宙組一般発売に惨敗して、地に伏して泣く。
 ……てなことは、置いておいて。

 
 『SIREN2』、終わっちゃいました。
 永井くんのエンディング見て、一樹のエンディング見て、そいからアーカイブ・コンプして(うっかり髪飾り拾っちゃって、また1からやり直したりな……遠い目)、阿部くんのエンディング見ました。
 その他はウザそーなんで、もういいや。

 『SIREN1』は丸1ヶ月、100時間以上かかったんですがね。さすがに『2』は簡単だったっす。ノーマルモードでプレイしたんですが。
 聞くところによると、難易度は「イージー<ノーマル<ハード<<<SIREN1」らしいですからねえ。
 にしても、こんなにあっさり終わっちゃうなんて……。3分の1の時間かよ……。

 
 『SIREN2』関連の検索が来まくっていて、「ごめんっ、ヅカ話なんかしてて。ヅカキャスティングとかしててごめんよー」な気持ちなんですが。
 ゲームの話ぜんぜんしてないのに、単語を書いちゃったもんだから、検索だけは山ほど来るのよ……恥ずかしいから、ウチなんか読みに来ないでよぅ。

 
 あー、『SIREN2』の感想を一言で言うと。

「未完成?」

 
 前半と後半では、明らかに密度がチガウの。
 前半はみっちり物語もステージも作り込まれているのに、後半になるとスッカスカ。
 前半で丁寧に織られた物語が、そのまま放置され、とりあえず外側の包装だけ取り繕ってある感じ。
 主人公が何人もいるんだけど、まともに作られたのは一樹のシナリオだけみたい。その一樹ももちろん、完璧ではなく、穴だらけなんだけど。……でもまあ、一樹は許容範囲?
 他の人たちに至っては、「なかったこと」にされている印象。

 「少年ジャンプ」の打ち切り作品にいちばん近いなー。
 長期連載のつもりで伏線張ったりキャラ出したりエピソード膨らませたりしていたのに、「あと3週で最終回にしてね」と言われ、細かいこと全部投げ出して、とりあえず主人公が宿敵倒してENDマークつけました、みたいな。
 伏線も他のキャラたちの話も、途中で全部放置。

 あー、時間なかったんだろうなあ。
 発売日を守るために、できなかった部分は「なかったこと」にしたんだー。
 そういう印象。

 もったいない。
 前半はすげーおもしろいのになー。
 つまんねー映画とメディアミックスなんかしてるからだよー。
 (映画『サイレン』の感想を一言で言うなら、「堤監督、『TRICK』だけ作っててください」ですわ)

 
「でもまあ、『ゼノギアス』よりマシ?」

「『ゼノギアス』よりマシでしょう!」
「『ゼノギアス』以下なんて、ありえないだろそりゃ」

 わたしと弟の会話。

 うん、それでもたのしかったよ『SIREN2』。
 難易度が驚異的に下がり、初心者にもオススメしやすくなってる。誰でもクリアできるよ〜入門編としてぜひやってみてくれ。で、たのしかったら『1』の方に挑戦してみて。

 
 未完成品だとしても、『ゼノギアス』という前例があるわけだし、ぜんぜん世の中的にOKだよね?(笑顔)


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