日曜日は、とても濃い1日でした。
 午前中に『それでも船は行く』を観て、午後は友人たちとデート。
 一時は「フルール」のテーブルに坐りきれないくらい友人知人があふれかえっていて大変! てな盛況ぶりでした(笑)。

 とってもとってもたのしかった。
 みんな、ありがとー。

 
 で。
 サトリちゃん、サトリちゃんのグッジョブ話は書いちゃっていいのかしら?
 本人が書きたいのに、先に書いちゃまずいよね。ネタにしちゃったらまずいよね?(笑)←ネタだと思っていることを白状している。

 
 つーことで、日曜日の大騒ぎについてはいったん筆を置くとして。

 油断しているウチに、月組バウのあらすじが発表になってましたねー。
 わたしゃそーゆーの興味ないんで、いつもはスルーしてるんだけど(予備知識ナシで観るのが好き)、何故かふと眺めてしまったんだ。


バウ・ロマン
『バーボンストリート ブルース』

作・演出 正塚晴彦

 ジャズ、ブルースを主体にした音楽、エネルギッシュなダンスナンバーを盛り込んだレトロな味わいを持つ、恋ありサスペンスありの冒険活劇。ニューオリンズを舞台に、一人の不良少年が、挫折と悲哀の末、やがて生きる上での真実、希望を見出すまでを描いた青春物。

■ 出演者:
7月4日〜7月22日 (月組)月船さらら
7月29日〜8月7日 (月組)北翔海莉



 …………ご、ごめん。
 大爆笑してしまった。

 さららんとほくしょーで、「不良少年の挫折と悲哀」?! 「恋ありサスペンスありの冒険活劇」?!

 あのさららんと、ほくしょーで?!!

 
 
 −−−−(しばらく笑い転げている)−−−−
 
 
 い、いや、失礼。
 ツボに直撃したもんでな。

 今、わたしはさららんがとても好きだ。
 愉快な生き物として、彼を大変愛でている。

 TPOを無視した熱演を繰り広げる人、って、好きなんだよ。人生手加減ナシな人、がんばりすぎてナニカまちがった人、スベって転んで自爆している人って、大好き。
 保身前提でなにもしない人より、ずっと好き。愛しい。

 さららんはいつの間にか、大変美味しいキャラになっていた。

「ハマコと暁郷とさららんを共演させてみたいですねっ!」

 と、デイジーちゃんと ネタにして 話しているよーに、アツい、クドい、うるさいが芸風の男たちに、ハートがキュンキュンしてるの〜〜。

 「薄い二枚目」「没個性」「トリオでドン!」的な役どころでしかないエルマー@エリザベートを、「スポットライトはオレ様に! 苦悩するセクスィスタァ〜〜ッ!!」な、トンデモキャラに作りかえてしまったさららんですよ!
 今ノリにノッてるさららんが、「不良少年の挫折と悲哀」ですよ。

 そ、想像するだけで悶絶しそうです。

 絶対絶対、眉間に縦じわ刻みまくって、深刻絶叫芝居をカマシてくれるんだわっ!
 わくわくわくっ。

 タイトルがいいじゃないですか、『バーボンストリート ブルース』
ですよ、『バーボンストリート ブルース』!!

 『バーボンストリート ブルース』主演・月船さらら

 ……って、文字だけでもすでに心奮えるわ。
 「バーボン」だもの、「ブルース」だもの! 「やせ我慢の美学」「男は背中で」「ダンディズム」……そんな言葉を連想するじゃないですか!
 さららんで、「やせ我慢の美学」よ? 「男は背中で」よ?
 ああっ、たまらないわー。

 たかが公演のあらすじごときで、こんなに期待に胸が震えるのは、ヅカファン歴17年、はぢめての経験です。
 どーせ正塚だから、あらすじなんてアテにならないのはわかってるのにさー(笑)。

 ああ、たのむよ正塚せんせー。
 話なんかぶっ壊れてていいから(最近の正塚せんせに対しての言葉)、思い切りクサくて「男の美学」全開の正塚作品にしてくれよー。

 さららんとはまた趣がちがうけど、ほくしょーくんもまた、「TPO無視」を芸風として持つ男の子。
 場の空気を顧みず、スタンドプレイやっちゃう系だからなー。こーゆー子は主役向きだし、一度本気でかっこつけた役を見てみたいと思っていた。
 ほっくんは、さららんとちがって(失礼)実力はあるから、あとは美貌と「真ん中に相応しい華」を身につけてくれー。そしたら、ほんとに将来がたのしみな子になる。持ち味のクドさやカンチガイ系なのも含めて(そーゆーの好き・笑)。

 
 最後に、告白しておこう。
 月組『エリザベート』でのカップリングはルドルフ×エルマーです、わたしは。
 ははははは。


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