貴腐人は踊る。-腐女子注意報-@大江山花伝
2009年8月15日 タカラヅカ なんやかんや言ったところで、タカラヅカの『大江山花伝』は、萌え作品である。
初演がどーだったかは知らない、萌えなんてわかっていなかった。当時のわたしはまだ純粋なお子ちゃまだった(笑)。
しかしあれから四半世紀、わたしも立派な大人の貴腐人となった。ええ、腐女子を通り越してますのよ、ほほほ。
今、おーぞらゆーひさんで『大江山花伝』を観て。
そ、そーゆー話だったのか、と膝を打ちました。
そして、心から、思いました。
酒呑童子@ともち切望。
いりすに含みがあるわけではない。いりすはいい男だ。
そーではなく、たんにわたしが、ともちんを欲しているのだ。
あああともち、バウで暑苦しいミツルギなんて演じている場合か、博多座で酒呑童子やってよーーっ!!
と。
どちらの方々にも大変失礼なことを思いました。
や、博多座に行ったときはまだ『逆転裁判2』の幕は開いていなかったので、「ともちんのミツルギも見たいけど、酒呑童子も見たい」だったのだけど、『逆裁2』を見たあとでは、いりすと逆だったらよかったのに、と思ってしまったイタいファン発言。
酒呑童子@いりす、エッジワース@ともちんが素晴らしいことはわかった上でのないものねだり、たわごとです、念のため。彼らを否定する意味ではまったくありません。
初演では夢にも思わなかったんだけど、原作でも考えたことなかったんだけど、今回の『大江山花伝』って、酒呑×茨木だったんだ?!
逃げ出すたびに捕まって折檻、って台詞が「それ何回目?」ってくらい何度も何度も出てくるのは、言葉の裏を読めということですね、先生!
酒呑童子は愛した女の面影を持つ息子を、妻の代わりに愛したのですね!
マジック×シンタローとかでも萌えシチュだったなコレ。(業の深い発言)
息子が父を嫌う・一線置くには、それなりの意味があるんだなと。
茨木童子@ゆーひはあえて父を父とは呼ばず、名前で呼ぶ。酒呑童子もわざとそのことを突っ込む。
罪を共有した者たちだけの、隠語。
ゆーひさんはもお、いい仕事してます。
萌えキャラ、つーのはこーゆーことだ、と。
ひとりでぶっちぎりの色気を振りまいてます。
父と息子の禁忌を超えた関係、それはたしかにヒトではない、オニの姿だ。
もうヒトには戻れないんだ。
と。
だからこそ、惜しいんですよ、酒呑童子の弱さが。
ビジュアルは申し分ないんだけど、喋るとアレで歌うともっとアレだっつーのが……あああ、まさこ~~。
立ち役として、ばーーーんっ、という強さのある人が欲しかった。
だからともちなんです、わたし的に。
『逆裁2』でも、場をわきまえずひとりで暑苦しい攻キャラやってる悠未氏が、ひとり背徳耽美のゆーひさんと絡んでくれたなら……!!
酒呑童子は、茨木がそばに置いた人間の女・藤の葉@ののすみには興味を示さない。
だけど、茨木が殺さずにおいた渡辺綱@みっちゃんには反応する。
女はどーでもいいんだよな、ライバルは男だけだよな(笑)。
でもってこの渡辺綱。
致命的に、色気がない。
配役を知ったときはみっさまの綱は合うだろうと思ったんだけど、実際見てみたらどうも違った。
色気は置くとして、なんであんなに企んでいる感じに見えるんだ、綱。
まっすぐな男に見えない……(笑)。や、そのへんとってもみっちゃんクオリティなんだが。
綱に萌えないので、三角関係成立せず。
あああ、綱@らんとむだったなら! 無駄に萌え狂っていただろうな、あたし。
茨木@ゆーひ、綱@らんとむ、公時/六郎太@みっちゃん、酒呑@ともちん……って、それじゃ本公演、フルキャストじゃん。
本公演でこんな紙芝居演出作品観たくないが、キャストだけは本公演クオリティで観てみたかった(笑)。
耽美悲劇茨木ゆーひくんを中心に、ヒーロー綱のらんとむは合うだろうし、二枚目路線役の公時と六郎太の2役はみっちゃんがハマるだろう。つか、みっちゃんには二枚目役をやらせてくれ。いい人とか木訥な役ぢゃなくて、本気で二枚目を。六郎太のみっちゃんはマジ見たい。で、別格立ち役スターが演じる酒呑童子は、ともちんがまんまハマるだろう。
と、『大江山花伝』に限らず、この役割分担は他作品でもいくらでも当てはまる黄金法則なので、新生宙組ってばスターの特性バランスがイイわぁ。
綱が茨木を愛しているように見えなかったため、また、茨木も綱を「物珍しい動物」以上にキモチを動かしていなかったよーに見えたため、酒呑童子×茨木の関係だけがどーんとクローズアップされて見えた。
や、藤子との恋愛は別次元として。
うわー、こんなやらしい話だったのか、『大江山花伝』。
子どものころは夢にも思わなかった(笑)。
作品のせい、ではなく、ひとえに、ゆーひさんのせい、という気もしますが(笑)。
健康優良児だとか誠実一途真っ白ヒーローだとか、そーゆー人ばかりでは嗜好の枠が狭くなってしまう。多種多様な価値観が横行する今、ゆーひさんのような持ち味のトップスターも必要です。
耽美担当として我が道を行って欲しいっす。
でもって、早くフルキャストで観てみたいな、新生宙組。わくわく。
初演がどーだったかは知らない、萌えなんてわかっていなかった。当時のわたしはまだ純粋なお子ちゃまだった(笑)。
しかしあれから四半世紀、わたしも立派な大人の貴腐人となった。ええ、腐女子を通り越してますのよ、ほほほ。
今、おーぞらゆーひさんで『大江山花伝』を観て。
そ、そーゆー話だったのか、と膝を打ちました。
そして、心から、思いました。
酒呑童子@ともち切望。
いりすに含みがあるわけではない。いりすはいい男だ。
そーではなく、たんにわたしが、ともちんを欲しているのだ。
あああともち、バウで暑苦しいミツルギなんて演じている場合か、博多座で酒呑童子やってよーーっ!!
と。
どちらの方々にも大変失礼なことを思いました。
や、博多座に行ったときはまだ『逆転裁判2』の幕は開いていなかったので、「ともちんのミツルギも見たいけど、酒呑童子も見たい」だったのだけど、『逆裁2』を見たあとでは、いりすと逆だったらよかったのに、と思ってしまったイタいファン発言。
酒呑童子@いりす、エッジワース@ともちんが素晴らしいことはわかった上でのないものねだり、たわごとです、念のため。彼らを否定する意味ではまったくありません。
初演では夢にも思わなかったんだけど、原作でも考えたことなかったんだけど、今回の『大江山花伝』って、酒呑×茨木だったんだ?!
逃げ出すたびに捕まって折檻、って台詞が「それ何回目?」ってくらい何度も何度も出てくるのは、言葉の裏を読めということですね、先生!
酒呑童子は愛した女の面影を持つ息子を、妻の代わりに愛したのですね!
マジック×シンタローとかでも萌えシチュだったなコレ。(業の深い発言)
息子が父を嫌う・一線置くには、それなりの意味があるんだなと。
茨木童子@ゆーひはあえて父を父とは呼ばず、名前で呼ぶ。酒呑童子もわざとそのことを突っ込む。
罪を共有した者たちだけの、隠語。
ゆーひさんはもお、いい仕事してます。
萌えキャラ、つーのはこーゆーことだ、と。
ひとりでぶっちぎりの色気を振りまいてます。
父と息子の禁忌を超えた関係、それはたしかにヒトではない、オニの姿だ。
もうヒトには戻れないんだ。
と。
だからこそ、惜しいんですよ、酒呑童子の弱さが。
ビジュアルは申し分ないんだけど、喋るとアレで歌うともっとアレだっつーのが……あああ、まさこ~~。
立ち役として、ばーーーんっ、という強さのある人が欲しかった。
だからともちなんです、わたし的に。
『逆裁2』でも、場をわきまえずひとりで暑苦しい攻キャラやってる悠未氏が、ひとり背徳耽美のゆーひさんと絡んでくれたなら……!!
酒呑童子は、茨木がそばに置いた人間の女・藤の葉@ののすみには興味を示さない。
だけど、茨木が殺さずにおいた渡辺綱@みっちゃんには反応する。
女はどーでもいいんだよな、ライバルは男だけだよな(笑)。
でもってこの渡辺綱。
致命的に、色気がない。
配役を知ったときはみっさまの綱は合うだろうと思ったんだけど、実際見てみたらどうも違った。
色気は置くとして、なんであんなに企んでいる感じに見えるんだ、綱。
まっすぐな男に見えない……(笑)。や、そのへんとってもみっちゃんクオリティなんだが。
綱に萌えないので、三角関係成立せず。
あああ、綱@らんとむだったなら! 無駄に萌え狂っていただろうな、あたし。
茨木@ゆーひ、綱@らんとむ、公時/六郎太@みっちゃん、酒呑@ともちん……って、それじゃ本公演、フルキャストじゃん。
本公演でこんな紙芝居演出作品観たくないが、キャストだけは本公演クオリティで観てみたかった(笑)。
耽美悲劇茨木ゆーひくんを中心に、ヒーロー綱のらんとむは合うだろうし、二枚目路線役の公時と六郎太の2役はみっちゃんがハマるだろう。つか、みっちゃんには二枚目役をやらせてくれ。いい人とか木訥な役ぢゃなくて、本気で二枚目を。六郎太のみっちゃんはマジ見たい。で、別格立ち役スターが演じる酒呑童子は、ともちんがまんまハマるだろう。
と、『大江山花伝』に限らず、この役割分担は他作品でもいくらでも当てはまる黄金法則なので、新生宙組ってばスターの特性バランスがイイわぁ。
綱が茨木を愛しているように見えなかったため、また、茨木も綱を「物珍しい動物」以上にキモチを動かしていなかったよーに見えたため、酒呑童子×茨木の関係だけがどーんとクローズアップされて見えた。
や、藤子との恋愛は別次元として。
うわー、こんなやらしい話だったのか、『大江山花伝』。
子どものころは夢にも思わなかった(笑)。
作品のせい、ではなく、ひとえに、ゆーひさんのせい、という気もしますが(笑)。
健康優良児だとか誠実一途真っ白ヒーローだとか、そーゆー人ばかりでは嗜好の枠が狭くなってしまう。多種多様な価値観が横行する今、ゆーひさんのような持ち味のトップスターも必要です。
耽美担当として我が道を行って欲しいっす。
でもって、早くフルキャストで観てみたいな、新生宙組。わくわく。
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