う・笑)
で。
宇月くんに役がないって、どーゆーこと?!
としくんのベンヴォーリオが見たかったんだよー。あうあう。
で。
ヴェローナ大公@ゆうまくんって、どーゆーこと?!
ちょ……っ、95期、この4月に研4になったばかりの少年ですがなっ。……見た目おっさんだけど(笑)。
いやあ、すごいねー。新公でえんえんおっさんだーのじじいだーのをやってはいても、いちおー研4なわけで、上の学年のおにーさま方を差し置いて、白髪まじりの大公閣下を演じることになろうとは……。
甥のマーキューシオ@みやるりは6期も上ですよ……。ゆうまくんがランドセル背負って小学校に入学したとき、みやるりにーさんは学ラン着ているわけですよ。
ランドセルの小学生が伯父さんで、学ランの中学生が甥かあ……。あるいは、高校生の伯父さんに、大学出てリーマンやってる甥、かあ……。ふふ……ふ。(ナニか萌えるらしい)
ピーター@あちょうさん、にも引っかかりましたけどね……そうか、ハウルじゃなくて美城れん路線で決めるのか……。
愛と死はどっちもガタイ良しで肉弾戦って感じだし。
てゆーか、死ってビジュアル枠じゃないんか……マカゼはそれだけで演じたと思ったんだが。
雪、月と路線枠であってビジュアル度外視か……。いやその、咲ちゃんもたまきちもスタイル良しさんだが、顔はいわゆる「死」のビジュアルぢゃないよねってことで。
ベンヴォーリオがマギーだと、ベンひとりでモンタギュー圧勝、長年争わなくても、最初から終わってね?ってイメージっす……(笑)。
そーいやとしくんって、イケコのとき役付悪いよなあ。歌ウマ好きのイケコなのに、としくんは好みではないのか。
今回の配役で、ヅカの『ロミジュリ』ファンとしていちばんの注目は、乳母のキャスティングだった。
試行錯誤の結果、乳母役は専科枠に落ち着いたのか。
初演星組で、れみちゃんの乳母に感動、涙したけれど、違和感はぬぐえなかった。
きれいな顔の娘役が、きれいな顔のまま、胴布団つめて滑稽な老け役をやる。
「娘役」の枠を取り払うことは出来ないし、かといって海外ミュージカルの役を勝手に改ざんすることも出来ない。
半端さが、どうしてもあった。
再演雪組では、男役のコマが乳母を演じた。男役ならば、どれだけ外見をくずしてもいい。「娘役」という縛りがないためだ。だから、胴布団の他、頬に丸くチークを入れ、おてもやんしてわかりやすく道化を演じた。
おてもやんメイクは不評だったのか、すぐになくなったけれど、イケコ的に「乳母」ってのはそこまでやっちゃう役なんだろう。
乳母としての外見、キャラ立てはOK。しかし、男役だと、ソプラノで歌えなかった。
雪組新公さらさちゃんは、歌えたけれど乳母という役には小さかった。娘役という枠の中から出られずに終わった。
うわー、ジレンマ。
娘役がやるとチガウし、男役だと合うけど歌えない。
だけど、『ロミジュリ』という作品で、女性キャラで2番目にいい役が、この乳母なんだ。
娘役2番手がやるだろう比重の役なんだ。
海外ミュージカルは役がなく、その点ではタカラヅカに合わない。
『ロミオとジュリエット』は内容がとてもタカラヅカ的な作品で、役に関しても、「名前のある役」は少ないけれど多数が「かっこいい」姿で長時間舞台にいることができる分、マシだと思っている。
だから、乳母役が、タカラヅカと合わない最大のネックだと思っていた。
そっか。
ついに、専科枠になったか。
娘役の枠と作品との齟齬、両方を守ることにしたんだね。
専科さんは、娘役ではない。
どんだけくずした外見でもいい。
そして、歌唱専科さんなら歌声もばっちりだ。
娘役にヒロイン以外、路線の役がない。娘役にはつらい結果になったけれど、大きな意味では「タカラヅカの娘役」というものを守ったのだと思う。
……また、「タカラヅカの娘役」の限界も、知らしめたか。乳母のような役は、できない、と。
や、作品ファンであり、圭子ねーさまファンなので、圭子ねーさまの歌が聴けるのはうれしいです。
たのしみです、新しい『ロミオとジュリエット』。
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