2004年9月2日を境目に、この日記は変わった。

 それまでは、ごくふつうに「日記」だったはずだ。
 家族のこと、友だちのこと、テレビや映画のことを、ふつーにつづっていたはずだ。
 ここは、わたしが体験する「日々の出来事」をつづる場所だったはずだ。

 ところが、9月2日を境に、日記はタカラヅカのことで埋まってしまった。
 毎日毎日、飽きもせずにヅカの話題ばかりを書き続けた。

 全部全部、ケロのせい。

 何人かに「『ハウル』の感想書かないんですか」と聞かれたけど、『ハウルの動く城』だけじゃなく、映画の感想自体まったく書いてない。
 とゆーか9月2日以降見た映画の感想は1本も書いてない。
 ふつーに毎週映画見てたんだけどなー。さすがにラストの12月はろくに見られなかったけど、それ以外は。水曜はタカラヅカ休みだし(笑)。
 さすがに、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を含むティム・バートンのショートストーリー4本立てと、ジャパニーズ・ホラーの『感染』『予言』の2本立てを1日で立て続けに見たのは、やりすぎだったと思った……映画は1日2本くらいが適切ですね(笑)。
 まあ語るほどおもしろかった映画もあんましないしなー。普段ならふつーに語りもするけど、『ドルチェ・ヴィータ!』の話題を遮ってまで書くほどのもんでもなかった。この4ヶ月でいちばんおもしろかった映画は、サスペンス映画の『SAW』かな。こわかったぞ。
 『ハウル』は、『千と千尋』に引き続いて、「アニメは絵が命」ってゆーか「ストーリー、手を抜きましたが、それがなにか?」というノリの作品だったので評価に値せず。アニメだから、「絵を眺めるだけ」というスタンスはアリだと思うけど、それをめざしたというより、慢心と怠惰が透けて見える感じが、嫌。誠意のない作品だー。

 大河ドラマ『新撰組!』の話をする暇がなかったのも、残念だ。
 いいエンタメ、いいドラマ、いい萌え(笑)だったのに。

 ゲームの話もほとんどできなかったしなあ。

 
 この数ヶ月で、語り逃したことがいろいろある。
 ケロ祭りで心に余裕がなくなって、できなかったことがいろいろある。

 これからはまた、のんぴりまったりと、ふつーに「日記」を書いていこうと思う。


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