大好き。がいっぱい。@星組東宝千秋楽。
2005年8月19日 タカラヅカ わたしは、湖月わたる氏の個人的なファンじゃない。
だけど、べーべー泣きながら思った。
星組東宝公演千秋楽、『ソウル・オブ・シバ!』のフィナーレ、大階段の中央に立つ湖月わたる氏を見て。
大好き、大好き、大好き。
組子みんなが迎える舞台に、ワタさんが現れたそのときに。
心から思ったの。
大好き。
……ごめん、kineさん。いや、なんとなく、謝ってみる。
千秋楽の公演は特別で、どう特別になるのかというと、やはりそれは観ている者次第なんだなと思う。
わたしが勝手に思い入れるから、特別なんだ。
他の人には他の特別があって、わたしとはチガウ。
みんなみんな、別の想いで別のものを視る。
東宝千秋楽までかかって、わたしは大嫌いだった『長崎しぐれ坂』での萌え方を開眼したし(笑)、ショーでの萌えも確立した(笑)。
純粋にたのしんだ。
今日は特別。
とっておきの日。
特別だから、たのしむんだ。
かなしむんじゃなくて、とことんたのしい日にするの。
あとから思いだして、しあわせなしあわせな記憶となるように。
アドリブに笑ったり、いっぱい拍手したりして。
「お布団ぽんぽん」はさすがになかったねええ。やりすぎだって、わかってたからかな。ムラ楽は映像に残らないけど、東宝楽は残るからやらないだろうとは思ってたけど。
開眼していたわたし(笑)には、やっぱり「シャレにならねえ」事態だったと思うよ、「お布団ぽんぽん」は。
わたし的にやって欲しかったアドリブは、芝居ラストの「愛の小舟」で。
腕の中の伊佐次の、額にかかる髪を、卯之助にやさしく払いのけてほしかった。
わはははは。
これぞまさに「愛の小舟」!!
「お布団ぽんぽん」より、ある意味シャレにならねーが、直接的でない分アリかと(笑)。
檀ちゃん関係では、楽よりも前楽のアドリブの方が好きだった。
『ソウル・オブ・シバ!』で、レークがレディ・ダイスに花を渡した。最初の、薄汚れた靴磨きの若者が、大スターに。
物語が進み、人は流れ、変わってしまって。
最後のデュエットダンスで、レディ・ダイスは髪に花を一輪さしていた。
レークが贈った花。
ふたりが出会った、最初の花を。
別れのときに、身につけていた。
この物語の深さはどうだろう。どんな想いがあって女は旅立ち、男は見送るのか。
このデュエットダンスが大好きだった。
檀ちゃんが美しいドレス姿である以上に、トレンチコートとソフト帽姿だというのが。
檀れいというひとりの女優に相応しい姿だと思った。
最後の「お祭り」である千秋楽では、レークは花を渡さない。場内大爆笑となる、明るいアドリブに変わっている。いつもレークに出し抜かれていた恵斗くんがレークに勝利し、はじめてダイスと握手するんだ。
よかったね、恵斗くん。晴れの舞台。最後の舞台。
ホストダンスのピルエットも、以前ほどオットットッになってなかったよね(笑)。
とにかくわたしは、たのしんでいたよ。
いっぱい笑って、ご機嫌だった。
なのにね。
ワタ檀デュエットダンスで泣いていたのはまあいいとして、最後の最後、大階段に立つワタさんで大泣きするとは、思ってなかった。
ワタさんが、そして、ワタさんがトップスターとして真ん中に立つこの空間が、時間が、星組が、大好きなんだ。
湖月わたるが好きだよ。心から。
少なくとも、今この一瞬。(こらこら、一瞬とか言うな)
檀ちゃんサヨナラショーは、ムラと一緒。
わかっているから安心して観られた。次はあの曲。次は誰が出てどの曲。
わかっていても、最後の曲には持って行かれるんですが。
檀れいという女性、そして、彼女を好きだと思う、わたし自身のことをも、今、顧みられているような。
そんな衝撃が胸に落ちてくる。
トレンチコートの似合う、大人の女。
美しくてかわいくて、でも一筋縄ではいかないなにかを秘めた人。
ありがとう、檀ちゃん。
あなたを好きでいられてうれしい。
だって、最初から好きだったわけじゃないもの。
月組のころは、正直辟易していたこともあった。あまりに下手で、芝居を壊されるのが不快だった。
でも、そんな気持ちをも覆してくれた。
好きでうれしい。
別れがかなしいことが、こんなにうれしい。
終演後のパレード、やっぱりまた、追いかけちゃった。
檀ちゃんが袴姿で歩いていくのを、人混みの後ろから追いかけた。
少しでも、長く見送りたくて。
振り返れば、今回はkineさんもいる。一緒に走ってる。
そうだ、追いかけよう。大好きなんだから。
きちんと見送ろう。大好きなんだから。
最後まで、オトコマエでかっこよくて、素敵な女性だった。
退団者を見送ったあとも、そのままそこにいた。
ワタさんはじめ、星組のみんなを見送るために。
ありがとうの気持ちで。
大好きはうれしい。
そう思うたびに、しあわせになる。
大好きが充ちている空間もまた、わたしを幸福にする。
みんなみんな、自分ではない、自分の身内でもない誰かを好きで、そしてこうしてるんだよね。
メールを打つのにも忙しい。
ひとりじゃないっていいよなあ。
このあとはHOTEL DOLLYで打ち上げだよ、集まって!
パクちゃんとは残念ながら挨拶だけでお別れ、ジュンタさんは半分拉致?みたいな勢いでHOTEL DOLLYへ連行、打ち上げに参加。
あとはいつものメンバー。
みんなでスカステの檀ちゃんDSを見ながら乾杯!
そうそう、最近のHOTEL DOLLYは食事付きなんですよ、みなさん! ドリーさんが、お料理作ってくれるのー。きゃー!!
せっかくの檀ちゃんDAYなのに、何故か最後はみんなで『さすらいの果てに』(主演・壮一帆)を見て爆笑につぐ爆笑で終わってしまったし。おそるべし、『お笑いの果てに』!!
壮くんきれいだし、歌もダンスも及第点なのになー。作品にめぐまれなくて、気の毒だ。
帰りの電車の中で、ジュンタさんが「打ち上げに誘ってくれてありがとう」と言ってくれたけど。
ソレ、わたしの功績じゃないっすよ。ぜんぜん。
ドリーさんの、懐の深さゆえなの。
彼女が「誰を呼んでもいいですよ。飛び入りでもなんでも、ちゃんと用意しておきますから」って言ってくれたから。
お客様を「もてなす」ことができる人って、いいなと思う。
わたしはいつも、ドリーさんの寛大さに感謝している。
HOTEL DOLLYって、ふざけて言うけど、ほんとにほんとに、すごいことだと思ってる。
心地よい場所だと思わせてくれる、その努力や心遣いに感動。
今回も、とってもお世話になりました。
ありがとう、すごくたのしかった。
「わたしの夢は、お金持ちになってムラにマンションを買って、HOTEL DOLLYムラ版を作ること!」
と言ったら、kineさんに「たくさん夢があるんですね(笑)」と言われてしまった。
そーよ、夢は山ほどあるわ。そのうちのひとつがソレよ。いやあ、叶いそうにない夢ばかり見てるけどさー。
わたしも、ひとをもてなせる人になりたいの。
大好き。を、分かち合える人に、なりたいよ。
だけど、べーべー泣きながら思った。
星組東宝公演千秋楽、『ソウル・オブ・シバ!』のフィナーレ、大階段の中央に立つ湖月わたる氏を見て。
大好き、大好き、大好き。
組子みんなが迎える舞台に、ワタさんが現れたそのときに。
心から思ったの。
大好き。
……ごめん、kineさん。いや、なんとなく、謝ってみる。
千秋楽の公演は特別で、どう特別になるのかというと、やはりそれは観ている者次第なんだなと思う。
わたしが勝手に思い入れるから、特別なんだ。
他の人には他の特別があって、わたしとはチガウ。
みんなみんな、別の想いで別のものを視る。
東宝千秋楽までかかって、わたしは大嫌いだった『長崎しぐれ坂』での萌え方を開眼したし(笑)、ショーでの萌えも確立した(笑)。
純粋にたのしんだ。
今日は特別。
とっておきの日。
特別だから、たのしむんだ。
かなしむんじゃなくて、とことんたのしい日にするの。
あとから思いだして、しあわせなしあわせな記憶となるように。
アドリブに笑ったり、いっぱい拍手したりして。
「お布団ぽんぽん」はさすがになかったねええ。やりすぎだって、わかってたからかな。ムラ楽は映像に残らないけど、東宝楽は残るからやらないだろうとは思ってたけど。
開眼していたわたし(笑)には、やっぱり「シャレにならねえ」事態だったと思うよ、「お布団ぽんぽん」は。
わたし的にやって欲しかったアドリブは、芝居ラストの「愛の小舟」で。
腕の中の伊佐次の、額にかかる髪を、卯之助にやさしく払いのけてほしかった。
わはははは。
これぞまさに「愛の小舟」!!
「お布団ぽんぽん」より、ある意味シャレにならねーが、直接的でない分アリかと(笑)。
檀ちゃん関係では、楽よりも前楽のアドリブの方が好きだった。
『ソウル・オブ・シバ!』で、レークがレディ・ダイスに花を渡した。最初の、薄汚れた靴磨きの若者が、大スターに。
物語が進み、人は流れ、変わってしまって。
最後のデュエットダンスで、レディ・ダイスは髪に花を一輪さしていた。
レークが贈った花。
ふたりが出会った、最初の花を。
別れのときに、身につけていた。
この物語の深さはどうだろう。どんな想いがあって女は旅立ち、男は見送るのか。
このデュエットダンスが大好きだった。
檀ちゃんが美しいドレス姿である以上に、トレンチコートとソフト帽姿だというのが。
檀れいというひとりの女優に相応しい姿だと思った。
最後の「お祭り」である千秋楽では、レークは花を渡さない。場内大爆笑となる、明るいアドリブに変わっている。いつもレークに出し抜かれていた恵斗くんがレークに勝利し、はじめてダイスと握手するんだ。
よかったね、恵斗くん。晴れの舞台。最後の舞台。
ホストダンスのピルエットも、以前ほどオットットッになってなかったよね(笑)。
とにかくわたしは、たのしんでいたよ。
いっぱい笑って、ご機嫌だった。
なのにね。
ワタ檀デュエットダンスで泣いていたのはまあいいとして、最後の最後、大階段に立つワタさんで大泣きするとは、思ってなかった。
ワタさんが、そして、ワタさんがトップスターとして真ん中に立つこの空間が、時間が、星組が、大好きなんだ。
湖月わたるが好きだよ。心から。
少なくとも、今この一瞬。(こらこら、一瞬とか言うな)
檀ちゃんサヨナラショーは、ムラと一緒。
わかっているから安心して観られた。次はあの曲。次は誰が出てどの曲。
わかっていても、最後の曲には持って行かれるんですが。
檀れいという女性、そして、彼女を好きだと思う、わたし自身のことをも、今、顧みられているような。
そんな衝撃が胸に落ちてくる。
トレンチコートの似合う、大人の女。
美しくてかわいくて、でも一筋縄ではいかないなにかを秘めた人。
ありがとう、檀ちゃん。
あなたを好きでいられてうれしい。
だって、最初から好きだったわけじゃないもの。
月組のころは、正直辟易していたこともあった。あまりに下手で、芝居を壊されるのが不快だった。
でも、そんな気持ちをも覆してくれた。
好きでうれしい。
別れがかなしいことが、こんなにうれしい。
終演後のパレード、やっぱりまた、追いかけちゃった。
檀ちゃんが袴姿で歩いていくのを、人混みの後ろから追いかけた。
少しでも、長く見送りたくて。
振り返れば、今回はkineさんもいる。一緒に走ってる。
そうだ、追いかけよう。大好きなんだから。
きちんと見送ろう。大好きなんだから。
最後まで、オトコマエでかっこよくて、素敵な女性だった。
退団者を見送ったあとも、そのままそこにいた。
ワタさんはじめ、星組のみんなを見送るために。
ありがとうの気持ちで。
大好きはうれしい。
そう思うたびに、しあわせになる。
大好きが充ちている空間もまた、わたしを幸福にする。
みんなみんな、自分ではない、自分の身内でもない誰かを好きで、そしてこうしてるんだよね。
メールを打つのにも忙しい。
ひとりじゃないっていいよなあ。
このあとはHOTEL DOLLYで打ち上げだよ、集まって!
パクちゃんとは残念ながら挨拶だけでお別れ、ジュンタさんは半分拉致?みたいな勢いでHOTEL DOLLYへ連行、打ち上げに参加。
あとはいつものメンバー。
みんなでスカステの檀ちゃんDSを見ながら乾杯!
そうそう、最近のHOTEL DOLLYは食事付きなんですよ、みなさん! ドリーさんが、お料理作ってくれるのー。きゃー!!
せっかくの檀ちゃんDAYなのに、何故か最後はみんなで『さすらいの果てに』(主演・壮一帆)を見て爆笑につぐ爆笑で終わってしまったし。おそるべし、『お笑いの果てに』!!
壮くんきれいだし、歌もダンスも及第点なのになー。作品にめぐまれなくて、気の毒だ。
帰りの電車の中で、ジュンタさんが「打ち上げに誘ってくれてありがとう」と言ってくれたけど。
ソレ、わたしの功績じゃないっすよ。ぜんぜん。
ドリーさんの、懐の深さゆえなの。
彼女が「誰を呼んでもいいですよ。飛び入りでもなんでも、ちゃんと用意しておきますから」って言ってくれたから。
お客様を「もてなす」ことができる人って、いいなと思う。
わたしはいつも、ドリーさんの寛大さに感謝している。
HOTEL DOLLYって、ふざけて言うけど、ほんとにほんとに、すごいことだと思ってる。
心地よい場所だと思わせてくれる、その努力や心遣いに感動。
今回も、とってもお世話になりました。
ありがとう、すごくたのしかった。
「わたしの夢は、お金持ちになってムラにマンションを買って、HOTEL DOLLYムラ版を作ること!」
と言ったら、kineさんに「たくさん夢があるんですね(笑)」と言われてしまった。
そーよ、夢は山ほどあるわ。そのうちのひとつがソレよ。いやあ、叶いそうにない夢ばかり見てるけどさー。
わたしも、ひとをもてなせる人になりたいの。
大好き。を、分かち合える人に、なりたいよ。
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