救いのない片想い連鎖。−腐女子注意報−@Appartement Cinema
2006年3月17日 タカラヅカ「寿美礼サマの初恋の人が、ゆみこ」
と、仲間内掲示板に速報したら、疑われちゃったわよ、「緑野からストーリー教わると、どうも他の人とチガウ話なことがある」って。
そっかー?
そんなにちがってるかー?
でも、今回の表現は別に、まちがってないよねえ?(笑顔)
花組ドラマシティ公演『Appartement Cinema』初日、観に行けなかったnanakoさんの特命を受け、幕間+観劇終了後即、携帯で観劇レポートを書き込みながら、じたばた行ってきました。
相変わらず、予備知識ナシ。
オサ、ゆみこ、まとぶ、彩音以外の出演者も知らない。
殺し屋ウルフ@オサ様の初恋の人が、スタン@ゆみこ。
誰が見ても、そうだよな? まちがってないよな?
オサゆみ芝居は数あれど、オサ→ゆみこっての、めずらしくないか?
ゆみこ→オサはいくらでもあったけどさー。
ゆみこに片想いしてるオサ様って、なんか新鮮〜。
ま、わたしが解説すると「他の人とはチガウ話」になるのかもしれないが。
断言してもいいわ。
この『Appartement Cinema』、nanakoさんなら、「ゆみこがヒロイン!」って言うわ(笑)。
そーゆー話であり、キャラ配置でありましたことよ。
……ん? いつもか?(花組って……)
老婦人シモーヌ@千雅てる子が経営するホテル・コンチネンタル。そこには、ワケ有りな人々ばかりが逗留していた。
落ち目のアイドル・アンナ@彩音、売れない作家コンスタンチン@みつると、その別居中の妻でベストセラー作家のメリッサ@としこ、引きこもりネットヲタクのアドルフ@りせ、家出中の人妻サラ@きらり。
そして、謎の男ウルフ@オサ。
そこに記憶喪失の男レオナード@ゆみこがやってきたことで、物語が動き出す。
ウルフは元殺し屋で、彼の最後の標的がそのレオナードだった。記憶を失っているので、レオナードはもちろんウルフのこともおぼえていない。
ウルフの弟分オーランド@まとぶは心配するが、ウルフは何故かレオナードを殺そうともせず、ホテル・コンチネンタルを出て行こうともしないのだった……。
あ。そうそうこの話、コメディでした。シリアス芝居だと思って観てたから、びっくりした。
今回の萌えどころは、なんといってもオーランド@まとぶです。
この男がもー、地団駄踏んで転げ回りたいくらい潔く、ウルフ兄貴にマジ惚れしてるのっ。爆裂片想いなのっ。
わたしは片想いスキーなので、オーランドの片想いっぷりがもー、ツボでツボで。
オーランド→ウルフ→レオナード、という救いのない片想い連鎖が、たのしーのー(笑)。
ウルフはオーランドの気持ちを知っていながら、決して応えることはない。
ウルフに返せるだけの愛情を、彼なりの誠実さで返している。それは、オーランドの求めるものではないけれど……それでも、ちゃんと返しているの。応えていないだけで。
だからオーランドは自棄にもなれないし、ウルフから離れることも出来ない。まさに、生殺し(笑)。
それが、萌えっ。
オサ様素敵、まとぶ素敵!
最後は、ハッピーエンドだよね、このふたり。
ウルフはたぶん、なにもかもわかっていたと思うから。
いちばん残酷な方法で、オーランドの愛に応えたんだと思う。
誘い受だからなぁ、オサ様……ぢゃねーや、ウルフ(笑)。
作品的には、かなりバランス悪い。
消化不良のエピソード多し、無駄な設定多し、てゆーかレオナード@ゆみこの描き方はアレでいいのか? とか、男の友情と、女との恋愛、どっちがやりたかったんだよ? とか、失敗点はとーっても目につく。
でも、「これが若さというモノか……」って感じだ。
会話やセンスが、「若い」。
若いって、こんなに気持ちいいことなんだー。老人の作った前世紀の遺物ばっか有り難がるように強制されてるからさー、なんかいちいち新鮮だわ。
とくにオープニングの美しさとオシャレさは、注目ですよお客さん。
初日はもー、いろんとこが大変で、音声トラブルはあるわ照明トラブルはあるわ、えらいことになってたけど。
せっかくウルフとアンナのシリアスなラヴシーン(つーか、ベッドシーンの前振り)として終了したはずの第1幕が、大爆笑されてしまったりと、貴重なモノも見せてもらえたしなー。
せっかく長椅子で絡み合って幕が下りたのになー。
起きあがって、のそのそ袖にはけていくところをわざわざ照明つけて見せてくれたりしたら、そりゃ観客も大笑いするわ(笑)。
りせは素敵にへなちょこだし、みつるととしこさんの夫婦ってそりゃどうなのよ、とか、てゆーかりせ×みつるでヨロシクとか(役名で言いましょう、誤解を受けます)、千雅てる子女史とまとぶんのデュエットダンスがものすげーよかったとか(ここはまとぶ以外にないですよ、王子様だもん!!)、きらりちゃんかわいーゆまちゃんかわいー、彩音ちゃん成長したなーとか、見どころもたくさん。
オサ様が明るく能動的に彩音ちゃん口説いてて、しょっちゅーフラれて、でもめげなくて、キザったり投げチューしたり、ものすげーテンションですよ。あー、ほれ、『ONE-PIECE』のサンジくんみたい。
あーゆーキャラです、オサ様。
でもってゆみこがゾロっぽい? 立ち位置的に。けっこうまともっぽいのに、女に口説かれて、なし崩しに関係してますが。
そーやって関係したわりに、あんまし気持ちもなさそーな結末ですが。
サンゾロとかゾロサンとか好きな人には、さらにたのしいかも?(てきとー)
でもまあ、やっぱいちばんのトピックスは、ゆみこに片想いしているオサ様ですね。(役名で言いましょう、誤解を受けます)
なんかめずらしーものを見ている気がして、落ち着きが悪かったぞ(笑)。
ゆみこのキャラがやわらかそうに見えて本質はクールなもんで、オサ様に告られても、それほど感銘を受けてないよーで。淡々としているというか。
このふたりの関係も、すごーくおもしろいんだが。てゆーか、ゆみこだな……複雑なキャラクタだ……脚本が悪いから複雑になっただけ、という気もするが……がんばれゆみこー。
わたしはとりあえず、今回は、まとぶ×オサで萌えておきます。(役名で言いましょう、誤解を受けます)
ん? 『パレルモ』もこのふたりで萌えだっけ? あ、アレはヴィットリオ×ロドリーゴだから逆だー。今回は、誘い受下克上(笑)。
細かい話は、またいずれ。
と、仲間内掲示板に速報したら、疑われちゃったわよ、「緑野からストーリー教わると、どうも他の人とチガウ話なことがある」って。
そっかー?
そんなにちがってるかー?
でも、今回の表現は別に、まちがってないよねえ?(笑顔)
花組ドラマシティ公演『Appartement Cinema』初日、観に行けなかったnanakoさんの特命を受け、幕間+観劇終了後即、携帯で観劇レポートを書き込みながら、じたばた行ってきました。
相変わらず、予備知識ナシ。
オサ、ゆみこ、まとぶ、彩音以外の出演者も知らない。
殺し屋ウルフ@オサ様の初恋の人が、スタン@ゆみこ。
誰が見ても、そうだよな? まちがってないよな?
オサゆみ芝居は数あれど、オサ→ゆみこっての、めずらしくないか?
ゆみこ→オサはいくらでもあったけどさー。
ゆみこに片想いしてるオサ様って、なんか新鮮〜。
ま、わたしが解説すると「他の人とはチガウ話」になるのかもしれないが。
断言してもいいわ。
この『Appartement Cinema』、nanakoさんなら、「ゆみこがヒロイン!」って言うわ(笑)。
そーゆー話であり、キャラ配置でありましたことよ。
……ん? いつもか?(花組って……)
老婦人シモーヌ@千雅てる子が経営するホテル・コンチネンタル。そこには、ワケ有りな人々ばかりが逗留していた。
落ち目のアイドル・アンナ@彩音、売れない作家コンスタンチン@みつると、その別居中の妻でベストセラー作家のメリッサ@としこ、引きこもりネットヲタクのアドルフ@りせ、家出中の人妻サラ@きらり。
そして、謎の男ウルフ@オサ。
そこに記憶喪失の男レオナード@ゆみこがやってきたことで、物語が動き出す。
ウルフは元殺し屋で、彼の最後の標的がそのレオナードだった。記憶を失っているので、レオナードはもちろんウルフのこともおぼえていない。
ウルフの弟分オーランド@まとぶは心配するが、ウルフは何故かレオナードを殺そうともせず、ホテル・コンチネンタルを出て行こうともしないのだった……。
あ。そうそうこの話、コメディでした。シリアス芝居だと思って観てたから、びっくりした。
今回の萌えどころは、なんといってもオーランド@まとぶです。
この男がもー、地団駄踏んで転げ回りたいくらい潔く、ウルフ兄貴にマジ惚れしてるのっ。爆裂片想いなのっ。
わたしは片想いスキーなので、オーランドの片想いっぷりがもー、ツボでツボで。
オーランド→ウルフ→レオナード、という救いのない片想い連鎖が、たのしーのー(笑)。
ウルフはオーランドの気持ちを知っていながら、決して応えることはない。
ウルフに返せるだけの愛情を、彼なりの誠実さで返している。それは、オーランドの求めるものではないけれど……それでも、ちゃんと返しているの。応えていないだけで。
だからオーランドは自棄にもなれないし、ウルフから離れることも出来ない。まさに、生殺し(笑)。
それが、萌えっ。
オサ様素敵、まとぶ素敵!
最後は、ハッピーエンドだよね、このふたり。
ウルフはたぶん、なにもかもわかっていたと思うから。
いちばん残酷な方法で、オーランドの愛に応えたんだと思う。
誘い受だからなぁ、オサ様……ぢゃねーや、ウルフ(笑)。
作品的には、かなりバランス悪い。
消化不良のエピソード多し、無駄な設定多し、てゆーかレオナード@ゆみこの描き方はアレでいいのか? とか、男の友情と、女との恋愛、どっちがやりたかったんだよ? とか、失敗点はとーっても目につく。
でも、「これが若さというモノか……」って感じだ。
会話やセンスが、「若い」。
若いって、こんなに気持ちいいことなんだー。老人の作った前世紀の遺物ばっか有り難がるように強制されてるからさー、なんかいちいち新鮮だわ。
とくにオープニングの美しさとオシャレさは、注目ですよお客さん。
初日はもー、いろんとこが大変で、音声トラブルはあるわ照明トラブルはあるわ、えらいことになってたけど。
せっかくウルフとアンナのシリアスなラヴシーン(つーか、ベッドシーンの前振り)として終了したはずの第1幕が、大爆笑されてしまったりと、貴重なモノも見せてもらえたしなー。
せっかく長椅子で絡み合って幕が下りたのになー。
起きあがって、のそのそ袖にはけていくところをわざわざ照明つけて見せてくれたりしたら、そりゃ観客も大笑いするわ(笑)。
りせは素敵にへなちょこだし、みつるととしこさんの夫婦ってそりゃどうなのよ、とか、てゆーかりせ×みつるでヨロシクとか(役名で言いましょう、誤解を受けます)、千雅てる子女史とまとぶんのデュエットダンスがものすげーよかったとか(ここはまとぶ以外にないですよ、王子様だもん!!)、きらりちゃんかわいーゆまちゃんかわいー、彩音ちゃん成長したなーとか、見どころもたくさん。
オサ様が明るく能動的に彩音ちゃん口説いてて、しょっちゅーフラれて、でもめげなくて、キザったり投げチューしたり、ものすげーテンションですよ。あー、ほれ、『ONE-PIECE』のサンジくんみたい。
あーゆーキャラです、オサ様。
でもってゆみこがゾロっぽい? 立ち位置的に。けっこうまともっぽいのに、女に口説かれて、なし崩しに関係してますが。
そーやって関係したわりに、あんまし気持ちもなさそーな結末ですが。
サンゾロとかゾロサンとか好きな人には、さらにたのしいかも?(てきとー)
でもまあ、やっぱいちばんのトピックスは、ゆみこに片想いしているオサ様ですね。(役名で言いましょう、誤解を受けます)
なんかめずらしーものを見ている気がして、落ち着きが悪かったぞ(笑)。
ゆみこのキャラがやわらかそうに見えて本質はクールなもんで、オサ様に告られても、それほど感銘を受けてないよーで。淡々としているというか。
このふたりの関係も、すごーくおもしろいんだが。てゆーか、ゆみこだな……複雑なキャラクタだ……脚本が悪いから複雑になっただけ、という気もするが……がんばれゆみこー。
わたしはとりあえず、今回は、まとぶ×オサで萌えておきます。(役名で言いましょう、誤解を受けます)
ん? 『パレルモ』もこのふたりで萌えだっけ? あ、アレはヴィットリオ×ロドリーゴだから逆だー。今回は、誘い受下克上(笑)。
細かい話は、またいずれ。
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