『相棒』って……『相棒』って……。

2009/08/13

2010年 公演ラインアップ【シアター・ドラマシティ、東京特別】<2009年12月~2010年1月・花組『相棒』>

8月13日(木)、2010年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、シアター・ドラマシティ、東京特別公演<2009年12月~2010年1月・花組>の上演作品が決定いたしましたのでお知らせいたします。

花組
■主演…(花組)真飛 聖

◆梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:2009年12月23日(水)~2010年1月6日(水)
<一般前売:2009年10月25日(日)>
<座席料金:全席7,500円>
◆東京特別(日本青年館):2010年1月15日(金)~1月22日(金)
<一般前売:2009年12月13日(日)>
<座席料金:S席7,500円、A席5,000円>

『相 棒』
    (C)テレビ朝日・東映

脚本・演出/石田昌也

テレビ朝日・東映制作でシリーズ化されている人気刑事ドラマ「相棒」が、宝塚歌劇の舞台にお目見えします。このドラマは、2000年6月に“土曜ワイド劇場”で単発ドラマとして放送され2002年10月より連続ドラマとしてスタート。以来、本年3月18日で終了したSeason7まで、平均視聴率18.1%を誇る番組です。この秋に始まるSeason8では主人公の杉下右京(すぎした・うきょう)の新相棒としてクールな神戸尊(かんべ・たける)が登場します。宝塚歌劇の舞台においても、ドラマでお馴染みの様々なキャラクターが活躍! 舞台ならではの手法で、刑事ドラマの世界を存分にお楽しみ頂きます。キャリア組で優秀な警察官でありながら、ある事件の失態の責任を押し付けられ、警視庁の窓際部署「特命係」の警部となった杉下右京。冷静で論理的、しかし穏やかな表情の裏には人間愛と分析能力に満ち溢れ、世の中の悪を徹底的に憎む心を持っている人物。そして、ノン・キャリアながら異例の出世で警視まで登り詰めたが、上層部の密命を受け、窓際の特命係に左遷された神戸尊。この二人が、アメリカから来日したある女性を警護する羽目になる。しかしその女性は、酒癖が悪く、ヘビースモーカー、その上、超ワガママな人物だった……。

 開いた口がふさがらん……。

 「宝塚歌劇」がもっとも苦手とする現代日本モノで、しかもあらゆる意味で下品な作風のイシダ演出。
 二次元からのコラボならばまだ逃げ道もあるが、実際に俳優が演じているテレビドラマ。キャラもの、シリーズものの縛りが大きく、オリジナルキャラとの恋愛禁止、刑事物だからストーリーや犯人のネタバレしたら見るおもしろさ半減、1話完結の「その俳優が演じるキャラへの萌え」だけで成り立っている世界観のため、役者が代わったら観る価値がそもそもあるのかという……。
 最悪の何乗だこりゃ。

 せめて演出家がちがえばともかく、イシダって。
 『相棒』ってのは、コミケでふつーに1ジャンルになってる作品なんですが? おっさん脳ではなく、ヲタク作家にこそ描かせるべきでしょう?
 おっさん客を呼び込みたいのか? 中高年男性は、オンナノコが演じる右京さんを見たがるのか? おっさん脳によるおっさん向け作品がウリのイシダせんせを起用するからには、年配男性層を開拓したいってことでしょう?
 偏った男性的視点しか持たないイシダに、「右京さん萌え」している主婦とかのニーズがわかるとは思えないし。
 キャラ萌えとは切り離し、刑事物、ヒューマン物としてならばせめて、正塚演出なら救いはあるものを。
 イシダ演出ぢゃ、絶望感しかナイ……。

 つか、右京さん@まとぶんなの? それしかありえないの?
 まとぶはまさに亀山キャラじゃん。

 裏がまぁくん主演バウじゃあ、花組上級生たちは全員DCに投入だしな。
 あううう。

 
 単純に疑問だが、タカラヅカで『相棒』を舞台化して、新規客は見込めるのか?

 『逆転裁判』とはわけが違うぞ? あっちは二次元で舞台は別の国だからな。
 『相棒』は、ドラマのオリジナルキャスト以外で舞台化する意味がわからない。

 既存客であるわたしは、少なくともドン引きした。他のヅカファンがどー思ってるかは知らんが。
 既存客はどーでもよくて、新規客目当てだと思ったが、これでほんとに客は増えるのか?

 
 『相棒』ショックが強すぎるので、他ラインアップについてはまた別欄で(笑)。

コメント

日記内を検索