「タカラヅカ」を観に行こう!@『落陽のパレルモ』『ASIAN WINDS!』
2005年11月4日 タカラヅカ 花組『落陽のパレルモ』『ASIAN WINDS!』初日に行ってきました。
思わずまっつのことだけ語りそーになるんですが、そこはぐっとこらえて(笑)、他のことを書きます。
『落陽のパレルモ』は、ものすげーです。
ハーレクイン極まれり。
すごいよ。
ここまでてんこ盛りなの、昨今観たことないよ!
フジテレビの昼ドラ並です。
「身分違いの恋」ですよ。
お約束ですね。定番ですね。
お嬢様なヒロイン、平民の主人公。
ヒロインには三拍子揃った婚約者アリ。これも定番。
教会で逢い引き。……「逢い引き」という単語が相応しいあたりがすばらしいです。
束の間のしあわせ、ラヴラヴデート。
でもそれは、銃声で引き裂かれる。
なにしろ身分違いですから。
セレブな婚約者が、ふたりの間に割ってはいるわけですよ。お約束。
その次は、夜這いですよ。定番です、お約束です。キター!と叫びましたね、あたしゃ。ここではAA使わない主義なので(笑)、画面が淋しくて残念です。
窓のカーテンがずーっとなびいてるあたり、少女マンガでいいです。
「夜這いキター!」の次は「ベッドで暗転キター!」ですから。
定番ですよ、お約束ですよ。
しかもそのまま、「チュンチュン」とか聞こえてくるんですよ。そして、舞台がだんだん明るくなるわけですよ。
このうえ、「朝チュンキター!」かよ?!
と、うろたえました。
朝チュンは朝チュンだけど、相手がちがって胸を撫で下ろしました。
主役カップルでなく、真の主役カップルの方でした(説明はいずれ)。
夜這い、ベッドで暗転、朝チュンの3コンボですよ。
あたしゃ、椅子から転げ落ちるかもってくらい、大ウケしてました、客席で。
この調子で、恋愛大河ロマンの定番・お約束てんこ盛りに終始するんですよ。
とことんドレス、とことん軍服。
きらきらしい画面に、戦争絡んじゃったりする派手な道具立て。
昼メロやハーレクイン的な、こってり風味恋愛大河ロマン好きな人におすすめ。
てゆーか、タカラヅカはこうでなくちゃ!! な力に充ちてます。
唯一問題があるとすれば。
主人公カップルに、愛がないことでしょうか……。
ははは。
はは、は。
オサ様、またあなたは、そんなふーなんですね……。
脚本や演出では、これでもかと恋愛モノなのに、オサ様、相手役のこと愛してない……。
ヴィットリオ@オサとアンリエッタ@ふーちゃんの間に愛がないので、クライマックスが活きていません。
その前に政治的な事件があって、ニコラ@らんとむたちの物語が派手に爆発するのだけど、そっちの印象を引きずってしまう。
だってオサ様、仲間たちの方を愛してるでしょう、ヒロインより。心の温度がチガウっす。そんなことしてるから、クライマックスが淡々としてしまう。
えーとえーと。
「作品」はタカラヅカ的な、大仰でデコラティヴなコテコテラヴロマンスです。
それだけでも見どころ満載、「タカラヅカを観た!」「タカラヅカで観たかった!」なモノです。
主人公とヒロインのクライマックスはちとテンション低いですが、それが気にならない人には完璧な作品じゃないかと(笑)。
ほんとーなら、愛がだだ漏れの主人公がラヴパワーで力任せに駆けずり回り、愛の絶唱でクライマックスしちゃう作品なんですが。……ニコラたちの反乱の方が派手になってるあたり、オサ様向きの作品ではなかったよーな気がしてます、わたしには。
景子せんせはいい作品つくるけど、なにより「自分の作品が大事」で、生徒の持ち味は無視してしまう人だもんなあ。
それを痛感した。
でも、クオリティ高いです。「タカラヅカはこうでなくっちゃ!」が詰まった作品。植田景子ファンはすぐに劇場へ。
オサ様が相手を愛してないけど愛しているふりで「演技」しているのが気にならない人なら、オサファン的にもOKじゃないかしら。
衣装がかっこいいし、とにかく愛を語りまくっているので。
わたしはちと、もどかしかったです……オサ様頼むよ、相手役を愛してよ……ほろほろ。
愛に壊れているオサ様が好き。『マラケシュ』のイヴェット相手のときとか、オサコンのときとかの。
またしてもナルシーなオサ様に戻っていたので、これこそがオサ様だとわかっていても、さみしかったっす。
公演を重ねれば、また変わっていくのかもしれないから、それに期待しましょう。
ショー『ASIAN WINDS!』は、覚悟していたよりずっとよかったです。
なにしろあたし、『アジアン・サンライズ』大嫌いだったからなー。「エセ民族ショーが観たいわけじゃないの、タカラヅカが観たいの!」と立腹しましたから。
アレをまたやられた日にゃあどうしたもんかと危惧していたので、『ウインズ』がふつーに「タカラヅカ」だったのでほっとしました。
とにかく、芝居もショーも満足。
心置きなくリピートできそーです。
オサ様大好き。ついて行くわ!
まっつ語りはまた改めて(笑)。
最後にひとつだけ。
彩吹真央がはじめて、まっとーに女の子と恋愛してました。
男相手じゃなかったよ(笑)。
相思相愛、ラヴラヴ。
ゆみことあすかの愛が救いだった、『パレルモ』の真の主役カップル。
思わずまっつのことだけ語りそーになるんですが、そこはぐっとこらえて(笑)、他のことを書きます。
『落陽のパレルモ』は、ものすげーです。
ハーレクイン極まれり。
すごいよ。
ここまでてんこ盛りなの、昨今観たことないよ!
フジテレビの昼ドラ並です。
「身分違いの恋」ですよ。
お約束ですね。定番ですね。
お嬢様なヒロイン、平民の主人公。
ヒロインには三拍子揃った婚約者アリ。これも定番。
教会で逢い引き。……「逢い引き」という単語が相応しいあたりがすばらしいです。
束の間のしあわせ、ラヴラヴデート。
でもそれは、銃声で引き裂かれる。
なにしろ身分違いですから。
セレブな婚約者が、ふたりの間に割ってはいるわけですよ。お約束。
その次は、夜這いですよ。定番です、お約束です。キター!と叫びましたね、あたしゃ。ここではAA使わない主義なので(笑)、画面が淋しくて残念です。
窓のカーテンがずーっとなびいてるあたり、少女マンガでいいです。
「夜這いキター!」の次は「ベッドで暗転キター!」ですから。
定番ですよ、お約束ですよ。
しかもそのまま、「チュンチュン」とか聞こえてくるんですよ。そして、舞台がだんだん明るくなるわけですよ。
このうえ、「朝チュンキター!」かよ?!
と、うろたえました。
朝チュンは朝チュンだけど、相手がちがって胸を撫で下ろしました。
主役カップルでなく、真の主役カップルの方でした(説明はいずれ)。
夜這い、ベッドで暗転、朝チュンの3コンボですよ。
あたしゃ、椅子から転げ落ちるかもってくらい、大ウケしてました、客席で。
この調子で、恋愛大河ロマンの定番・お約束てんこ盛りに終始するんですよ。
とことんドレス、とことん軍服。
きらきらしい画面に、戦争絡んじゃったりする派手な道具立て。
昼メロやハーレクイン的な、こってり風味恋愛大河ロマン好きな人におすすめ。
てゆーか、タカラヅカはこうでなくちゃ!! な力に充ちてます。
唯一問題があるとすれば。
主人公カップルに、愛がないことでしょうか……。
ははは。
はは、は。
オサ様、またあなたは、そんなふーなんですね……。
脚本や演出では、これでもかと恋愛モノなのに、オサ様、相手役のこと愛してない……。
ヴィットリオ@オサとアンリエッタ@ふーちゃんの間に愛がないので、クライマックスが活きていません。
その前に政治的な事件があって、ニコラ@らんとむたちの物語が派手に爆発するのだけど、そっちの印象を引きずってしまう。
だってオサ様、仲間たちの方を愛してるでしょう、ヒロインより。心の温度がチガウっす。そんなことしてるから、クライマックスが淡々としてしまう。
えーとえーと。
「作品」はタカラヅカ的な、大仰でデコラティヴなコテコテラヴロマンスです。
それだけでも見どころ満載、「タカラヅカを観た!」「タカラヅカで観たかった!」なモノです。
主人公とヒロインのクライマックスはちとテンション低いですが、それが気にならない人には完璧な作品じゃないかと(笑)。
ほんとーなら、愛がだだ漏れの主人公がラヴパワーで力任せに駆けずり回り、愛の絶唱でクライマックスしちゃう作品なんですが。……ニコラたちの反乱の方が派手になってるあたり、オサ様向きの作品ではなかったよーな気がしてます、わたしには。
景子せんせはいい作品つくるけど、なにより「自分の作品が大事」で、生徒の持ち味は無視してしまう人だもんなあ。
それを痛感した。
でも、クオリティ高いです。「タカラヅカはこうでなくっちゃ!」が詰まった作品。植田景子ファンはすぐに劇場へ。
オサ様が相手を愛してないけど愛しているふりで「演技」しているのが気にならない人なら、オサファン的にもOKじゃないかしら。
衣装がかっこいいし、とにかく愛を語りまくっているので。
わたしはちと、もどかしかったです……オサ様頼むよ、相手役を愛してよ……ほろほろ。
愛に壊れているオサ様が好き。『マラケシュ』のイヴェット相手のときとか、オサコンのときとかの。
またしてもナルシーなオサ様に戻っていたので、これこそがオサ様だとわかっていても、さみしかったっす。
公演を重ねれば、また変わっていくのかもしれないから、それに期待しましょう。
ショー『ASIAN WINDS!』は、覚悟していたよりずっとよかったです。
なにしろあたし、『アジアン・サンライズ』大嫌いだったからなー。「エセ民族ショーが観たいわけじゃないの、タカラヅカが観たいの!」と立腹しましたから。
アレをまたやられた日にゃあどうしたもんかと危惧していたので、『ウインズ』がふつーに「タカラヅカ」だったのでほっとしました。
とにかく、芝居もショーも満足。
心置きなくリピートできそーです。
オサ様大好き。ついて行くわ!
まっつ語りはまた改めて(笑)。
最後にひとつだけ。
彩吹真央がはじめて、まっとーに女の子と恋愛してました。
男相手じゃなかったよ(笑)。
相思相愛、ラヴラヴ。
ゆみことあすかの愛が救いだった、『パレルモ』の真の主役カップル。
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