紅ゆずるの謎。@それでも船は行く
2005年3月7日 タカラヅカ 最近のタカラジェンヌの名前は、大変愉快なことになっている。
どう愉快かとゆーと、ソレ、人間の名前チガウやん!! とゆー愉快さだ。
膨大な数の先輩と名前がかぶってもいけないし、いろいろ縛りやルールがあって、とっても難しいんだろーとは思うさ。そんななかで「芸名」を考えるのは。
それにしたって、ものすごいよなー、最近の子の名前。おばちゃん、若い子の感性についていけないわぁ、みたいな(笑)。
そんな現代だからこそ、古風なタカラヅカっぽい名前の方が目立ってしまったりする。
「紅ゆずる」……その名をはじめて目にしたとき、わたしは言った、らしい。よくおぼえていないが。
「ナンチャッテジェンヌの名前みたい」
ヅカのファン以外、それこそ「竹の塚」しか見たことないよーな人がてきとーに「ヅカっぽい名前」をつけたら、こんな感じ。てな。
タカラヅカで見かけたのなら、いくらわたしでもこんな無礼な発言はしない。プログラムや出演者表に載っている名前をつかまえて、こんなことを言ったりしない。
その名をはじめて見たのは、外部の舞台のロビーでだったんだ。
ロビーは花で埋まっていた。公演初日だ。わたしとkineさんとサトリちゃんは、お花の贈り主の名をいちいちチェックして回っていた。知った名前があると、なんかうれしいんだもの(笑)。
タカラヅカ関係の人からのお花も多かった。OGも現役も。
出演者宛ではなく、みんなもれなく、演出家の先生宛だ。
ワタさんのよーなトップスターはひとりで大きなお花を贈っている。下級生たちは何人か連名だったり、あるいは「同期一同」というカタチで、それぞれ贈っているよーだった。
なるほどなー。現役のジェンヌが出演している外部の舞台なのに、そのジェンヌ宛に花を贈ったりしないんだ。あくまでも「先生宛」。ぬけがけナシで連れや同期と一緒に贈ります、か。
そんななかで。
たったひとり、横一列の慣例を飛び越えている花があった。
「あ、コレしいちゃん宛だ」
演出家の謝珠栄先生宛ではなく、出演者のひとりにすぎない立樹遥宛。全部見て回ったけど、タカラヅカ関係者でしいちゃん単体に花を贈っている人は、ひとりもいなかった。
その花、たったひとつ。
しかも。
「ひとりで贈ってる……」
みんな連名なのに。仲間と一緒に横並びに礼儀を示しているのに。
ただひとり、その花の贈り主だけが、本人のみの名前を表記されていた。
「宝塚歌劇団 紅ゆずる」
これがファースト・インプレッション。たくさんの花の中、たったひとつの花。
てか、誰?
同期と一緒に先生へ、が暗黙のルールみたいな場所で、たったひとりでしいちゃん宛の花を贈っていた紅ゆずる。あまりに浮いていたので、つい「ナンチャッテジェンヌみたいな名前」と言ってしまったのよ。もちろん本気でなく。
これが、たったひとりで先生宛に贈っているなら「点数稼ぎ」みたいな色眼鏡のかかった見方もできるけど。
たったひとりでしいちゃんへ、というあたりがなんか……微笑ましくて。
なんとなくハズしている風なのがまた、かわいらしくて。
そんなところではじめて見た名前は、わたしの記憶の奥の方へ。
そんなことがあったことさえ、忘れていた。
バウ公演『それでも船は行く』において。
1幕で目に付いたすっきり顔の男の子を幕間にチェック。口には出さないが、この子が舞台のあの子だよね? と、ひとりで納得。
公演が終わったあとにみんなで「気になった子がいるけど、名前わかんなーい」というのをやって、なーんだ、みんな同じ子が気になったんじゃん! と話したとき、はじめてその子の名前を口にした。プログラムの名前や写真を指さしもした。
それって、紅ゆずるだよ。……ん? 紅ゆずる……どっかで見たことがあるよーな字面。デジャヴ? なんだろなんだろ、なんか引っかかる……。
紅ゆずるの謎。
「しいちゃんに花を贈った子ですよ」
アタマを抱えるわたしに、kineさんが答えをくれた。
そっか、あのときの子か!!
忘れていたよ、そんなことがあったっけ。
『タック』のロビーでウケていた、あの「ひとりだけ」ジェンヌか。
よーやく名前と顔が一致した。
わたしの大好きなしいちゃんに、お花を贈ってくれた子が、わたし好みの顔の子で、すごくうれしい(笑)。
着こなしも所作も演技も、なにもかも「これからの課題」の子であったとしてもな(笑)。
ところで。
わたしの「緑野こあら」って名前、タカラヅカの娘役っぽいよね? と本気で言ってみたんだが、誰からも賛同を得られなかった。えーーっ?(不満の声)
どう愉快かとゆーと、ソレ、人間の名前チガウやん!! とゆー愉快さだ。
膨大な数の先輩と名前がかぶってもいけないし、いろいろ縛りやルールがあって、とっても難しいんだろーとは思うさ。そんななかで「芸名」を考えるのは。
それにしたって、ものすごいよなー、最近の子の名前。おばちゃん、若い子の感性についていけないわぁ、みたいな(笑)。
そんな現代だからこそ、古風なタカラヅカっぽい名前の方が目立ってしまったりする。
「紅ゆずる」……その名をはじめて目にしたとき、わたしは言った、らしい。よくおぼえていないが。
「ナンチャッテジェンヌの名前みたい」
ヅカのファン以外、それこそ「竹の塚」しか見たことないよーな人がてきとーに「ヅカっぽい名前」をつけたら、こんな感じ。てな。
タカラヅカで見かけたのなら、いくらわたしでもこんな無礼な発言はしない。プログラムや出演者表に載っている名前をつかまえて、こんなことを言ったりしない。
その名をはじめて見たのは、外部の舞台のロビーでだったんだ。
ロビーは花で埋まっていた。公演初日だ。わたしとkineさんとサトリちゃんは、お花の贈り主の名をいちいちチェックして回っていた。知った名前があると、なんかうれしいんだもの(笑)。
タカラヅカ関係の人からのお花も多かった。OGも現役も。
出演者宛ではなく、みんなもれなく、演出家の先生宛だ。
ワタさんのよーなトップスターはひとりで大きなお花を贈っている。下級生たちは何人か連名だったり、あるいは「同期一同」というカタチで、それぞれ贈っているよーだった。
なるほどなー。現役のジェンヌが出演している外部の舞台なのに、そのジェンヌ宛に花を贈ったりしないんだ。あくまでも「先生宛」。ぬけがけナシで連れや同期と一緒に贈ります、か。
そんななかで。
たったひとり、横一列の慣例を飛び越えている花があった。
「あ、コレしいちゃん宛だ」
演出家の謝珠栄先生宛ではなく、出演者のひとりにすぎない立樹遥宛。全部見て回ったけど、タカラヅカ関係者でしいちゃん単体に花を贈っている人は、ひとりもいなかった。
その花、たったひとつ。
しかも。
「ひとりで贈ってる……」
みんな連名なのに。仲間と一緒に横並びに礼儀を示しているのに。
ただひとり、その花の贈り主だけが、本人のみの名前を表記されていた。
「宝塚歌劇団 紅ゆずる」
これがファースト・インプレッション。たくさんの花の中、たったひとつの花。
てか、誰?
同期と一緒に先生へ、が暗黙のルールみたいな場所で、たったひとりでしいちゃん宛の花を贈っていた紅ゆずる。あまりに浮いていたので、つい「ナンチャッテジェンヌみたいな名前」と言ってしまったのよ。もちろん本気でなく。
これが、たったひとりで先生宛に贈っているなら「点数稼ぎ」みたいな色眼鏡のかかった見方もできるけど。
たったひとりでしいちゃんへ、というあたりがなんか……微笑ましくて。
なんとなくハズしている風なのがまた、かわいらしくて。
そんなところではじめて見た名前は、わたしの記憶の奥の方へ。
そんなことがあったことさえ、忘れていた。
バウ公演『それでも船は行く』において。
1幕で目に付いたすっきり顔の男の子を幕間にチェック。口には出さないが、この子が舞台のあの子だよね? と、ひとりで納得。
公演が終わったあとにみんなで「気になった子がいるけど、名前わかんなーい」というのをやって、なーんだ、みんな同じ子が気になったんじゃん! と話したとき、はじめてその子の名前を口にした。プログラムの名前や写真を指さしもした。
それって、紅ゆずるだよ。……ん? 紅ゆずる……どっかで見たことがあるよーな字面。デジャヴ? なんだろなんだろ、なんか引っかかる……。
紅ゆずるの謎。
「しいちゃんに花を贈った子ですよ」
アタマを抱えるわたしに、kineさんが答えをくれた。
そっか、あのときの子か!!
忘れていたよ、そんなことがあったっけ。
『タック』のロビーでウケていた、あの「ひとりだけ」ジェンヌか。
よーやく名前と顔が一致した。
わたしの大好きなしいちゃんに、お花を贈ってくれた子が、わたし好みの顔の子で、すごくうれしい(笑)。
着こなしも所作も演技も、なにもかも「これからの課題」の子であったとしてもな(笑)。
ところで。
わたしの「緑野こあら」って名前、タカラヅカの娘役っぽいよね? と本気で言ってみたんだが、誰からも賛同を得られなかった。えーーっ?(不満の声)
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