わたしは幸福な人間である。
 大抵機嫌がいいし、腐りながらも愚痴りながらものんきに生きている。

 わたしは不幸ではないし、助けなんか求めていないし、なにかに飢えているわけでもないが。

 
 しいちゃんなら、わたしを救ってくれるのではないかと思った。

 星組バウホール公演『フェット・アンペリアル』を観て。

 ごめん、ウィリアム@しいが、ぢゃなく、モロに「しいちゃん」が。
 主人公ウィリアムは、しいちゃんでなくてはならない。しいちゃんあってこそのウィリアムという男。
 立樹遥という光。

 わたしは自分を不幸だとは思っていない。いないはずだが。
 だが、人間だから。きっとすべてのひとがあたりまえに持っている閉塞感だとか絶望感だとかは、ふつーに持ち合わせているから。

 それらから、救ってくれる、強引に手を取って走り出してくれる人だと思った。

 そして、救って欲しいと、思った。

 あたりまえに持っている閉塞感だとか絶望感だとかから。

 今、キーを打っているわたしの前に、ウィリアム@しいちゃんが現れないかしら。
 そして、わたしの腕を取って走り出してくれないかしら。
 ついて行くから。
 ついて行くのに。


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