猫リセットされた……っ!!

 ブログ1日分、消された。
 ぼーぜん。

 マウステーブルに飛び乗り、マウスを蹴落としがてら、てきとーにクリックしやがった。
 すると書きかけの入力画面から、ひとつ前のページに戻った……。

 
 トーコという名前より、「まさお」の方が似合っているんじゃないかと、チェリさんに言われてたうちのギラギラ娘(もう小柄ぢゃないんです、でかいんです。でも小顔でスリムで手足長くて8等身くらいあります)、いろんなものを壊し、落とし、破壊の限りを続けているんだが、さすがに猫リセットには呆然だ……。

 「猫リセット」が通じない世代の人は、ググってください。

            ☆

 で、新人公演『カサブランカ』の話。

 小柳先生の大作省略版新公は、いつもひでー出来なんだが、今回は良かった。
 オープニングの群衆シーンカットは残念だけど、尺的に仕方ないかなと思うし、パリの回想場面全カットは英断だと思う。
 や、主人公たちの出会い場面だし、サムも含めた主要キャラ人間関係描く上で重要だし、セザール@いりすを含めレジスタンス役の男たちのすげーかっこいい見せ場だけど、けど、なくても、話わかるし。
 短縮版で半端に入れるより、「現在の再会」だけに焦点を置いた構成はうまいと思う。
 人間、実際に目にしない方が、美しく深く想像できる場合があるんだし。
 過去をカットしたことで、それを解説する余計な説明台詞を加えたりせず、現在のやりとりだけで過去を想像させるのはイイですよ、ええ。

 このふたりにナニがあったのか。
 と、より集中させる効果がある。

 
 初ヒロインおめでとー!のイルザ@えりちゃん。
 イルザってほんと、難しい役なんだなと、しみじみ。えりちゃんはふつうに実力のある娘さんだと思っているけど、やっぱりイルザがなにを考えているのかわかりにくい。また、あの髪型はつらいなぁ。

 主人公もヒロインも初主演、きっとプレッシャーも大きかったことだろう。それでも破綻なくよく演じてはいたと思う。

 
 とりあえず、りくくんの顔を好みだと思った。

 や、もともと好きな顔で好きな鼻だと幾度となく語ってますが。
 オールバックに前髪一筋ぱらり、な、本役さんに倣った「本気で美形狙ってますヘア」がまた一段とステキなんですよ(笑)。

 つっても、りくくんが本公演で演じているレジスタンスの男との違いが、演技で感じられなかったんだが……わたしが引き寄せて見てしまうからかな。
 代役でヤンを演じたときは、どうだったんだろう?

  
 公演の前半に休演者が出たとき、突然のことなのに、代役が新公キャストじゃなかった。月組でもそうだったけど、まずは同じ役をやる新公キャストで1日しのいで、次から正式な代役が立つ場合が多いのに。
 それは、『カサブランカ』新公では場面自体が存在せず、「同じ役」じゃなかったからなんだ。

 パリ場面がないから、新公でいりすの役をやる雅くんがいりす代役に入れなかったし、最初の群衆場面がないので、新公でカチャの役をやる桜木くんがカチャ代役に入れなかったんだな。
 削られている場面がよりによって、その役のいちばんの見せ場であり、難しい場面なんだもんなあ。

 とゆーことで、セザール役のないいりすの役、空気読めないアメリカ人紳士@雅くんは、ステキにかわいいおじさまでした(笑)。や、いいよねあの役。色男なセザール役も、見てみたかったけどなー。

 ヤン@桜木くんは、えーと、……太った? 記憶にある顔と、フェイスラインがちがってるんですが……特に横顔のアゴのラインにおどろきました。
 正味「少年」だよね、既婚者には見えん……研1だから、当然か。

 ヤンを支えることになるアニーナ@れーれは……ええっと……WSヒロイン経験者なわりに、いろいろいろいろ、大変そうだ。がんばれー。

 えりちゃんにしろ、れーれにしろ、『逆転裁判』はあんなに素敵だったわけだから、やっぱ正統派のスーツ芝居は大変なんだなあ。

 
 副組長役のせーこちゃんは、やっぱ華のある人だなと。
 どーんという押し出しの良さ。安定した歌唱力。
 徒っぽい役が似合うし、そこにちょっと少女っぽい表情を浮かべるときがあるのが、不意打ちでかわいい(笑)。

 新公はいろんな名もなき役の性別が変わり、女性役が増えていたような?
 で、りりこちゃんは歌声もだが、その体格ででもよく目立つ……。
 そーいや文化祭で横幅の立派さにびっくりした素晴らしい声の歌姫がいたよな……彼女の本名がりりこだったよーな……そうか、そうだったのか……。

 
 そして新公でモブだの脇だのを眺める際、世間一般的な意味での美形よりも、自分の好みの顔を探している、今日このごろ。

 わたしは、鼻の大きさ、長さ、カタチにこだわるため、顔を鼻を中心にふたつに分けたとき、鼻がでかいか長いゆえに、そっから上がどーんと長い顔が好みです。あと、口は大きい方がいい。受け口とかタラコ唇も好物です。
 正面顔より、横顔のラインにときめきます(笑)。大きな鼻を中心にした弓なりの横顔がいいのー。
 それにしてもわたし、目のカタチや大きさは、まったく気にしてないな。

 つーことで、顔の上下比と横顔センサーで見知らぬ新人くんは区別していっている(笑)。
 好みの横顔の子って、意外に少ないんだこれが。

 で、エミール役の子がなかなかどーしていい横顔をしていた。
 エミールくんはもともと横顔しか見えないくらい、「横顔勝負」の役。まあ、こんなにきれいな横顔の子だから、この役なのかしら、と喜んだぞ(笑)。
 リック@カチャにお金を出してもらいに来るときにはじめて、よーやく横顔以外も見ることが出来たんだが……横顔の方がいいな(笑)。

 でも好みのプロフィールを発見できて嬉しい。顔はおぼえたわ、名前は未チェックだけど♪ (……で、そのあと「ギャフン!」となるわけだな)

 サッシャ@あっきーも、鼻はわりといいんだけどなあ。本公演の鼻しか見えない帽子姿とか、「いい鼻だ」と思って見てるんだが、今のところどこかチガウんだなー。好みセンサーが反応しない。
 前回の新公では勝手にホモにしちゃってごめんね(笑)。でも今回は男にチューする役だね(笑)。

 
 1幕2幕を通して、抜粋場面だけで形成された新人公演。群衆場面はカットされまくりだけど、「我々は生きている♪」と国歌合戦はあるので、宙組コーラスのすごさを体感。
 下級生ばっかの新公でも、やたらすごいんだよコーラス。さすがは宙組。

 1幕と2幕はそのまま暗転でつないである。1幕最後のリックの銀橋ソロは、ほんとーに、リックひとり。本公演は本舞台に主要キャラ全員登場でストップ・モーションしてたり、したのに。

 でも、違和感なし。
 むしろ、暗転の長さに、違和感あり。

 暗転、長っ。

 次の場面は地下水道の「我々は生きている♪」なので、セット替えに時間を食って暗転が長引いたのではないだろう。
 演出効果として、わざと時間を取ってあるんだと思う。

 わたし、小柳先生の暗転好き、好きぢゃないなー(笑)。

 『アメリカン・パイ』なんか数分おきに暗転で、暗転の多い芝居というより、暗転の合間に芝居をしているみたいだったもの。

 暗転ナシで前景に重ねるぐらいの勢いで、次の場面につながる方が好みだ。
 小柳タンの暗転っぷりは、まるで外部の芝居みたいだよ……空気を切らずに場面転換してほしい、小池の弟子なのにー。

 
 さあ、今度は猫リセットされないウチに、アップしよう。(猫は今、パソコンラックのてっぺんで熟睡中)

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