真ん中でこそ輝く光。@Ernest in Love
2005年7月11日 タカラヅカ 以前、kineさんと話した。
「テリィがハマるのって、誰だろ?」
テリィ−−テリュース・G・グランチェスター、イギリスのグランチェスター公爵の嫡男。母親はエレノア・ベーカー、アメリカ人のトップ女優。母譲りの美貌と、名門貴族ゆえの気品を持つ青年。されど、母を捨てた父への反発、加えて母に捨てられたという孤独感からちょいと不良生活。
最終的には、貴族であることと父を捨て、アメリカへ渡って俳優になる。
同世代の女性なら誰もが知っている少女コミック『キャンディ・キャンディ』のヒーローですわ。
『キャンディ』は早い話が逆ハーもので、とりたてて美人ってわけでもない主人公キャンディの周りに、いろーんなタイプのいい男が次々現れ、もれなく全員が主人公に惚れるという、わっかりやすい関係図がある物語。
さまざまな美形男たちのなか、不動の人気を誇るのがこのテリィことテリュースくん。
ちょっと不良っぽいハンサムで、口が悪くてわがままで強引。でもほんとうはやさしくて、つらい過去があって、秘密があって、貴族様で超お金持ちで、そのくせそれらを全部捨てて夢に生きて、演技の天才で、俳優として実力で名声と富を手に入れるの。
よくぞここまでッ、ってくらい、ヲトメたちの夢をひとりにまとめあげたキャラクタ。
女性向けダーリンキャラはいろいろあれど、テリィはそのひな形と言っていいくらい、完璧な造形をしている。
このテリィ役が、ぴたりとハマる持ち味の男こそが、トップスターに相応しい男だろう。
という話をしていたんだ。
女性が本能的に好きなタイプの男。
マニアとか趣味とかを超えて、不特定多数がふつーに好意を持つタイプの男。
「あさこちゃんとか」
そう。
最初に浮かんだのは、あさこだ。
あさこなら、テリィまんまイケる。
悪ぶったハンサム。ちょっとやんちゃ。純粋な心をその奥に隠している。強引に抱き寄せたり、無理矢理キスしたり。でも、時折見せる少年ぽい笑顔や、さみしそうな横顔にきゅんとくる。……みたいな。
テリィが似合う人は、トップ向きの資質を持つ。
わたしはあさこちゃんを「俺様」と思ったことも、「黒い役が似合う」と思ったことも、一度もない。
真っ白な貴公子、まっとーなヒーロータイプだと思っていた。
ただ、一般的に女性は「俺様」や「黒い役」の方が好きだから、あえてそういうイメージで売るんだな、と納得していた。
その方が人気取りやすいもん。
白い王子様のアンソニーではなく、不良キャラのテリィが大人気だったように。
『Ernest in Love』で華開くあさこを見て、しみじみ思い出したよ。
『キャンディ・キャンディ』の配役を考えたときのことを。
やっぱりあさちゃんは、トップに相応しい人だな、と。
正当派の魅力。真ん中に立つこと、白い役をやることで輝く力。求心力。
タカラヅカのトップスターは、夢を見せてナンボ。
テリィに恋するキャンディになってナンボ。テリィに愛されるキャンディになってナンボ。
あさこちゃんならきっと、ヲトメに極上の夢を見せてくれる。
「で、kineさんもテリィがいちばん好きだったの?」
と聞けば。
「いいえ。私はアンソニーです」
アンソニー?!
はじめて聞いた、そんな人。みんなアンソニーのことは「きれいな思い出」「白いだけの人」「ただのステップ」ってスルーして終わりでしょ?
小学校のときや、大人になって文庫が発売されたころ、みんなで「誰が好きだった?」って話しても、アンソニーの名前だけは絶対あがらないよ?
「いいじゃないですか、アンソニー!!」
kineさん、語尾強し。
「そーゆー緑野さんは、誰だったんですか」
途中アルバートさんが好きだったけど、なんつーか、ほんとのところは、
「アーチーが好きだった」
アンソニー以上に人気ナッシングキャラ!! 未だかつて、この男を好きだという人に出会ってない(笑)。
てゆーか、ブリッコアニーを「消去法」で選んだ瞬間に株価暴落、ニール以下の嫌われキャラ。
「そう来ますか!」
kineさんにも、なんかウケているぞっ。
所詮わたしたち、「王道」からはずれた趣味をしているのね……。
今日、感動の2列目で『Ernest in Love』観てきましたー。隅っこだけど、前方列は1列が短いから、それほど端にならないんだ、知らなかった。
前に座席がなくて最前列(笑)、みんな触れそうに近くて堪能。客席降りもたのしー。
アーネスト(ジャック)@あさこの、素敵なこと。
でも。
所詮マイナー好きなわたしですから。
イロモノ・越リュウにときめきっぱなし(笑)。
でもってアルジャノン@きりやん、素敵……。
「テリィがハマるのって、誰だろ?」
テリィ−−テリュース・G・グランチェスター、イギリスのグランチェスター公爵の嫡男。母親はエレノア・ベーカー、アメリカ人のトップ女優。母譲りの美貌と、名門貴族ゆえの気品を持つ青年。されど、母を捨てた父への反発、加えて母に捨てられたという孤独感からちょいと不良生活。
最終的には、貴族であることと父を捨て、アメリカへ渡って俳優になる。
同世代の女性なら誰もが知っている少女コミック『キャンディ・キャンディ』のヒーローですわ。
『キャンディ』は早い話が逆ハーもので、とりたてて美人ってわけでもない主人公キャンディの周りに、いろーんなタイプのいい男が次々現れ、もれなく全員が主人公に惚れるという、わっかりやすい関係図がある物語。
さまざまな美形男たちのなか、不動の人気を誇るのがこのテリィことテリュースくん。
ちょっと不良っぽいハンサムで、口が悪くてわがままで強引。でもほんとうはやさしくて、つらい過去があって、秘密があって、貴族様で超お金持ちで、そのくせそれらを全部捨てて夢に生きて、演技の天才で、俳優として実力で名声と富を手に入れるの。
よくぞここまでッ、ってくらい、ヲトメたちの夢をひとりにまとめあげたキャラクタ。
女性向けダーリンキャラはいろいろあれど、テリィはそのひな形と言っていいくらい、完璧な造形をしている。
このテリィ役が、ぴたりとハマる持ち味の男こそが、トップスターに相応しい男だろう。
という話をしていたんだ。
女性が本能的に好きなタイプの男。
マニアとか趣味とかを超えて、不特定多数がふつーに好意を持つタイプの男。
「あさこちゃんとか」
そう。
最初に浮かんだのは、あさこだ。
あさこなら、テリィまんまイケる。
悪ぶったハンサム。ちょっとやんちゃ。純粋な心をその奥に隠している。強引に抱き寄せたり、無理矢理キスしたり。でも、時折見せる少年ぽい笑顔や、さみしそうな横顔にきゅんとくる。……みたいな。
テリィが似合う人は、トップ向きの資質を持つ。
わたしはあさこちゃんを「俺様」と思ったことも、「黒い役が似合う」と思ったことも、一度もない。
真っ白な貴公子、まっとーなヒーロータイプだと思っていた。
ただ、一般的に女性は「俺様」や「黒い役」の方が好きだから、あえてそういうイメージで売るんだな、と納得していた。
その方が人気取りやすいもん。
白い王子様のアンソニーではなく、不良キャラのテリィが大人気だったように。
『Ernest in Love』で華開くあさこを見て、しみじみ思い出したよ。
『キャンディ・キャンディ』の配役を考えたときのことを。
やっぱりあさちゃんは、トップに相応しい人だな、と。
正当派の魅力。真ん中に立つこと、白い役をやることで輝く力。求心力。
タカラヅカのトップスターは、夢を見せてナンボ。
テリィに恋するキャンディになってナンボ。テリィに愛されるキャンディになってナンボ。
あさこちゃんならきっと、ヲトメに極上の夢を見せてくれる。
「で、kineさんもテリィがいちばん好きだったの?」
と聞けば。
「いいえ。私はアンソニーです」
アンソニー?!
はじめて聞いた、そんな人。みんなアンソニーのことは「きれいな思い出」「白いだけの人」「ただのステップ」ってスルーして終わりでしょ?
小学校のときや、大人になって文庫が発売されたころ、みんなで「誰が好きだった?」って話しても、アンソニーの名前だけは絶対あがらないよ?
「いいじゃないですか、アンソニー!!」
kineさん、語尾強し。
「そーゆー緑野さんは、誰だったんですか」
途中アルバートさんが好きだったけど、なんつーか、ほんとのところは、
「アーチーが好きだった」
アンソニー以上に人気ナッシングキャラ!! 未だかつて、この男を好きだという人に出会ってない(笑)。
てゆーか、ブリッコアニーを「消去法」で選んだ瞬間に株価暴落、ニール以下の嫌われキャラ。
「そう来ますか!」
kineさんにも、なんかウケているぞっ。
所詮わたしたち、「王道」からはずれた趣味をしているのね……。
今日、感動の2列目で『Ernest in Love』観てきましたー。隅っこだけど、前方列は1列が短いから、それほど端にならないんだ、知らなかった。
前に座席がなくて最前列(笑)、みんな触れそうに近くて堪能。客席降りもたのしー。
アーネスト(ジャック)@あさこの、素敵なこと。
でも。
所詮マイナー好きなわたしですから。
イロモノ・越リュウにときめきっぱなし(笑)。
でもってアルジャノン@きりやん、素敵……。
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