どこへ行く。どこまで行く。
2009年8月11日 タカラヅカ 日付はあってるんだかいないんだか、で日記書いているもんで。実際の日付はもー、ぐちゃぐちゃですわ。
「宝塚友の会」から、チケット会員先行販売のお知らせ52号が、送られてきた。
表紙は、ゆーひくんだった。
トップスターになるのって、こーゆーことなんだ。
今さら、そんなことを思う。
たしかに、ゆーひくんはすでにトップスターだ。
スカステでもゆーひくんはトップとして緞帳披露していたり、制作発表していたり、「はじまりの時」なんて番組を作ってもらったりしている。
博多座でちゃんと「宙組の大空祐飛です」からはじまって、立派に主演を務めている。大きな羽根を背負って、最後に階段を降りてくる。
アタマではわかっている。
ゆーひくんが、トップスター。
そのことに、心からの喜びを感じ、祝福している。
しかし。
イベント出演だとか製作発表だとか、舞台の最後に登場して挨拶とか、ふつーに別ハコで主演するクラスのスターならやっていることだ。
トップだから、とわかっていても、実感はいまひとつ伴わない。今までのゆーひくんでも、これくらいアリそうだし、と。
やっぱ本拠地、宝塚大劇場でお披露目してはじめて、実感できるのかもしれない。
そう思っていたんだけど。
いやあ、どこで実感がわくもんなのか、わかんないもんだねえ。
友会のチケット案内冊子なんぞでさぁ。
友会に入会して、何年だ?
年に4回くらい発行されるんだっけ、この冊子。それがもう、52号?
今の友会になって長年、このチケット案内冊子を眺めて来たわけだよ。望むと望まざるとに関係なく、必要に駆られて手にしてきたわけだよ。
そこにはいつも、トップスターが載っていて。
トップスターしか、載らなくて。
この冊子を並べれば、そこには歴代のトップスターたちがそうそうたる顔ぶれで並ぶわけで。
そこに、我らがゆーひくん。
ゆーひくんが、そこに。
ああ、ほんとうに、トップスターなんだ。
あの、ゆーひくんが。
スポットライトの微妙に外側で、路線未満スターだった彼が。
なんだか、不思議だ。
ゆーひくんを眺めて来て早……何年だっけ、風花ちゃんのサヨナラバウ以来。
ケロと共に『血と砂』やって以来。
どんどんどんどん、変わり続けた。
あまりに変わり続けるので、とまどってサヨナラしかけて(笑)、それでも「やっぱり好き」と戻ってきた(笑)。
脇へ追いやられていたのに、その人気っぷりで劇団を動かし、ついには真ん中へ立った人。
劇団は保守的というか、最初に「この人は路線」「この人は脇」と決めたら、なかなか覆さないのに、頭の固い劇団を動かすに至った、その力。
新公主演していないコムちゃんが、役替わり公演やってトップ争いに躍り出た、あの逆転劇を再度目にするとは。
20年ばかしヅカファンやって、コム姫とゆーひくん、ふたりだけだもん、人気ゆえに劇団の敷いたレールを脱線させたのは。
ネット上の書き込みだとか評論家たちの文章だとかではなく、他でもない劇場で、実際にその場にいて、風がひとりのスターに向かって吹いているあの感覚を味わうのは。
そうやって、トップスターになった、ゆーひくん。
博多座の彼より、友会冊子にしみじみするって、なんだそりゃ(笑)。
とゆーことで、ゆーひくんのプレお披露目公演『大江山花伝』『Apasionado!!II』の話。
いろいろ力尽きていたので、初日は駆けつけられませんでした。
なにがなかったって、単純に「元気」がなかった、わたしに。なにもする気力がわかない、日常を消費するだけでもう限界。そんな状態だった、7月後半から8月はじめ。
このままじゃきっと、博多には行けないで終わってしまう。たぶんきっと、8月いっぱいくらい、わたし元気ない。
という予感があったので、nanaタンと一緒に博多へ行きました。……ひとりだと行けないけれど、連れがいればなんとかなる。予定のない日は飲まず食わず(食事する気力もない)でダラダラしていたりするけど、人と会う予定があれば、力が出ないのは不快だからちゃんと食事もする。
ああ、ひとりでは生きていけない。
チケットないまま、それでもnanaタンとふたりして夜行バスに乗り、懐かしの博多座へ。
きりやんトップ決定のモバタカメールは、博多座でサバキ待ちしているときに受け取った。
タニちゃんのあとをゆーひくんが受け継ぎ、ゆーひくんのトップお披露目公演中にきりやんのトップ決定を知る。
ケロファンでシューマッハファンだった身としては、なんとも運命的。
昼夜と、4列目とか5列目とか、なんとかGETして観劇。最近サバキ運なかったんだが、ゆーひくん舞台への渇望が前方席を引き寄せたのか。
わたしはゆーひくんが花組からいなくなってしまったことが、寂しいのだ。
されど、ほっとしている面もあるのだ。
花組は現在のわたしのホームであり、いちばん多く観る。そして花組には、ご贔屓がいる。
いちばんよく観る組にゆーひくんがいてくれるのは、ありがたい。うれしい。
全組観劇してはいるが、びんぼーなのでどの組も同じ回数観るわけにいかない以上、好きな人が固まってくれていた方が、コスパがいい。
ゆーひくん目当てで観劇していた月組を減らし、その分花組に当てられるわ、と、最初は思った。
ところがどっこい。
贔屓と同じ組になる、とゆーのは、決してコスパいいわけじゃ、なかった。
贔屓中心の視界に、ゆーひくんへのキモチも加わって、ジレンマが生じる(笑)。
別の組だったら、思い存分視界の中心に出来たのに! 一緒に出られたら両方見られないじゃん!!
現在の贔屓と、ずっとトクベツなゆーひくんが同じ舞台に立ってくれるのはうれしい。複雑な感覚もあるが、それでもうれしい。
しかし実際問題、困った。
別の組にいたときより、贔屓組にいる方が、ゆーひくんに飢えてしまう。ゆーひくんが足りなくなってしまう。
贔屓組にいて欲しい。贔屓と一緒の舞台に立っていて欲しい。
だけど、それではフラストレーションが溜まる。ああジレンマ。
つーことで。
宙組さんたちと一緒に舞台に立つゆーひくんを見て、「寂しい」と思い、また以前のように躊躇なくゆーひくんだけを見ることが出来、ほっとしたりも、している。
ほんとうに、もう花組生じゃなくなっちゃったんだなあ。
ほんとうに、もうトップスターなんだなあ。
てゆーかゆーひくん、また変わった気がする。
どんどん変わっていく。ほんとに不思議な人だ。
おーぞらゆーひは、どこへ行くんだろう。どこまで行くんだろう。
「宝塚友の会」から、チケット会員先行販売のお知らせ52号が、送られてきた。
表紙は、ゆーひくんだった。
トップスターになるのって、こーゆーことなんだ。
今さら、そんなことを思う。
たしかに、ゆーひくんはすでにトップスターだ。
スカステでもゆーひくんはトップとして緞帳披露していたり、制作発表していたり、「はじまりの時」なんて番組を作ってもらったりしている。
博多座でちゃんと「宙組の大空祐飛です」からはじまって、立派に主演を務めている。大きな羽根を背負って、最後に階段を降りてくる。
アタマではわかっている。
ゆーひくんが、トップスター。
そのことに、心からの喜びを感じ、祝福している。
しかし。
イベント出演だとか製作発表だとか、舞台の最後に登場して挨拶とか、ふつーに別ハコで主演するクラスのスターならやっていることだ。
トップだから、とわかっていても、実感はいまひとつ伴わない。今までのゆーひくんでも、これくらいアリそうだし、と。
やっぱ本拠地、宝塚大劇場でお披露目してはじめて、実感できるのかもしれない。
そう思っていたんだけど。
いやあ、どこで実感がわくもんなのか、わかんないもんだねえ。
友会のチケット案内冊子なんぞでさぁ。
友会に入会して、何年だ?
年に4回くらい発行されるんだっけ、この冊子。それがもう、52号?
今の友会になって長年、このチケット案内冊子を眺めて来たわけだよ。望むと望まざるとに関係なく、必要に駆られて手にしてきたわけだよ。
そこにはいつも、トップスターが載っていて。
トップスターしか、載らなくて。
この冊子を並べれば、そこには歴代のトップスターたちがそうそうたる顔ぶれで並ぶわけで。
そこに、我らがゆーひくん。
ゆーひくんが、そこに。
ああ、ほんとうに、トップスターなんだ。
あの、ゆーひくんが。
スポットライトの微妙に外側で、路線未満スターだった彼が。
なんだか、不思議だ。
ゆーひくんを眺めて来て早……何年だっけ、風花ちゃんのサヨナラバウ以来。
ケロと共に『血と砂』やって以来。
どんどんどんどん、変わり続けた。
あまりに変わり続けるので、とまどってサヨナラしかけて(笑)、それでも「やっぱり好き」と戻ってきた(笑)。
脇へ追いやられていたのに、その人気っぷりで劇団を動かし、ついには真ん中へ立った人。
劇団は保守的というか、最初に「この人は路線」「この人は脇」と決めたら、なかなか覆さないのに、頭の固い劇団を動かすに至った、その力。
新公主演していないコムちゃんが、役替わり公演やってトップ争いに躍り出た、あの逆転劇を再度目にするとは。
20年ばかしヅカファンやって、コム姫とゆーひくん、ふたりだけだもん、人気ゆえに劇団の敷いたレールを脱線させたのは。
ネット上の書き込みだとか評論家たちの文章だとかではなく、他でもない劇場で、実際にその場にいて、風がひとりのスターに向かって吹いているあの感覚を味わうのは。
そうやって、トップスターになった、ゆーひくん。
博多座の彼より、友会冊子にしみじみするって、なんだそりゃ(笑)。
とゆーことで、ゆーひくんのプレお披露目公演『大江山花伝』『Apasionado!!II』の話。
いろいろ力尽きていたので、初日は駆けつけられませんでした。
なにがなかったって、単純に「元気」がなかった、わたしに。なにもする気力がわかない、日常を消費するだけでもう限界。そんな状態だった、7月後半から8月はじめ。
このままじゃきっと、博多には行けないで終わってしまう。たぶんきっと、8月いっぱいくらい、わたし元気ない。
という予感があったので、nanaタンと一緒に博多へ行きました。……ひとりだと行けないけれど、連れがいればなんとかなる。予定のない日は飲まず食わず(食事する気力もない)でダラダラしていたりするけど、人と会う予定があれば、力が出ないのは不快だからちゃんと食事もする。
ああ、ひとりでは生きていけない。
チケットないまま、それでもnanaタンとふたりして夜行バスに乗り、懐かしの博多座へ。
きりやんトップ決定のモバタカメールは、博多座でサバキ待ちしているときに受け取った。
タニちゃんのあとをゆーひくんが受け継ぎ、ゆーひくんのトップお披露目公演中にきりやんのトップ決定を知る。
ケロファンでシューマッハファンだった身としては、なんとも運命的。
昼夜と、4列目とか5列目とか、なんとかGETして観劇。最近サバキ運なかったんだが、ゆーひくん舞台への渇望が前方席を引き寄せたのか。
わたしはゆーひくんが花組からいなくなってしまったことが、寂しいのだ。
されど、ほっとしている面もあるのだ。
花組は現在のわたしのホームであり、いちばん多く観る。そして花組には、ご贔屓がいる。
いちばんよく観る組にゆーひくんがいてくれるのは、ありがたい。うれしい。
全組観劇してはいるが、びんぼーなのでどの組も同じ回数観るわけにいかない以上、好きな人が固まってくれていた方が、コスパがいい。
ゆーひくん目当てで観劇していた月組を減らし、その分花組に当てられるわ、と、最初は思った。
ところがどっこい。
贔屓と同じ組になる、とゆーのは、決してコスパいいわけじゃ、なかった。
贔屓中心の視界に、ゆーひくんへのキモチも加わって、ジレンマが生じる(笑)。
別の組だったら、思い存分視界の中心に出来たのに! 一緒に出られたら両方見られないじゃん!!
現在の贔屓と、ずっとトクベツなゆーひくんが同じ舞台に立ってくれるのはうれしい。複雑な感覚もあるが、それでもうれしい。
しかし実際問題、困った。
別の組にいたときより、贔屓組にいる方が、ゆーひくんに飢えてしまう。ゆーひくんが足りなくなってしまう。
贔屓組にいて欲しい。贔屓と一緒の舞台に立っていて欲しい。
だけど、それではフラストレーションが溜まる。ああジレンマ。
つーことで。
宙組さんたちと一緒に舞台に立つゆーひくんを見て、「寂しい」と思い、また以前のように躊躇なくゆーひくんだけを見ることが出来、ほっとしたりも、している。
ほんとうに、もう花組生じゃなくなっちゃったんだなあ。
ほんとうに、もうトップスターなんだなあ。
てゆーかゆーひくん、また変わった気がする。
どんどん変わっていく。ほんとに不思議な人だ。
おーぞらゆーひは、どこへ行くんだろう。どこまで行くんだろう。
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