これが「タカラヅカ」な構成。@TCAスペシャル2005
2005年5月1日 タカラヅカ 参加することに意義がある、『TCAスペシャル2005』。
毎年毎年書いていることだけど、ほんと『TCA』というのは、参加することに意義がある、つーもので、内容自体に期待してはイカンのだ。
練習時間もなければ、セットにお金も掛けていないイベントだよ。通常公演のショーの方がレベル高いに決まってるって。
今年わたしは、ひょっとしたらはじめて、自力でチケ取り成功しました。
えーと、毎年観に行ってるよーな気がするが、考えてみれば、はじめてか……自力で取れたのって。チケ運ないからなぁ。
ええ、はじめての自力で、「立ち見」ですよ。なんてわたしらしーギリギリなチケ運。
友会は入力するのをすっかり忘れていたので、一般発売で取りました。
たしか2分とか3分とかでつながったんだと思う。くわしい数字は忘れたが。
つながるとは思ってなかったんで、「席種コードを入力してください」とか言われて、「はあ???」だったわ……てきとーに「3」ぐらいから順番に入力してみた。「6」でよーやく、「ご用意できました」、で、「立ち見」だったわけな。
でもほんと、『TCA』は立ち見で十分だと思うよ。だって高いんだもん。そして、おもしろいかどうか、かなり微妙な催しなんだから。
去年はA席で観たけど、デイジーちゃんとふたりですっげー怒って帰ったしな……(笑)。
今までの経験から、『TCA』って当たりはずれが1年おきな気がする。
アタリの年の翌年は、ハズレ。ハズレなくだらないイベントを高い金だして観たわけだから、その翌年はテンション下がったまま惰性で観劇し、「ええっ、おもしろいじゃん」と見直す……の、繰り返し。
最近では、2002年のムラ版がハズレ、2003年は大アタリ、2004年はハズレ。
だから順番からいって今年はアタリなハズ。
ええ。
アタリでした、わたし的に。
すっげーたのしかった。
タカラヅカの催しでなにがいちばんキライって言ったら、なんつってもサムいコントだからなー。
『TCA』はこのサムいコント率が高いので危険(笑)。
でも今年の『TCA』は正攻法に歌のショーで、つまんねーコントやMCがなかった。
あああ、これはポイント高いよーっ。
なつかしの『TMP音楽祭』のノリっていうか。この方がいいよ……サムいコントカマされるくらいなら。
あとキライなのが、時代錯誤な自己満足臭ぷんぷんの芝居の1シーン再現。
最近のものを別の組や人たちで再演、とかなら役替わりの意味もあって観ている方もたのしいだろーけど、わたしみたいなババアでさえ「生まれてません」な超絶古いものを1シーンだけやられても、心は冷えるばかり。
だってどう考えても「現代」から観たら悪趣味でサムいもん。
そんなものを観てよろこぶのは、その当時を知っている人だけでしょう? それも、その作品がよかったというより、そのころ過ごした自分の青春時代を思い出してよろこぶだけでしょう?
そーゆー偏った自己愛が見えるものは、キライ。
……タカラヅカって基本的に、そーゆー自己愛で成り立ってるとこだけどさー。
ふつーにコンサートなのがうれしかったよ。
いろんなスターを一斉に眺められるコンサート!!
トップから若手まで、ずらり並ぶと壮観。これがタカラヅカ90年の力。
各組ではセンター付近で踊っている若手たちが、ここでは両脇の花道にまで押しやられてしまう、その現実。
そうなんだよ、タカラヅカはこれだけ人材がいるのさ。一堂に集めてしまえば、今をときめくスターだって下っ端扱い。真ん中に立てるのは、トップのみ。
そうやって、ピラミッドを築いてきたんだ。
どんなトップスターも、そうやってひとつずつ階段を上り、真ん中までやってきたんだ。
それを改めて知ることの出来る瞬間。
シンプルで、スタンダードな構成に拍手。
だからこそ、『TCA』はナマで観ることにこだわったんだよなー。どんなに内容のハズレ率高くても、そのくせチケット代が高くても、駆けずり回ってチケ取りするのは、ナマで観ないと、好きな人が見られないから。
若手はただのバックダンサー扱いだもんよー。そこそこのスターでも芯に立つ場面は少ないんだもんよー。
テレビカメラはアテに出来ない。ナマで、この目で観なければっ。
たとえただのバックダンサーであっても、出番が限られていても、光る子は光る。
井の中の蛙状態の組の中でなく、他の組の同じよーな立場の子たちと共にステージに立ち、自分の組のファン以外の目をどれだけ惹きつけられるか。「あの子誰?」と思ってもらえるか。それが、このイベントに出る若手たちの醍醐味でしょう。
組を超えることではじめて、その子のほんとーの魅力や実力、そして華が見えたりする。
それが、たのしい。
わくわくする。
そーやって、毎年毎年、ナマで観ることにこだわってきた。
いやあ、アホな再演芝居やコントで時間取られなかった分、このシンプルな「タカラヅカ」という構造が堪能できてよかったよー。
そーゆーシーンに出られるのは、トップさんとわずかなスターだけだしさー。
それよりふつーに「タカラヅカ」を観られて、たのしかった。
つーことで。
きゃー、まっつ、小さいっ!! まっつ小さ〜い、小さ〜い、きゃ〜、埋もれてる〜〜、かわい−−!! ←盲目的ファン反応。
きゃー、そのか、小さいっ!! そのか小さ〜い、小さ〜い、きゃ〜、でもぜんぜん負けてない〜、ごつい−−!! ←盲目的ファン反応。
最近わたし、小男好きに拍車がかかってるかもしれん……。若いころは、自分より背の低い男の子に興味なかったはずなのに……。
トシ取ったってことかしらねー(笑)。
毎年毎年書いていることだけど、ほんと『TCA』というのは、参加することに意義がある、つーもので、内容自体に期待してはイカンのだ。
練習時間もなければ、セットにお金も掛けていないイベントだよ。通常公演のショーの方がレベル高いに決まってるって。
今年わたしは、ひょっとしたらはじめて、自力でチケ取り成功しました。
えーと、毎年観に行ってるよーな気がするが、考えてみれば、はじめてか……自力で取れたのって。チケ運ないからなぁ。
ええ、はじめての自力で、「立ち見」ですよ。なんてわたしらしーギリギリなチケ運。
友会は入力するのをすっかり忘れていたので、一般発売で取りました。
たしか2分とか3分とかでつながったんだと思う。くわしい数字は忘れたが。
つながるとは思ってなかったんで、「席種コードを入力してください」とか言われて、「はあ???」だったわ……てきとーに「3」ぐらいから順番に入力してみた。「6」でよーやく、「ご用意できました」、で、「立ち見」だったわけな。
でもほんと、『TCA』は立ち見で十分だと思うよ。だって高いんだもん。そして、おもしろいかどうか、かなり微妙な催しなんだから。
去年はA席で観たけど、デイジーちゃんとふたりですっげー怒って帰ったしな……(笑)。
今までの経験から、『TCA』って当たりはずれが1年おきな気がする。
アタリの年の翌年は、ハズレ。ハズレなくだらないイベントを高い金だして観たわけだから、その翌年はテンション下がったまま惰性で観劇し、「ええっ、おもしろいじゃん」と見直す……の、繰り返し。
最近では、2002年のムラ版がハズレ、2003年は大アタリ、2004年はハズレ。
だから順番からいって今年はアタリなハズ。
ええ。
アタリでした、わたし的に。
すっげーたのしかった。
タカラヅカの催しでなにがいちばんキライって言ったら、なんつってもサムいコントだからなー。
『TCA』はこのサムいコント率が高いので危険(笑)。
でも今年の『TCA』は正攻法に歌のショーで、つまんねーコントやMCがなかった。
あああ、これはポイント高いよーっ。
なつかしの『TMP音楽祭』のノリっていうか。この方がいいよ……サムいコントカマされるくらいなら。
あとキライなのが、時代錯誤な自己満足臭ぷんぷんの芝居の1シーン再現。
最近のものを別の組や人たちで再演、とかなら役替わりの意味もあって観ている方もたのしいだろーけど、わたしみたいなババアでさえ「生まれてません」な超絶古いものを1シーンだけやられても、心は冷えるばかり。
だってどう考えても「現代」から観たら悪趣味でサムいもん。
そんなものを観てよろこぶのは、その当時を知っている人だけでしょう? それも、その作品がよかったというより、そのころ過ごした自分の青春時代を思い出してよろこぶだけでしょう?
そーゆー偏った自己愛が見えるものは、キライ。
……タカラヅカって基本的に、そーゆー自己愛で成り立ってるとこだけどさー。
ふつーにコンサートなのがうれしかったよ。
いろんなスターを一斉に眺められるコンサート!!
トップから若手まで、ずらり並ぶと壮観。これがタカラヅカ90年の力。
各組ではセンター付近で踊っている若手たちが、ここでは両脇の花道にまで押しやられてしまう、その現実。
そうなんだよ、タカラヅカはこれだけ人材がいるのさ。一堂に集めてしまえば、今をときめくスターだって下っ端扱い。真ん中に立てるのは、トップのみ。
そうやって、ピラミッドを築いてきたんだ。
どんなトップスターも、そうやってひとつずつ階段を上り、真ん中までやってきたんだ。
それを改めて知ることの出来る瞬間。
シンプルで、スタンダードな構成に拍手。
だからこそ、『TCA』はナマで観ることにこだわったんだよなー。どんなに内容のハズレ率高くても、そのくせチケット代が高くても、駆けずり回ってチケ取りするのは、ナマで観ないと、好きな人が見られないから。
若手はただのバックダンサー扱いだもんよー。そこそこのスターでも芯に立つ場面は少ないんだもんよー。
テレビカメラはアテに出来ない。ナマで、この目で観なければっ。
たとえただのバックダンサーであっても、出番が限られていても、光る子は光る。
井の中の蛙状態の組の中でなく、他の組の同じよーな立場の子たちと共にステージに立ち、自分の組のファン以外の目をどれだけ惹きつけられるか。「あの子誰?」と思ってもらえるか。それが、このイベントに出る若手たちの醍醐味でしょう。
組を超えることではじめて、その子のほんとーの魅力や実力、そして華が見えたりする。
それが、たのしい。
わくわくする。
そーやって、毎年毎年、ナマで観ることにこだわってきた。
いやあ、アホな再演芝居やコントで時間取られなかった分、このシンプルな「タカラヅカ」という構造が堪能できてよかったよー。
そーゆーシーンに出られるのは、トップさんとわずかなスターだけだしさー。
それよりふつーに「タカラヅカ」を観られて、たのしかった。
つーことで。
きゃー、まっつ、小さいっ!! まっつ小さ〜い、小さ〜い、きゃ〜、埋もれてる〜〜、かわい−−!! ←盲目的ファン反応。
きゃー、そのか、小さいっ!! そのか小さ〜い、小さ〜い、きゃ〜、でもぜんぜん負けてない〜、ごつい−−!! ←盲目的ファン反応。
最近わたし、小男好きに拍車がかかってるかもしれん……。若いころは、自分より背の低い男の子に興味なかったはずなのに……。
トシ取ったってことかしらねー(笑)。
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