主よ、憐れみたまえ。@ゴールデン・ステップス
2005年6月7日 タカラヅカ 興奮も冷め切らぬまま、羽山紀代美ダンシング・リサイタル『ゴールデン・ステップス』の感想を、ちょっくら羅列しときます。
忘れちゃう前に!
第1部
*ザ・タンゴ*
事前にプログラム買って、いちばんびびったのが、この配役。
タンゴの男S 朝海ひかる 貴城けい
タンゴの男A 未来優希・水夏希・壮一帆・音月桂
かしげがトップスター・コムと同等で、水しぇんがハマコと同じ脇役扱い?!
水ファンとして、どう反応すればいいの? ついでにわたし、かしげファンでもあるんですけどっ?! おまけにもひとつ、水コムファンだったりするんですけどっ。
いろいろびびりながら、開幕。
セットもなにもないだだっ広い空間に、ひとり立ちつくす黒燕尾のコム姫。端正だ。
TCAとかでもありえない、こんなはじまり方。
すぐに娘たちがわらわら出てくるけど、幕開きはコム姫ひとり。すげえ。
そーいやわたし、このショー、ナマで観てるわ……途中で思い出した。
当時はヅカファンではなかったので、タイトルも出演者もおぼえてなかったよ。
舞台でひとりになったコム姫、回る盆、迫り上がるのはかしげだ。
男ふたりのタンゴ。まーちゃんは手前の長椅子でふたりを見つめる。
あー。わたしやっぱ、コムかし苦手。萌えない……。
危惧していた脇役、ハマコ他が登場。
コムかしの左右で、やはり男同士でタンゴを踊る。
ふと見れば、壮×水。
はー、壮くん攻なんだー。水しぇん、壮ごとき(ごときって……)相手に受やってんのか。ほー。
ん? ちょっと待て。
壮水、コムかし、ってことは、残りのカップルは。
あわてて確認する。
ハマコ×キムかよっ?!
ハマコおじさんのリードで、キムくんが踊ってますよ。腕の中で回されちゃってますよ!!
なななななんなんだ、このカップリングはっ。どう反応しろと言うんだ?!
萌える萌えない以前に、すげーもん見てしまったというとまどいだけで終わった。
*ラテン*
星組、ラテンですか!! 雪がタンゴで月がジャズなのに、星ってばラテン。ああ、ラテン(笑)。
しいちゃん、くみちょとペアですか……っ!
すんません、なによりソコが気になりました。すごい音量だし。うひょー。
あとは、あったりまえにスポットライト浴びて登場するモモカ姐さんかな。ウメちゃんと対なんだ……こ、濃い……。
えーと星組さん、昨日2公演やってんだよね。そして今日、1公演やって、さらにこのGS2回やって、明日も2回公演なんだよね?
すごいテンションだ……体力以前に、なによりテンション……みんなすげえ。
*ドリーミング・ウェーブ*
あさかなお披露目、おめでとー!
こちらもなにもない舞台、あさこちゃんがひとり椅子の横にたたずみ、踊り出しますよ。
耳に馴染んだ音楽と、振付。
ええ、ついこの間、NHKホールで観ましたわね。オサ様と花組で!
こんなに間を空けず、あさこと月組で観ることになるとは思わなかった……。
や、とにかく越リュウ。かっこよすぎ。
わたしはえんえん越リュウとゆーひくん見てました。
ゆーひ、歌手なんだ……まっつのパートですか、そうですか。
それにしてもこの振付かっこいいよね。真似して踊りたくなる。
ただ、わたしなら娘役のドレス、黒一色にするなぁ。
*MC1*
どーして「MC1」なんだろーね。1回しかないのに。2回目がカットになったのかな。ならなんで、“1”を取らないんだろう。
トークの内容は、2回とも同じでした。
台本通りに台詞を喋ってなお、へんに間を空けて笑いを取るコムちゃん。あれは確信犯なのか、天然なのか。
羽山先生をたとえると、というくだりだけ別。昼は食べ物、夜は動物。
…………恩師を「食べ物」に喩える感性は、わたしにはよくわからない(笑)。
*キリエ*
えらいことになってました。
たぶん、ナマで観たことない。ビデオも苦手だったから見てないはず。だから、元ネタは知らない。シメさんの休演でヘコんで、星組観に行かなかったんだよ、あたしゃ。マリコさん苦手だったし(どうしても歌が受け付けなくてな……かっこよかったんだけどな……)。
響き渡る宗教音楽。美しいソプラノ。主よ、憐れみたまえ。キリストよ、憐れみたまえ。
どでかい十字架、黒尽くめの男たち、そしてただひとり、白く浮き立つ神父服の水しぇん。
ストイックな水くんを誘惑する黒尽くめ+黒髪ロングのキム。あー、邪悪全開。
キムは黒尽くめの美少女ウメに変わる。
このウメが、もお。
水くん、喰われてました。アタマからバリバリと。
なにがすごいって、ウメちゃんの開脚。
1階で観たときは、なにが起こってるのか、わからなかった。
ウメの脳天が見えて、その両側に網タイツの両足が一直線に伸びていた。
アタマの両側に、両足よ?
な、なにソレ??
ウメの股の間から、水くんの顔が出てますが……な、なんなんですか? ナニしてんですか、おまいら。
純情なわたしゃうろたえたよ。
次に2階席から観て、ウメの開脚をとことん味わった。
ほんとにすげえぞ。
長い脚がパカッと開いて、T字になってんのよ。Tの下側がアタマよ。横線は脚よ。
こんな脚にはさまれたら、そりゃどんな男も堕ちるわ……。
長い黒髪をばさっと揺らして、水くんに喰らいついていく様がもう……こわい。かっこいい。美しい。
水ファンのわたしが、気がついたらウメちゃんしか見てなかった。魅入られる。マジ。
あの野生。生命力。闇と凶暴性。
つか、男役に見えるんですが。
ウメちゃんに犯されつくし喰われつくし、めろめろになった水しぇんが、十字架の下でウメちゃんの上になってると(変な表現)、なんてこったい、あの野生の美女は消え、かわりにキムが!
美女だと思って誘惑されたら、実はオカマかいっ?!
と、水しぇんが愕然として、終了。
キムと入れ替わったウメちゃんが、十字架のセットの下から這い出す姿なんかをうっかり目撃しちゃって、ちとなまあたたかい気持ちになったりもした(笑)。
あー、たのしいシーンでした。
ウメちゃんはかっこよすぎるし、キムは邪悪だし、水は受だし。
壮くん相手でも受なんだから、この公演での水しぇんのポジって総受?
あー、たのしーなー。
こんなときにさえ、目に入ってしょーがないまちかめぐると戦いつつ。
このシーンは萌えまくり〜〜。
続く
忘れちゃう前に!
第1部
*ザ・タンゴ*
事前にプログラム買って、いちばんびびったのが、この配役。
タンゴの男S 朝海ひかる 貴城けい
タンゴの男A 未来優希・水夏希・壮一帆・音月桂
かしげがトップスター・コムと同等で、水しぇんがハマコと同じ脇役扱い?!
水ファンとして、どう反応すればいいの? ついでにわたし、かしげファンでもあるんですけどっ?! おまけにもひとつ、水コムファンだったりするんですけどっ。
いろいろびびりながら、開幕。
セットもなにもないだだっ広い空間に、ひとり立ちつくす黒燕尾のコム姫。端正だ。
TCAとかでもありえない、こんなはじまり方。
すぐに娘たちがわらわら出てくるけど、幕開きはコム姫ひとり。すげえ。
そーいやわたし、このショー、ナマで観てるわ……途中で思い出した。
当時はヅカファンではなかったので、タイトルも出演者もおぼえてなかったよ。
舞台でひとりになったコム姫、回る盆、迫り上がるのはかしげだ。
男ふたりのタンゴ。まーちゃんは手前の長椅子でふたりを見つめる。
あー。わたしやっぱ、コムかし苦手。萌えない……。
危惧していた脇役、ハマコ他が登場。
コムかしの左右で、やはり男同士でタンゴを踊る。
ふと見れば、壮×水。
はー、壮くん攻なんだー。水しぇん、壮ごとき(ごときって……)相手に受やってんのか。ほー。
ん? ちょっと待て。
壮水、コムかし、ってことは、残りのカップルは。
あわてて確認する。
ハマコ×キムかよっ?!
ハマコおじさんのリードで、キムくんが踊ってますよ。腕の中で回されちゃってますよ!!
なななななんなんだ、このカップリングはっ。どう反応しろと言うんだ?!
萌える萌えない以前に、すげーもん見てしまったというとまどいだけで終わった。
*ラテン*
星組、ラテンですか!! 雪がタンゴで月がジャズなのに、星ってばラテン。ああ、ラテン(笑)。
しいちゃん、くみちょとペアですか……っ!
すんません、なによりソコが気になりました。すごい音量だし。うひょー。
あとは、あったりまえにスポットライト浴びて登場するモモカ姐さんかな。ウメちゃんと対なんだ……こ、濃い……。
えーと星組さん、昨日2公演やってんだよね。そして今日、1公演やって、さらにこのGS2回やって、明日も2回公演なんだよね?
すごいテンションだ……体力以前に、なによりテンション……みんなすげえ。
*ドリーミング・ウェーブ*
あさかなお披露目、おめでとー!
こちらもなにもない舞台、あさこちゃんがひとり椅子の横にたたずみ、踊り出しますよ。
耳に馴染んだ音楽と、振付。
ええ、ついこの間、NHKホールで観ましたわね。オサ様と花組で!
こんなに間を空けず、あさこと月組で観ることになるとは思わなかった……。
や、とにかく越リュウ。かっこよすぎ。
わたしはえんえん越リュウとゆーひくん見てました。
ゆーひ、歌手なんだ……まっつのパートですか、そうですか。
それにしてもこの振付かっこいいよね。真似して踊りたくなる。
ただ、わたしなら娘役のドレス、黒一色にするなぁ。
*MC1*
どーして「MC1」なんだろーね。1回しかないのに。2回目がカットになったのかな。ならなんで、“1”を取らないんだろう。
トークの内容は、2回とも同じでした。
台本通りに台詞を喋ってなお、へんに間を空けて笑いを取るコムちゃん。あれは確信犯なのか、天然なのか。
羽山先生をたとえると、というくだりだけ別。昼は食べ物、夜は動物。
…………恩師を「食べ物」に喩える感性は、わたしにはよくわからない(笑)。
*キリエ*
えらいことになってました。
たぶん、ナマで観たことない。ビデオも苦手だったから見てないはず。だから、元ネタは知らない。シメさんの休演でヘコんで、星組観に行かなかったんだよ、あたしゃ。マリコさん苦手だったし(どうしても歌が受け付けなくてな……かっこよかったんだけどな……)。
響き渡る宗教音楽。美しいソプラノ。主よ、憐れみたまえ。キリストよ、憐れみたまえ。
どでかい十字架、黒尽くめの男たち、そしてただひとり、白く浮き立つ神父服の水しぇん。
ストイックな水くんを誘惑する黒尽くめ+黒髪ロングのキム。あー、邪悪全開。
キムは黒尽くめの美少女ウメに変わる。
このウメが、もお。
水くん、喰われてました。アタマからバリバリと。
なにがすごいって、ウメちゃんの開脚。
1階で観たときは、なにが起こってるのか、わからなかった。
ウメの脳天が見えて、その両側に網タイツの両足が一直線に伸びていた。
アタマの両側に、両足よ?
な、なにソレ??
ウメの股の間から、水くんの顔が出てますが……な、なんなんですか? ナニしてんですか、おまいら。
純情なわたしゃうろたえたよ。
次に2階席から観て、ウメの開脚をとことん味わった。
ほんとにすげえぞ。
長い脚がパカッと開いて、T字になってんのよ。Tの下側がアタマよ。横線は脚よ。
こんな脚にはさまれたら、そりゃどんな男も堕ちるわ……。
長い黒髪をばさっと揺らして、水くんに喰らいついていく様がもう……こわい。かっこいい。美しい。
水ファンのわたしが、気がついたらウメちゃんしか見てなかった。魅入られる。マジ。
あの野生。生命力。闇と凶暴性。
つか、男役に見えるんですが。
ウメちゃんに犯されつくし喰われつくし、めろめろになった水しぇんが、十字架の下でウメちゃんの上になってると(変な表現)、なんてこったい、あの野生の美女は消え、かわりにキムが!
美女だと思って誘惑されたら、実はオカマかいっ?!
と、水しぇんが愕然として、終了。
キムと入れ替わったウメちゃんが、十字架のセットの下から這い出す姿なんかをうっかり目撃しちゃって、ちとなまあたたかい気持ちになったりもした(笑)。
あー、たのしいシーンでした。
ウメちゃんはかっこよすぎるし、キムは邪悪だし、水は受だし。
壮くん相手でも受なんだから、この公演での水しぇんのポジって総受?
あー、たのしーなー。
こんなときにさえ、目に入ってしょーがないまちかめぐると戦いつつ。
このシーンは萌えまくり〜〜。
続く
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