さらば『ヴィンターガルテン』。
2002年9月10日 タカラヅカ 謎。順不同。
クローゼはなにをしにベルリンに帰ってきたのか。
「軍事機密をクラウスに届ける」という理由ではおかしい。届ける前にぐたぐたしてるし、届け終わったあともぐたぐたしている。
諜報部員ヒルダはどーやって、世界の命運を握るよーなものすげえ機密を手に入れたのか。
高校卒業から5年、てことは23歳くらいの小娘よね。やっぱカラダか? あのカラダを使ったのか?!
諜報部員ヒルダは、なんでまたよりによって、ソビエトでダンサーやってるクローゼにそんなものすげえ機密を渡したんだ?
一般人だし、ただの友だちだし、ソビエトで生きてる人だし、なのにソビエトから盗んだ機密で、ドイツ側に渡せとか言うし、いくら恋人の親友ったって5年も経ってるのに、「それほど追いつめられていた」としても無茶苦茶すぎるだろそれは。
わたしなら、5年間会ってない、友だちの恋人がいきなり現れて、「世界の命運を握る軍事機密」なんて渡されたらびびるぞ。わたし、ただの一般人。勘弁してくれ。
「世界の命運を握る軍事機密」を渡されたのに、それをただの一般人クローゼに突き返す軍人クラウス。
いいのか、それ。いいのか?!
クラウスの仕事はなんですか?
この人、ただの一度も仕事をしているように見えません。
公私混同しているか、もしくは女とベッドの上。
こんなSS、嫌すぎます。
ただの一度も仕事をしない、公私混同しかしない男クラウス。軍人としてはただのバカで落ちこぼれの窓際くんだと思って見ていました。
そしたらなんと、有能そうな軍人トーマスは言います。クラウスが有能すぎて自分の出世には邪魔だったと。
ええっ?!
どどどど、どのへんが?
どのへんが有能で、どーゆーことで君がわざわざ嫉妬をしなければならなかったんですかっ?!
友情だなんだと吹きながら、クラウスはカケラもクローゼを信じない。親友の言葉より、どーでもいい人の言葉を信じて取り乱す。自分ではなにも調べない。なにもしない。
「王様の服は、かしこい人にしか見えないんだよ」と誰かが言ったら、きっと彼は信じて王様の服を誉めるでしょう。
ここまでバカでいいですか?
「世界の命運を握る軍事機密」を持ったままの一般人・クローゼ。
……いいんですか? ねえそれ、いいんですか?
クローゼがヒルダ殺しの罪を着せられ、ナチスから追われるのは、彼が「世界の命運を握る軍事機密」を持っているから。
じゃあなんでカテリーナはわざわざ追われるのか。ユダヤ人だから、というなら、クローゼと一緒にいたらちっとも「守られる」ことにはならん。つーか、「世界の命運を握る軍事機密」を持った男と一緒にいたらやばいだろ。
なんで一緒に逃げますか。
1幕で、追われるクローゼとカテリーナを逃がすために、ヴィンターガルテン総力を挙げて一芝居打ち、ナチスの目をくらます。
……らしいが、その必要はどこに?
ナチスがやって来る前に、とっとと逃げていたらマーサも死なないですんだのでは?
上記の芝居に巻き込まれたマザコン青年ジェフ。何故彼を巻き込む必要があった?
ヘタをしたら彼も犯罪者。捕らえられて拷問の末に殺されたかもしれない。あんなに気軽に、しかも騙すようにして仲間に入れていいのか? しかもあまり意味なかったし。
大富豪の息子だからOK? ならはじめから、彼に金を出してもらえばよかったのでは?
クラウスはそもそもなんで、ナチスに?
日本に行く話はどーなったんだ?
謎の男、真中隼人。彼はいったいなにがしたかったんだ?
日本人外交官が「ハイル・ヒトラー!」って……。
日本の諜報部員? にしては日本のためになにもしてないぞ。
ドイツ人になりきって、ドイツでウハウハで生きるため? それならナチスはよせ、有色人種を受け入れてくれるわきゃねーだろ。
そして、最後のあの白い軍服はなんですか。どこの軍服?
トルコ移民の若者たち。
あれ、なんすか?
存在意義がカケラもナッシング。
ナチスって、他民族も入党できたの?
トーマスはなんでトルコ移民の若者たちを口説いていたんだ?
ただの趣味か?
クローゼはベルリンでナニがしたかったのか。
カテリーナと逃避行をして、なにがしたかったのか。
「戦っている」そうだが、なにと?
どうやって?
逃避行のうえ、いつの間にかくっついて子どもまで作っていたクローゼとカテリーナ。
仕事はどーしたんですか?
踊ることしかできそーにない、いつまでもひらひらブラウスの男と、かわいこちゃんワンピの娘さん。
「世界の命運を握る軍事機密」の賞味期限。
第二次世界大戦についての機密なのに、大戦はすでに勃発、クローゼとカテリーナの子どももすくすく育ってます。
……ねえ、こんなになってもまだ、賞味期限内なの、その機密って。
ソビエトは盗まれた機密を放置して何年も、なんの対策も変更もしなかったの?
どーやらクラウスにとっての関心事は、「ヒルダを殺したのは誰か」だけらしい。
そのために何年も経ってからクローゼと再会する。
そして、再会しての会話は。
「ヒルダはおれに機密を渡したあとに殺された」
前にした会話とまったく同じ。
再会の意味は?!
再会話の意味は?!
同じことなら、わざわざする必要ないだろう、齋藤!!
マーサがナチスに捕まってから、殺されるまでの空白の年月の謎。
その間にどーやら、クローゼの子どもはすくすく育った模様。
レオナは何故突然狂いますか。
クローゼを撃つ必要はどこにもないですが。
クラウスはただの一度もクローゼのことなんか愛してません。そんな台詞もシーンもなかった。
クラウスを取られたくないから、という理由は存在しない。
クローゼの息子、トーマは何故、クラウスを撃つのか。
トーマはジョセフィンが育てた。彼女が育てて、クラウスを憎むはずがない。クラウスを憎むよーになったとしたらそれは、ジョセフィンという女の存在価値がなくなる。
で、結局ヴィンターガルテンはどーなったんですか。
せっかく支配人たちは「もう一度ヴィンターガルテンをやり直そう!」と意気を上げて集まったのに。これぞ青春の息吹! ジョセフィンのラジオ放送も感動だぞ!
……なのに、クラウス乱心で銃乱射。
これでおしまい、なんのフォローもなし。
クラウスとクローゼって、ヴィンターガルテンの疫病神? 彼らのせいでヴィンターガルテンは2度ともなくなりました、って、そーゆー話?
謎は尽きない。
今、ぱっと思い出すだけでもこんな感じ。
もっとちゃんと突き詰めたら、はるかに出てくるだろう。
どーやったらここまで壊れた話を作れるのか、ある意味感動でもある。
物語が壊れているのはいつものことだけど、人間まで壊れてるよ、今回。
そのキャラがなに考えてるのか、さっぱりわからない。
やってることが滅茶苦茶すぎて。
素直に時系列に作ればよかったのでは?
高校生時代の青春なシーン → モスクワにて、突然現れるヒルダから機密を渡されるクローゼ → ベルリン、クラウスに機密を渡すクローゼ
てなふーにさ。
ヒルダが何者かに殺されたのは観客も知っている事実、なのにあほんだらクラウスは信じないで敵になり、クローゼは逃げるしかない。ふたりの心がつながる日は来るのか? てな話にしておけよ。
クローゼに機密を持たせたままにしておくのはよせ。いくらなんでもアホアホすぎる。ありえなさすぎる。
単なる「殺人犯」として追われるだけでいいじゃんよー。
トーマスはヒルダ殺しの真犯人を、クローゼが知っている、もしくは気づく可能性がある、と思っているから、なにがなんでも彼を「殺人犯」に仕立て上げるしかなかった、ということで。
その昔、ヴィンターガルテンでともに青春していたのに、今は敵同士、なんてこったい、てなノスタルジーでいいじゃん。
風呂敷広げすぎ。
あっちもこっちもつまみ食いして、腹下してんじゃねーよ。
バカすぎだ。
今日2回目を観たんだけど、帰りにあと2枚、バウチケットさばいて来ちゃったよ。
今回わたし、星バウは3枚もさばいちゃったわ……。『血と砂』のときみたいに通う気満々でチケット取ってたのにー。
今日はじめて星バウを観劇したWHITEちゃんも殿さんも、迷わず残りのチケットをさばいていた。
「観るだけ時間の無駄!」とまで言われる齋藤バウ……。
しくしく。
クローゼはなにをしにベルリンに帰ってきたのか。
「軍事機密をクラウスに届ける」という理由ではおかしい。届ける前にぐたぐたしてるし、届け終わったあともぐたぐたしている。
諜報部員ヒルダはどーやって、世界の命運を握るよーなものすげえ機密を手に入れたのか。
高校卒業から5年、てことは23歳くらいの小娘よね。やっぱカラダか? あのカラダを使ったのか?!
諜報部員ヒルダは、なんでまたよりによって、ソビエトでダンサーやってるクローゼにそんなものすげえ機密を渡したんだ?
一般人だし、ただの友だちだし、ソビエトで生きてる人だし、なのにソビエトから盗んだ機密で、ドイツ側に渡せとか言うし、いくら恋人の親友ったって5年も経ってるのに、「それほど追いつめられていた」としても無茶苦茶すぎるだろそれは。
わたしなら、5年間会ってない、友だちの恋人がいきなり現れて、「世界の命運を握る軍事機密」なんて渡されたらびびるぞ。わたし、ただの一般人。勘弁してくれ。
「世界の命運を握る軍事機密」を渡されたのに、それをただの一般人クローゼに突き返す軍人クラウス。
いいのか、それ。いいのか?!
クラウスの仕事はなんですか?
この人、ただの一度も仕事をしているように見えません。
公私混同しているか、もしくは女とベッドの上。
こんなSS、嫌すぎます。
ただの一度も仕事をしない、公私混同しかしない男クラウス。軍人としてはただのバカで落ちこぼれの窓際くんだと思って見ていました。
そしたらなんと、有能そうな軍人トーマスは言います。クラウスが有能すぎて自分の出世には邪魔だったと。
ええっ?!
どどどど、どのへんが?
どのへんが有能で、どーゆーことで君がわざわざ嫉妬をしなければならなかったんですかっ?!
友情だなんだと吹きながら、クラウスはカケラもクローゼを信じない。親友の言葉より、どーでもいい人の言葉を信じて取り乱す。自分ではなにも調べない。なにもしない。
「王様の服は、かしこい人にしか見えないんだよ」と誰かが言ったら、きっと彼は信じて王様の服を誉めるでしょう。
ここまでバカでいいですか?
「世界の命運を握る軍事機密」を持ったままの一般人・クローゼ。
……いいんですか? ねえそれ、いいんですか?
クローゼがヒルダ殺しの罪を着せられ、ナチスから追われるのは、彼が「世界の命運を握る軍事機密」を持っているから。
じゃあなんでカテリーナはわざわざ追われるのか。ユダヤ人だから、というなら、クローゼと一緒にいたらちっとも「守られる」ことにはならん。つーか、「世界の命運を握る軍事機密」を持った男と一緒にいたらやばいだろ。
なんで一緒に逃げますか。
1幕で、追われるクローゼとカテリーナを逃がすために、ヴィンターガルテン総力を挙げて一芝居打ち、ナチスの目をくらます。
……らしいが、その必要はどこに?
ナチスがやって来る前に、とっとと逃げていたらマーサも死なないですんだのでは?
上記の芝居に巻き込まれたマザコン青年ジェフ。何故彼を巻き込む必要があった?
ヘタをしたら彼も犯罪者。捕らえられて拷問の末に殺されたかもしれない。あんなに気軽に、しかも騙すようにして仲間に入れていいのか? しかもあまり意味なかったし。
大富豪の息子だからOK? ならはじめから、彼に金を出してもらえばよかったのでは?
クラウスはそもそもなんで、ナチスに?
日本に行く話はどーなったんだ?
謎の男、真中隼人。彼はいったいなにがしたかったんだ?
日本人外交官が「ハイル・ヒトラー!」って……。
日本の諜報部員? にしては日本のためになにもしてないぞ。
ドイツ人になりきって、ドイツでウハウハで生きるため? それならナチスはよせ、有色人種を受け入れてくれるわきゃねーだろ。
そして、最後のあの白い軍服はなんですか。どこの軍服?
トルコ移民の若者たち。
あれ、なんすか?
存在意義がカケラもナッシング。
ナチスって、他民族も入党できたの?
トーマスはなんでトルコ移民の若者たちを口説いていたんだ?
ただの趣味か?
クローゼはベルリンでナニがしたかったのか。
カテリーナと逃避行をして、なにがしたかったのか。
「戦っている」そうだが、なにと?
どうやって?
逃避行のうえ、いつの間にかくっついて子どもまで作っていたクローゼとカテリーナ。
仕事はどーしたんですか?
踊ることしかできそーにない、いつまでもひらひらブラウスの男と、かわいこちゃんワンピの娘さん。
「世界の命運を握る軍事機密」の賞味期限。
第二次世界大戦についての機密なのに、大戦はすでに勃発、クローゼとカテリーナの子どももすくすく育ってます。
……ねえ、こんなになってもまだ、賞味期限内なの、その機密って。
ソビエトは盗まれた機密を放置して何年も、なんの対策も変更もしなかったの?
どーやらクラウスにとっての関心事は、「ヒルダを殺したのは誰か」だけらしい。
そのために何年も経ってからクローゼと再会する。
そして、再会しての会話は。
「ヒルダはおれに機密を渡したあとに殺された」
前にした会話とまったく同じ。
再会の意味は?!
再会話の意味は?!
同じことなら、わざわざする必要ないだろう、齋藤!!
マーサがナチスに捕まってから、殺されるまでの空白の年月の謎。
その間にどーやら、クローゼの子どもはすくすく育った模様。
レオナは何故突然狂いますか。
クローゼを撃つ必要はどこにもないですが。
クラウスはただの一度もクローゼのことなんか愛してません。そんな台詞もシーンもなかった。
クラウスを取られたくないから、という理由は存在しない。
クローゼの息子、トーマは何故、クラウスを撃つのか。
トーマはジョセフィンが育てた。彼女が育てて、クラウスを憎むはずがない。クラウスを憎むよーになったとしたらそれは、ジョセフィンという女の存在価値がなくなる。
で、結局ヴィンターガルテンはどーなったんですか。
せっかく支配人たちは「もう一度ヴィンターガルテンをやり直そう!」と意気を上げて集まったのに。これぞ青春の息吹! ジョセフィンのラジオ放送も感動だぞ!
……なのに、クラウス乱心で銃乱射。
これでおしまい、なんのフォローもなし。
クラウスとクローゼって、ヴィンターガルテンの疫病神? 彼らのせいでヴィンターガルテンは2度ともなくなりました、って、そーゆー話?
謎は尽きない。
今、ぱっと思い出すだけでもこんな感じ。
もっとちゃんと突き詰めたら、はるかに出てくるだろう。
どーやったらここまで壊れた話を作れるのか、ある意味感動でもある。
物語が壊れているのはいつものことだけど、人間まで壊れてるよ、今回。
そのキャラがなに考えてるのか、さっぱりわからない。
やってることが滅茶苦茶すぎて。
素直に時系列に作ればよかったのでは?
高校生時代の青春なシーン → モスクワにて、突然現れるヒルダから機密を渡されるクローゼ → ベルリン、クラウスに機密を渡すクローゼ
てなふーにさ。
ヒルダが何者かに殺されたのは観客も知っている事実、なのにあほんだらクラウスは信じないで敵になり、クローゼは逃げるしかない。ふたりの心がつながる日は来るのか? てな話にしておけよ。
クローゼに機密を持たせたままにしておくのはよせ。いくらなんでもアホアホすぎる。ありえなさすぎる。
単なる「殺人犯」として追われるだけでいいじゃんよー。
トーマスはヒルダ殺しの真犯人を、クローゼが知っている、もしくは気づく可能性がある、と思っているから、なにがなんでも彼を「殺人犯」に仕立て上げるしかなかった、ということで。
その昔、ヴィンターガルテンでともに青春していたのに、今は敵同士、なんてこったい、てなノスタルジーでいいじゃん。
風呂敷広げすぎ。
あっちもこっちもつまみ食いして、腹下してんじゃねーよ。
バカすぎだ。
今日2回目を観たんだけど、帰りにあと2枚、バウチケットさばいて来ちゃったよ。
今回わたし、星バウは3枚もさばいちゃったわ……。『血と砂』のときみたいに通う気満々でチケット取ってたのにー。
今日はじめて星バウを観劇したWHITEちゃんも殿さんも、迷わず残りのチケットをさばいていた。
「観るだけ時間の無駄!」とまで言われる齋藤バウ……。
しくしく。
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