翼ある者。@W-WING-
2005年12月19日 タカラヅカ 達観の位置にまでたどりついた、和央ようかライブショー『W-WING-』の話、その3。
ああっ、今、プログラムの上を猫が通ったっ!!
たかちゃんの美麗写真につられて買ったプログラムを、PCの脇に広げていたの。
そこを猫が踏んだの。
ひどいっ、プログラムがボコボコ!!
汚さないように、すっげー気を遣って持って帰って、透明カバーまでかけてるのにーっ。
……くそーっ。
えー、猫はともかく、『W-WING-』の話。
お笑いコントショーだった1幕が終わり、わたしは2幕に望みをかけていた。
たのむさいとー&たかこ! まともなこともやってくれ!!
お笑いショーの合間合間に、まともなシーンもあったから、やればできるはずなんだ。1幕の終わりもコントではなく、ふつーだったんだから。
そーやってはじまった第2幕。
冒頭の女子高生@下級生たち全員(男役含む)とポストマン@たかこがどーゆー意味なのか、いまいちわかんないんだけど、それでも『ドリフの大爆笑』よりはヅカ風味になっていたのでほっとした。
実際のところ、2幕はふつーにヅカしている部分が多かった。
ショーの1場面のように。
クラブで歌う花ちゃん、ダンディなスーツ+ロングコートのたかちゃんなど。
肩もあらわな花ちゃんに、たかこが自分のコートを掛けてあげるの。たかこのコートだから、花ちゃんには大きいのね。足首までのロングドレス状態。
それが、萌え(笑)。
いいなあ……。
タカラヅカであること。
それが、とてつもなくうれしい。
いつものよーに踊る、たかちゃんと花ちゃんを見ていると、涙が出てくる。
得がたいふたりだ。
得がたい美しさだ。
大好きだ。
たかちゃんの「宝塚ソングメドレー」がなつかしくてうれしくて、盛大に泣いたよ。
まさか、『Crossroad』を歌ってくれるとは思わなかった。
大劇作品じゃないからさ。2番手のころの歌だし。相手役がお花様でない、数少ない作品だし。
アルフォンソ、大好きだった。たかちゃん、大好きだー。
ほんとにやめちゃうの? ほんとに?
ここまで極めていて、愛されていて、それでもほんとにやめちゃうの?
辞めるのは、仕方ないのだろう。
わかってる。
わかってはいるけど、さびしい。かなしい。
時は流れる。不変のものなどない。それがかなしい。
たかちゃんの主演作メドレー、どれも思い出たっぷりだ。みんな大好きだ。ああ、『ベルばら』すら、好きだと言えるよ。たかちゃんが歌う限り。
当時の思い出が、よみがえってくるから。
記憶ごと時間ごと、愛しい。
と、すっかりヅカハートになっていたから。
またとーとつにフライングされて、爆笑した。
ぴゅーんて飛ばれると、笑っちゃうんだよ。どーしても、慣れなくて。
タカラヅカでは、フライングってないじゃん。つまり、必要ないから、ないんだよね。
んな必要ないものを、わざわざうれしそーにやってるたかちゃんを見ると、おかしいやらかわいいやら、トホホなやら。
ゴテゴテつけない、とてもシンプルにヒモだけで飛ぶフライングで。
すげー! と思うけれど、こわい、とも思う。その労力に拍手。労力にね。わたしにはない価値観だけど、否定したいとは思わない。だからただ、拍手。
ジャージ姿でSMAPを熱唱したり、1幕の衣装に戻って「W!」「I!」「N!」「G!」とやったり。
見れば、劇場の前半分は総立ちだ。
まあなあ、前の人が立ったら、自分も立たなきゃ見えないもんなあ。
わたしは真ん中通路より後ろの2列目センターという、最良席で。
なにが最良って、坐ったままで、舞台が見えるの。
梅芸友の会席だから、FCとは無関係だし。客席降りのたかちゃんは目の前通るし。
悠々と坐っていられたの、たぶん、わたしたちの席周辺だけだったと思うよ。
わたしの前の席はおばあさまの団体さんぽくて、とても立って踊るよーな人たちじゃなかったし。
わたしの後ろの席はすでにFCの浸食を受けていて、最初から鳴り物入りで立ち上がって騒いでいたし。
通路より前の席だったら、立たないと舞台が見えないけど、通路の真後ろの2列だけは、坐ったままマイペースにショーをたのしめたのだわ。
たくさん引いたけど、それでもたのしかった。
いっぱい笑った。
予備知識がなかったからドン引きしちゃったけど、わかっていたらもう大丈夫。次は最初から開き直ってたのしむわ。
参加するわ。
こーゆー場合、引いたら引いた者の負けだもの。
参加しなきゃ。
立ち上がって踊るわよ。「W!」「I!」「N!」「G!」だって、やってやるわよ。
今回は、坐ったまま、いろんなことにノリ損ねたりしてるけど(笑)。
後ろの席のFCの人が「立って! たかちゃん本人が立って欲しいって言ってるのよ!!」と扇動してたり、「アンコール、あっそーれ、アンコール!」って、いつの時代のノリだソレは?! という合いの手ぶりに苦笑したり、いろいろだけど!!
繰り返されるアンコールが、実は演出のウチで、終わったときに時計を見たらふつーに終演予定時刻だったりして、肩すかしをくらったりしたけど!!
引いてるところは引いてるけど、たのしいのも本当だから!
なにやってたって、たかちゃんはかっこいーし、大汗かいて必死になって歌って踊って、ついでに飛んでるたかちゃんが、愛しいから!
トホホなとこも含めて。
大好き。
泣きながら、笑う。
ずっとずっと、手拍子して拍手して。もー、手が痛いよー。
次は千秋楽。
そのために、冬コミだってあきらめた。
たか花ファンのチェリさんと一緒だから、最初から気合い入れて臨むぞ。
早めにチェリさんに会って、振付の練習しなきゃ。楽が初見のチェリさんが、ちゃんとノれるよーに踊れるよーに。
そして、並んで開場と同時に劇場に入り、ロッカーにコートや鞄を入れて、身軽になるの。立って踊るんだから、基本よね!!
やる気満々で、そんなシミュレーションまでしたよ。
たのしかったの。
「ポスターの大嘘つき。あんな耽美なポスター作っておいて、お笑いコントライブかよ!!」
とゆー、ツッコミを心に溜めつつも、劇場にいたさいとーくんに、
「たのしかったです(はぁと)」
と、言って、握手してもらったよん。
さいとーくん、トシとともにどんどんヤバい感じになるね。いやその、外見が。ヲタク度が上がっているとゆーかそのゲフンゲフン。
もう一度会える。
そう信じていたから。
この作品に、このライブに、このたかちゃんに。
文句も苦言も、未来を信じているから。
好きだから。
飛ぶつもりでいたんだ。
一緒に。
たくさん笑って、じつは人知れずたくさん引いて(笑)、そしてたくさん泣いて、それでもやっぱりやっぱり、とってもたのしんだよ。
おかげで、終演後、ものごっつー疲れていた。
いろんな意味で、すげーショーだった。
ああっ、今、プログラムの上を猫が通ったっ!!
たかちゃんの美麗写真につられて買ったプログラムを、PCの脇に広げていたの。
そこを猫が踏んだの。
ひどいっ、プログラムがボコボコ!!
汚さないように、すっげー気を遣って持って帰って、透明カバーまでかけてるのにーっ。
……くそーっ。
えー、猫はともかく、『W-WING-』の話。
お笑いコントショーだった1幕が終わり、わたしは2幕に望みをかけていた。
たのむさいとー&たかこ! まともなこともやってくれ!!
お笑いショーの合間合間に、まともなシーンもあったから、やればできるはずなんだ。1幕の終わりもコントではなく、ふつーだったんだから。
そーやってはじまった第2幕。
冒頭の女子高生@下級生たち全員(男役含む)とポストマン@たかこがどーゆー意味なのか、いまいちわかんないんだけど、それでも『ドリフの大爆笑』よりはヅカ風味になっていたのでほっとした。
実際のところ、2幕はふつーにヅカしている部分が多かった。
ショーの1場面のように。
クラブで歌う花ちゃん、ダンディなスーツ+ロングコートのたかちゃんなど。
肩もあらわな花ちゃんに、たかこが自分のコートを掛けてあげるの。たかこのコートだから、花ちゃんには大きいのね。足首までのロングドレス状態。
それが、萌え(笑)。
いいなあ……。
タカラヅカであること。
それが、とてつもなくうれしい。
いつものよーに踊る、たかちゃんと花ちゃんを見ていると、涙が出てくる。
得がたいふたりだ。
得がたい美しさだ。
大好きだ。
たかちゃんの「宝塚ソングメドレー」がなつかしくてうれしくて、盛大に泣いたよ。
まさか、『Crossroad』を歌ってくれるとは思わなかった。
大劇作品じゃないからさ。2番手のころの歌だし。相手役がお花様でない、数少ない作品だし。
アルフォンソ、大好きだった。たかちゃん、大好きだー。
ほんとにやめちゃうの? ほんとに?
ここまで極めていて、愛されていて、それでもほんとにやめちゃうの?
辞めるのは、仕方ないのだろう。
わかってる。
わかってはいるけど、さびしい。かなしい。
時は流れる。不変のものなどない。それがかなしい。
たかちゃんの主演作メドレー、どれも思い出たっぷりだ。みんな大好きだ。ああ、『ベルばら』すら、好きだと言えるよ。たかちゃんが歌う限り。
当時の思い出が、よみがえってくるから。
記憶ごと時間ごと、愛しい。
と、すっかりヅカハートになっていたから。
またとーとつにフライングされて、爆笑した。
ぴゅーんて飛ばれると、笑っちゃうんだよ。どーしても、慣れなくて。
タカラヅカでは、フライングってないじゃん。つまり、必要ないから、ないんだよね。
んな必要ないものを、わざわざうれしそーにやってるたかちゃんを見ると、おかしいやらかわいいやら、トホホなやら。
ゴテゴテつけない、とてもシンプルにヒモだけで飛ぶフライングで。
すげー! と思うけれど、こわい、とも思う。その労力に拍手。労力にね。わたしにはない価値観だけど、否定したいとは思わない。だからただ、拍手。
ジャージ姿でSMAPを熱唱したり、1幕の衣装に戻って「W!」「I!」「N!」「G!」とやったり。
見れば、劇場の前半分は総立ちだ。
まあなあ、前の人が立ったら、自分も立たなきゃ見えないもんなあ。
わたしは真ん中通路より後ろの2列目センターという、最良席で。
なにが最良って、坐ったままで、舞台が見えるの。
梅芸友の会席だから、FCとは無関係だし。客席降りのたかちゃんは目の前通るし。
悠々と坐っていられたの、たぶん、わたしたちの席周辺だけだったと思うよ。
わたしの前の席はおばあさまの団体さんぽくて、とても立って踊るよーな人たちじゃなかったし。
わたしの後ろの席はすでにFCの浸食を受けていて、最初から鳴り物入りで立ち上がって騒いでいたし。
通路より前の席だったら、立たないと舞台が見えないけど、通路の真後ろの2列だけは、坐ったままマイペースにショーをたのしめたのだわ。
たくさん引いたけど、それでもたのしかった。
いっぱい笑った。
予備知識がなかったからドン引きしちゃったけど、わかっていたらもう大丈夫。次は最初から開き直ってたのしむわ。
参加するわ。
こーゆー場合、引いたら引いた者の負けだもの。
参加しなきゃ。
立ち上がって踊るわよ。「W!」「I!」「N!」「G!」だって、やってやるわよ。
今回は、坐ったまま、いろんなことにノリ損ねたりしてるけど(笑)。
後ろの席のFCの人が「立って! たかちゃん本人が立って欲しいって言ってるのよ!!」と扇動してたり、「アンコール、あっそーれ、アンコール!」って、いつの時代のノリだソレは?! という合いの手ぶりに苦笑したり、いろいろだけど!!
繰り返されるアンコールが、実は演出のウチで、終わったときに時計を見たらふつーに終演予定時刻だったりして、肩すかしをくらったりしたけど!!
引いてるところは引いてるけど、たのしいのも本当だから!
なにやってたって、たかちゃんはかっこいーし、大汗かいて必死になって歌って踊って、ついでに飛んでるたかちゃんが、愛しいから!
トホホなとこも含めて。
大好き。
泣きながら、笑う。
ずっとずっと、手拍子して拍手して。もー、手が痛いよー。
次は千秋楽。
そのために、冬コミだってあきらめた。
たか花ファンのチェリさんと一緒だから、最初から気合い入れて臨むぞ。
早めにチェリさんに会って、振付の練習しなきゃ。楽が初見のチェリさんが、ちゃんとノれるよーに踊れるよーに。
そして、並んで開場と同時に劇場に入り、ロッカーにコートや鞄を入れて、身軽になるの。立って踊るんだから、基本よね!!
やる気満々で、そんなシミュレーションまでしたよ。
たのしかったの。
「ポスターの大嘘つき。あんな耽美なポスター作っておいて、お笑いコントライブかよ!!」
とゆー、ツッコミを心に溜めつつも、劇場にいたさいとーくんに、
「たのしかったです(はぁと)」
と、言って、握手してもらったよん。
さいとーくん、トシとともにどんどんヤバい感じになるね。いやその、外見が。ヲタク度が上がっているとゆーかそのゲフンゲフン。
もう一度会える。
そう信じていたから。
この作品に、このライブに、このたかちゃんに。
文句も苦言も、未来を信じているから。
好きだから。
飛ぶつもりでいたんだ。
一緒に。
たくさん笑って、じつは人知れずたくさん引いて(笑)、そしてたくさん泣いて、それでもやっぱりやっぱり、とってもたのしんだよ。
おかげで、終演後、ものごっつー疲れていた。
いろんな意味で、すげーショーだった。
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