まっつを探せ!−どいつもこいつもまっつ−@HOTEL DOLLYのクリスマス
2005年12月25日 タカラヅカ クリスマスは、HOTEL DOLLYで。
えーとそもそも、なんでそうなったんだっけ?
最初は、kineさんが「さららんのお見送りに行く」って言い出したんだっけ? そしたらドリーさんが「我が家でクリスマスパーティしましょ」って言い出したんだっけ? でもって、韓国公演経験者のサトリちゃんの実演付き韓国ベルばら話を見る会(聞く、ぢゃないあたり・笑)になって?
でもって、花組ムラ公演で会ったときのドリーさんの第一声が、挨拶でもなく、なんの説明もなく、「来るよね?」の一言だったりしたっけ?
なんか、気がついたらわたしも、
「行くっ。わたしも行くから、仲間に入れて〜〜!!」
と、じたばたしていた。
クリスマスに東宝に行く予定なんかなかったのに。
もうしばらく、冬の白い人たちの群れには、近づきたくなかったのに。
ほら、あれから1年じゃん?
ヘタレなわたしは、「さららんは見送りたいけど、精神的に無理そうだったら、kineさんたちより一足先にドリーさんち行っていい?」なんて泣き言を、こっそりドリーさんにこぼしていたよ(笑)。
ケロちゃんのときと同じシチュエーションを経験する、覚悟ができてなくてなー。
でもやっぱり、思い出の日は、みんなで騒いでいた方がいいんだよな。
ひとりで引きこもってじめじめするより、いいよな。
つーことで、開き直っての東京、HOTEL DOLLYでのクリスマスパーティに参加しました。
サトリちゃんの韓国公演話に即してか、ドリーさんの手料理は韓国料理ですよ! わーいわーいわーい。大変うまかったっす。
乾杯は、さららんに。
そして、さららんの『ベルばら』新公映像なんぞを見て、その退団を惜しむ。
と、そんな感じの夜だったはずなのに。
何故、まっつ尽くしの夜に?!
クリスマスは、スカステでの『ファントム』のファーストラン日だった。
わたしたちは、ドリーさんちで宴会しながら『ファントム』を見ることになった。
実というと、わたしは花組『ファントム』再演に相当ヘコんでいた。
だってアレ、駄作だし。悪趣味だし。壊れてるし。
第一、役がないし。
てゆーか、まっつの役がないよう!! と、あちこちでヘコんでくだを巻いていたんだわ。
従者その5とか劇団員その8とかをやらされるだけのまっつなんて、さみしいよう。
そしたら、みんながなぐさめてくれたの。
まっつに合う役を考えてくれたの。
その最高峰が。
若き日のキャリエール。
宙組ではっちゃんがやっていた、あの善人面したさいてー男。諸悪の根元。ほにゃっとしたおぼっちゃんで、ヘタレで、苦悩するダメ男。
「どうして君は僕を愛してくれるの?」という間抜け台詞が素敵なお茶目さん。
わわわ。見たい。見たいぞソレ。
じたばたするくらい、見たいっ。
まっつがオサ様の父親だなんて、すばらしいじゃないの。そうかエリック、父の若いころにそっくりなんだなってことで、説得力があるぞ。
でも、はっちゃんが若キャリと二役だったオーベロンは、見たくない……まっつがやると羞恥プレイ。……いや、それならなおさら見たいかも……(どっちやねん)。
でもでも、きっと若キャリなんてちゃんとした役は回ってこないわ。まっつはもっと、ささやかな役なのよ。そうにちがいないわ。
と、わたしはまた悲観してぶーたれる。
するとみんなは、さらに他の役を考えてくれたの。
小エリック!!
これなら歌もあるし、まっつの儚げな風情にぴったり! 小柄だから子役でもぜんぜんOK!
……みんな、ほんとのとこおもしろがってるだけぢゃないの? と、ちらりと思いつつ。
小エリック@まっつを想像してみる。
「ランランラン」と歌うまっつ。水面をのぞき込んで、わっと尻餅をつくまっつ。短パンがいいですね。ハイソックスなんかも萌えですね。
でもってキャリエール@ゆみこ(みんななんの疑問もなくゆみこ配役していた)に仮面をつけられるまっつ。
「マリア様!」と絶唱するまっつ。
ボーイソプラノのまっつ。
子役がまっつで、青年役がオサ様なら説得力!
……でもやっぱ、目眩しかしないぞソレ。
そしたらみんなは、さらに別の役を考えてくれたの。
ベラドーヴァ!!
「どうして君は僕を愛してくれるの?」と聞かれて、突然歌い出す謎の女! 騙されて捨てられて、狂ってしまう薄幸のひと。その幸薄さがまっつにぴったり!!
天使の歌声のまっつ!! エリックの寝室には、まっつの肖像画!! 大丈夫、彩音ちゃんに似ていなくもない!
そうかエリック、母親似だったんだな! 母親@まっつによく似た息子@オサ。
……みんな、大爆笑してますよ。
その調子のまま、スカステの『ファントム』を見ちゃったわけですよ。
2幕になって、キャリエールの回想シーンになるなり。
大爆笑。
若キャリ@はっちゃんが出るたび、小エリック@たっちん、ベラドーヴァ@いづみちゃんが出るたび。
みんなまっつ。
どいつもこいつもまっつ。
父も母も子どももまっつ! まっつまっつまっつ!!
いやその。
エリックが仮面を取るシーンとか、みんな真剣に声ひとつなく見入ってたり、したんですがね。
部分的に、まっつネタで大いに盛り上がってしまいました。
そんでもって。
そのあとは、ドリーさんの映像資産から、花組のビデオをいろいろと見せてもらって。
わたしがまっつファンになったの最近だから、昔のまっつをぜんぜん知らないから、昔の映像からまっつを探すことになったの。
ちょっと前の、花組がNHKに出ていたときのとか。『エンタの神様』とか。
もちろんまっつは群舞の端、隅の隅にいる人だから、ろくに映ることはない。
その小さな姿、しかも常に動いている状態のなかから、まっつを探し出す。
サトリちゃんが、いちばんうまかった。
「あっ、これまっつだ」
「今の、まっつじゃないですか」
と、次々にまっつを見つけていく。
すばらしいよ、サトリちゃん!! 「ウォーリーをさがせ」状態なのに、よくもそんなに見つけられるね! わたしより早いってばよ!
まっつはまっつ。
何年前だろうと、立ち位置がどこだろうと、ぜんぜん変わってない。
相変わらず、こまったよーなカオをして踊っている。
あとは、『琥珀色の雨にぬれて』の新公ビデオを見せてもらって。
そーだよ『琥珀』新公。わたしがまっつを最初に認識したのが、コレだったんだもん。「未涼亜希って誰?」って首を傾げたのが、コレだったんだもん。
わーい、まっつだー。
ジゴロでダンサーで超色男役のまっつだー(笑)。
なんかいたたまれなくて、テレビの前でころんころん転がってしまった。や、その、そのころにはすでに、部屋には布団が敷き詰めてあったからさ。布団の上で、ころころ転がってしまった。
みんなお風呂入ったりチケットの分配してたり(笑)で、誰もテレビの前にはいなかったしなっ。見てたの、わたしだけだしなっ。
あれから1年。
わたしはやっぱり、タカラヅカが好き。
そして、友だちと一緒にいる。
そのことが、とてもしあわせ。
えーとそもそも、なんでそうなったんだっけ?
最初は、kineさんが「さららんのお見送りに行く」って言い出したんだっけ? そしたらドリーさんが「我が家でクリスマスパーティしましょ」って言い出したんだっけ? でもって、韓国公演経験者のサトリちゃんの実演付き韓国ベルばら話を見る会(聞く、ぢゃないあたり・笑)になって?
でもって、花組ムラ公演で会ったときのドリーさんの第一声が、挨拶でもなく、なんの説明もなく、「来るよね?」の一言だったりしたっけ?
なんか、気がついたらわたしも、
「行くっ。わたしも行くから、仲間に入れて〜〜!!」
と、じたばたしていた。
クリスマスに東宝に行く予定なんかなかったのに。
もうしばらく、冬の白い人たちの群れには、近づきたくなかったのに。
ほら、あれから1年じゃん?
ヘタレなわたしは、「さららんは見送りたいけど、精神的に無理そうだったら、kineさんたちより一足先にドリーさんち行っていい?」なんて泣き言を、こっそりドリーさんにこぼしていたよ(笑)。
ケロちゃんのときと同じシチュエーションを経験する、覚悟ができてなくてなー。
でもやっぱり、思い出の日は、みんなで騒いでいた方がいいんだよな。
ひとりで引きこもってじめじめするより、いいよな。
つーことで、開き直っての東京、HOTEL DOLLYでのクリスマスパーティに参加しました。
サトリちゃんの韓国公演話に即してか、ドリーさんの手料理は韓国料理ですよ! わーいわーいわーい。大変うまかったっす。
乾杯は、さららんに。
そして、さららんの『ベルばら』新公映像なんぞを見て、その退団を惜しむ。
と、そんな感じの夜だったはずなのに。
何故、まっつ尽くしの夜に?!
クリスマスは、スカステでの『ファントム』のファーストラン日だった。
わたしたちは、ドリーさんちで宴会しながら『ファントム』を見ることになった。
実というと、わたしは花組『ファントム』再演に相当ヘコんでいた。
だってアレ、駄作だし。悪趣味だし。壊れてるし。
第一、役がないし。
てゆーか、まっつの役がないよう!! と、あちこちでヘコんでくだを巻いていたんだわ。
従者その5とか劇団員その8とかをやらされるだけのまっつなんて、さみしいよう。
そしたら、みんながなぐさめてくれたの。
まっつに合う役を考えてくれたの。
その最高峰が。
若き日のキャリエール。
宙組ではっちゃんがやっていた、あの善人面したさいてー男。諸悪の根元。ほにゃっとしたおぼっちゃんで、ヘタレで、苦悩するダメ男。
「どうして君は僕を愛してくれるの?」という間抜け台詞が素敵なお茶目さん。
わわわ。見たい。見たいぞソレ。
じたばたするくらい、見たいっ。
まっつがオサ様の父親だなんて、すばらしいじゃないの。そうかエリック、父の若いころにそっくりなんだなってことで、説得力があるぞ。
でも、はっちゃんが若キャリと二役だったオーベロンは、見たくない……まっつがやると羞恥プレイ。……いや、それならなおさら見たいかも……(どっちやねん)。
でもでも、きっと若キャリなんてちゃんとした役は回ってこないわ。まっつはもっと、ささやかな役なのよ。そうにちがいないわ。
と、わたしはまた悲観してぶーたれる。
するとみんなは、さらに他の役を考えてくれたの。
小エリック!!
これなら歌もあるし、まっつの儚げな風情にぴったり! 小柄だから子役でもぜんぜんOK!
……みんな、ほんとのとこおもしろがってるだけぢゃないの? と、ちらりと思いつつ。
小エリック@まっつを想像してみる。
「ランランラン」と歌うまっつ。水面をのぞき込んで、わっと尻餅をつくまっつ。短パンがいいですね。ハイソックスなんかも萌えですね。
でもってキャリエール@ゆみこ(みんななんの疑問もなくゆみこ配役していた)に仮面をつけられるまっつ。
「マリア様!」と絶唱するまっつ。
ボーイソプラノのまっつ。
子役がまっつで、青年役がオサ様なら説得力!
……でもやっぱ、目眩しかしないぞソレ。
そしたらみんなは、さらに別の役を考えてくれたの。
ベラドーヴァ!!
「どうして君は僕を愛してくれるの?」と聞かれて、突然歌い出す謎の女! 騙されて捨てられて、狂ってしまう薄幸のひと。その幸薄さがまっつにぴったり!!
天使の歌声のまっつ!! エリックの寝室には、まっつの肖像画!! 大丈夫、彩音ちゃんに似ていなくもない!
そうかエリック、母親似だったんだな! 母親@まっつによく似た息子@オサ。
……みんな、大爆笑してますよ。
その調子のまま、スカステの『ファントム』を見ちゃったわけですよ。
2幕になって、キャリエールの回想シーンになるなり。
大爆笑。
若キャリ@はっちゃんが出るたび、小エリック@たっちん、ベラドーヴァ@いづみちゃんが出るたび。
みんなまっつ。
どいつもこいつもまっつ。
父も母も子どももまっつ! まっつまっつまっつ!!
いやその。
エリックが仮面を取るシーンとか、みんな真剣に声ひとつなく見入ってたり、したんですがね。
部分的に、まっつネタで大いに盛り上がってしまいました。
そんでもって。
そのあとは、ドリーさんの映像資産から、花組のビデオをいろいろと見せてもらって。
わたしがまっつファンになったの最近だから、昔のまっつをぜんぜん知らないから、昔の映像からまっつを探すことになったの。
ちょっと前の、花組がNHKに出ていたときのとか。『エンタの神様』とか。
もちろんまっつは群舞の端、隅の隅にいる人だから、ろくに映ることはない。
その小さな姿、しかも常に動いている状態のなかから、まっつを探し出す。
サトリちゃんが、いちばんうまかった。
「あっ、これまっつだ」
「今の、まっつじゃないですか」
と、次々にまっつを見つけていく。
すばらしいよ、サトリちゃん!! 「ウォーリーをさがせ」状態なのに、よくもそんなに見つけられるね! わたしより早いってばよ!
まっつはまっつ。
何年前だろうと、立ち位置がどこだろうと、ぜんぜん変わってない。
相変わらず、こまったよーなカオをして踊っている。
あとは、『琥珀色の雨にぬれて』の新公ビデオを見せてもらって。
そーだよ『琥珀』新公。わたしがまっつを最初に認識したのが、コレだったんだもん。「未涼亜希って誰?」って首を傾げたのが、コレだったんだもん。
わーい、まっつだー。
ジゴロでダンサーで超色男役のまっつだー(笑)。
なんかいたたまれなくて、テレビの前でころんころん転がってしまった。や、その、そのころにはすでに、部屋には布団が敷き詰めてあったからさ。布団の上で、ころころ転がってしまった。
みんなお風呂入ったりチケットの分配してたり(笑)で、誰もテレビの前にはいなかったしなっ。見てたの、わたしだけだしなっ。
あれから1年。
わたしはやっぱり、タカラヅカが好き。
そして、友だちと一緒にいる。
そのことが、とてもしあわせ。
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