エロは世界を救う。……た、たぶん。@コパカバーナ
2006年6月4日 タカラヅカ 『コパカバーナ』はとびきりたのしかった。
翻訳に難アリでも、キャラものとしてたのしめる。
この公演でいちばん愉快だったのは、トウコのエロオヤジっぷりだ。
えーと、トウコちゃん。
あなた前回の星組公演では、オスカル様だったんですよね? あのいじらしくも魅力的な女の子、だったわけですよね?
1幕のトウコの出番はオープニングの「スティーヴン@妄想中」のラテンシーン以来ほとんどなく、後半になってからよーやく登場するんだけど。
登場シーンから、アゴが落ちた。
ヒゲ?!
初日ですから。誰も、トウコがこんな役作りで来るとは思ってません。ざわつく客席。
そのざわめきは、トウコ的にツボったんでしょう。なんか彼、すっげー機嫌いいんですけどっ?(笑)
たのしそうでした、トウコちゃん。
日記書くのずーっと放置していたんで、すでに別の日にも『コパ』観に行ったんだけど、初日の方がトウコちゃんノリノリだった。すっげーたのしそうだった(笑)。
安禄山再びっ。
「へっへっへっ」と二枚目タカラヅカスターにあるまじき笑いをあげていた、あのすけべ中年男と同じですよ。
安禄山よりダンディに決めてますが、スケベ度は同じ、ノリノリなのも同じ。安禄山は楊貴妃を襲う1シーンしか活き活きおやぢしてなかったけど、リコは全編活き活きしまくってますから!
トウコちゃん……あなたって人は……。
あまりにたのしそーなスケベオヤジっぷりに涙。大好きだ。
やりすぎ。やりすぎだから!!
でもって「やりすぎ」といえば。
わたしはもともとあすかちゃん大好きなんだが、トウコ×あすかとくると、すごいね。
なんなのあの濃さ。
『コパカバーナ』はコメディで罪なく嘘臭く(笑)大げさに話が進む。コメディにはコメディのルールがあり、ストーリー展開もオチもそれを逸脱してはならない。
リコもコンチータも、正しくコメディキャラとして作られている。トウコのオヤジっぷりは嘘臭いほどの大袈裟さに満ち、コンチータもまたみょーにべたべたした喋り方をする。カテゴライズされたキャラたち。
なのに。
ああ、なのに。
クライマックス、トウコ×あすかのふたりがぶっちぎりでシリアス芝居をはじめる!!
キミらソレ、変だから! 浮いてるから!
そこで悲劇的に盛り上がっちゃイカンから! お笑いキャラなのに!!
あーもー、大好きだ。
他の全部ぶっとばして主役になってしまうリコとコンチータ。
アツい、クドい、ネバい(笑)。
ああ、いいなあ。
トウコとあすかってほんと、芝居合うわー。このふたりでとことんアツくてクドくてネバネバした、ドシリアス悲劇恋愛モノとか観たい。
リコとコンチータがあまりに悲劇ぶっちぎりだから、最後のオチの部分が活きる。
スティーヴン@わたるの生きる世界と、彼の創造に過ぎなかった『コパカバーナ』の世界が重なる瞬間。
車椅子に乗ったリコが、かわいすぎるっ!!
なんなの、あの得意そうな顔! どこのいたずら坊主よ?
そしてそれを受け止め慈しむ、幸福そうなコンチータの余裕ある笑顔。
『コパ』のリコとコンチータの最期が悲劇的だっただけに、あたりまえにしあわせそうにしている現代のリコとコンチータの姿が、泣けて仕方がない。
ちくしょー、このオチを知っていて、わざと泣かせの演技してやがるんだなっ、きたないぞっ。……と、理不尽なことを言いたくなるよーな鮮やかな転身。
ストーリーの芯になる部分が好みで、キャラがハマッていて好みだったりすると、他のことに多少難があってもぜんぜん関係ないんだな、という見本のような作品だ。月組の『暁のローマ』と同じハートか(笑)。
リコとコンチータが好きで好きでしょーがない。泣けて泣けてしょーがない。
現代パートでは「笑わせる」ための演技をしているし、トウコちゃんなんかアドリブ満載で遊びまくっているのに。
そんな姿に泣ける。笑いながら、だーだー泣いている。
だから、とびきりハッピーな気分になれる。
「いいもん観たっ」とご機嫌になれる。
大好き。
だから、大好きな人たちがしあわせそうに笑うこの作品が好き。
翻訳に難アリでも、キャラものとしてたのしめる。
この公演でいちばん愉快だったのは、トウコのエロオヤジっぷりだ。
えーと、トウコちゃん。
あなた前回の星組公演では、オスカル様だったんですよね? あのいじらしくも魅力的な女の子、だったわけですよね?
1幕のトウコの出番はオープニングの「スティーヴン@妄想中」のラテンシーン以来ほとんどなく、後半になってからよーやく登場するんだけど。
登場シーンから、アゴが落ちた。
ヒゲ?!
初日ですから。誰も、トウコがこんな役作りで来るとは思ってません。ざわつく客席。
そのざわめきは、トウコ的にツボったんでしょう。なんか彼、すっげー機嫌いいんですけどっ?(笑)
たのしそうでした、トウコちゃん。
日記書くのずーっと放置していたんで、すでに別の日にも『コパ』観に行ったんだけど、初日の方がトウコちゃんノリノリだった。すっげーたのしそうだった(笑)。
安禄山再びっ。
「へっへっへっ」と二枚目タカラヅカスターにあるまじき笑いをあげていた、あのすけべ中年男と同じですよ。
安禄山よりダンディに決めてますが、スケベ度は同じ、ノリノリなのも同じ。安禄山は楊貴妃を襲う1シーンしか活き活きおやぢしてなかったけど、リコは全編活き活きしまくってますから!
トウコちゃん……あなたって人は……。
あまりにたのしそーなスケベオヤジっぷりに涙。大好きだ。
やりすぎ。やりすぎだから!!
でもって「やりすぎ」といえば。
わたしはもともとあすかちゃん大好きなんだが、トウコ×あすかとくると、すごいね。
なんなのあの濃さ。
『コパカバーナ』はコメディで罪なく嘘臭く(笑)大げさに話が進む。コメディにはコメディのルールがあり、ストーリー展開もオチもそれを逸脱してはならない。
リコもコンチータも、正しくコメディキャラとして作られている。トウコのオヤジっぷりは嘘臭いほどの大袈裟さに満ち、コンチータもまたみょーにべたべたした喋り方をする。カテゴライズされたキャラたち。
なのに。
ああ、なのに。
クライマックス、トウコ×あすかのふたりがぶっちぎりでシリアス芝居をはじめる!!
キミらソレ、変だから! 浮いてるから!
そこで悲劇的に盛り上がっちゃイカンから! お笑いキャラなのに!!
あーもー、大好きだ。
他の全部ぶっとばして主役になってしまうリコとコンチータ。
アツい、クドい、ネバい(笑)。
ああ、いいなあ。
トウコとあすかってほんと、芝居合うわー。このふたりでとことんアツくてクドくてネバネバした、ドシリアス悲劇恋愛モノとか観たい。
リコとコンチータがあまりに悲劇ぶっちぎりだから、最後のオチの部分が活きる。
スティーヴン@わたるの生きる世界と、彼の創造に過ぎなかった『コパカバーナ』の世界が重なる瞬間。
車椅子に乗ったリコが、かわいすぎるっ!!
なんなの、あの得意そうな顔! どこのいたずら坊主よ?
そしてそれを受け止め慈しむ、幸福そうなコンチータの余裕ある笑顔。
『コパ』のリコとコンチータの最期が悲劇的だっただけに、あたりまえにしあわせそうにしている現代のリコとコンチータの姿が、泣けて仕方がない。
ちくしょー、このオチを知っていて、わざと泣かせの演技してやがるんだなっ、きたないぞっ。……と、理不尽なことを言いたくなるよーな鮮やかな転身。
ストーリーの芯になる部分が好みで、キャラがハマッていて好みだったりすると、他のことに多少難があってもぜんぜん関係ないんだな、という見本のような作品だ。月組の『暁のローマ』と同じハートか(笑)。
リコとコンチータが好きで好きでしょーがない。泣けて泣けてしょーがない。
現代パートでは「笑わせる」ための演技をしているし、トウコちゃんなんかアドリブ満載で遊びまくっているのに。
そんな姿に泣ける。笑いながら、だーだー泣いている。
だから、とびきりハッピーな気分になれる。
「いいもん観たっ」とご機嫌になれる。
大好き。
だから、大好きな人たちがしあわせそうに笑うこの作品が好き。
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