花組の、娘役トップスター。@エンター・ザ・レビュー
2005年4月21日 タカラヅカ「『エリザベート』以来ですね、花組で美しい娘役トップスターが見られるのは」
と、にっこり笑って言った、デイジーちゃんの姿が忘れられません……。
花組公演『エンター・ザ・レビュー』を観る前のことっす。
わたしは予備知識ナシで観るのが好きなんだが、友人のデイジーちゃんは逆。いつも下調べばっちりな人。
この日もまた、花組トップスター春野寿美礼サマが、ショーで女装することを幕が開く前から知っていた。
そ、そうか、娘役トップスターか……春野寿美礼サマが……。
「だって、花組には娘役のトップスターはいないでしょ? 今回よーやく男役トップスターが、娘役トップも兼任というカタチで、登場するそうですよ」
デイジーちゃん、笑って言ってるけど、目が本気です。
ははは。
なるほどなー。
兼任かぁ。こりゃ一本取られちまったなぁ。
と、笑って聞いていたんだが。
実際に公演を観て。
笑い事ぢゃねえ、と思いました。
トップスターの女装は、よくあることだ。
中性的な美しさをウリとするコム姫やさえちゃんは本気でさせられるし、トド様や他の野郎トップはお笑いとして、ショーでさせられることが多々ある。
しかし。
今回のオサちゃん、アレはいいのか?
寿美礼ちゃん自身が美しいか女になっているか、カマってないか、たのしそーにやってるか、とか、そんなことはどーでもいー。
なんで、女装したトップ男役の横に、トップ娘役がいるの?
トップ男役の女装は、今までいくらでもあった。
定番のひとつだ。
だがそれは、シリアスであれお笑いであれ、トップ娘役と一緒に出しちゃイカンやろう!!
トップ男役の女装と、トップ娘役ってのは、あくまでも別次元だ。
娘役ってのは、男役を支える存在。娘役が娘役としての技術をもって寄り添うことで、「男役」というイリュージョンが完成する。
タカラヅカの基本だ。お約束だ。ルールだ。
男役トップスターだってもとは女だから、女のカラダを持っている。
ミュージカルスターだから、みんなそれぞれすばらしいスタイルをしているわけさ。
いつもはきっちり着込んだ男の服の下に、こんなに美しい女性のカラダが! 女性としての魅力が!
とかゆー新鮮な感動。
たとえ露出の少ない衣装であったとしても、「女性」であることを顕すことで、感動させるわけだな。
それは、「タカラヅカの男役」という幻想を逆手に取った演出。楽屋落ち的でもある。
幻想を逆手に取っているわけだから、そこに順手なものを混ぜてはいけない。
それは、反則だ。逆手は、逆手だけで構成しなければ。
なのに、女装したオサ様の隣に、ふーちゃんがいた。
トップスターでありながら、同時に「女性」でもあるオサの隣に、本来の「女性」のトップスターであるべきふーちゃんがいた。
こ、これはイカンやろ。
ちとうろたえたぞ。
娘役トップスターの存在意義を危うくする演出だ。
「タカラヅカ」というファンタジーが壊れる。
おろおろ。
てゆーか。
純粋にひどいよね……。
精一杯着飾った妻がパーティに出てきたのに、女装した夫の方がきれいで、男たちにちやほやされている図てのは。
女として、これほどつらいことはないんぢゃ……?
オサ様がきれーかどうかは置くとして、演出としてね。
わたしは、プリンセス・オサ、きれーだと思ってるよ。
もー、あのうれしそーな笑顔見たら、きらきら光線にヤラレちゃうしかないって!!
ノリノリですがな、オサ様。
腰振って、いや、振るだけぢゃなく回して(ソレってどうよ?!)、ウインクとばして、絶好調ですがな!!
紳士@ゆみこちゃんとラヴラヴなのも、見ていて微笑ましいっちゅーかいたたまれないというか(笑)。
それにしても、またしても オサ × ゆみこ なのか!!
何作連続ですか、このカップル。劇団公認なんですか……?
たのしいから好きだけど(笑)。
ゆみこちゃんがまた、ノリノリでねえ……。
まさか、エトワール@オサ様に、ウインクとばすとは思わなかったよ、ゆみこちゃん……おかーさんはそんな子に育てたおぼえは……っ、ゲフンゲフン。
演出として、娘役トップスターの扱いとして、疑問てんこ盛りなんだが(ここにふーちゃんを出す意味がわからない。単純にひどいと思う)。
はじけきってるオサ様(笑)を見られるから、このシーンは好きだ。
ところで、エトワール@オサ様、カツラいくつかあるんだね? わたしが2度目に見たときは、金髪のストレートだったよ?
と、デイジーちゃんに報告すれば。
「あんなに不評だったゼウスのカツラは一度も変えなかったくせに、女役だと変えるんですかっ」
金髪ストレート見たい〜〜! と、吠えるデイジーちゃん。
そ、そうか、ゼウス様か……たしかにカツラは一度も変えてなかったな……。
春野寿美礼サマ、独走状態ですな。>娘役トップ兼任。
と、にっこり笑って言った、デイジーちゃんの姿が忘れられません……。
花組公演『エンター・ザ・レビュー』を観る前のことっす。
わたしは予備知識ナシで観るのが好きなんだが、友人のデイジーちゃんは逆。いつも下調べばっちりな人。
この日もまた、花組トップスター春野寿美礼サマが、ショーで女装することを幕が開く前から知っていた。
そ、そうか、娘役トップスターか……春野寿美礼サマが……。
「だって、花組には娘役のトップスターはいないでしょ? 今回よーやく男役トップスターが、娘役トップも兼任というカタチで、登場するそうですよ」
デイジーちゃん、笑って言ってるけど、目が本気です。
ははは。
なるほどなー。
兼任かぁ。こりゃ一本取られちまったなぁ。
と、笑って聞いていたんだが。
実際に公演を観て。
笑い事ぢゃねえ、と思いました。
トップスターの女装は、よくあることだ。
中性的な美しさをウリとするコム姫やさえちゃんは本気でさせられるし、トド様や他の野郎トップはお笑いとして、ショーでさせられることが多々ある。
しかし。
今回のオサちゃん、アレはいいのか?
寿美礼ちゃん自身が美しいか女になっているか、カマってないか、たのしそーにやってるか、とか、そんなことはどーでもいー。
なんで、女装したトップ男役の横に、トップ娘役がいるの?
トップ男役の女装は、今までいくらでもあった。
定番のひとつだ。
だがそれは、シリアスであれお笑いであれ、トップ娘役と一緒に出しちゃイカンやろう!!
トップ男役の女装と、トップ娘役ってのは、あくまでも別次元だ。
娘役ってのは、男役を支える存在。娘役が娘役としての技術をもって寄り添うことで、「男役」というイリュージョンが完成する。
タカラヅカの基本だ。お約束だ。ルールだ。
男役トップスターだってもとは女だから、女のカラダを持っている。
ミュージカルスターだから、みんなそれぞれすばらしいスタイルをしているわけさ。
いつもはきっちり着込んだ男の服の下に、こんなに美しい女性のカラダが! 女性としての魅力が!
とかゆー新鮮な感動。
たとえ露出の少ない衣装であったとしても、「女性」であることを顕すことで、感動させるわけだな。
それは、「タカラヅカの男役」という幻想を逆手に取った演出。楽屋落ち的でもある。
幻想を逆手に取っているわけだから、そこに順手なものを混ぜてはいけない。
それは、反則だ。逆手は、逆手だけで構成しなければ。
なのに、女装したオサ様の隣に、ふーちゃんがいた。
トップスターでありながら、同時に「女性」でもあるオサの隣に、本来の「女性」のトップスターであるべきふーちゃんがいた。
こ、これはイカンやろ。
ちとうろたえたぞ。
娘役トップスターの存在意義を危うくする演出だ。
「タカラヅカ」というファンタジーが壊れる。
おろおろ。
てゆーか。
純粋にひどいよね……。
精一杯着飾った妻がパーティに出てきたのに、女装した夫の方がきれいで、男たちにちやほやされている図てのは。
女として、これほどつらいことはないんぢゃ……?
オサ様がきれーかどうかは置くとして、演出としてね。
わたしは、プリンセス・オサ、きれーだと思ってるよ。
もー、あのうれしそーな笑顔見たら、きらきら光線にヤラレちゃうしかないって!!
ノリノリですがな、オサ様。
腰振って、いや、振るだけぢゃなく回して(ソレってどうよ?!)、ウインクとばして、絶好調ですがな!!
紳士@ゆみこちゃんとラヴラヴなのも、見ていて微笑ましいっちゅーかいたたまれないというか(笑)。
それにしても、またしても オサ × ゆみこ なのか!!
何作連続ですか、このカップル。劇団公認なんですか……?
たのしいから好きだけど(笑)。
ゆみこちゃんがまた、ノリノリでねえ……。
まさか、エトワール@オサ様に、ウインクとばすとは思わなかったよ、ゆみこちゃん……おかーさんはそんな子に育てたおぼえは……っ、ゲフンゲフン。
演出として、娘役トップスターの扱いとして、疑問てんこ盛りなんだが(ここにふーちゃんを出す意味がわからない。単純にひどいと思う)。
はじけきってるオサ様(笑)を見られるから、このシーンは好きだ。
ところで、エトワール@オサ様、カツラいくつかあるんだね? わたしが2度目に見たときは、金髪のストレートだったよ?
と、デイジーちゃんに報告すれば。
「あんなに不評だったゼウスのカツラは一度も変えなかったくせに、女役だと変えるんですかっ」
金髪ストレート見たい〜〜! と、吠えるデイジーちゃん。
そ、そうか、ゼウス様か……たしかにカツラは一度も変えてなかったな……。
春野寿美礼サマ、独走状態ですな。>娘役トップ兼任。
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