爆笑からはじまった。@W-WING-
2005年12月17日 タカラヅカ 和央ようかライブショー『W-WING-』の話をしようと思う。
わたしが観劇した翌日に起きた、事故についての思いはまた別欄で語るとして、あくまでも、ひとつの作品をたのしんだ感想を書きたいと思う。
たかちゃんファンとして。
たかちゃんの愛した作品を観、そこにいる時間をたのしんだものとして。
正直な記憶を残しておきたいと思う。
わたしは予備知識を好まないので、いつも通りこのライブショー『W-WING-』についてなにも知らなかった。
たかちゃんと花ちゃんの他で、見分けがつく出演者がちぎくんひとりだということ、演出がさいとーくんだということ。
その程度の知識だ。
ただ、タカコン初日に受け取ったkineさんからのメールに、某ニュースサイトのURLが書いてあった。
そこでは、たかちゃんが、ルパン三世のコスプレをしている写真が掲載されていた。
「ケロさんDSがサイトーくんじゃなくて良かったと心底思いました。」
というkineさんのコメントに、心からうなずいた。同意した。
ケロちゃんもねえ、最後のDSでルパン三世やったのよ。それも、ケロちゃんが「やりたい」と言った唯一の曲ってのが、よりにもよってルパンだったのよ。
もしDSの演出家がさいとーくんだった場合、ヅラかぶってコスプレしていたかもしれないってこと?! ぶるぶるぶる。
DSの演出家がオギーでよかったっ!! 心の叫び。
オギーだから、とてもオシャレにルパンを使っていたわ。阿呆なヅラや笑止な衣装は使わなかったわ。
と、思うくらいにはとほほな姿が写っていたのよ、ルパンコスプレ@たかこ!!
なにをやってるんだ、たかこ×さいとー。
運動会の悪夢再び?!
天然×ヲタクで好きにやらせると、とんでもないものを作ってしまうってことか?
あ、この×は、受攻とは関係ないですよ。素直に「かける」と読んでください。乗算のことっす。
初日にサバキでもあさりに行こうかと思ってたんだけど、病院に行くことになっちゃったんで叶わず。
初日好きなもんで、ソレをはずしてしまったら、あとはもーいつでもいいや、と、もともとチケットを持っていた日まで待つことにした。
nanakoさんと「一緒に行こうねっ」と約束していた公演だったんだが、彼女が来られなくなってしまい、誠さんに来てもらった。
いやあ、ありがとねー、誠つぁん。一緒に観る人がいて、何倍もたのしめたよー。
と、ゆーのも。
和央ようかライブショー『W-WING-』がはじまるなり。
わたしと誠さんは、身をよじって笑い悶えたのよ。
だって、だってっ。
飛ぶんだよ?!
変な格好したたかちゃんが、ぴゅーんて飛ぶのっ!!
そーいやフライングするとかなんとか、どっかで聞きかじったかもしれないけど、スポーツ新聞の写真で見たよーな気がしたけど、そんなの、すっかり抜け落ちてたし。
飛ぶとは思ってなかったから。
しかも、あんな格好で。
真っ白な王子様衣装は別にいい。
問題は、みょうちくりんな白い布をアタマの上というかカラダの上につけていたこと。
一反もめんというか、マントというか。凧というか。
たこ焼きを焼くとき、型からタネがはみだしたみたいというか。プラモデルを作るときに、枠からパーツを切り離す、その枠というか。
変な喩えしか出てこない。
とにかく、いらないもの。何故あるのかわからないもの。
それが、たかちゃんのアタマやカラダの上にひらひらしていて、それごと、不自然に飛び回っていた。
えーと。
なんだったんですか、あの白い布は。
フライング装置を使うために、必要なのかと思った。『ファントム』や『長崎しぐれ坂』の愛の小舟の運転席みたいに、あると変だし邪魔だけど、ないと動かないから仕方ないの、誰も突っ込まずにスルーしてください、なものかと思った。
でも、2幕でもたかちゃんはフライングするんだけど、そのときはんな変な布はついてなかったから、「装置として必要」なわけではなかったらしい。
「必要だからかっこわるいけどあえてつけていた説」がまちがいなら。
あの布は、なんだったんですか?
あのわけわかんねーかっこわるい布のために、わたしの狭い笑いツボが直撃された。
たかちゃんが飛んでる、だけでもおかしいのに、変な布をひらひらさせているのでさらにさらにおかしくて、腹が痛くなるほど笑った。
ありがたいことに、わたしひとりでなく、誠さんも大爆笑してたんだよなー。
ふたりで折り重なるよーにして、ひぃひぃ笑った。
えー、フライングってのは、なんのためにやるもんなんですかね?
わたしには、あまりその良さがわからなくて。
笑えるけど。……笑わせるために、カラダ張ってギャグやってるとも思えないし。
アレってかっこいいの?
もちろん、サーカスの人とか、アクロバットを専門職としている人たちのフライングは芸として仕事としてたのしめるけど、素人が飛ぶのはなんのためかよくわからない……。
「すげー」とは思うけど、それと同じだけ笑えて仕方ないのだわ……笑わせたくてやっているんじゃなさそうなのがまた、笑えてこまるというか。
なにはともあれ、最初から大爆笑。
周囲もきゃーきゃー言ってるから、ふつーの公演よりは笑いをかみ殺すのがゆるくても大丈夫だったかな。
たかちゃんの登場シーンで笑いこけてしまい、「かっこいー」とか「素敵」とかゆー感覚に乗り遅れてしまったので、そのあと、ライブのノリに慣れるまでに、精神力が必要だった。
前方席はお揃いの服を着たFC軍団が総立ちできゃーきゃーやってるけど、身をふたつに折って爆笑していたため、立つきっかけを見失っちゃったしなー。
おかしくて笑えるんだけど、引いてしまう。……そーゆー感覚。
だってわたし、笑いに来たんじゃないもん!!
笑いたくないのに、爆笑させられたら、引くよお。
最初のノリから立ち直ってないっつーのに、アイドル系振付ダンス、さあみんなで踊ろうゼ!! に突入。
ど、どうしよう。
あたし、ここにいていいのか??
みんなで「W!」「I!」「N!」「G!」て、手振りするのよ。観客も一緒にやらないとマズい雰囲気なのよ。
とっても簡単な、チープな振付。客席と一緒に踊ることが目的で、わざとダサ……いやいや、簡単な振付になっているんだ。
えらいことになってんなあ。
あのみょーなフライングといい、このみょーな振付といい、アイドルのコンサート風を狙ってるわけか??
でもさあ、タカラジェンヌはアイドルじゃないし、ジャニーズでもない。得意分野がチガウから、表面だけ真似てもサム……ゲフンゲフン。
このノリについて行けるかどうか。
それが、すべてを分けると思う。
続く!!
わたしが観劇した翌日に起きた、事故についての思いはまた別欄で語るとして、あくまでも、ひとつの作品をたのしんだ感想を書きたいと思う。
たかちゃんファンとして。
たかちゃんの愛した作品を観、そこにいる時間をたのしんだものとして。
正直な記憶を残しておきたいと思う。
わたしは予備知識を好まないので、いつも通りこのライブショー『W-WING-』についてなにも知らなかった。
たかちゃんと花ちゃんの他で、見分けがつく出演者がちぎくんひとりだということ、演出がさいとーくんだということ。
その程度の知識だ。
ただ、タカコン初日に受け取ったkineさんからのメールに、某ニュースサイトのURLが書いてあった。
そこでは、たかちゃんが、ルパン三世のコスプレをしている写真が掲載されていた。
「ケロさんDSがサイトーくんじゃなくて良かったと心底思いました。」
というkineさんのコメントに、心からうなずいた。同意した。
ケロちゃんもねえ、最後のDSでルパン三世やったのよ。それも、ケロちゃんが「やりたい」と言った唯一の曲ってのが、よりにもよってルパンだったのよ。
もしDSの演出家がさいとーくんだった場合、ヅラかぶってコスプレしていたかもしれないってこと?! ぶるぶるぶる。
DSの演出家がオギーでよかったっ!! 心の叫び。
オギーだから、とてもオシャレにルパンを使っていたわ。阿呆なヅラや笑止な衣装は使わなかったわ。
と、思うくらいにはとほほな姿が写っていたのよ、ルパンコスプレ@たかこ!!
なにをやってるんだ、たかこ×さいとー。
運動会の悪夢再び?!
天然×ヲタクで好きにやらせると、とんでもないものを作ってしまうってことか?
あ、この×は、受攻とは関係ないですよ。素直に「かける」と読んでください。乗算のことっす。
初日にサバキでもあさりに行こうかと思ってたんだけど、病院に行くことになっちゃったんで叶わず。
初日好きなもんで、ソレをはずしてしまったら、あとはもーいつでもいいや、と、もともとチケットを持っていた日まで待つことにした。
nanakoさんと「一緒に行こうねっ」と約束していた公演だったんだが、彼女が来られなくなってしまい、誠さんに来てもらった。
いやあ、ありがとねー、誠つぁん。一緒に観る人がいて、何倍もたのしめたよー。
と、ゆーのも。
和央ようかライブショー『W-WING-』がはじまるなり。
わたしと誠さんは、身をよじって笑い悶えたのよ。
だって、だってっ。
飛ぶんだよ?!
変な格好したたかちゃんが、ぴゅーんて飛ぶのっ!!
そーいやフライングするとかなんとか、どっかで聞きかじったかもしれないけど、スポーツ新聞の写真で見たよーな気がしたけど、そんなの、すっかり抜け落ちてたし。
飛ぶとは思ってなかったから。
しかも、あんな格好で。
真っ白な王子様衣装は別にいい。
問題は、みょうちくりんな白い布をアタマの上というかカラダの上につけていたこと。
一反もめんというか、マントというか。凧というか。
たこ焼きを焼くとき、型からタネがはみだしたみたいというか。プラモデルを作るときに、枠からパーツを切り離す、その枠というか。
変な喩えしか出てこない。
とにかく、いらないもの。何故あるのかわからないもの。
それが、たかちゃんのアタマやカラダの上にひらひらしていて、それごと、不自然に飛び回っていた。
えーと。
なんだったんですか、あの白い布は。
フライング装置を使うために、必要なのかと思った。『ファントム』や『長崎しぐれ坂』の愛の小舟の運転席みたいに、あると変だし邪魔だけど、ないと動かないから仕方ないの、誰も突っ込まずにスルーしてください、なものかと思った。
でも、2幕でもたかちゃんはフライングするんだけど、そのときはんな変な布はついてなかったから、「装置として必要」なわけではなかったらしい。
「必要だからかっこわるいけどあえてつけていた説」がまちがいなら。
あの布は、なんだったんですか?
あのわけわかんねーかっこわるい布のために、わたしの狭い笑いツボが直撃された。
たかちゃんが飛んでる、だけでもおかしいのに、変な布をひらひらさせているのでさらにさらにおかしくて、腹が痛くなるほど笑った。
ありがたいことに、わたしひとりでなく、誠さんも大爆笑してたんだよなー。
ふたりで折り重なるよーにして、ひぃひぃ笑った。
えー、フライングってのは、なんのためにやるもんなんですかね?
わたしには、あまりその良さがわからなくて。
笑えるけど。……笑わせるために、カラダ張ってギャグやってるとも思えないし。
アレってかっこいいの?
もちろん、サーカスの人とか、アクロバットを専門職としている人たちのフライングは芸として仕事としてたのしめるけど、素人が飛ぶのはなんのためかよくわからない……。
「すげー」とは思うけど、それと同じだけ笑えて仕方ないのだわ……笑わせたくてやっているんじゃなさそうなのがまた、笑えてこまるというか。
なにはともあれ、最初から大爆笑。
周囲もきゃーきゃー言ってるから、ふつーの公演よりは笑いをかみ殺すのがゆるくても大丈夫だったかな。
たかちゃんの登場シーンで笑いこけてしまい、「かっこいー」とか「素敵」とかゆー感覚に乗り遅れてしまったので、そのあと、ライブのノリに慣れるまでに、精神力が必要だった。
前方席はお揃いの服を着たFC軍団が総立ちできゃーきゃーやってるけど、身をふたつに折って爆笑していたため、立つきっかけを見失っちゃったしなー。
おかしくて笑えるんだけど、引いてしまう。……そーゆー感覚。
だってわたし、笑いに来たんじゃないもん!!
笑いたくないのに、爆笑させられたら、引くよお。
最初のノリから立ち直ってないっつーのに、アイドル系振付ダンス、さあみんなで踊ろうゼ!! に突入。
ど、どうしよう。
あたし、ここにいていいのか??
みんなで「W!」「I!」「N!」「G!」て、手振りするのよ。観客も一緒にやらないとマズい雰囲気なのよ。
とっても簡単な、チープな振付。客席と一緒に踊ることが目的で、わざとダサ……いやいや、簡単な振付になっているんだ。
えらいことになってんなあ。
あのみょーなフライングといい、このみょーな振付といい、アイドルのコンサート風を狙ってるわけか??
でもさあ、タカラジェンヌはアイドルじゃないし、ジャニーズでもない。得意分野がチガウから、表面だけ真似てもサム……ゲフンゲフン。
このノリについて行けるかどうか。
それが、すべてを分けると思う。
続く!!
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