玄宗救済計画・完結編。@花舞う長安
2004年12月20日 タカラヅカ 他日の日記を書いてから、こっそりとこちらの続きを書く(笑)。
『玄宗救済計画』の、完結編。
本編の玄宗があまりにひどい男なので、せめてかっこよくできないかと、がんばってみた結果。
いちばん簡単かつ効果的なのは、「玄宗の愚痴部分を、他の者に言わせる」という手法。
玄宗の辛い胸の内を代弁する者。
玄宗を気遣う者。
高力士は本来、そーゆー役割であるべきだと思う。
なのに何故か、「陛下の面前でございます!」とか「ひとりの女のために、この大唐国を滅ぼされるのでございますか!」とか、カッコイイ系の台詞ばかりを言う人になっている。
宦官の長というより、玄宗のじいや的な位置づけで書かれているにもかかわらず、だ。
やはりこれには、政治的なにおいがして嫌だな。星原センパイはそこまで気を遣わなければならない人なのか??
まー、とにかく。
高力士のキャラ立てが歪んでいる以上、「玄宗の胸の内の代弁者」というオイシイ役を高力士にさせる必要はない。
つーことで。
陳玄礼将軍の出番です。
長々と書いてきたが、これが本音か、結論か!! だって緑野こあらはヲタクだもん!(笑)
いつも玄宗のそばに控え、見守り、気遣い、彼のためだけに生きる。
仕事仕事の日々、陳玄礼は思わず言ってしまう。
「それでは陛下には、あまりにも自由がないのでは……」
「いいや、それが皇帝の勤めだ」
つらいだろーに、それでも玄宗はきっぱりと言うのだ。ああ我が君さいこーっ、一生お仕えします(玄礼、心の日記)。
「陛下はお疲れのご様子。やはり国使との謁見は後日になさった方がよろしいのでは?」
「謁見は国王たる者の勤めだ」
ああっ、やっぱり陛下素敵! 並ぶ者ナシ、宇宙一っ(玄礼、心の日記)。
ここまでいつもいつも、玄宗の身と心を思いやっている陳玄礼が、楊貴妃生贄論のときには言うわけさ。
「情を捨て、義を正されますように!」
愛する者同士の最後の抱擁を、引き裂くのさ。
それって、腐女子的にも萌えだけど、一般的にも盛り上がらないか?
側近のキャラが魅力的な方が、皇帝の価値も上がるし、物語も盛り上がるよねえ。
わずか数カ所台詞を変更するだけで、玄宗は男ぶりが上がっているし、陳玄礼のキャラも立つ。クライマックスの悲劇っぷりも上がる。
すばらしいじゃないですか!(自画自賛)
『玄宗救済計画』の、完結編。
本編の玄宗があまりにひどい男なので、せめてかっこよくできないかと、がんばってみた結果。
いちばん簡単かつ効果的なのは、「玄宗の愚痴部分を、他の者に言わせる」という手法。
玄宗の辛い胸の内を代弁する者。
玄宗を気遣う者。
高力士は本来、そーゆー役割であるべきだと思う。
なのに何故か、「陛下の面前でございます!」とか「ひとりの女のために、この大唐国を滅ぼされるのでございますか!」とか、カッコイイ系の台詞ばかりを言う人になっている。
宦官の長というより、玄宗のじいや的な位置づけで書かれているにもかかわらず、だ。
やはりこれには、政治的なにおいがして嫌だな。星原センパイはそこまで気を遣わなければならない人なのか??
まー、とにかく。
高力士のキャラ立てが歪んでいる以上、「玄宗の胸の内の代弁者」というオイシイ役を高力士にさせる必要はない。
つーことで。
陳玄礼将軍の出番です。
長々と書いてきたが、これが本音か、結論か!! だって緑野こあらはヲタクだもん!(笑)
いつも玄宗のそばに控え、見守り、気遣い、彼のためだけに生きる。
仕事仕事の日々、陳玄礼は思わず言ってしまう。
「それでは陛下には、あまりにも自由がないのでは……」
「いいや、それが皇帝の勤めだ」
つらいだろーに、それでも玄宗はきっぱりと言うのだ。ああ我が君さいこーっ、一生お仕えします(玄礼、心の日記)。
「陛下はお疲れのご様子。やはり国使との謁見は後日になさった方がよろしいのでは?」
「謁見は国王たる者の勤めだ」
ああっ、やっぱり陛下素敵! 並ぶ者ナシ、宇宙一っ(玄礼、心の日記)。
ここまでいつもいつも、玄宗の身と心を思いやっている陳玄礼が、楊貴妃生贄論のときには言うわけさ。
「情を捨て、義を正されますように!」
愛する者同士の最後の抱擁を、引き裂くのさ。
それって、腐女子的にも萌えだけど、一般的にも盛り上がらないか?
側近のキャラが魅力的な方が、皇帝の価値も上がるし、物語も盛り上がるよねえ。
わずか数カ所台詞を変更するだけで、玄宗は男ぶりが上がっているし、陳玄礼のキャラも立つ。クライマックスの悲劇っぷりも上がる。
すばらしいじゃないですか!(自画自賛)
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