さすがの緑野こあらも涸れてしまったのか、未だムラへ足を踏み入れてません。宙組も花バウも観てないぞー。

 てゆーか、ケロちゃんのトークショーに行くまでは、まだ祭りが終わっていないからかもしれない。(『天の鼓』には行ったくせに!・笑)
 トークショーにはがんばって行きますんで、よろしくみなさま。老体にむち打って並びますわ。
 2回とも観たいんだが、やはりひとりじゃ無理か……ひとり1回しか無理だよね。

          ☆
 
 未だ祭り。
 つーことでまだ、『花舞う長安』の話。

 ……駄作なのに。
 こんなにこんなに駄作なのに、それでも語るのか。
 てゆーか語れるほど観てしまったのか。
 『王家に捧ぐ歌』よりも『花舞う長安』ごときを語る自分が嫌ですが。

 kineさんが国忠話でまだまだ現役だから、わたしがいつまでも『花舞う長安』の話しててもいいだろう(笑)。

 
 さて。
 千秋楽、襲い来る眠気と戦いながら(なんでケロちゃん祭りの楽で眠気に襲われるのよ。なんでここまで駄作なのよ。責任者出てこい!)、わたしは必死にいろいろ考えていました。

 7月7日の夜、玄宗は楊貴妃の部屋に行かず、ナニをしていたのか。

 楊貴妃は梅妃の部屋に行ったのだと決めつけていたけれど、わたしはそうは思っていない。
 安禄山とねんごろしてたんだろなー、と思ってなまあたたかく観ていました。
 

 【こあらさんの豆知識!】
ねんごろ【懇ろ】《「ねもころ」の音変化》名詞
1 親密になること。
「おまへは貧乏神と―してござるかして」〈浮・禁短気・一〉
2 男女が情を通じること。
「此のお夏は手代と―して」〈浄・歌祭文〉
3 男色関係を持つこと。
「主の子を―して」〈浮・男色大鑑・一〉

−Yahoo!辞書 まんまコピペ!!−


 ところがふと思ったんだ。
 玄宗は、楊貴妃の酒を「もう飲みあきた」と言って断る。なんであきたかというと、「大使と宰相と飲んでいたから」だそうだ。

 宰相って……どっちの?

 李林甫? それとも、楊国忠?

 流れから行くとまだ李林甫なんだろーけどさ。

 国忠だったらどうするよ?

 玄宗とふたりっきりでくつろぐ楊国忠。
 大使の存在? そんなもんは無視だ(笑)。ふたりっきりなんだってば。

 わたしの目には国忠はいつまでたってもあか抜けない……というか、えらくなりきれていない「しいちゃん」なまんまな青年だったんだが。
 玄宗陛下大好き! 一生ついていきます。陛下萌え♪ な、国忠青年。
 のまま、玄宗と「恋人同士が愛を誓う夜」にふたりっきり。
 というのも、なかなか愉快です。
 きっとひとりで盛大に盛り上がってるだろーなー。
 それとも緊張しすぎて杯落としたり、拾おうとしてテーブルひっくり返したり、フォローしてくれようとした玄宗に肘鉄喰らわせたり、なんか大騒ぎしてるんだろーなー(偏った想像)。

 玄宗が国忠を寵愛しているとしたら、それはあのきらきらしさだと思うの。造語ですが、ニュアンスをくみ取ってくれ。
 腹に一物があたりまえの宮廷で、楊貴妃以上に素直な楊国忠。そりゃ魅力でしょうよ。
 純粋な青年が、一生懸命努力して、がんばって悪ぶろうとしている姿とかな。
 玄宗が愛しても納得だと思うわよ。

 たのしーだろーなー、楊国忠と恋愛。義兄と妹、両方いただいちゃう好色皇帝(笑)。

 kineさんやサトリちゃんが力説する「黒い」国忠として考えても萌えですよ。
 「生きる」ために、「皇帝陛下の」ために、手を汚し心を汚し、のし上がりつつある男としての、楊国忠。
 そんな男が玄宗の愛人のひとりならば。
 「臣下として」命令のまま伽をしているのは、萌えですよ。その「大人の仮面」の下に、本来の国忠のもつ純粋さがちらちらと垣間見えたりしたら、さらに萌え。
 玄宗もそれを目当てで手を出していたりして。

 ……てゆーかわたし的に、玄宗は総受なんですがね。
 どうしましょうね。
 玄宗×国忠? 国忠×玄宗?

 玄宗陛下には、どどーんっとオトコマエに「受」て欲しい気もしますが(笑)。

 
 もちろん、7月7日のデート相手の宰相が李林甫でもすげー萌えですよ!(笑)

 李林甫の胸であまえる玄宗……うっとり。

「陛下、そろそろ時間でございます」
「もうそんな時間か。李林甫は仕事と時間のことしか言わぬな」
「それが私の勤めでございます」

 ……舞台の台詞まんまで、睦言になりますがな!! ピロートークOKですがな!!
 李林甫×玄宗!! すばらしい!

     

コメント

日記内を検索