凡庸であること。裏切らないこと。@REVUE OF DREAMS
2005年11月2日 タカラヅカ そーいや『REVUE OF DREAMS』の話を一度もしてなかったな。
『JAZZYな妖精たち』のタイトルのインパクトが強すぎて、ショーのタイトルがおぼえられなくて、苦労した。
わたしの周囲も、ショーのタイトルを聞くと一様に答えに躊躇していたよ(笑)。
凡庸なタイトルと、凡庸な内容。
これぞ中村一徳クオリティ。
……誉めてます。誉め言葉ですよ、中村せんせー?
すべてがすべて、問題作でも感動作でもこまります。
息抜きできる「中庸さ」は必要。
タカラヅカらしくて、目新しさはないけど、嫌悪感もない。
いつもの店で、「マスター、いつものやつね」と言っていつもの味を楽しめる。そーゆー安心感があるよな、一徳ショーには。
テンプレ通りの安心さ。ハズさないこと、だけに終始した手堅い作り。
そのなかで、キャラにあったシーンや、なにかしらツボにハマるものさえあれば、観客個人の胸の中でだけ「名作」になることが可能な作品。それが一徳ショー。
たのしみました。
わたしは、大好き。
『ワンダーランド』『ネオ・ヴォヤージュ』と大駄作ショーを続けさまに見せられたあとゆえ、点数が甘くなっている可能性も高いですが(笑)。
白いあさこちゃんとゆーひくんのラヴラヴに、黒いさららんが乱入する、わけわかんねーシーンもたのしみました。
さららんのやりすぎぶりを愛でながら(笑)。
いつもの下手最前列で観たりもしたんで、下手花道にせり上がってくるゆーひくんの美しさを堪能しましたよ。ぷはーっ。
でもいちばん好きなのは、そのあとのブラック軍団なシーンでしょうか。
ゴシック調なレェスと黒のデコラティヴ燕尾の男たちと、ダークに華美な人形のような娘さんたちがエロエロに舞台いっぱいに広がるシーン。
プログラム買ってないんで、どこの、と名前を挙げられないんですがねー。
美しい人たちを、堪能。
そして、かなみちゃんがすげー華やかでいいよなあ。
かなみちゃんってじつは、ダーク路線のが魅力的だったりするんだよな(笑)。
彼女が押し出し満点に女たちを後ろに従えて踊り出すと、血が沸き立つモノを感じるわ。
かっこいーっ。
そのあとの、砂漠のシーンも美しいし。
男たちがかっこよくて、娘たちがきれいで。
あああ、タカラヅカだわ。タカラヅカっていいなあ。じーん。
噂の、越リュウのあさこリフトは、まともに見ることができたのは1回だけでした。
いやその、他に見るところがいろいろあって……ゆーひくんとかゆーひくんとかゆーひくんとか。ひろみちゃんと真咲見てたりとか。
変だなあ、すぐそばなのになあ。なんでこう何度も見損なってしまうんだろう……。もったいない……。
そうそう、ブラック若手6人の銀橋で、ひろみちゃんが本気で「客をオトしにかかっている」ところを目撃しました。
いつもの下手最前列に坐っていたとき。
もんのすげー気合いの入ったセクシーな目で、下手サブセン最前列のお客をねめつけてました。銀橋に膝をついて。
うわー。すげーもん見たー(笑)。
そっかあ、あーゆー目でオトすわけだな。はああ、ひろみちゃんなのに、あーゆーことするんだー。成長したんだねえぇえ。嘆息。
わたしはその「オトすところ」を見ていただけで、ターゲットになっていたわけじゃないんで、とても客観的に、一歩引いて眺めてました。
彼の気合いのすごさに、ごめん、ちと笑ってしまった。微笑ましくて。
そっかあ、アレがひろみちゃん的「セクシーなカオ」なんだー。へー(笑)。
最下手といえば、真咲席ですから。
真咲君は言うまでもないですよ。あの人、最初からすごいエンジンかかってますから。
目線、絨毯爆撃。
全員オレ様のファンにしてやる! ちゅー自信と気合いのブレンドされた「オレってイケてるだろベイベ☆」な目線がガンガンきますよ。
「ベイベ☆」な感じがもー、すごいですね。あはは、ほんとにこいつ、「ヅカ」のスターだよなー(笑)。
真咲とひろみちゃんが絡んでいるとこなんか、カオが似ているせいもあってか、すごいきれーで、背徳感に充ちてますよね。
わたしの苦手な、百合系耽美BLのかほりすらして……(笑)。
アピール度のすごさでいえば、マギーがものすごかった。
『JAZZYな妖精たち』冒頭のショー部分で、マギーてば目の前だったんですがね。
ものすげー笑顔で、絨毯爆撃していきましたよ、あの人。ひとりずつに全員笑いかけていくの。すっげー。
月組さんは大体みなさん、真下の席にも目線をよくくれるんですけどね。
あー、ゆーひさんを「変わった……しょぼん」と思ってしまった理由のひとつに、目線もあったなー。
わたし、長くゆーひファンやってるし、最前列にも毎公演1回くらいは坐ってるけど、ゆーひくんから目線もらったことなんかなかったし。
絶対見てくれない人だった、ゆーひくん。
ところが今回、目線来まくり。
にこにことやわらかな目線が行きも帰りも通っていきますよ、銀橋のたびに。
2階席にもよく目線とばしてるみたいだし。
なんなの? そんなサービスする人じゃなかったじゃん!!
びっくりしたわ。
そうそう、一徳作品らしく、ロケットボーイがいましたねー。
『ラヴィール』のしいちゃんを思い出すわ……「あのきらきらした、かわいい男の子は誰?」とみんなのオペラが上がったなあ。若々しくて、ものすげー下級生なんだと思った。
実際は、それほど下級生ってわけでもなかったんだけど。
立樹遥はあまりに若々しくて、初々しくて。ほんとーに妖精のような男の子だった。
そして今回の、ロケットボーイ。
……最初に見たとき、目を疑った。何故にマギー?
いやその、マギーであることになんの異存もないが。彼のダンスを見られるのはうれしいが。
だけど、驚いた。何故マギー? と。
ロケットボーイってのは、ロケットにまざって違和感のない、かわいこちゃんがやるものだと思っていたから。宙組のカチャがやっているよーな。
新進若手、これからこの子をよろしくね!的な配置というか。
マギーだと、なんというか、若さがチガウというか、貫禄がチガウというか……ムニャムニャ。
でもマギー、考えてみれば、しいちゃんがロケットボーイやったのと同じ学年なのか……ふたりのこの持ち味のちがいというか、若さ初々しさのちがいってのは、いったい……。
あさこちゃんの正当派の美しさとかっこよさ、かなみんの華やかなヒロインぶりに支えられ、とても安心してリラックスしてたのしめる作品だった。
いいなあ。素敵だなあ。
あさこちゃん、歌うまくなってるよねえ? 素敵だわ。
ひさしぶりに、大階段が出てきたとき「ええっ、もう? 終わらないで、終わっちゃ嫌ー」と思えたよ(笑)。
大好きな作品です。
タイトル、おぼえられないけど。
『JAZZYな妖精たち』のタイトルのインパクトが強すぎて、ショーのタイトルがおぼえられなくて、苦労した。
わたしの周囲も、ショーのタイトルを聞くと一様に答えに躊躇していたよ(笑)。
凡庸なタイトルと、凡庸な内容。
これぞ中村一徳クオリティ。
……誉めてます。誉め言葉ですよ、中村せんせー?
すべてがすべて、問題作でも感動作でもこまります。
息抜きできる「中庸さ」は必要。
タカラヅカらしくて、目新しさはないけど、嫌悪感もない。
いつもの店で、「マスター、いつものやつね」と言っていつもの味を楽しめる。そーゆー安心感があるよな、一徳ショーには。
テンプレ通りの安心さ。ハズさないこと、だけに終始した手堅い作り。
そのなかで、キャラにあったシーンや、なにかしらツボにハマるものさえあれば、観客個人の胸の中でだけ「名作」になることが可能な作品。それが一徳ショー。
たのしみました。
わたしは、大好き。
『ワンダーランド』『ネオ・ヴォヤージュ』と大駄作ショーを続けさまに見せられたあとゆえ、点数が甘くなっている可能性も高いですが(笑)。
白いあさこちゃんとゆーひくんのラヴラヴに、黒いさららんが乱入する、わけわかんねーシーンもたのしみました。
さららんのやりすぎぶりを愛でながら(笑)。
いつもの下手最前列で観たりもしたんで、下手花道にせり上がってくるゆーひくんの美しさを堪能しましたよ。ぷはーっ。
でもいちばん好きなのは、そのあとのブラック軍団なシーンでしょうか。
ゴシック調なレェスと黒のデコラティヴ燕尾の男たちと、ダークに華美な人形のような娘さんたちがエロエロに舞台いっぱいに広がるシーン。
プログラム買ってないんで、どこの、と名前を挙げられないんですがねー。
美しい人たちを、堪能。
そして、かなみちゃんがすげー華やかでいいよなあ。
かなみちゃんってじつは、ダーク路線のが魅力的だったりするんだよな(笑)。
彼女が押し出し満点に女たちを後ろに従えて踊り出すと、血が沸き立つモノを感じるわ。
かっこいーっ。
そのあとの、砂漠のシーンも美しいし。
男たちがかっこよくて、娘たちがきれいで。
あああ、タカラヅカだわ。タカラヅカっていいなあ。じーん。
噂の、越リュウのあさこリフトは、まともに見ることができたのは1回だけでした。
いやその、他に見るところがいろいろあって……ゆーひくんとかゆーひくんとかゆーひくんとか。ひろみちゃんと真咲見てたりとか。
変だなあ、すぐそばなのになあ。なんでこう何度も見損なってしまうんだろう……。もったいない……。
そうそう、ブラック若手6人の銀橋で、ひろみちゃんが本気で「客をオトしにかかっている」ところを目撃しました。
いつもの下手最前列に坐っていたとき。
もんのすげー気合いの入ったセクシーな目で、下手サブセン最前列のお客をねめつけてました。銀橋に膝をついて。
うわー。すげーもん見たー(笑)。
そっかあ、あーゆー目でオトすわけだな。はああ、ひろみちゃんなのに、あーゆーことするんだー。成長したんだねえぇえ。嘆息。
わたしはその「オトすところ」を見ていただけで、ターゲットになっていたわけじゃないんで、とても客観的に、一歩引いて眺めてました。
彼の気合いのすごさに、ごめん、ちと笑ってしまった。微笑ましくて。
そっかあ、アレがひろみちゃん的「セクシーなカオ」なんだー。へー(笑)。
最下手といえば、真咲席ですから。
真咲君は言うまでもないですよ。あの人、最初からすごいエンジンかかってますから。
目線、絨毯爆撃。
全員オレ様のファンにしてやる! ちゅー自信と気合いのブレンドされた「オレってイケてるだろベイベ☆」な目線がガンガンきますよ。
「ベイベ☆」な感じがもー、すごいですね。あはは、ほんとにこいつ、「ヅカ」のスターだよなー(笑)。
真咲とひろみちゃんが絡んでいるとこなんか、カオが似ているせいもあってか、すごいきれーで、背徳感に充ちてますよね。
わたしの苦手な、百合系耽美BLのかほりすらして……(笑)。
アピール度のすごさでいえば、マギーがものすごかった。
『JAZZYな妖精たち』冒頭のショー部分で、マギーてば目の前だったんですがね。
ものすげー笑顔で、絨毯爆撃していきましたよ、あの人。ひとりずつに全員笑いかけていくの。すっげー。
月組さんは大体みなさん、真下の席にも目線をよくくれるんですけどね。
あー、ゆーひさんを「変わった……しょぼん」と思ってしまった理由のひとつに、目線もあったなー。
わたし、長くゆーひファンやってるし、最前列にも毎公演1回くらいは坐ってるけど、ゆーひくんから目線もらったことなんかなかったし。
絶対見てくれない人だった、ゆーひくん。
ところが今回、目線来まくり。
にこにことやわらかな目線が行きも帰りも通っていきますよ、銀橋のたびに。
2階席にもよく目線とばしてるみたいだし。
なんなの? そんなサービスする人じゃなかったじゃん!!
びっくりしたわ。
そうそう、一徳作品らしく、ロケットボーイがいましたねー。
『ラヴィール』のしいちゃんを思い出すわ……「あのきらきらした、かわいい男の子は誰?」とみんなのオペラが上がったなあ。若々しくて、ものすげー下級生なんだと思った。
実際は、それほど下級生ってわけでもなかったんだけど。
立樹遥はあまりに若々しくて、初々しくて。ほんとーに妖精のような男の子だった。
そして今回の、ロケットボーイ。
……最初に見たとき、目を疑った。何故にマギー?
いやその、マギーであることになんの異存もないが。彼のダンスを見られるのはうれしいが。
だけど、驚いた。何故マギー? と。
ロケットボーイってのは、ロケットにまざって違和感のない、かわいこちゃんがやるものだと思っていたから。宙組のカチャがやっているよーな。
新進若手、これからこの子をよろしくね!的な配置というか。
マギーだと、なんというか、若さがチガウというか、貫禄がチガウというか……ムニャムニャ。
でもマギー、考えてみれば、しいちゃんがロケットボーイやったのと同じ学年なのか……ふたりのこの持ち味のちがいというか、若さ初々しさのちがいってのは、いったい……。
あさこちゃんの正当派の美しさとかっこよさ、かなみんの華やかなヒロインぶりに支えられ、とても安心してリラックスしてたのしめる作品だった。
いいなあ。素敵だなあ。
あさこちゃん、歌うまくなってるよねえ? 素敵だわ。
ひさしぶりに、大階段が出てきたとき「ええっ、もう? 終わらないで、終わっちゃ嫌ー」と思えたよ(笑)。
大好きな作品です。
タイトル、おぼえられないけど。
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