最近のわたしには、やほひの神が憑いてらっさるのかしら。
 次々と啓示が下りましてよ。

 コミケ帰りに『ソウル・オブ・シバ!』を観て、

「わたしに相方さえいれば、レーク×オーキッドで同人誌出せるわ!!」

 と、叫んじゃいましたよ。

 文章を書くのは好きだが、それをまとめて本にするだとか、それを管理するだとか売るだとかは苦手なのよ。向いてないのよ。自分のサイトすら作れず、こーやって日記サイトでテキスト打つだけしかできないヤツだもん。
 第一、萌えを共有してきゃーきゃー盛り上がりながら作りたいもんな、同人誌って。

 星担のみなさま方、kineさん、ドリーさん、サトリちゃんの賛同はカケラもいただけませんでした。
 わたしは孤独だ。

 
 さてそのレーク×オーキッドですが。
 語りましょう、萌えどころを。

「日記で書けばいいじゃないですか。広い世界にはひとりぐらい、緑野さんと同じ感性の人もいるかもしれませんよ」(棒読み)

 と、kineさんも勧めてくれたことだしなっ。

 
 ダンシング・スターを夢見る青年、レーク。
 びんぼーだけど、ガッツと才能はありますぜ。

 彼は大スターのレディ・ダイスにあこがれている。も、めろめろ。

 劇場の裏で靴磨きをしているのは、レディ・ダイスの出待ち(笑)をしたいとゆー気持ちからだろう。「タカラヅカで働きたい! そしたら花の道でスターさんに会えるかも」のヅカファンと同じ思考回路。
 だってどう考えても、靴磨き程度じゃなんの足しにもならんもんな。

 夢を叶えるには、金が要る。
 芸事はとくに。
 レークは自分が男前でセックスアピールがあることを承知している。それくらいの神経がなきゃ、芸能人になろうなんて思わないさ。
 美貌を利用して手っ取り早く金を稼ぐならば、とーぜん水商売。
 レークくんはナンバーワン・ホストですよ、もちろん。
 自分に夢中なおばさま方から、いっぱいおこずかいいただいちゃってますよ。

 ホストのしたたかさと、一途に夢を追う純粋さ。
 それをなんの齟齬もなく持ち合わせているのが、レークの魅力。

 さて。
 しがない靴磨きをしているときに、楽屋から出てきたレディ・ダイスにどさくさまぎれで握手をしてもらった。
 舞い上がるレーク。
 そこへ、ご指名が入る。
 キザな黒タキ男が、靴を磨けと命令している。
 レークがレディ・ダイスに舞い上がっている様を見ていたからこそのご指名っぽい。
 そのうさんくさい二枚目は、プロデューサーのオーキッド。「ダイスのサインをあげようか」みたいなテキトーなことを言ってレークの純情をたのしそーに眺めている。
 レークに靴を磨かせたのも、話しかけたのも、みんなただの気まぐれっぽい。
 だけどレークは大喜び。
 得意のダンスを披露して、すっかりオーキッドに気に入られた。
 オーキッドの推薦で、ダンスのレッスンを受けられることになった。

 あくまでも、レークの執心は美女レディ・ダイス。彼女にあこがれているから、すべてははじまった。
 オーキッドのことは「親切なプロデューサー」程度でしかない。
 しかし。

 レークの働いている店に、レディ・ダイスが現れた。客として。
 どっから見てもギャング! とゆー、わかりやすいギャングのスタンにエスコートされて。

 もしもレディ・ダイスへの気持ちがほんとーに「恋」ならば、動揺するはずだ。
 でもレークは平静そのもの。レディ・ダイスが隣のテーブルにいるというのに、平気で客のおばさま方に「営業」をしてきゃーきゃー言わせている。
 ショータイムには色っぽく彼女の横で踊って見せたりもしている。

 仕事は仕事、と割り切っているのかしら。
 客であるレディ・ダイスには、一切関心を示してはいけない、それがプロ。ってこと?

 それならそれはアリだと思う。
 女にめろめろで公私混同当然、という男よりはかっこいい。

 このとき店にはもうひとり、レークの知り合いが来ていた。
 オーキッドだ。
 レークはオーキッドのテーブルには行ってないので、彼が来ていたことを知っていたかどうかはわからない。受け持ちがチガウみたいだな。レークの受け持ちは、センターの高そうなテーブル。端の安い席は新人ホストの受け持ち(笑)。

 オーキッドは、レディ・ダイスを愛していた。
 こちらは相当本気、高温っぽい。
 レディ・ダイスにギャングのパトロンがいることが許せない。この日もふたりのあとをつけてこの店にやってきた。

 ギャングのスタンが席を外した隙に、オーキッドはダイスに言い寄る。
 困惑するダイス。情熱のオーキッド。
 そこへ戻ってきたスタン。とーぜんてめえの女に言い寄る男をぶん殴るわな。

 あこがれのレディ・ダイスを前にしても、プロのホストとして表情ひとつ崩さなかった男レークが。

 オーキッドを助けるために、客に殴りかかるわけですよ。

 レークが助けたのはダイスじゃなく、オーキッド。
 ダイスには無反応。オーキッドのことは身体を張って守る。

 これって、どうよ?
 どう説明するの。愛以外にないだろ?

 文字数足りないから、続く。


コメント

日記内を検索