クールビューティとその片腕。@新人公演『炎にくちづけを』
2005年8月30日 タカラヅカ 七十萌え。
今さらでなんですが、新人公演『炎にくちづけを』の話。
そろそろ検索の数も減ってきたし、需要がなくなったころにまったりと書きはじめてみる(笑)。
本公の『炎にくちづけを』には、あまり萌えがありません。
初見ではまったくなかった。
2回目からは、ちと萌えた。本公は全部で5回観るんで、小さな声で萌えておく予定(笑)。
しかし新公は、ものすげー萌えた。
声を大にして言いたい。
美貌の冷徹悪役伯爵と、その片腕の美丈夫萌え!!
わっちゃー、やってくれましたよ、七帆ひかる!! なんなの、なんなのよ、その美貌はっ!!
美しいのなんのって。
ルーナ伯爵が出てくるたびに釘付けですよ。
七帆くんはもともと表情に乏しいから、クールな役をやるとさらに足りなくならないかしら、なんて危惧をぶっ飛ばしてくれた。
美しい。
表情が乏しいとか足りないとかまで、気が回らない。
その美貌を眺めるだけで幸福。
なにしろクールな役ですから。無表情が映える映える。
そして、確実な歌唱力。
安心して観てられた。
その美しすぎる伯爵の横には、ダンディヒゲの大男@十輝いりす!!
伯爵の片腕ですよ。
伯爵を敬愛し、絶対服従ですよ。
伯爵の父親に仕えていた、親子ほども年の違うNo.2ですよ。
美しすぎる七帆の命令に黙々と従う、巨大なダンディいりす!!
なんなの、このキャスティング。この並び。
どこのBL?! てな出来過ぎ設定なんですけどっ。
七と十が並んでるだけで、血圧が上がったわ。
いりすが新公主役できなかったことを、とてもとても惜しんでいる。
たしかに歌はアレだが、なにより彼には、華と美貌がある。
てっきり彼も一度は新公主役できると思っていたよ。トップになれるかどうかは微妙だろうけど、ここですっぱり脇にするには惜しいキャラだから。
なのに、最後の新公も主役は取れず。
いりすよりはるかに地味な七帆が2回も主役したのにね。タカラヅカってやっぱわかんないなー。そりゃ歌唱力は比べるまでもないけどさー。いや、わたしは七帆くん好きだから、彼が主役してくれたのはうれしいのだけど。
ここまで完璧にいりすが路線外確定なのが、予想外だったの。
……とまあ、人事に対して首をかしげていたりはしたけども。
それを置いといて。
七十萌え。
よくぞよくぞ、このふたりをこの役で並べてくれましたっ。
萌えがあると、一気にたのしくなるんだよ、この重すぎる芝居も。
……どっちが受かは、悩むところですが……。
腐女子語りはこのへんにして。
主役マンリーコ@和くんは、納得の美しさでした。
ただ、歌はものすごかった(笑)。最初のウチは手に汗握ったわ。でも、物語が進むと気にならなくなる。
2500人劇場ではもったい顔だよなあ。生で観るより、オペラグラスでアップで見た方がきれいなんだもの。それって、いいことなのかどうか……。
ヒロインのレオノーラ@まちゃみは、……あ、あれ?
わたし、今回の配役ものすげー期待してたのね。『Le Petit Jardin』でまちゃみの美しさに感動したんで、さぞや美しいレオノーラを見られるだろうと。
変だな……なんでだろう……あんましきれいぢゃない……。
他は手堅く及第点だと思うんだけど。見た目のあか抜けなさはなんなんだろう。ヒロイン度が低かった。
アズチューナ@たっちんは、お見事。ひとり桁違いの歌唱力。
『Le Petit Jardin』のときも感じたけど、ほんとに歌が饒舌だよね。歌っているときがいちばん情感豊か。
だからこそ、ふつーに喋っているときと、歌っているときの差に違和感がある。
ふつーの演技部分が、歌唱力のレベルにまで達していないよーな? 喋っているときはふつーなのに、歌になるとものすごい、てのは。
もちろん演技もふつうに新公の中ではうまいと思うから、歌がうますぎてバランス崩してるのかなー。
ミュージカルとして、ふつうの喋りが盛り上がって歌になる、というなめらかさがなかった気がして、あちこち気になった。とにかく歌の力が前面に出過ぎていて。
演技はこれからもっとうまくなるんだろうから、今はこれでいいんだよね。
パリア@ちぎくんは、いい加減タニちゃんの役から卒業させてやってほしい……。持ち味がかぶるだけに、えんえんタニちゃんの役だと彼の成長を遅くさせてしまうんじゃないかと、老婆心。
タニちゃんのコピーには見えなかった。でもなんか、印象がかぶる。新公だから、というより、キャラの方向性ゆえか。
ああそしてそして、なんといっても暁郷!!
たのしみにしてましたよ。
なんの役やるのか、そもそも役があるのかも知らずにいたんだけどさ。
冒頭の「20年前」の昔話のシーンで、いきなり歌い出すから、びっくりした。
ソロのある家臣役だったのね。
うわ、あたし、GOの歌声、はじめて聴いた。
文化祭で聴いてるはずだが、すでに記憶にないし(笑)。
最初の第1音だけ、やけに大きくなかった?
声でかすぎて、マイクしぼられた?(笑)
ふつーにうまかったよね? ね? わたしの欲目じゃないよね?
あとは立ち位置も微妙で、大体本公とどうチガウの?ってくらい後ろにばっかいるんだけど、人数少ない分よく見える。
濃い。誰が見ていようといまいと関係なく、めちゃくちゃ濃い演技してる(笑)。
いーなー。
しかしGOよ。あの髪型はいったいなんなんだ? ブロッコリー? 洗い物用のスポンジ? なんとも愉快にカチッと固めていた(笑)。
新公だけど、人数少ないけど、それでもアンサンブルが負けてないのがうれしい。
みんな歌うまいなー。きれーだなー。がんばってるなー。
最後の挨拶がまた、見物だった。
なにしろマンリーコは大がかりなセットの上で幕が下りるので。
終わったあとすぐには挨拶ができない。
つーことで、まちゃみを長とする研7生が幕前に並んでまずご挨拶。そののち他の生徒たちも現れ、全員で主役の和くんを迎える、ということに。
テーマ曲の「あ〜なたが生きている〜♪」の壮大な生演奏にのって幕が開き、巨大な翼だけになった舞台に、和くんがひとり立っている。
トップスターよりすげえ演出だよ(笑)。
これだけでも感動してしまった。
あ、最後に。
音乃いづみ、こわすぎ(笑)。
すばらしい修道院長でした。『ステラマリス』に続いて、またしてもこんなものすげー役……。
今さらでなんですが、新人公演『炎にくちづけを』の話。
そろそろ検索の数も減ってきたし、需要がなくなったころにまったりと書きはじめてみる(笑)。
本公の『炎にくちづけを』には、あまり萌えがありません。
初見ではまったくなかった。
2回目からは、ちと萌えた。本公は全部で5回観るんで、小さな声で萌えておく予定(笑)。
しかし新公は、ものすげー萌えた。
声を大にして言いたい。
美貌の冷徹悪役伯爵と、その片腕の美丈夫萌え!!
わっちゃー、やってくれましたよ、七帆ひかる!! なんなの、なんなのよ、その美貌はっ!!
美しいのなんのって。
ルーナ伯爵が出てくるたびに釘付けですよ。
七帆くんはもともと表情に乏しいから、クールな役をやるとさらに足りなくならないかしら、なんて危惧をぶっ飛ばしてくれた。
美しい。
表情が乏しいとか足りないとかまで、気が回らない。
その美貌を眺めるだけで幸福。
なにしろクールな役ですから。無表情が映える映える。
そして、確実な歌唱力。
安心して観てられた。
その美しすぎる伯爵の横には、ダンディヒゲの大男@十輝いりす!!
伯爵の片腕ですよ。
伯爵を敬愛し、絶対服従ですよ。
伯爵の父親に仕えていた、親子ほども年の違うNo.2ですよ。
美しすぎる七帆の命令に黙々と従う、巨大なダンディいりす!!
なんなの、このキャスティング。この並び。
どこのBL?! てな出来過ぎ設定なんですけどっ。
七と十が並んでるだけで、血圧が上がったわ。
いりすが新公主役できなかったことを、とてもとても惜しんでいる。
たしかに歌はアレだが、なにより彼には、華と美貌がある。
てっきり彼も一度は新公主役できると思っていたよ。トップになれるかどうかは微妙だろうけど、ここですっぱり脇にするには惜しいキャラだから。
なのに、最後の新公も主役は取れず。
いりすよりはるかに地味な七帆が2回も主役したのにね。タカラヅカってやっぱわかんないなー。そりゃ歌唱力は比べるまでもないけどさー。いや、わたしは七帆くん好きだから、彼が主役してくれたのはうれしいのだけど。
ここまで完璧にいりすが路線外確定なのが、予想外だったの。
……とまあ、人事に対して首をかしげていたりはしたけども。
それを置いといて。
七十萌え。
よくぞよくぞ、このふたりをこの役で並べてくれましたっ。
萌えがあると、一気にたのしくなるんだよ、この重すぎる芝居も。
……どっちが受かは、悩むところですが……。
腐女子語りはこのへんにして。
主役マンリーコ@和くんは、納得の美しさでした。
ただ、歌はものすごかった(笑)。最初のウチは手に汗握ったわ。でも、物語が進むと気にならなくなる。
2500人劇場ではもったい顔だよなあ。生で観るより、オペラグラスでアップで見た方がきれいなんだもの。それって、いいことなのかどうか……。
ヒロインのレオノーラ@まちゃみは、……あ、あれ?
わたし、今回の配役ものすげー期待してたのね。『Le Petit Jardin』でまちゃみの美しさに感動したんで、さぞや美しいレオノーラを見られるだろうと。
変だな……なんでだろう……あんましきれいぢゃない……。
他は手堅く及第点だと思うんだけど。見た目のあか抜けなさはなんなんだろう。ヒロイン度が低かった。
アズチューナ@たっちんは、お見事。ひとり桁違いの歌唱力。
『Le Petit Jardin』のときも感じたけど、ほんとに歌が饒舌だよね。歌っているときがいちばん情感豊か。
だからこそ、ふつーに喋っているときと、歌っているときの差に違和感がある。
ふつーの演技部分が、歌唱力のレベルにまで達していないよーな? 喋っているときはふつーなのに、歌になるとものすごい、てのは。
もちろん演技もふつうに新公の中ではうまいと思うから、歌がうますぎてバランス崩してるのかなー。
ミュージカルとして、ふつうの喋りが盛り上がって歌になる、というなめらかさがなかった気がして、あちこち気になった。とにかく歌の力が前面に出過ぎていて。
演技はこれからもっとうまくなるんだろうから、今はこれでいいんだよね。
パリア@ちぎくんは、いい加減タニちゃんの役から卒業させてやってほしい……。持ち味がかぶるだけに、えんえんタニちゃんの役だと彼の成長を遅くさせてしまうんじゃないかと、老婆心。
タニちゃんのコピーには見えなかった。でもなんか、印象がかぶる。新公だから、というより、キャラの方向性ゆえか。
ああそしてそして、なんといっても暁郷!!
たのしみにしてましたよ。
なんの役やるのか、そもそも役があるのかも知らずにいたんだけどさ。
冒頭の「20年前」の昔話のシーンで、いきなり歌い出すから、びっくりした。
ソロのある家臣役だったのね。
うわ、あたし、GOの歌声、はじめて聴いた。
文化祭で聴いてるはずだが、すでに記憶にないし(笑)。
最初の第1音だけ、やけに大きくなかった?
声でかすぎて、マイクしぼられた?(笑)
ふつーにうまかったよね? ね? わたしの欲目じゃないよね?
あとは立ち位置も微妙で、大体本公とどうチガウの?ってくらい後ろにばっかいるんだけど、人数少ない分よく見える。
濃い。誰が見ていようといまいと関係なく、めちゃくちゃ濃い演技してる(笑)。
いーなー。
しかしGOよ。あの髪型はいったいなんなんだ? ブロッコリー? 洗い物用のスポンジ? なんとも愉快にカチッと固めていた(笑)。
新公だけど、人数少ないけど、それでもアンサンブルが負けてないのがうれしい。
みんな歌うまいなー。きれーだなー。がんばってるなー。
最後の挨拶がまた、見物だった。
なにしろマンリーコは大がかりなセットの上で幕が下りるので。
終わったあとすぐには挨拶ができない。
つーことで、まちゃみを長とする研7生が幕前に並んでまずご挨拶。そののち他の生徒たちも現れ、全員で主役の和くんを迎える、ということに。
テーマ曲の「あ〜なたが生きている〜♪」の壮大な生演奏にのって幕が開き、巨大な翼だけになった舞台に、和くんがひとり立っている。
トップスターよりすげえ演出だよ(笑)。
これだけでも感動してしまった。
あ、最後に。
音乃いづみ、こわすぎ(笑)。
すばらしい修道院長でした。『ステラマリス』に続いて、またしてもこんなものすげー役……。
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