鳴りひびく鐘とオヤジギャグ。@ドルチェ・ヴィータ!
2004年11月21日 タカラヅカ 忘れられないタイトルとゆーものがある。
なにがどうじゃなく、心に残る。
マリア・グリーペの『鳴りひびく鐘の時代に』がそうだ。
20年ほど前に発行された本で、たしか当時、図書館の「しんちゃくとしょあんない」で見た。掲示板に、表紙カバーが貼ってあったと思う。うちの最寄り図書館は、カバーをこうやって切り刻むことがよくあった。
マリア・グリーペが好きだったことと、印象的なタイトル、そして表紙の少年の顔に惹かれて、予約カードを出したなー。
ものすっげーおもしろかった、というほどの記憶はない。
主人公の少年王のまなざしの先にあるモノに思いを馳せた。タイトルと表紙の意味を噛みしめた。……それぐらい。
押入を探せば、15のときから書きつづっていた読書感想ノートがあるはずだが、そこまでする気力はない(笑)。感想ノートは30冊を越えているので、そこから該当記述を探すのも気が遠くなるしな。
20年前のわたしは、そりゃーもー、ものすごい勢いで、いろーんな本を読みあさってたからなあ。遠い目。
図書館の職員が嫌いだった(高慢で威圧的な人たちが多かった)ため、図書館は嫌いだったが、それでも本が読みたくてよく通っていたわ。
マリア・グリーペは好きだったけど、『鳴りひびく鐘の時代に』はそれほど好きなワケじゃない。
なのにこのタイトルだけが、記憶から消えない。
『ドルチェ・ヴィータ!』を観ているときに、何度もこのタイトルが頭に浮かんだ。
「サテリコン」で。
出会ってしまった男とドルチェ・ヴィータ。
運命を告げる鐘の音を聞きながら。
枷のなかで。
檻のなかで。
囚われたままで。
足首にからみついているものはなに、腕を押さえているものはなに。自由なんてない。心さえ真の意味での翼なんか持たない。
現在。現代。今。この瞬間。そしてわたし。
この、鳴りひびく鐘の時代に。
…………てなところまで打って、そこで日記は放置、ぼーっと関係ないサイトを眺めていたら。
「最近なオレな、ゴルフにも凝ってんねやんか」
あー、窓の外で近所のおばちゃんがなんか言うてる……日曜の昼間やもんなあ。
「またよう跳ぶねんオレ」
おばちゃんやなくて、おっちゃんかな……でもなんか、英真組長の声に似てるなぁ……。
「ただなあ、グリーンに乗ってから、パットが苦手やねんなあ」
ってコレ、組長の声やんっ?!
窓の外から聞こえてんのとちゃうやん!
パソコンのスピーカから聞こえとるがなっ。
組長と女の子たちのお喋りは、わずかの間で終わり、スピーカは沈黙した。
実況CD買って、パソコンに取り込んだのはたしかだ。
でも別に今、流してなかったのに?
なにも触ってなかったのに?
なんで勝手に再生されたの?
なんで勝手に停止したの?
てゆーか。
よりによって組長のオヤジギャグだけ再生して止まったのは、どーゆーことですかっ。
うううう運命?
これもなんかの運命ですか、英真組長ぉっ。
あー、びっくりした。
なにをしてくれるんだ、Myパソコン。
…………なんの話をしてたんだっけな?
鳴りひびく鐘の時代に?
もういいや(笑)。
☆
ちはる兄貴のことをぼーっと考えてみる。
かなしくなるので、こんなときにいっそ、Myパソが気を利かせてオヤジギャグを再生してくれればいいのに、とか思う。
ケロちゃんのことをぼーっと考えてみる。
みんなみんな、よい日だといいね。
今日がおだやかに幸福に過ぎるといいね。
外は明るい。
おだやかなお天気。
☆
最後に私信。
もずえさんの愛に歓喜の舞。大阪から投げキッスですわん。
なにがどうじゃなく、心に残る。
マリア・グリーペの『鳴りひびく鐘の時代に』がそうだ。
20年ほど前に発行された本で、たしか当時、図書館の「しんちゃくとしょあんない」で見た。掲示板に、表紙カバーが貼ってあったと思う。うちの最寄り図書館は、カバーをこうやって切り刻むことがよくあった。
マリア・グリーペが好きだったことと、印象的なタイトル、そして表紙の少年の顔に惹かれて、予約カードを出したなー。
ものすっげーおもしろかった、というほどの記憶はない。
主人公の少年王のまなざしの先にあるモノに思いを馳せた。タイトルと表紙の意味を噛みしめた。……それぐらい。
押入を探せば、15のときから書きつづっていた読書感想ノートがあるはずだが、そこまでする気力はない(笑)。感想ノートは30冊を越えているので、そこから該当記述を探すのも気が遠くなるしな。
20年前のわたしは、そりゃーもー、ものすごい勢いで、いろーんな本を読みあさってたからなあ。遠い目。
図書館の職員が嫌いだった(高慢で威圧的な人たちが多かった)ため、図書館は嫌いだったが、それでも本が読みたくてよく通っていたわ。
マリア・グリーペは好きだったけど、『鳴りひびく鐘の時代に』はそれほど好きなワケじゃない。
なのにこのタイトルだけが、記憶から消えない。
『ドルチェ・ヴィータ!』を観ているときに、何度もこのタイトルが頭に浮かんだ。
「サテリコン」で。
出会ってしまった男とドルチェ・ヴィータ。
運命を告げる鐘の音を聞きながら。
枷のなかで。
檻のなかで。
囚われたままで。
足首にからみついているものはなに、腕を押さえているものはなに。自由なんてない。心さえ真の意味での翼なんか持たない。
現在。現代。今。この瞬間。そしてわたし。
この、鳴りひびく鐘の時代に。
…………てなところまで打って、そこで日記は放置、ぼーっと関係ないサイトを眺めていたら。
「最近なオレな、ゴルフにも凝ってんねやんか」
あー、窓の外で近所のおばちゃんがなんか言うてる……日曜の昼間やもんなあ。
「またよう跳ぶねんオレ」
おばちゃんやなくて、おっちゃんかな……でもなんか、英真組長の声に似てるなぁ……。
「ただなあ、グリーンに乗ってから、パットが苦手やねんなあ」
ってコレ、組長の声やんっ?!
窓の外から聞こえてんのとちゃうやん!
パソコンのスピーカから聞こえとるがなっ。
組長と女の子たちのお喋りは、わずかの間で終わり、スピーカは沈黙した。
実況CD買って、パソコンに取り込んだのはたしかだ。
でも別に今、流してなかったのに?
なにも触ってなかったのに?
なんで勝手に再生されたの?
なんで勝手に停止したの?
てゆーか。
よりによって組長のオヤジギャグだけ再生して止まったのは、どーゆーことですかっ。
うううう運命?
これもなんかの運命ですか、英真組長ぉっ。
あー、びっくりした。
なにをしてくれるんだ、Myパソコン。
…………なんの話をしてたんだっけな?
鳴りひびく鐘の時代に?
もういいや(笑)。
☆
ちはる兄貴のことをぼーっと考えてみる。
かなしくなるので、こんなときにいっそ、Myパソが気を利かせてオヤジギャグを再生してくれればいいのに、とか思う。
ケロちゃんのことをぼーっと考えてみる。
みんなみんな、よい日だといいね。
今日がおだやかに幸福に過ぎるといいね。
外は明るい。
おだやかなお天気。
☆
最後に私信。
もずえさんの愛に歓喜の舞。大阪から投げキッスですわん。
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