『ドルチェ・ヴィータ!』千秋楽ファーストラン祭り。
2006年4月16日 タカラヅカ
今宵アナタと、どりーずないと。
えー、東京へ遠征してました。
目的は観劇でも仕事でもなんでもありません。
『ドルチェ・ヴィータ!』のスカステ放送、ファーストランを、HOTEL DOLLYで見るために。
たかがテレビ放送を見るためだけに、東京へ。
自分ちで見られるのに、東京へ。
HOTEL DOLLYへ集まったのは、2004年末共に狂乱の日々を送った戦友たち。
ドリーさん、kineさん、サトリちゃん、そして当時はまだ知り合っていなかったけれど、いつも同じ空間にいたジュンタさん。チェリさんは残念ながら不参加。
『ドルチェ・ヴィータ!』ムラ初日にkineさんと知り合い、ケロのディナーショーのときにドリーさんと知り合い、『ドルチェ・ヴィータ!』東宝初日にサトリちゃんと知り合った。
みんなそろってスクラム組んで、声を張り上げながら全力疾走した日々。
東京のドリーさんの自宅は合宿所状態。敬意と愛情を込めて、そこをHOTEL DOLLYと呼ぶ。
あの、せつなくて愛しい日々を共に過ごした場所で、同志たちと共に『ドルチェ・ヴィータ!』を見る。
2004年12月26日。
あの日の映像を見る。
そのためだけに、夜行バスに乗った。
ドリーさんのお部屋は、見事なまでに『ドルチェ・ヴィータ!』仕様になっていた。
玄関から「海に沈んだカエル」(写真参照)がお出迎えだよ。
あの日を一緒に過ごしたカエル。キザなイタリア人のkineさんが、プレゼントしてくれたものだ。ドリーさんには白いカエルを、わたしには水兵さんのカエルを。
そのカエルを見つめるわたしに、ドリーさんが言う。
「泣かないでね(笑)」
ななな泣かないよ。泣きそうだけど。
他にもリアルト橋や青の洞窟の写真が貼られ、「海」「ブルー」をテーマにしたデコレーションがされ、ドリーさんの手料理もイタリア尽くしだ。
「中華料理という選択肢もあるな、と思ったけど、やっぱりイタリアにした」
とゆードリーさんに、出席メンバー全員から、「中華はナイ!!」と総ツッコミ。イタリアで正解ですよドリーさん。『花舞う長安』はスルーです。
イタリアワインを飲みながら(ドリーさんはさらに、イタリアワインのコルクと格闘しながら)、みんなで『ドルチェ・ヴィータ!』を見る。
ずっとじわじわと、痛かったの。
たとえば、劇場で、スカステの4月の番組表の表紙を見たとき。
たとえば、家でなんとなく流しているスカステで、予告が流れたとき。
『ドルチェ・ヴィータ!』に関するもの、なにもかもが、痛い。
不意を突かれると、泣きたくなる。
だから、HOTEL DOLLYが必要。
あの日を過ごした仲間たちと、けじめをつける。
痛さをこわがらないで、美しい思い出にするために。
みんなでカメラアングルにツッコミながら、鑑賞した。
アングルには不満バリバリだ。
唯一のグッジョブは、コーザノストラのしい×ケロが映っていたこと。
あとは「何故そこでソレを映す!!」「信じられない!」「ここで引くか?!」「アップ過ぎ! なにやってんのかわかんないじゃん!」の連続。
くそーっ、わたしが編集するなら、こんな妙なことはしないのに。ケロのことは置くとしても、無意味なアングルが多かった。ストーリー重視でもなくスター重視でもなく、テーマの見えない編集だ。
映像自体はカメラの数だけあるんだよね?
だったら、その編集前の映像全部流して、そこから好きなアングルだけ買えるようにしてよ。別料金払うからさ。
スカステの方針として一貫しているトウコの泣き顔を撮るっつーのは、客のニーズをわかってるなー、と思うけども。
まさかねー、袴姿で階段を下りてくる退団者を撮らずに、それを見つめているトウコの横顔を撮る、つーのは……スカステ、方針はっきりしすぎ(笑)。
アングルがどうであれ、美しい舞台だ。『ドルチェ・ヴィータ!』。
もう今はいない人たちが、いるところ。
白いスーツの男は、淋しい悪魔と共に海に沈んだ。
今はしあわせかな。
しあわせだといいな。
帰らない日々を歌う人々のあと、最後の最後に太陽が現れる。
新しい1日を、希望を歌うおおきな男が現れる。身体だけでなく、心がおおきな男。
ワタさんで良かった。
ほんとうに、ケロを送ってくれたのが、湖月わたるで良かった。
光と熱をありがとう。
救われた。
そう思うよ。
笑い、ツッコミ、文句を垂れ、そしてびーびー泣きながら、狂乱の夜は更ける。
0時を過ぎれば、ドリーさんのお誕生日だ。
『ドルチェ・ヴィータ!』ナイトは、ドリーさんのバースディナイトでもある。
おめでとー、ドリーさん。
あなたの1年が、素晴らしいものでありますように。
あなたが生まれてくれた、わたしと出会ってくれた、友だちになってくれたことに、感謝を込めて。
そして、この仲間たちと出会えたこと、一緒に笑い、一緒に泣けたことに、感謝して。
くそぉ、人生っていいよなー。
うれしいことや、素敵なことがいっぱいだ。
そりゃねそれと同じくらい、かなしいことも転がってるんだけどさ。
わたしゃ単純だから、同じ数のうれしいことがあれば、それでもう、「人生丸儲けだ!」と思うよ。
思い出話や、四方山話。
タカラヅカ全体のこと、ケロのこと、現在上演中の公演のこと。
「『THE LAST PARTY』のスコットがイケコで、アーネストがキムシンだよね」
とかゆー話とかな(笑)。ハマりすぎだぞ、小池とキムシン。
ドリーさん、kineさん、サトリちゃん、ジュンタン、ありがとー。
チェリさん、晃さん、DVD送るから待っててね。
HOTEL DOLLYと、『ドルチェ・ヴィータ!』に乾杯。
えー、東京へ遠征してました。
目的は観劇でも仕事でもなんでもありません。
『ドルチェ・ヴィータ!』のスカステ放送、ファーストランを、HOTEL DOLLYで見るために。
たかがテレビ放送を見るためだけに、東京へ。
自分ちで見られるのに、東京へ。
HOTEL DOLLYへ集まったのは、2004年末共に狂乱の日々を送った戦友たち。
ドリーさん、kineさん、サトリちゃん、そして当時はまだ知り合っていなかったけれど、いつも同じ空間にいたジュンタさん。チェリさんは残念ながら不参加。
『ドルチェ・ヴィータ!』ムラ初日にkineさんと知り合い、ケロのディナーショーのときにドリーさんと知り合い、『ドルチェ・ヴィータ!』東宝初日にサトリちゃんと知り合った。
みんなそろってスクラム組んで、声を張り上げながら全力疾走した日々。
東京のドリーさんの自宅は合宿所状態。敬意と愛情を込めて、そこをHOTEL DOLLYと呼ぶ。
あの、せつなくて愛しい日々を共に過ごした場所で、同志たちと共に『ドルチェ・ヴィータ!』を見る。
2004年12月26日。
あの日の映像を見る。
そのためだけに、夜行バスに乗った。
ドリーさんのお部屋は、見事なまでに『ドルチェ・ヴィータ!』仕様になっていた。
玄関から「海に沈んだカエル」(写真参照)がお出迎えだよ。
あの日を一緒に過ごしたカエル。キザなイタリア人のkineさんが、プレゼントしてくれたものだ。ドリーさんには白いカエルを、わたしには水兵さんのカエルを。
そのカエルを見つめるわたしに、ドリーさんが言う。
「泣かないでね(笑)」
ななな泣かないよ。泣きそうだけど。
他にもリアルト橋や青の洞窟の写真が貼られ、「海」「ブルー」をテーマにしたデコレーションがされ、ドリーさんの手料理もイタリア尽くしだ。
「中華料理という選択肢もあるな、と思ったけど、やっぱりイタリアにした」
とゆードリーさんに、出席メンバー全員から、「中華はナイ!!」と総ツッコミ。イタリアで正解ですよドリーさん。『花舞う長安』はスルーです。
イタリアワインを飲みながら(ドリーさんはさらに、イタリアワインのコルクと格闘しながら)、みんなで『ドルチェ・ヴィータ!』を見る。
ずっとじわじわと、痛かったの。
たとえば、劇場で、スカステの4月の番組表の表紙を見たとき。
たとえば、家でなんとなく流しているスカステで、予告が流れたとき。
『ドルチェ・ヴィータ!』に関するもの、なにもかもが、痛い。
不意を突かれると、泣きたくなる。
だから、HOTEL DOLLYが必要。
あの日を過ごした仲間たちと、けじめをつける。
痛さをこわがらないで、美しい思い出にするために。
みんなでカメラアングルにツッコミながら、鑑賞した。
アングルには不満バリバリだ。
唯一のグッジョブは、コーザノストラのしい×ケロが映っていたこと。
あとは「何故そこでソレを映す!!」「信じられない!」「ここで引くか?!」「アップ過ぎ! なにやってんのかわかんないじゃん!」の連続。
くそーっ、わたしが編集するなら、こんな妙なことはしないのに。ケロのことは置くとしても、無意味なアングルが多かった。ストーリー重視でもなくスター重視でもなく、テーマの見えない編集だ。
映像自体はカメラの数だけあるんだよね?
だったら、その編集前の映像全部流して、そこから好きなアングルだけ買えるようにしてよ。別料金払うからさ。
スカステの方針として一貫しているトウコの泣き顔を撮るっつーのは、客のニーズをわかってるなー、と思うけども。
まさかねー、袴姿で階段を下りてくる退団者を撮らずに、それを見つめているトウコの横顔を撮る、つーのは……スカステ、方針はっきりしすぎ(笑)。
アングルがどうであれ、美しい舞台だ。『ドルチェ・ヴィータ!』。
もう今はいない人たちが、いるところ。
白いスーツの男は、淋しい悪魔と共に海に沈んだ。
今はしあわせかな。
しあわせだといいな。
帰らない日々を歌う人々のあと、最後の最後に太陽が現れる。
新しい1日を、希望を歌うおおきな男が現れる。身体だけでなく、心がおおきな男。
ワタさんで良かった。
ほんとうに、ケロを送ってくれたのが、湖月わたるで良かった。
光と熱をありがとう。
救われた。
そう思うよ。
笑い、ツッコミ、文句を垂れ、そしてびーびー泣きながら、狂乱の夜は更ける。
0時を過ぎれば、ドリーさんのお誕生日だ。
『ドルチェ・ヴィータ!』ナイトは、ドリーさんのバースディナイトでもある。
おめでとー、ドリーさん。
あなたの1年が、素晴らしいものでありますように。
あなたが生まれてくれた、わたしと出会ってくれた、友だちになってくれたことに、感謝を込めて。
そして、この仲間たちと出会えたこと、一緒に笑い、一緒に泣けたことに、感謝して。
くそぉ、人生っていいよなー。
うれしいことや、素敵なことがいっぱいだ。
そりゃねそれと同じくらい、かなしいことも転がってるんだけどさ。
わたしゃ単純だから、同じ数のうれしいことがあれば、それでもう、「人生丸儲けだ!」と思うよ。
思い出話や、四方山話。
タカラヅカ全体のこと、ケロのこと、現在上演中の公演のこと。
「『THE LAST PARTY』のスコットがイケコで、アーネストがキムシンだよね」
とかゆー話とかな(笑)。ハマりすぎだぞ、小池とキムシン。
ドリーさん、kineさん、サトリちゃん、ジュンタン、ありがとー。
チェリさん、晃さん、DVD送るから待っててね。
HOTEL DOLLYと、『ドルチェ・ヴィータ!』に乾杯。
コメント